その現実は真実か。
人口一千万人が暮らす都市。その都市の名は悠久の都と呼ばれている。
その悠久の都に暮らすものは幸せな毎日を送ることが出来ると言われていた。だが、それは極一部の都市に暮らす人たちのみであり他の住民たちは日々を必死に生きてい
る者たちばかりである。
一部の住民が幸せを享受し、その他大勢の住民たちが一部の住民の幸せのために働き、苦労をしている現実がそこにはあった。その幸せな毎日を過ごせると謳われている悠久の都を支配をしているのが王族と呼ばれている人たちであった。王族の一人である久遠朱雀が主に政策を行っている。その王族たちを守護する騎士が十名いる。その十人の各騎士の下には多数の部下たちが存在しており、部下たちは悠久の都の治安維持に当たっていた。
悠久の都は各ブロックごとに呼び名が決まっており、船場の澪標や松風と呼ばれる海岸もある。その各ブロックごとに特色があり、歓楽街や住宅街、会社街など多くの特色ある街が作られている。多くの住民は日々生きることに必死であるも、一部の人間はこの世界の何かがおかしいと考えていた。その一部の人たちは抵抗軍としてこの悠久の都を守護する騎士と戦い、王族に真実を語らせようと日々動いていた。
抵抗軍の一人となる、篝伊織は現在十六歳の高校生である。伊織もまたこの世界に疑問を感じており、両親と妹を悠久の都の騎士により殺された一人でもある。伊織は両親と妹を亡くしたことでこの世界を正しくしたいと考え始める。そして、ふとした瞬間に抵抗軍の存在を知った伊織は抵抗軍に加入をすることになり、悠久の都と広大な世界の真実を知っていく。
伊織は抵抗軍の人たちと接することで、この世界を変えたいと思うのは自身だけではないこと、騎士に悠久の都に家族を殺されたのは自分自身だけではないことを知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 00:02:58
4382文字
会話率:63%
アマビエについて考えてみた。
最終更新:2020-06-07 20:30:41
4964文字
会話率:0%
清野美純という少女の人生を、明城高校二年生の三澄蒼はどう見ていたのか。
初めから薄命であることが決まっていた美純と、何不自由なく育ってきた蒼。
二人の“ミスミ”は、どんな世界を“日常”として捉えていたのか。
“当たり前のもの”がなくなる喪失
感を知る過程を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 15:12:28
4379文字
会話率:33%
図書委員長、本田赤哉。
図書委員副長、本条黄色。
図書委員書記、本郷緑音。
図書委員会計、本間青悟。
図書委員庶務、二本木橙馬。
彼ら、東城大学附属萩原高校図書委員中央係のことを、人は“BOOKS FIVE”と呼ぶ。――――――
とある私立
高校の学校図書館をめぐる、白川栞(17)のドタバタ恋愛劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 10:13:58
48801文字
会話率:46%
もしもペンを握る右手の自由が利かなくなったら。
最終更新:2017-03-20 15:39:49
977文字
会話率:36%
2018年08月 全面的に改定しました。
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現代日本では自由に生きられない――黒野翔はそう諦めていた。
国や社会、学校によっ
て定められた枠組みから外れ生きていくのは困難で、減点方式の世の中では一度失った信用が戻ることは滅多にない。
だから周りに深入りせず、問題を起こさず、荒波を立てず、無難に学生生活を送っていた。それが一番楽な生き方だったからだ。
高校生活も三年生に上がり受験対策を意識した授業が続く日々の中で、ふと、ある手紙を見つける。
『三年生の俺へ――』
そんな見出しの手紙は、二年生だった自分が書いたもののようだった。
しかし、それを書いた覚えはまったくない。
『――彼女を救ってやってくれ』
ばかばかしいと思った。
それでもその手紙が気がかりで、黒野翔は手紙に書かれた内容を確認しようとする――。
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縦書きPDFは以下で無料公開しています。
https://hatyati.booth.pm/items/188908折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 01:35:19
146436文字
会話率:38%
「一茜のうたノート」は普段和歌を詠むという自分でもレアだと自覚している作者が、現実に存在するノートにメモしているいくつかの和歌から、特に好きなものを選んで、少し変えて投稿することにより作られています。今回のテーマは「月!」
最終更新:2017-10-26 18:55:03
612文字
会話率:0%
現代日本に暮らす女子高生、仙野美子(せんのみこ)はある日突然、学校の廊下で地震に見舞われ、気が付いたら異世界に放り出されていた。
生きて元の世界に帰るため、その前に当面の生活資金を稼ぐため、不思議ちゃん扱いされたくない一心でこれまで周囲にひ
た隠しにしてきた特技、「生物の放つオーラが見える」「占いができる」を解禁することに。
さっそく帰還の手掛かりを探しつつ旅の占い師となった美子。しかし、なんとその世界では“自称占い師”は違法!? 合法占い師とは、所属神殿からどの「神の加護」を受けたか認定されなければ名乗れない、格式高い「神職」だった。
果たして美子に「神の加護」はあるのか?
