今川家の内情が安定し、伊豆の戦火も落ち着いてきた。
勝千代改め孫九郎は、日々国内の政に邁進し、忙しい日々を送っていた。
その知らせは、梅雨入りも間近なとある日にもたらされた。
急使によりもたらされたその一通の書簡が、信濃での騒動の始まりだっ
た。
「冬嵐記」「春雷記」に続く第三部です。
前作から二年後、数え十二歳の孫九郎視点でお話は進みます。
★「冬嵐記」新紀元社モーニングスターブックス様より書籍化しています★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 02:14:11
661975文字
会話率:25%
この世界は隣り合う異界から毎日、異形が送られてきているらしい。異形を世間の裏側から守るのは社交界でも名を馳せる『糸乃家』『針真家』『鋏慈家』の御三家だ。しかし、千年近くも異形から日本を守ってきた御三家にも今、斜陽が訪れようとしていた───。
太平洋に浮かぶ『三日月島』にある『三日月大学』に通う沙倉陽葵は親元を離れ、勉強にバイト、あとは学生の本分である恋愛に全力投球だと息巻く活きの良い大学一年生だ。梅雨入り前のある日、陽葵はだまし討ちのように入会させられたオカルト研究会の仲間である刀矢由威のSOSにより、悪名高い廃病院の探索に付き添わされることになった。ネットで廃病院の噂を眺める限り、どう考えても良い予感はしないのだが・・・まさか己の運命すら変わってしまうとまでは露にも想像できず───。『おかえりなさいませ、姫様。お迎えが遅くなりましたね』。
これは生まれる前に外された枷をもう一度嵌められるかもしれない陽葵の選択のお話であり、世界の裏側に無理矢理引きずり込まれた彼女がすったもんだするハートフル和製ファンタジー。
※R15相当の残酷な表現、センシティブな表現があります。
※思ったよりもガッツリとオカルト・ホラー表現含みます。ホラー表現がある際は前書きにて注意喚起していますので、お気をつけください。
※逆ハーレムものですが、因習だらけの一族達のお話なのでヒーロー達はクセ者揃いです。たまにピュアなやつもいますが、大体は目的のために主人公に迫ったりもします。
※無断転載、無断翻訳は御遠慮ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 00:12:07
87754文字
会話率:28%
2070年、
日本という国では一人の殺人鬼によって国家というものを崩壊させた。
春先に警察の本庁や各地の署が襲撃された。
これによりほぼ全ての警察官が梅雨入りまでに死亡した。
夏では国が外国に助けを要請している間にも国会議員や司法官
が殺戮されていった。米軍や自衛隊も冬には消えてしまった。
この国は滅亡してしまったのである。
ここで新たな国が誕生するわけでもなく、一部の有金者たちによる海外への移住が起こったのである。航空や航海は機能を停止し、元国民の八割以上がこの衰退した島に取り残されたのであった。
その中でも、”下部”という食料生産の活動地区では卑劣な内政が取られていた。下部で育った少女は、ある人物との出会いで世の中を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 22:10:01
17205文字
会話率:40%
高校二年生の石橋は、一年生の頃からずっと「ぼっち」を貫く孤独主義。
そんな石橋は梅雨入り手前の六月、四人の女子から同時に告白を受けた。
一人目の安斎は、おっとりとしたお団子頭の園芸部。
二人目の己斐西は、明るく華やかなギャル系学級
委員。
三人目の喜屋武は、誰もが認める美人の凛々しい弓道部。
四人目の玖珠は、メガネが特徴の少し変わった文芸部。
どの女子もクラスの上から数えた方が早い魅力的な少女だったが、対人トラブルを避けるために「ぼっち」でい続けた石橋にとって、この告白は怪しさ満点でしかなかった。
――執着、偏愛、殺人、暴力、狂気――四人の少女が抱える秘密と共に、石橋の波乱の六月が幕を開ける。
※一部暴力、残酷描写が含まれます。
※B級映画のノリでお楽しみください。
(カクヨムにも同時連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 15:37:59
287556文字
会話率:39%
とうとう、近畿地方の梅雨入りしたな~(笑)
キーワード:
最終更新:2024-06-21 19:19:18
998文字
会話率:8%
梅雨入り、雨多し!
