15歳の選定の儀の前日に前世の記憶を思い出してしまったジルクン伯爵家の令嬢エリッタベール・ジルクンは、選定の儀で何もない事を祈るがその祈りは届かずに五百年振りに現れた女神の使いー聖巫女に選ばれてしまい見事帝都行きが決まってしまった挙句、迎え
に来たのは前世の異母弟であった。
そして着いた帝都では当たり前だが前世の同母弟の現皇帝や幼馴染などと再会するが彼らの間に大きな溝があるのに気が付く。しかもそれは前世の自分の死が原因だと知るがー
「・・・バレたくないから隠し通す!!ってお前、そんな性格だったのかよ!?」
エリッタベールの聖巫女生活が始まり何とか聖巫女の役目をこなしていくー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 07:14:21
3382文字
会話率:57%
ドブネズミ――元浮浪児のサテラは、貴族達にそう馬鹿にされながらも王城のメイドとして働いていた。
『傲岸王子』と呼ばれる第1王子ディアスの部屋の掃除係を突然任せられるも、ディアスとの関係は至って良好。このまま王城勤めも頑張れるかと思っていたあ
る日、サテラは突然「ディアス殺害」と言う身に覚えのない罪を優美王子と呼ばれている第2王子ミックの手で着せられてしまう。
投獄され絶望するサテラを助けたのは、ディアスの同母弟である第3王子で放蕩王子カイだった――が、カイにも結局刃を突き付けられてしまう。
これは竜騎士の国で、身分違いの恋をするメイドが冤罪を晴らすまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 22:34:34
88453文字
会話率:37%
私と私の家庭を捨てて逃げたくそばば。
そのお腹の中に私が生まれたことを嫌悪して今まで生きてきた。
家庭に安定を取り戻し、いつの間にか高校2年生になった私は、柔軟な関係を維持し、このまま幸せに新しい生活を送ることができると確信した。
放送部で
あるレミー(REMI)に出てくる新しい転換点を探しながら、多くの学生たちと親しくなって雰囲気に溶け込むことができたその瞬間、まさにその瞬間。 私の人生を複雑にした人が現れた。
それが御腹おなじの妹だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 21:00:00
30966文字
会話率:60%
「僧と共に先聖先師の前には立てぬ」
林鳳岡が少年の日に出会った儒者は、厳しい口調でそう言った。京から下ってきたばかりのその男の名は、山崎闇斎。初夏の日射しが地に落とす影にも似た、くっきりと鮮やかなその姿が、幕府に仕える林家の在り方を当た
り前のものとしてきた少年の内に疑念を目覚めさせる。
創作歴史小説。舞台は江戸初期、明暦年間から始まります。時の将軍は四代目徳川家綱。祖父羅山、父鵞峰の跡を継ぎ、林家三代目として、後に幕府が命じる初めての大学頭となる鳳岡の物語。三万字程度の短編になる予定です。
【主な登場人物】
林春勝 林羅山の息子。鵞峰と号する。羅山の跡を継ぎ、幕府の儒臣となる。
林春常 春勝の次男。後に信篤と名乗る。鳳岡と号する。
林春信 春勝の長男。梅洞と号する。春常より一歳年長。
林守勝 春勝の六歳年少の同母弟。読耕斎と号する。
山崎闇斎 京から江戸へ下ってきた儒者。春勝と同年生まれの儒者。後にその門流は崎門といわれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 21:44:06
42118文字
会話率:32%
真綿に包まれて育ったダルテアの王女ユーディト。
この世の苦痛から解放されたる存在・・・。
そんな彼女を凍てつくような目で見つめる
彼女の異母兄ルゼ。
そして彼女の同母弟、シュゼル。
ある日、彼らの父ダルテア国王が崩御する。
青天の霹靂であっ
た。
ユーディトは身分の高い母を持つ
同母弟シュゼルの王位継承を疑わない。
だが彼女は侍女によって知ってしまった。
異母兄ルゼの謀略を・・・。
王族一同が集まる食事会。倒れたのは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-12 07:28:07
107610文字
会話率:29%