コゼットは木登りをしていた木から落ちたことで、自分が乙女ゲーム『少女コゼット。下剋上は上等だ!』のヒロインだと思いだす。
このゲームは母を捨てた父、伯爵家に復讐をする為に、コゼットが魔法のフライパンを使い、攻略対象の胃袋を満たした上、彼
の家の力を借りて、伯爵家を没落させるという内容だったが、コゼットは早々に伯爵家から父を追い出し、平穏なモブとして生活をする予定だった。
妖精のような悪役令嬢、クリスティーヌに見事な土下座を目の前でされるまでは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:46:31
7281文字
会話率:47%
僕の通っていた小学校では、五年生の体育で習う「逆上がり」と「木登り」が必修だった。そして僕は、その両方できなかったと記憶している。
男子生徒が多い学年だったことが災いした。男子の多くは野球やサッカーなどのスポーツクラブに通っていた。だ
からといって逆上がりや木登りができる理由にはならないが、運動神経はある程度鍛えられている。クラスに数名いる女生徒にいたっても、勝気な子がほとんどで、僕のように教室の隅で読書に耽る男子は下に見られた。
これは僕の考えが至らない(弱くもある)ところであるけれど、それで他者を憎んだり、憎しみや苛立ちを覚えることはなかった。
ただ、他者と同じ景色を共有できないという刷り込みが、体育の授業がある度に行われた。なかでも木登りは(鉄棒以上に)、そういった僕の寂しさの象徴となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 20:08:00
5425文字
会話率:34%
前世、引き籠もりの大賢者だった事を思い出し、その記憶に引っ張られ、木登りするような元気いっぱい少女から、対人恐怖症、女性恐怖症のオタクになってしまった侯爵令嬢リーナは、賢者スキルを思い出した事を良い事に、更なるオタク道を突っ走る。
勿論、リ
ーナは、自分を虐めて、ゾンビ貴族子息と結婚させようとした、両親と養女アイナのザマーも、決して忘れない!
そして、完全なるスローライフをする為に、お付の猫耳メイド、ミミに言われるまま、グータラしながら少しだけ頑張る。
そんな、異世界ギャグファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 12:00:00
65171文字
会話率:19%
小国の第一王子ステイレックは精霊使いの資質を持つが、如何せん頼りない。国王と王妃は婚約者をあてがって、王子に自覚を持ってもらおうとする。特技だけで婚約者に選定されたケフィナは、精霊を熱く語るステイレックと徐々に心を通わせていく。そんな時に、
王国には危機が迫る。危機を回避するには、経験則のない精霊との契約が必要なのだが……。
本作は、武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品で、ひたすら甘い内容です(当社比)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 21:48:47
4999文字
会話率:34%
私はルイーゼ=レッツェル。赤髪に碧眼の美少女で、十歳。この国では、十歳になると皆が魔法を授かるの。私の魔法は、変身(猫)よ。木登りしてたら、落ちちゃって、助けてくれたのが、私の運命の王子様。魔法が解けたら大変。裸になっちゃた。でも、大丈夫。
お姫様は運命の王子様と結婚して、幸せに暮らしました。作者より、サクッと読めるハッピーエンドのお話です。作者の別作品と同じ世界ですが、この短編だけでもお楽しみ頂けます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 00:41:47
4025文字
会話率:51%
ミッドガルド大陸の東部には、国土の多くが山地と森林で出来た島国、ヤハンがある。
気候は四季の変化に富み、妖怪、霊獣、妖精と、地域に沿った多種多様な種族が存在するが、一部を除けば特段大きな争いごともなく、皆、比較的平和に暮らしている―――
神社の霊獣、子獅子さん達と世話係りの宮司さんによる日々のあれこれ。
大きくなったら地域の平和を乱す悪い奴らと戦うために、毎日身体を鍛えてんの。
木登り大好き。プロレスやかけっこも大好き。一番好きなのはボール!