これは不正を嫌う彼女が合法占い師を目指しつつ、帰還方法を探す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-28 01:13:59
25836文字
会話率:28%
言葉不足ですれ違ってしまったかけがえのない友人へ。
気持ちを整理して仲直りするために文をしたためます。
願わくばこの手紙が、信愛の澪標となりますように。
* * *
手にできぬ未来ほど輝かしいものはない。
ましてやそれが、
望んでいたものであればあるほどに。
大切な親友へ、けして届かなかった少女の手紙。
当倶楽部の冊子『身を尽くしてもなお沈み』のスピンオフ的作品です。
もとはイベント頒布のポストカードでした。在庫がなくなりましたので公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 10:00:25
293文字
会話率:0%
某サイトにログイン出来なくなったので此方で新たに書かせていただくことにいたしました。
前ペンネーム澪標いのじ
◆◇
僕、秋月禊(あきつきみそぎ)が高校三年生に進級したところから物語は始まる。
この2年間進まなかった青春は、周りの助力で
動き始める。大嫌いなオカルトと共に……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 06:00:00
25412文字
会話率:42%
日本で鬼の喧嘩屋として恐れられているヤンキー鬼塚剛毅(おにづかごうき)と腐れ縁でつるんでいる幼馴染の少女、澪標茜(みおつくしあかね)。
二人の日常は唐突に終わりを迎えた。
ヤンキーとボクっ娘少女が異世界でなんとか暮らそうと頑張る話です。
最終更新:2015-05-15 00:00:00
40782文字
会話率:55%
郊外のごく普通の家族の雪野家。そんな彼らに天使が助けを求める物語。
運命の神様が下界に落としてしまった幸せの箱を雪野家の家族が探す中で、雪野家はそれぞれが忘れていた悲しみと喜びを回想し、追憶の中の自分と向き合う。やがて彼らは確かな自分の今の
幸せに気付いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 00:21:19
61886文字
会話率:37%
「私はね、この世で自分が1番きらいだよ」
誰にも聞かせるわけでもなく、そう呟く一人の少女。そんな彼女の心中には常に蔓延る一つの、たった1つだが、だがそれはおぞましく、醜く、忌避されるモノ……『嫉妬』の感情があった。
ある日、彼女はそんな
『嫉妬』の感情に耐えかね、彼女の学校の屋上から投身自殺を図ろうとする。
快晴の空の下、その身を投げ出そうとした彼女の目の前に突如現れたのは純白の羽根を持った金髪イケメン。
彼女の運命はこの瞬間に動き出した………!
『七つの大罪』が鍵を握る、ダークファンタジー開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-17 23:25:54
29773文字
会話率:52%
ふっと思いついたことを文にしてみました。
最終更新:2014-07-22 23:02:51
457文字
会話率:0%
世界はあと三日で終わる。テレビではそんなことばかり報道している。けれど誰も具体的なことを知らない。久慈川朔は少女と出会う。
世界を終わらせた少女たちと朔のちっぽけな逃避行が始まる。
(世界の終わりはあくまで舞台装置です。)
最終更新:2013-11-04 13:03:52
15379文字
会話率:49%
田舎から突然の辞令で王都に転勤になった騎士、アルフルド・リンデッド。王都の雰囲気になじめず、日々憂鬱に過ごしていた彼であったが、ひょんな機会からとある小さな少女と知り合うこととなり……。
少し腹黒い女の子と純朴騎士の凸凹なお話。
※以前
投稿した短編の加筆修正版です。以前投稿した短編は一端混乱を避けるため削除したいと思います。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-30 23:34:02
6339文字
会話率:43%
森の奥、百合の花に導かれたその先に、望みを叶えてくれる魔法の店がある。
店の名は「澪標工房」――
慇懃な店主・野分が「開店」の札を出す時、物語は動き出す。
最終更新:2012-09-22 22:31:26
66451文字
会話率:37%
川にだって、いい釣り場はある。
最終更新:2012-09-15 00:00:00
555文字
会話率:50%