死期が迫る人々のもとへ死神のシオンとスズが訪れる。もうすぐで死んでしまうことを知った時、何を願うのだろう。
最終更新:2024-11-17 00:19:45
4036文字
会話率:53%
彼女の最期の願いは、「あのアバズレ妹を一発ぶん殴って、それに誑かされ、婚約破棄した野郎をぶん殴り、生きててよかったと思って死にたい」だった――。
わらわは、名を持たない。154年もの間生と死の番人を務めた、善き魔女である。しかし、魔女の禁忌
である恋をした結果、想い人に裏切られその命を散らしてしまう。
しかし、死ぬ間際…わらわらの元に、傷ついたとある令嬢の魂がやってくる。名前は『アリセレス』。彼女は義妹によって地位も、名誉も、婚約者さえ奪われ、謂れの無い罪で処刑されてしまった非業の運命の持ち主である。
妙に共感してしまったわらわは、自らの命を対価に彼女の魂を過去に戻す秘術を使ったのだが…気が付いくと、アリセレスの身体の中身は、この154歳のババアの魔女になっていた…!しかも、魔女時代に持っていた『生死の番人の力』が、そのまま継続して使える…が、これは修業が必要かもしれん。と、とにかくアリセレス、おぬしの願いは必ずかなえてやる!!
だが…中身は154歳のババアなんだが、だいじょうぶかの?しかも婚約破棄した野郎は、王宮にいるようだが。しかもそいつの顔、見たことあるような…?
ババア令嬢、ファントムハントしつつ、亡霊の力を借りて王子殿下に復讐を代行する。
※ババア令嬢の復讐の概念は、通常の復讐と異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 14:43:49
469062文字
会話率:59%
「カーラ!お前は身体が弱いのだから大人しくしていなさいッ!」
「――嫌よッ!私は自分のしたいことをするのッ!」
私は産まれた時から身体が弱い。
今まで色々なお医者様に診察を受けた。
でも、どのお医者様も治療することはでき
なかった。
何故身体が弱いのか原因すら不明だ。
確かに分かるのはなにかの病魔が私のことを蝕んでいること。
それだけは確かだった。
身体が弱くできないこともあったが、私は自分がやりたいと思ったことはやってきた。
自分の人生に後悔を残しておきたくなかったから。
しかし、ある時から父が貴族との婚約話を持ってくるようになった。
私の父は商人としては大成しているが、親としては最低の部類だと思う。
娘のことは自分の道具くらいにしか思っていない。
婚約話を持ってくるようになったのも、貴族との繋がりや、儲け話の為なのだと思っている。
だから、今までのお見合いは全て破談になるように仕向けてきた。
そもそもこの身体の弱さで婚約、結婚など相手に迷惑がかかるだけだ。
そんな折、父から、これが最後だから。と言われ向かったお見合いの席。
そこで出会ったのだ。
操ら令息と言われるマニキュレイトに。
そして言ってしまったのだ。
「貴方といてもつまらないわ……」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 20:59:39
4487文字
会話率:25%
「ファーレス」、それは世界の運命、戦争の形を大きく変えた革新の結晶。
2031年に日米共同で開発されたその人型兵器は戦争という行為を一方的な殺戮へと変えた。その圧倒的な力の前に侵攻してきた各国の軍を壊滅させ、甚大な被害を与えた。
20
38年に戦争が一時終結した事で世界は「自由共和連邦」と「新世界統合同盟」へと二分された。
幼い頃に母を亡くし、軍人である父と共に暮らす少年「祈上晴人」は父の仕事の影響で世界各国を巡っていた。父「雄一郎」は日本国防軍大佐として自身の所属する大隊と共に同盟国である「ヨーロッパ統一連邦」の一州となったドイツにて行われていた第五世代ファーレスの完成セレモニーに出席していた。
当時13歳だった晴人はセレモニーの間自身と同年代の軍人の子女と軍施設内で交流を図っていた。セレモニーは予定通り進行していたが、突如会場近くの軍港が襲撃される。