でも明日は天気、バイクでブーンと風を切ってくるぜーい!笑
キーワード:
最終更新:2023-06-16 19:30:46
947文字
会話率:3%
関西って? もう梅雨入りらしい。
キーワード:
最終更新:2023-06-09 19:47:20
997文字
会話率:5%
梅雨入りがいつかを予測する賭博をしよう。その名も当梅雨投票券。
ある学校の学生寮で、そんなことを言い出した学生たちがいた。
しかし、当梅雨投票券には、必ず当たる方法と必ず外れる方法があった。
当梅雨投票券を巡る策謀、最後に得をするのは誰だ
ろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:25:30
5226文字
会話率:36%
六月の初め、もうすぐ梅雨入りの季節。
テレビや新聞では、梅雨入りはまだかと連日騒いでいた。
そんな騒ぎに嫌気が差した男子学生が言う。
「いっそ、もう梅雨入りして欲しい。」
そんな不用意な言葉が、その男子学生を、
つゆいりの儀式へと巻き込ん
でいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 19:21:52
3842文字
会話率:18%
念願の喫茶店を開業することになった男。
しかし準備が遅れてしまい、開店してまもなく梅雨入りしてしまった。
しとしと雨が降り続き、客足も伸びず、
このままでは喫茶店を続けられないかもしれない。
困るその男の前に、真っ黒な毛並みの黒猫が現れた
。
不幸の黒猫かとその男は警戒するが、黒猫が喫茶店の店先で額を洗うと、
喫茶店に客が来て繁盛するようになった。
黒猫は幸運の招き猫だったと、その男が喜ぶのもつかの間、
今度は黒猫が急に姿を消し、喫茶店の客も来なくなってしまったのだった。
黒猫に何かあったのかと探しに出たその男の身にも不幸が襲いかかる。
果たして黒い招き猫は、幸運の招き猫なのか、それとも不幸の黒猫なのか。
正反対の二つの性質を持つ黒猫に、その男は何を見出すだろう。
明けゆく梅雨を偲ぶヒューマンドラマ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 02:44:37
5858文字
会話率:6%
梅雨入りがすぐそこに迫った六月、水際小夜子(みぎわさよこ)は大学での講義を終えて、六義園(りくぎえん)の下見もかねて、駒込駅方面へ歩いて行く。
大手素材メーカーの数少ない女性研究者としてのキャリアを積んできて彼女は、50を過ぎた今年度から、
大学で非常勤講師として講義を担当することになった。テーマは「女性のリーダーシップと企業文化」。子どものいない彼女は、大学で若者に接することで知的好奇心や母性本能をくすぐられていた。
駒込の駅前に、いかにも昭和という喫茶店があり、ディスプレイのチョコレートパフェとプリンアラモードに小夜子は心を奪われ中に入る。
店の中で、講義に出ていた学生に声をかけられた。彼は坂井と名乗った。彼女の授業の出席者は女子ばかりで、男子は数えるほどしかいない。男ばかりのなかでマイノリティの女子として学生時代を過ごしてきた小夜子は、坂井に良い印象を持っていた。
「先生に訊きたいことがある?」と言われて、小夜子は坂井と同じテーブルに座る。
坂井は穏やかな表情と穏やかな口調のまま、嫌な質問をしてくる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:36:23
8774文字
会話率:44%
梅雨入りし、傘を差しながら帰宅していると、相合い傘をしている幼馴染みを見つけた。
最終更新:2023-07-17 15:38:31
1247文字
会話率:50%
梅雨入りで雨続きの毎日の気だるさに思う詩です。
最終更新:2023-06-15 19:49:59
204文字
会話率:0%
梅雨入りには、とても助かる秘伝のレシピなんです。
ぽん酢を足すと、さらに助かります。
