魔物を解体して、ご飯を食べる。
そんな毎日がけっこう好きな、小柄なギルド職員・レティリア。
解体の仕事は真剣。でも休憩時間には、お腹が鳴る。
最近は、なぜか回復術師のおっさん・ヴェルクレアが、
荷物を持って、ご飯も奢ってくれる。
「……
大丈夫? お財布、瀕死?」
「ん? おじさん、そこそこ稼いでるから大丈夫だよ」
「……そう?」
「それに、いっぱい食べてくれる方が、嬉しいしねぇ……ほら、これも食べるかい?」
気づけばいつも隣にいて、当たり前みたいに優しい人。
魔物とお仕事、たまに筋肉、そして少し特別な“奢られ飯”。
解体屋さんの、のんびりあたたかな毎日が、今日もはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:29:11
14761文字
会話率:30%
王国と魔族の長きにわたる戦乱が続く中、回復術師として戦地の野戦病院で働くリアーナは、日々運び込まれる負傷者たちの命と向き合っていた。ある日、彼女の元に、"無敗の英雄"と謳われた騎士団長エルドリアスが、部下を守るために壮絶
な戦いの末、致命傷を負い運び込まれてくる。誰もが助からないと諦める中、リアーナは彼の中に燃える消えかかった生命の炎を感じ取り、その命を救うことを決意する。
献身的な治療と看護の日々の中で、リアーナは厳格な騎士団長の裏にある、国を想い、民を守ろうとする深い使命感と、孤独を抱えた人間としての彼を知る。一方、死の淵から生還したエルドリアスは、自分を救ったリアーナに深い感謝と、今までにない特別な感情を抱き始める。戦火の中で芽生えた二人の絆は、身分や立場の壁を越え、やがて国をも揺るがす大きな運命へと繋がっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:05:11
59916文字
会話率:17%
かつて人類が築き上げてきた世界は魔王に支配され、地を這う魔獣が人々の命を脅かした。人類は結界を貼り、怯えながら生きていた。ある日主人公ユズルは友人のリアとマコトと結界の外へと出る。そこで暴龍(タイラント)と遭遇し、2人の友人を失った。大人に
なったユズルは村の教師になり、子供達と毎日平和な日々を過ごしていた。そんな最中、生徒数人が結界の外へと冒険に出てから帰ってこないと助けを求められる。ユズルは剣を握り救出へと向かうがそこにはかつて友人の命を奪い去った暴龍の姿があったー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:20:00
410047文字
会話率:36%
魔王討伐後、用済みとばかりに勇者パーティーを追放された回復術師リアム。しかし、彼の心は意外にも平穏だった。都会の喧騒を離れ、静かな港町に小さな喫茶店「癒しの雫」を開くことを決意する。癒しの魔法で入れたコーヒーと、温かい会話。それは、リアムに
とっての新たな日常であり、過去の呪縛から解き放たれるための第一歩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:05:45
3811文字
会話率:32%
キルブライト家。この世界『ステイトス』で知らないものはいない、悪名高き一族。大量虐殺、国家転覆、要人暗殺など、重大事件には必ず関与している痕跡が見られた。そんなキルブライト家の最高傑作と言われる少年、バベルの夢は人の傷を癒やす回復術師だった
。生まれながらの殺人兵器と言われた彼は夢を叶えることができるのだろうか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 02:28:28
167880文字
会話率:40%
「お前使えないからクビね」
旅人パーティに臨時で加入したロイド。彼は戦闘力や魔法の素質もない孤児で、村の危機のためにダンジョン攻略依頼を受けた歴戦のパーティに加わったが、初めての殺し合いに恐怖し動けない。
リーダーのミゲルから見限られて
暴行を受けてから放置され───てからがスタートライン。
リーダーのミゲル。回復術師のサラ。剣士のスーシャ。結界術師のリカルド。投擲士のアナスタ。この五人は追放したはずのロイドを物陰からただならぬ視線で見守っているのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:10:00
43747文字
会話率:42%
【勇者パーティーを追放された回復術師、気づけば魔王を倒し勇者(年下)にプロポーズされていた!?】
「契約の更新はしない」
そう言い捨てられ、仲間に見捨てられた僕は故郷への帰路でワイバーンに襲われかけていた少女を助ける。
彼女は実は“真の勇
者”だった――そんなこと、知る由もなく。
その後、のんびり田舎暮らしを送るつもりだったのに……
「真の勇者はあなただけです」
騎士団長と大魔術師に頭を下げられ、そのまま流れで僕まで逆スカウト!?