遊びじゃないよ、訓練だよ。カリカリおやつもしっかり食べるよ。
いたずらなんかしない。お利口だもん。……まあ、ちょっとはやっちゃうかも。
でも、じいちゃんや皆が大好きだから、ちゃんと護れるように頑張って強くなるんだ!
早く兄ちゃんみたいに立派な獅子になりたい!
※一話完結風により冒頭が毎回入ります。
たまに長いことも。
改稿は誤字脱字の訂正にて大きく変わることはありません……ないはず。
のんびり不定期連載となります。ご了承ください。
自サイトでも掲載中でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 08:06:23
1453442文字
会話率:38%
街の外れ、森の入り口。一人暮らしの少女ミミルはおまじないが大好き。恥ずかしがり屋の猫の恋の悩みをおまじないで解決。木登りが下手なリスのコンプレックスを取ってあげたり、後継者問題で悩む牧場の親子を円満に導く。狼のおじいさんと移りゆく時を惜しみ
、夏には人魚に出会い、ややこしい恋の憧れをスッキリ整理。夏が終われば学校で難題に挑戦。先生だって悩みがあるのだ。秋には待ちに待った街のお祭りに参加するミミル。不思議な子供たちに導かれ、行ってみた先はおばけの世界。あわやおばけと結婚しかけたミミルは人間であることがバレて危機一髪!
11月には新しい帽子を作ったミミル。おまじない屋に馴染みの面々がやってくるが、なんかおかしい。いたたまれなくなったミミルは、遂に森の奥へと入って行く。その先で出会ったのは、もう一人の自分。おまじないの真実を聞かされ動揺するが、それでもミミルは、人々の幸せを願っておまじないするのであった。
この作品は「エブリスタ」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 09:09:44
127851文字
会話率:32%
歌うことが好きなトムは、野球も木登りも苦手で得意なものはひとつもありません。
そのうえ泣き虫で、お友だちのリブのことも守ってあげることができませんでした。
ひとりぼっちになったトムの前に、とあるおじいさんが現れ、こう言います。
「お前たちに
はあしたがある」
あした……。
それはまったくできなかったことも、なんだってできるようになるというのです。
まるで魔法みたいだとトムは興奮し、あしたを探す旅に出かける決意をします。
旅先でたくさんの人たちと出会い、トムはリブのことを守れる強い男の子へと成長していきます。
そしてとうとう、トムはあしたを手に入れます……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-10-19 20:42:43
73971文字
会話率:34%
子爵家の生き残り・クロエを助けてくれたのはボガート伯爵だった。
いつしかクロエには、深く傷ついた心を癒してくれた伯爵を恋い慕う気持ちが育っていく。
しかし、それは身分不相応な想いだと閉じ込めていて――……。
最終更新:2021-10-11 05:05:10
6608文字
会話率:28%
お転婆な元平民の男爵令嬢が原因で婚約を解消したシルヴァ公爵令嬢とダグラス王子。
ダグラス王子は次の婚約者が決まらないのはシルヴァのせいだと思い込んで、夜会でシルヴァを糾弾しようとしますが?
…よくあるザマァ系です。
さらっと読んでください
最終更新:2021-06-25 07:14:26
7247文字
会話率:25%
名前のない王女、それが私の呼称。名無し様、とか、名無し姫、とか呼ばれている。現在16歳。そろそろ婚約とか、世の中の令嬢は考える歳、だそう。
一人だけ離宮に住んでいて、趣味は流浪の民だった母の形見の札で行う札占い。
気紛れに手を出された母は
私を産んで亡くなった。王は私に関心など無く、母も居ないので、名前は与えられなかった。
食事と衣服は与えられたが、教育も教養も私には無い。離宮の中で王家の責任も何も無く苦労もせず世俗から隠されて暮らす。
ある日、隣国の大使が来ると侍女たちが噂をしていた。
他の国にも私みたいなのはいるのかしら、という興味から、有り余った体力と躾のなさで鍛えた木登りをしていたら、大使と目があってしまう。
「君は?」
「……名無し」
「名無し……、そう、そうなったのか……」
意味深な言葉を呟いた若い大使は、私を売ってくれと国王に掛け合い、見事二束三文で売られた先の隣国で、私は本物のお姫様のように扱われて……?!
