私、コーデリア・アドラムが王命で結婚することになった旦那様――セドリック・ダルトン様には、他に愛する方がいます。それはわかっていたから良いのですが、ただでさえ惨めな結婚だと言うのにわざわざ初夜の前にそれをあらためて宣言するのはいかがなものか
と思いませんか? しかもやることはやるそうですよ? もちろん拒否しましたが。
――これは憧れの人と王命で結婚することになったコーデリアが、別れた恋人に想いを残す優しく真面目で馬鹿正直な旦那様を結局突き放すことが出来ず、いつの間にか堕としていた話です。(一話が大体2500文字から3500文字程度で、約八万文字で終了予定です)
注意事項
あらすじは軽そうですが内容は結構シリアスです。使い古された(?)設定なので多分新鮮味はありません。ざまあはありません。離縁はしません。序盤片想いからの両片想い、最終的には両想いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 15:00:00
94499文字
会話率:30%
俺、リーシュ=ランスレインは、いわゆる悪役貴族という奴だった。
前世でやりこんだゲーム『ルーラーズファンタジー』の裏ボス。俺はどうやらそのリーシュに転生してしまったのだ。
リーシュはゲームの裏ボスとして強大無比、残虐非道の力を持つ、禁忌魔
法の使い手。
しかし禁忌魔法には、それを他者に使うことで闇落ちしてしまうというゲームの設定があった。
転生して三歳の時に前世を思い出した俺は、何故か原作ゲームより早い段階で禁忌魔法が使えるようになってしまっていることに気がつく。
このままでは闇落ち確実。
それを防ぐために、俺が思いついたのは自ら禁忌魔法を封印する、禁忌魔法をかけることだった。
しかし、その副作用で、せっかく思い出したはずの前世の記憶まで封じられてしまう。
前世の記憶を忘れていた俺は、その間に原作ゲームで俺を将来殺すこととなる女勇者ベルベッドと何故か幼なじみになっていて……
・カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 19:42:26
7940文字
会話率:32%
――彼が闇落ちする未来、私が頑張ったら防げますか?
ミネテ王国に住まう侯爵夫人ヴィヴェカ・ヘルベルガーは、階段から転落し、頭を強く打ったことにより前世の記憶を思い出す。
その後、自らの夫を見たとき――ヴィヴェカは気が付く。
――ここは、前
世で愛読していた女性向けライトノベルの世界だと。
ヴィヴェカの役割は、ラスボスが心を病むきっかけとなった女性、いわばモブである。
そして、そのラスボスこそ――ヴィヴェカの夫であるリステアードだ。
彼は生まれたときから孤独であり、結婚してからも孤独だった。その所為で、闇落ちしてしまう。
だからこそ、ヴィヴェカは決めたのだ。
――彼を孤独にせずに、構いまくろう、と。
これは、妻が好きすぎる闇落ち予定のラスボス(30)×夫の闇落ちを防ぎたい転生妻(23)の、追いかけっこラブコメ。
「もう、俺から絶対に離れてくれるなよ」
「もちろんです!」
転生妻は、夫の重すぎる愛に気が付いていません……!
◇掲載先→アルファポリス、小説家になろう、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 18:10:22
38980文字
会話率:28%
目を覚ますと、なぜか乙女ゲームの悪役令嬢ルミナエリスの姿に!この悪役令嬢、ゲーム終盤に闇落ち確定のあげく、闇落ち後に首切りの刑にされてしまったキャラだった。
まだゲームヒロインは登場していないようだったので、なんとか運命から逃げ切ろうと必
死に考えた末、隠しパラメーターの信仰心をあげて闇落ち回避を狙ってみることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 13:22:05
27355文字
会話率:40%