直感的に第五世代を狙ったテロであると判断した晴人はすぐさま会場に向かうが既に爆撃されており、炎の中何とか父の元へ辿り着き、父のファーレス操縦用の認識端末と第五世代の奪還を託され、ドックに保管されていた日本軍に提供される予定の第五世代機に乗り込み、非正規兵とは思えない動きで敵を圧倒し、父の最期の願い通りに敵機を破壊。その後、救助隊が到着するも既に息を引き取っていた。
緊急時かつ本人から託されたとはいえ他者のパスを利用する事は違法行為であり、軍人の子息であろうと罪は免れない。しかし、晴人の類まれなる操縦技術を見込まれ、非公式に軍に入隊し、戦果を挙げる事で放免とするという形に落ち着いた。
新たに創設された特殊任務部隊に入隊。二年間「特務少佐」として活動し、あらゆる戦況において勝利を収め、その功績をもって無罪放免となったが、両親や友人もおらず軍にしか自身の居場所を見いだせなかった晴人は上官の勧めで士官学校に入学する事に。
元軍人である晴人は当然の事ながら他の追随を許さない成績で案の定主席として入学する事となった。
横田にある「第一国防軍士官学校」に入学する事になった晴人だが、父が軍人であった事が災いし、学内のいざこざに巻き込まれていくことに。しかし、学園生活の裏では世界各国の思惑が複雑に絡み合い、日常が日常ではなくなっていく。
晴人の学園生活は一体どうなってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 02:00:00
49749文字
会話率:48%
☆毎日12時15時18時に投稿しています。
BL要素がありますが、全年齢対象です。
死んだら私も異世界転生できるかな。
転生してもやっぱり腐女子でいたい。
それからできれば今度は、家族に囲まれて暮らしてみたい……
天涯孤独で腐女子の桜野
結理(20)は、元勇者の父親に溺愛されるアリシア(6)に異世界転生!
最期の願いが叶ったのか、転生してもやっぱり腐女子。
父の同僚サディアス×父アルバートで勝手に妄想していたら、実は本当に2人は両想いで…!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:00:00
201512文字
会話率:47%
「いつも通り」会社員としての日々を生きていた主人公・有原 美佳(ゆうはら みか)。しかし…ある日突然通り魔に刺されて死んでしまう。死ぬ間際に出会ったのはおちゃらけた装いの死神・サシだった。どうやら生物が死ぬ時には、「最期の願い」をたった一
つだけ叶えてくれるらしく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 01:06:26
1250文字
会話率:23%
「私は処刑人として、多くの命を奪いました」
処刑人シャルル=アンリ・サンソンは、死刑囚の最期の願いを叶える事を信条とする博愛主義者だった。しかしフランス革命が勃発。 容易く人が処刑される日々に、次第に精神をすり減らしていく。
最終更新:2023-09-26 22:52:23
10499文字
会話率:45%
これは小説として成り立っていないかもしれないです
最終更新:2023-06-19 03:07:16
1203文字
会話率:10%
本編の『クラスメイト6人が転移した異世界は、いい意味でシステム化、効率化、細分化されすぎてて逆に怖いです』の魔人大陸サイドのお話です。時間軸は上記6人が召喚される何年か前から始まる設定です。
【あらすじ】
漢としての死に場所を求め
る泉 百合いずみゆりは傭兵として独裁国家の革命軍に加わり大量の敵兵を屠ってきたが、民間人を助けるため囮となり手榴弾のピンを抜き敵陣に単身で突撃。何百何千発もの銃弾を浴び壮絶な最期を遂げた。
(我が一生に悔いなし・・・)意識を失ったのちにふと気がついて辺りを見渡す(?)と、ドレスのようなものを身に纏い、背中に大きな切り傷を負い血を吹き出した虫の息の黒髪のロングヘアの巨人の女性が倒れていた。
「もうわたくしの命もあとわずか。どうか全身を吸収してください」
彼女の最期の願いを叶えたのち、再度眠りにつきまた目覚めると、目の前には巨大な円球があるのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 10:00:00
471文字
会話率:17%