占い札に導かれた、シンデレラストーリー開幕!
※日間総合5位ありがとうございます!たくさん読んでいただけて嬉しいので、長編改稿していきます。数日後から1日1話更新になります。(2/8 13:30 追記)
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:08:27
37544文字
会話率:37%
小さい頃から山猿姫と呼ばれて、領民の子供たちと野山を駆け回り木登りと釣りをしていた、リナ・イーリス子爵令嬢。
成人して社交界にも出たし、今では無闇に外を走り回ったりしないのだが、元来の運動神経のよさを持て余して発揮しまった結果、王都でも山
猿姫の名前で通るようになってしまった。
もうこのまま、お父様が苦労してもってくるお見合いで結婚するしか無いと思っていたが、ひょんな事から、木の上から落ちてしまった私を受け止めた公爵様に婚約を申し込まれてしまう。
しかも、公爵様は「私の天使」と私のことを呼んで非常に、それはもう大層に、大袈裟なほどに、大事にしてくれて……、一体なぜ?!
両親は喜んで私を売りわ……婚約させ、領地の屋敷から王都の屋敷に一人移り住み、公爵様との交流を深めていく。
一体、この人はなんで私を「私の天使」などと呼ぶのだろう? 私の中の疑問と不安は、日々大きくなっていく。
ずっと過去を忘れなかった公爵様と、山猿姫と呼ばれた子爵令嬢の幸せ婚約物語。
※アルファポリス様でも別名義にて連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 15:22:21
34040文字
会話率:34%
大葉ゆずきは立花いおりと結婚をした。
最終更新:2020-11-16 00:37:31
1302文字
会話率:7%
【あらすじ】
7歳の幼い少女は樹から落ちた何かを見つけた。少女は持ち前の気高さと正義感から思わぬ行動に――勇猛果敢にして聡明闊達な美少女傭兵ルストの幼い頃の心の原点が蘇る。
【以下、本編長編あらすじ】
17歳の銀髪・碧眼の美少女ルストは重
い病の母の治療費のために傭兵として懸命に働いていた。そんなルストは女の子故に腕っぷしや武力では屈強な男たちには敵わない。だが優れた洞察力と包容力と指導力、そして精霊科学『精術』を武器に困難な事態を次々に打ち破っていく
気高さに溢れた美少女が、精霊科学の残る悠久の大地フェンデリオル国で砂漠の大帝国と戦い、人々を幸せへと導く爽快なサクセスストーリー戦記ヒロインファンタジー
《本編:旋風のルスト 〜逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方国境戦記〜より》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 21:40:19
4843文字
会話率:43%
わたくしのお仕えするシェリルローズ様は、たいそう運の悪いお方でした。
王宮の裏で木登りをなさっていて足を滑らせて転落、聖女の力に目覚めたうえ、王太子ウィリアム殿下に見初められて。
こう申してはなんですが……ウィリアム殿下は、狙った獲物は絶対
に逃がさないご気質をお持ちでした。
一方のお嬢様のお気持ちはいかがであったかと申しませば、
「ホゲェェッ!! 絶対にいやぁ!!!」
だそうでございます。
これはそんなお二人のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 12:09:07
9061文字
会話率:26%
初心者回復術師コレットはまたしてもパーティを首になってしまう。
一人、採集しようとしたところ、もふもふした大賢者に出会い彼の買い物につきあうために彼の主人となった。
彼の高い実力を知ったコレットは、「自分を鍛え直して欲しい」とお願いし
修行をつけてもらうことに。
しかし、彼の狩りは木の上からの奇襲で……コレットは木登りをして弓を射る。回復術師なのに。
いつしか彼女は修行よりももふもふ大賢者と生活することこそが楽しみになり、彼と共に森でのんびりと狩猟をしつつ生きていくことに。
楽しい日々を過ごす彼女らだったが、森に危機が訪れて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 21:10:46
