大学入学を機に上京した織本すみれは、人見知りの性格からなかなか大学生活に馴染めないでいた。
そんな時、アパート近くの商店街にある塩崎生花店で働くことになる。
店長の塩崎竜胆(りんどう)はまだ二十五歳と若く、見た目も穏やかそうだが、無表
情とぶっきらぼうな性格が災いしてバイトが定着せず悩んでいたらしい。
塩崎生花店で働き、商店街の人々と触れ合ううちにすみれの世界が広がっていく。
同時に竜胆も心境に変化が起きたようで……?
これは、臆病なわたしが花屋のきみに出会ったことで少しずつ変わっていく心優しい穏やかな物語
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りしております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 18:10:00
52037文字
会話率:50%
昭和30年代前半。
上総のどこかの里山に茅葺屋根の古民家で暮らす娘さんがおりました。
田の神山の神である姫神様のお世話をしながら、狐の少年とともに昔ながらの道具を使ってのんびりと、ときには年中行事で季節を彩りながら穏やかな毎日を過ごしていま
す。
でも最近は毎晩村の青年医師が訪ねてきて、何やら変化がある様子。
はたして二人の恋の行方は?
ノスタルジック恋愛ファンタジーをどうぞお楽しみください!
――以下が好きな人におすすめです――
昭和、レトロ、郷愁、ノスタルジック、恋愛、人外、古民家、古道具、民具、民俗学、文化、風習、習俗、風俗、年中行事、信仰、儀式、儀礼、歳時記、村、里、山、田舎、料理
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 17:33:43
168191文字
会話率:37%
建売住宅で、お隣どうしの家に育った雛野 岬と秋田 林二とは幼馴染。 近すぎて意識してなかった岬だったが、秋田家の夫婦が離婚することになった。そのことで、林二との日常の穏やかさに変化が起きる。 そして2月14日の日にプロポーズのような告白を
され、改めて、林二の存在が岬の中で大きいことに気づいた。カクヨムに投稿したもののリメイク作品です。
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最終更新:2024-05-07 14:40:00
2419文字
会話率:31%
少年は旅に出た。
フリッツは、気弱な性格と額の広さが気になる年頃の剣士見習い。突如現れた少女によって、彼の穏やかな日常は終わりを迎える。失踪した兄を追う先にちらつく謎の組織。そして南北大陸に危機が忍び寄っていた。
未熟な剣士、勝気な弓使い、
皮肉屋魔法使い、おっとり治癒師たちが繰り広げる旅路。
成長、屈折、その先の変化。経験と苦悩の先に、彼らが導き出す答えとは。
少年少女の冒険ファンタジー。
タイトルに(※)がついている話は、文章よりも拙い絵がありますので、苦手な方はお手数ですが挿絵機能オフをお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:15:48
2002882文字
会話率:37%
滝川瑞貴は、神様と人間世界を媒介するための特別な存在である。
「神媒師」として、神様に微妙に振り回されながらも穏やかに変化する日々を楽しんでいる。
知らなかった方が良かった。そんな風には思わないで、悩んで行動する。
最終更新:2024-01-30 16:08:55
326134文字
会話率:48%
少し特殊な家庭環境で育った少年――佐倉優(さくらゆう)は、親が学生の頃からの親友である海原家に同居させて貰っている。海原家には優と同い年の長男――海原理人(かいばらりひと)と、二つ下の海原理奈(かいばらりな)がおり、兄妹ともに優とは仲の良
い関係を築いていた。
高校受験を終え、来たる日に備えていた春休みのある日のことだった。
いつもならとっくに目覚めているはずの優が起きてこないことに不信を抱いた理人が優の部屋へと向かった。ノックしても反応が無く心配になった彼が入ると、規則的に上下する毛布の山が目に入り安堵して近づいた。
しかし理人がいくら声を掛けても起きる気配がない為、彼は勢いよく毛布をはぎ取り丸くなって寝ているであろう優の身体を揺すろうと腕を伸ばし―――固まった。
「優……なのか?」
空気に触れて寒さに身を縮めるも穏やかな寝息を立てる少女を見て、理人は波乱万丈の兆しを感じて顔を引きつらせた。
※前作の改稿版ですが、登場人物・物語の展開等の変化がございますので別物としてお楽しみください。
※この作品は性転換(TS)作品です。女体化による恋愛が受け入れられない方はブラウザバックをお勧めします。
※見切り発車です。完結予定なし。
※TS主人公の男意識は低めです。
※念の為、精神的BL、ボーイズラブのタグを付けておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 22:00:00
20807文字
会話率:43%
古き時代。
彼らは互いに手を取り、双方に害のないよう契約を結び、時には敬い、助け合い、協力して生きてきた。
人の世の平穏があまりに当たり前になり、忘れていた。敬う気持ちを、大切に想う気持ちを。
『彼ら』は人に助けられていることも多かったから
、想ってくれることがたとえ表面上だけのものだとしても、『彼ら』はそれで良かった。どのような形であれ、想い、信仰してくれていたのだから。
だが、時代と想いは変化する。
悲しきかな、『彼ら』の力あってこその穏やかな日常を、「自分達の力で得たもの」であると勘違いしてしまっていた。
正しき伝承は伝わらず、『御伽噺』として子孫は忘れていく。
もう終わりにしよう、『彼ら』の手助けは必要ない。人は人の世を紡いでいくのだ!未来は我らが手にある!