長く続いた戦争で愛する婚約者を喪ったイヴェッタのもとに、婚約者の戦友だったという男、アベラルドが現れた。彼は友の最期の願いを叶えるため、そして自身の複雑な事情のために、イヴェッタに白い結婚を申し込む。
「再度確認するが、この婚姻はあくまで
表向きだけのものであり、契約だ。君が俺を愛する必要はないし、俺も君には今後とも指一本触れるつもりはない」
こうして二人の、偽りの結婚生活が始まったのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:03:50
13997文字
会話率:48%
境界線は曖昧。
僕の存在を忘れないで。
最終更新:2023-03-22 17:00:00
2360文字
会話率:13%
「わたくし、あの方を幸せにするために、わ、わがままになってみせ、ます」
レガリア王国の王女リナリアは模範的で理想的なお姫様。子供の頃からわがまま一つ言ったことが無い。
そんなリナリアが、国が滅ぼされるまさにその日、最初で最後の願いごとをす
る。子供の頃から恋していた、敵国の王バーミリオンの幸せを祈ったのだ。
しかし、突然聞こえた謎の声に「その願いは叶わない」と最期の願いを否定されてしまう。
窓から落ちる中、願い直しを許され、リナリアは「今度はもっと意のままに生きて、わたくしが彼を幸せにしたい」と願うのだった。
目が覚めると自分の体が子供になっていて、自らのことを「時の精霊」という小さなヒヨコが側にいた。ヒヨコいわく、「この年齢まで戻らないと、お前の願いはどう頑張っても無理じゃった」とのこと。
前と同じように周囲に合わせたお人形のような人生を繰り返しては、未来は何も変わらない。ならば前とは違い、周りの目を気にせず自分の思うままに動こうと決意する。淑女としての知識や作法は完璧に身につけているので、かなりの時間を節約できる。
初恋の人を救うため(できれば祖国も滅亡させないため)、リナリアは茨の道をかき分けてわがまま姫に転身する!
※この作品は「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/16816700428218824305)でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 22:22:53
796615文字
会話率:48%
高校2年生の陽花には、お隣に住む幼なじみの暁斗がいた。 友達の浩太朗や奈乃夏と4人で、 今年度のたくさん遊ぶはず だったのに、 突然暁斗が病気で亡くなってしまう。 遺品の ノートから知った、暁斗の最期の願いごとの存在。 それを 発見するべく
、 陽花たちは奮闘する。 ようやく見つけた いは、想像を超えるもので…。 暁斗の最後の願いに涙する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 07:00:00
13609文字
会話率:53%
俺は今日死ぬらしい。
『繰り返します。緊急事態が宣言されました。今も地球に向かって、100㎞を超える巨大な隕石が、刻一刻と近づいてきています。専門家によれば、この規模の隕石は地球全体に影響を及ぼす可能性が極めて高く、過去に恐竜が経験した大
量絶滅よりも、さらに大きな衝撃が……』
一度目に聞いたときは、信じられなかった。放送事故を起こしただとか、エイプリルフールのネタだとか、そんな言い訳で理解することを放棄していた。でも、二度目に別のチャンネルで同様の報道内容を耳にしたとき、嫌でも分かってしまった。この報道が、恐らく事実であるということを。
逃れようのない死を前にした主人公は、「やり残したことを、やりたい」という最期の願いを叶えるために、学校へと向かう。校門を飛び越えた彼は、「彼女」との奇跡的な邂逅を果たし、思いを告げた。
全ては、人生最期の気まぐれだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 19:00:00
23522文字
会話率:44%
諸君は夢見たことはないだろうか。
躍動感溢れる描写、燃えるような展開、
全身で感じる枷、劇的な物語を。
しかしながら、それは夢にすぎない。
夢は夢。いつか覚めるのが道理だと誰かが言った。