21019文字
会話率:44%
幼い頃身体が弱く自然豊かな田舎で育ったレナは友人達にも恵まれすくすくと育った。
今では立派な淑女…に見えるが今でも馬に跨がり木登りや男勝りに剣など振り回し、色恋の「い」の字もない。このままでは行き遅れると心配した母が無理矢理舞踏会デビューを
させる事にしたが・・・?!残念なイケメン達とのドタバタラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 13:40:53
3167文字
会話率:30%
村一番の登り名人デイビー。彼にはライバルのオーティスがいた。どんなに頑張ってもかなわない、けれど自分には『木登り名人』というものしか取り柄がない……。みんな認めてもらおう。そう頑張り、悩み、泣いたデイビーは、成人の儀を迎える十六歳、少年達が
話していた【天空橋】を見付けて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 01:25:35
35627文字
会話率:35%
個性がないことがコンプレックスの加賀美司は、アルフリード王国の勇者召喚によって念願の異世界転移を果たす。
しかし、同じく召喚された美麗揃いの面々であったことに落胆、加えてスキルを持たないと加賀美は早々に城から追い出されてしまう。
面倒なことはしたくない彼は、転移の際与えられた力をフルに活用し、異世界で新たにできた夢のため日々奮闘する。
そんな彼のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 01:17:29
24790文字
会話率:41%
むかしむかし。とある山間地域を、大規模な山火事が襲った。
一夜が明けるとすっかり火は消えていたが、不思議と人間たちの住まいには害が出ていない。
さらに奇妙なことに、焼け野原となったはずの山肌に立つ、背高のっぽの木たちが集まった一角。
その
うちの一本の樹のてっぺんに、誰かが腰かけている。
不審な影を確かめるべく、木登りが達者な若者たちが挑んだところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 18:00:00
3542文字
会話率:9%
女嫌いで男色家だっていうエスター公爵からおうちに結婚の申し入れがありました。エーリンの社交界デビュー迄にはまだ二年あったのに何処でお目にとまったのでしょうか。
公爵は黒翼の魔王と怖れらてる冷酷な人だと聞きます。エーリンは怯えてこわくて夜眠
れず、ベッドで布団を被って泣いてました。うちは貧乏な伯爵家でお部屋にトイレなんて付いてなくてお漏らししてしまいました。だって、暗い廊下を歩かなければいけないし、臭くて狭いぽっちゃんのお便所なのです。
お布団に地図を画いたお仕置きのため、年取ったメイド長からお尻をぶたれて、とっても痛くて恥ずかしかったです。くすん、エーリンの黒歴史にあらたな一頁が書き加えられてしまったのです。
黒歴史とゆっても厨二病とかゆーのじゃありません。エーリンはそうゆーイタい子ではありません、お尻は痛かったけど違うのです。意地悪なお友達からは身長とお胸とおつむが足りないなんていわれてますが、かっこいい勇者や美しく清らかな囚われの姫に憧れちゃって親に黙って旅立とうとし、庭にある生け垣の迷路で迷子になって鼻水たらしながらわんわん泣いてるような、そんなお子様ではもうないのです。
今ではパンツ丸出しで木登りしたり裸で水浴びなんてちょっとくらいしかしない楚々とした令嬢なのです。
仇っぽくて美しい貴婦人から理不尽に嫉妬されたり、彼の恋人だった青年に命をねらわれたりしましたが、それもこれも無事に片付いてお会いした公爵様はとっても優しくて素敵な方で、心はもうわちゃわちゃで子宮がきゅ~んとしちゃいました。エーリンはえっちなのです、エーリンはおませさんなのです。
そんでもってそんでもってエーリンはエスター様に、そう呼んでくれっておっしゃった公爵様にお返事しなきゃいけないんですが、どーしましょどーしましょ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 12:00:00
540文字
会話率:50%