最終更新:2023-06-09 23:44:32
200文字
会話率:0%
梅雨入りして感じたことを書いてみました
最終更新:2023-06-01 17:33:52
367文字
会話率:0%
これは 俳句か 短歌か ただの書き綴りかも知れませんが 破り棄ててしまいそうなので
取り敢えず 保存しました。深く考えず読み出してくださったら感謝します
最終更新:2023-05-15 08:47:06
397文字
会話率:0%
梅雨入りですねぇ
ちょっと爽やか?に一途な想いを届けたくて
キーワード:
最終更新:2022-06-15 12:39:00
276文字
会話率:0%
平成3年6月、梅雨入りと同時の豪雨は東北一帯を暗く包んだ。
いつも無人のコインランドリー、そこで邂逅する男と女の物語。
※短編小説グランプリ投稿作品
最終更新:2022-06-12 21:00:00
6738文字
会話率:26%
今日も雨が降っている。私は雨音を部屋の中で聴いている。薄暗い部屋の中で微睡と共に聴いている。そんな、梅雨入りの休日の話。
最終更新:2022-06-12 12:29:15
205文字
会話率:0%
いよいよ梅雨入り。
雨の中、ハルさんとシッシーを茶化すような、謎の歌声が聞こえてきました。
最終更新:2022-06-09 00:10:11
1389文字
会話率:32%
「ふぅん。なんか、セミみたいだね」
"夏限りの命"を持つ私は、小学校六年生の夏、同級生にそう言われた。確かにそうかもしれないと思ったと同時に、セミの方がよっぽど良かったとも思った。
セミならば、一週間を必死に生きればいい
だけなのだから。
私は、夏の象徴にも、誰かの友達にもなれやしない。その証拠に、知り合った人たちとの絆はみんな、次の夏までには切れている。
「今年も夏が来た……」
関東が梅雨入りする六月下旬──それが私の目覚める季節。
誰とも関わらず、茹だるほどに暑い季節をただ一人でじっと過ごす。それが、毎年の私のルーティーン。けれど今年の夏は、偶然の再会により、これまでのものとは違う夏が始まった──。
エブリスタにも併載
ナツイチ小説大賞恋愛短編部門参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 12:00:00
27092文字
会話率:53%
梅雨入りしたって?
嘘つけ!!雨マーク皆無じゃねーか!!!
っていうだけの話。
最終更新:2021-06-30 00:00:00
1360文字
会話率:9%
主人公の澪はくせっ毛だ。
雨の日は憂鬱でやる気が出ない。
でも、大人だから自分の機嫌は自分でとらなくちゃね。
梅雨入りのこの時期、気が滅入る事も多いですが楽しみを見つけて心穏やかに過ごせたらと思い、書いてみました。
以前投稿した「ただい
ま。」という作品の別の日を切り取って書いていますので、そちらも合わせて読んでいただけたら幸いです。
雨好きなんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 22:21:46
5215文字
会話率:30%
郊外の大学に通う大学生、青木涼。大学からの帰り道、交通事故に遭いそうになった青年を間一髪で助けることになる。そのせいでずぶぬれになってしまった服を洗濯させてもらうことになり、青年の家に案内されるが、生活感の薄さに驚くことになる。
さらに
翌日、服を返そうと再度その家を訪れたときに涼が見ることになるのは、栄養失調で倒れている家主。
そんなダメな家主に、涼がご飯を食べさせ、お礼にコーヒーを淹れてもらう。
そんなゆっくりとした時間をすごしながら、二人は互いの過去に踏み込んでいく。
梅雨入りから梅雨明けまで、ゆっくりとした2人の語らいを描くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 15:17:06
59092文字
会話率:24%