所詮紛い物。今ある世界のみが現実だと。
いつしか人
は諦めた。それでも発展を止めなかったどのような結末が待っているのか考えずに。
淀んだ視界で進み続けた。
そしてついに人は理想の一歩を踏み出した。
もうひとつの世界の創造である。
叶うはずのないもの。赦されざるもの。
その全てがここにある。
遥か遠くにあるはずの人の業、逃れられぬ本能。
それを今呼び覚ます、コンクリートに投げ捨てた、
あの日の激情を、妄執を、探しに行こう。
人類最期の願い、足掻き、人が人である故の、
生きるからこそ忘れられぬ故郷と懐郷を。
MaskedfearONLINE サービス開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 20:19:50
128404文字
会話率:45%
魔王に拾われ、魔王やその幹部達と幸せな日々を送っていた少年サトル、しかし、サトルの15才の誕生日、勇者が攻め入りその攻撃の流れ弾に当たってしまったサトルは気を失ってしまう。
目を覚ましたサトルに待ち受けていたのは崩壊した魔王城、魔王の死。そ
んな中でサトルは魔王の手帳を見つけ、そこに記された魔王の最期の願いを叶えるべく各地に散らばった元幹部達を集めるべく旅に出ることに。
魔族の世界をメインとしたほのぼのファンタジー旅物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 21:52:06
5025文字
会話率:45%
アメラリア=ハルドゥーンは虐げられて育った一人の魔女だった。
親殺しの罪を着せられ奴隷紛いの生活を送っていた十歳のある晩、彼女は前世の記憶を思い出す。
といっても、それは世界を恨み自死したダークな少女の記憶で⁉
世界への復讐と、残り迫った余
命、そして愛を自覚しないまま生き続ける少女の結末は―。
☆基本日曜日の24:00に投稿致します
☆ハッピーエンドです
☆物語の設定上多少暗くなっていますが、内容は明るめです
☆短編として書いていますので、短いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 18:00:00
4617文字
会話率:5%
『大魔女様。――来世ではあなたが憧れていた冒険者になって、仲間を作って下さい。信頼できる、大切な仲間を……そして、自由に生きて下さい。それが私の、心からの願いです』
侍女はそう言って、国民の反乱に巻き込まれた大魔女を転生の魔法陣で転生させ
た。自らの命を犠牲にして。
そうして転生した先で、彼女は忌み子として処刑されようとしていた。転生した先はお伽噺に登場する妖精の里。彼女が処刑されようとしていたのは、羽や髪、瞳が黒かったからだ。
処刑の瞬間、前世の記憶を取り戻した彼女は、里の者達から自分に関する記憶を消して里を出た。侍女の最期の願いを叶える為に。
* * * * *
以前書いていた物を完結させました。
宜しければ、読んで下さいませ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 23:14:51
147707文字
会話率:54%
不義の子として虐待されて幼少期を過ごした少女・潤玲。母の最期の願いを叶えるため、一度も会ったことのない父親のいる帝都へと旅立つ。
父親や叔父に可愛がられながら育ち、苦難を乗り越え、父親にも負けぬほどの武勇を身に付けた彼女は傭兵団を率いて
戦場を駆けるまでに成長したが………
いつしか「黒槍雷公」「驍勇無双の黒麒麟」「理想の上官」「スパダリ将軍」「青天の霹靂(物理)」「傭兵団内・抱かれたい人第一位」「婿に来てほしい将兵筆頭」等の異名で呼ばれるように。
不義の子と呼ばれていたのに、どうしてこうなった?
というかスパダリって何だ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 13:23:27
86366文字
会話率:34%
死を願う少女の、最期の願いは。
ミラティブ配信内での朗読作品第3段。
依頼を受けて筆を取らせて頂きました…うみちゃんありがとう(*' ')*, ,)✨ペコリ
最終更新:2021-03-01 18:41:32
7848文字
会話率:0%