気づけば世界を救い英雄扱い。
そして、少女――もとい勇者からの一世一代の告白!?
これは追放されたはずの僕がなぜか幸せになっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:46:06
5328文字
会話率:28%
──彼は竜と世界に反旗を翻す。
人一倍優しい少年、明樹(アキ)は夜空に月が二つ浮かぶ異世界で目が覚め、何故か備わっていた強大な回復魔法と身体能力で胡散臭い白フードの男たちから逃げ切ることに成功する。
やっとの思いで海を渡り別大陸まで逃
げおおせた彼だったが、竜の伝承が残るその大陸では戦争が絶えず起こっていた。そんな戦乱の中、彼は自分を受け入れてくれる少女と小さな村で束の間の平穏を手に入れた。
しかしながら、白フードの男たちを従えた帝国からの侵略と、竜の暴走によって小さな村と少女の命が失われてしまう。
優しい少年だった明樹は、もう二度とそんな惨劇を起こさないため、また復讐の為に情を捨て、人を癒す回復術師ではなく敵を殲滅するための黒く濁った回復魔法、崩壊を操り復讐鬼と──成れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 01:38:16
110175文字
会話率:46%
とある国の、とある冒険者ギルドの一室。
そこで出会う、彼や彼女たち。それぞれに以前所属していたチームから、追放された者たちだ。
たくましいふくらはぎを持った黒魔術師に、足技が得意な格闘家。
それと、下手なくせに歌好きの呪術師、口が悪い回復術
師…などなど。
それぞれに、それぞれの葛藤とドラマを経てやってきたその部屋は、理由さておきソロ冒険者になってしまった人たちが集う場所。
仲間を見つけるためのその部屋で出会い、ともに冒険の旅に出るまでのお話。
仲間になったその先は、また別の話…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:06:02
8659文字
会話率:24%
【追放された“回復術師”、魔王軍で《回復の神》として覚醒――そして、勇者パーティは今も全滅寸前らしい】
「全然回復しねぇじゃねぇか!」
仲間から罵倒され、パーティから追放された少年ラルフ。
彼の“回復魔法”は、人間には一切効果がなかった―
―ただし、魔族にだけは絶大な効果を持っていた。
死にかけた魔族を無意識に癒したことで、ラルフは魔王軍にスカウトされ、
いつしか「回復の神」として崇められる存在に。
傷を癒し、命を救い、さらには魔族の身体能力すら爆発的に強化する。
そして訪れる、人間と魔族の大決戦。
戦場で再会するのは、かつて彼を見捨てた勇者パーティ。
「……助けてくれ、ラルフ」
だがその願いは、もう届かない。
これは、“無能”と呼ばれた少年が、信じてくれた者たちのために世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 21:00:00
4647文字
会話率:35%
人々が富や名声を求め、パーティを組み冒険へ向かう黄金の時代。
多くのパーティが名を轟かせる中、世間ではダンジョン攻略の効率が重視されはじめていた。その流行により“回復しか能のない回復役”の需要が減りつつあった。
「戦えない回復術師なんか
必要ない」
回復術師の主人公「エリック・サーガイン」は、パーティを追放されてしまう。
ある時、強大な魔物に遭遇した主人公。瀕死の重傷を負ったヒロインを救うため、命を賭して魔物に立ち向かった主人公は、なんと特殊スキル『無限回復』を会得する。
主人公だけが持つ回復魔法。その正体は、敵を過剰回復させて倒す、まさに最強にして最悪の回復魔法だったのだ。
本来の強さを知った主人公は、ヒロインと共に仲間を集め、ギルド最強の『回復術師』になるため成り上がるのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 10:40:04
118721文字
会話率:38%
人間世界マートティア。魔法大国の二つ名を持つルナムニル王国の田舎にあるウラム村の見習い回復術師《アクスラピア》のエイル・ジェンナーは冒険に憧れる少女。《異世界探索》という新たな世界への開拓が進み、多くの若者が冒険者に焦がれる中、魔法の才能が
全くといってほど無いエイルは冒険者になることを許されていなかった。なんとか攻撃魔法を発動させようと、古い魔書に記されていた太古の禁忌魔法を発動させたが、魔法の代わりにポンコツ魔王を復活させてしまう。
ある時、モンスターの襲撃により深い傷を負った弟のため、血で描いた魔法陣で回復魔法を発動させるが─。
それは禁じられた古の魔法。
平凡な少女とポンコツ魔王による無名の英雄譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 00:10:00
268316文字
会話率:36%
仲間を治せない回復術師が迷宮ギルド受付嬢にお仕事を紹介してもらうお話です。
なろうラジオ大賞6のキーワードは『トレーニング』です。
お読み頂けたら幸いです。
最終更新:2024-12-15 01:21:15
1000文字
会話率:55%
回復術師ロリエンの家に住み着いたポンメルは、ロリエンの営む回復料理店に従事する。
薬草園や回復料理に感銘を受けたポンメルは、人々に幸福をもたらす秘密のレシピを探求していく。
最終更新:2024-11-02 12:35:17
4884文字
会話率:55%
最弱のヒールしか使えない男が、平安時代に転生した。
そこは、魑魅魍魎が跋扈し、陰陽師が活躍する時代だった。
赤ちゃんに転生した男は、前世で身につけたインヒールを使って、この時代ではあり得ない方法で己を鍛え続け、周囲を驚嘆させながら、平安最
強の陰陽師にまで上り詰めていく、そんな無双ストーリーである。
【ここからは蛇足です】
こちらのお話、なろう様の秋季の期間限定企画『歴史ジャンルを盛り上げよう! テーマは分水嶺』用に勢いで書いた物でございます。
なので、現在連載中の『戦国憑依! 俺はクッキー』とは、欠片も関係はございません!
『最底辺の回復術師の転生無双』は、【連載中】に設定をさせて頂きましたが、戦国クッキーが完結するまでは、戦国クッキーを優先して更新してまいります。
ご容赦ください。
それでは、『最底辺の回復術師の転生無双』もお楽しみくださいませ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 22:02:07
3792文字
会話率:14%
どこにでもいるような女、リリアン。
しかし彼女の裏の顔は、闇ギルドに属する破壊工作員だった。
ある冒険者パーティーを排除せよという指令を受け、彼女は回復術師のリリーとしてパーティーに近づく。
彼女はメンバーの心の隙間に入り込み、人間関係をめ
ちゃくちゃにすることでパーティーを崩壊へと導く。
そう、彼女は凄腕の"パーティークラッシャー"だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 13:00:05
6410文字
会話率:40%
前々世で最強の回復術師と呼ばれていた俺はある日、仲間の囮を引き受けた結果死んでしまう。しかも転生先の日本ではブラック企業に入社してしまい、過労の挙げ句トラックに撥ねられ、またも死んでしまった。哀れに思った女神が、今度は『チート能力』を授けて
くれるとのこと。もう戦いに出るのは嫌だと言うと、テイムとチャームの二種のスキルを貰った……のだが、肝心の俺の種族がスライムってどういうことだ!? そして異を唱える暇もなく転生してしまった俺が遭遇してしまったのは、"悪虐王子"と名高い第四王子(10歳)の暗殺現場。そんな異名を知らない俺は彼を助けようとするも、なぜか自分が王子の姿になってしまい――?! しかも直後に入学した魔法学校ではまさかの追放!? いや、むしろ好都合! スキルの『特殊性』に気づいた俺は、この力で今度こそ気ままに生きてやる! ……と息巻いたは良いものの、なぜか美少女やら珍獣やら変わった人やらが集まってきてしまう。しかも何やらキナ臭い陰謀まで……。これは静かなスローライフを望む俺の、ちょっとドタバタな異世界ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 18:00:00
66772文字
会話率:50%
Aランクパーティーで唯一のCランクヒーラーは、足手纏いだと言われて追放されるも、再び冒険者登録をしたらアタッカーとしてはSランクだった。だけどヒーラーとして活躍したい主人公は、攻撃をすることで人を助ける方法を編み出す。
国王陛下に目をつけ
られた主人公は、国王直属の特殊騎士団の団長に就任する。
なぜか毎回魔王にちょっかいをかけられる、主人公を追放したパーティーは、主人公にアタッカーとして戻ってくるように説得するがもう遅い!私はアタッカーとしてではなく、ヒーラーとして活躍したいんだっっ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 12:07:36
4455文字
会話率:60%
冒険者学校を首席で卒業した回復術師のレインは、内定先の大手クランのスカウト立ち会いのもと属性検査を受けることに。
検査の結果、レインの属性は——なし。レインは、内定取消されてしまうことに。
その後、冒険者の夢を諦めきれず、レインは奴隷を従え
て冒険者をやろうと奴隷商を訪れる。
そこで、『魔呪症』に侵され瀕死の少女に触れたレインは思い出す。
——実は、自分が転生者だということを。
——実は、この世界はやり込んでいたゲームにそっくりだということを。
——実は、無属性ではなく全属性の使い手だということを。
全てを思い出したレインは、前世の知識による攻略法を駆使して成り上がる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 19:01:06
93044文字
会話率:44%
「聞こえなかったか? 周りくどい言い方をしたが、要するにお前はお払い箱。追放するってことだ」
回復術士としてSランクパーティに長年貢献してきたユージは、劣等紋はパーティのお荷物だという理由で追放されてしまう。
しかし、
(え、俺を本当に
追い出していいの……?)
追放したSランクパーティは知らなかった。
ユージの代わりになる回復術士など存在しないということを——
Sランクパーティが「戻ってきてくれ」と頼んできた時には既に新たな仲間を手に入れ、遙か彼方の存在になっていたのだった。
※試験的に一話あたりの文字数を増量しています。
10/21 日間総合ランキング2位!
10/23 週間総合ランキング5位!
11/8 月間総合ランキング7位!
書籍化&コミカライズ決定しました!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 12:00:00
124848文字
会話率:46%
「百合の間に挟まる女騎士は要らないんだよ」
女騎士のアリエルは無自覚のうちに2人の勇者(*どっちも美少女!)から好意を向けられたという理不尽な理由で、それを妬んだ女回復術師によって瀕死の重傷を負わされた上でパーティー追放されてしまう。
内気になり、女性恐怖症になり、自分のことが嫌いになり、いろいろと変わり果ててしまったアリエルのことを救ったのは辺境伯令嬢のミレーヌ。全てを失ったアリエルに、ミレーヌは新しい生き方を示し、アリエルが立ち直れるように導いていく。そんな中で女性であるにもかかわらずミレーヌに淡い恋心を抱くアリエル。でも、ミレーヌはいまだにとある初恋相手に囚われていた。その真実を知って悩むアリエルだったが、やっぱり恋は諦められない! ここに、アリエルの「今の自分」を好きになってもらう物語が始まる。
その一方でアリエルが抜けたことをきっかけに半壊した勇者パーティーの各メンバーは「勇者」「魔王」に関する世界の真実に触れていくことになる――。
これは、彼女が再び自分のことを好きになってもらおうとする物語。
彼女達が初恋を諦めるまでの物語。
そして、真の勇者が復活するまでの物語。
*お試し短編版はこちらから→https://ncode.syosetu.com/n3236ic/
*カクヨムにも同一作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 00:23:00
460178文字
会話率:41%