そう宣言した王太子により、全ての加護や祝福が消え失せた。
王宮に仕えている老魔術師から聞いた真実と、間に合わない謝罪。
───ご自分で蒔いた種は、ご自分で刈り取りなさいませ。
そう言い残して、姫は残酷に、美しく微笑み、幸せに結ばれたのだ。
※またやってしまった思いつきシリーズです。設定などゆるゆるですので、生温く見守ってやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 08:58:56
13141文字
会話率:34%
世界は穏やかに流れている。激動な変化も、よき隣人も、世界の色も変わらないそんな平穏な日常を雪は過ごしていた。
だが彼女の日常は黒衣をまとった青年、翡翠との出会いで激変する。
神々の復活、恩恵に縋ろうとするもの、悪事を企てるもの、認知する
ことも無かった世界の神秘、深淵に沈んでいくのだった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:31:20
980文字
会話率:22%
【あらすじ】
この国では、罪人でない限り穏やかに「死ぬ権利」が与えられている。この尊厳死法という法案が成立して百年目を迎える年、主人公のハルミはいつも通り役所の受付業務に勤しんでいた。
ハルミは役所の中でも人権課と呼ばれる課に属しており
、その受付は尊厳死の手続きを行うためにある。国民の平均寿命は五十歳から五十五歳を推移している。尊厳死という考えが一般化しているため、ハルミは毎日のように訪れる尊厳死希望者の受付に忙しい。
同僚のユカは、ハルミよりも若く、明るい。そんなユカも将来は平均寿命よりも早く、きれいな内に死にたいと希望している。穏やかで痛みのない死を確約されている世界で、人々は苦しみながら生きるくらいなら死んでしまおうと考えるのが普通になっていた。
ある日、役所の窓口に顔面蒼白な女性と未成年の少年がやってくる。女性はサツキという名前で、夫の生死を役所に尋ねにやって来た。少年はソラといい、既に両親と弟を尊厳死で失っている。自らも死ぬつもりで役所に来たけれど、未成年ということもあり、申請は通らなかった。
ハルミの恋人であるケイは政治家。百年前に尊厳死法を成立させた人物の末裔にあたる。この国の未来のことを考え、常に冷静に、フラットな思考で物事を考える。
今年で六十二歳になるマサミチは、医者を生業としていたが、いよいよクビになってしまった。平均寿命を遥かに超え、妻も亡くし、息子にも「いつ死ぬ予定なのか」と尋ねられるような日々を送っている。
平和だけれど、常に虚しさが付きまとうような世界で、人々は自分の生と死について考えている。楽をして死ぬべきか、苦しんで生きるべきか。苦しんで生きるほど、この世界に希望はあるのか。
主人公のハルミは、人々の変化を見つめる中で、誰もが穏やかに「生きる権利」を持っていることを改めて強く実感する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:01:34
53732文字
会話率:22%
この国では、罪人でない限り穏やかに「死ぬ権利」が与えられている。この尊厳死法という法案が成立して百年目を迎える年、主人公のハルミはいつも通り役所の受付業務に勤しんでいた。
ハルミは役所の中でも人権課と呼ばれる課に属しており、その受付は尊
厳死の手続きを行うためにある。国民の平均寿命は五十歳から五十五歳を推移している。尊厳死という考えが一般化しているため、ハルミは毎日のように訪れる尊厳死希望者の受付に忙しい。
同僚のユカは、ハルミよりも若く、明るい。そんなユカも将来は平均寿命よりも早く、きれいな内に死にたいと希望している。穏やかで痛みのない死を確約されている世界で、人々は苦しみながら生きるくらいなら死んでしまおうと考えるのが普通になっていた。
ある日、役所の窓口に顔面蒼白な女性と未成年の少年がやってくる。女性はサツキという名前で、夫の生死を役所に尋ねにやって来た。少年はソラといい、既に両親と弟を尊厳死で失っている。自らも死ぬつもりで役所に来たけれど、未成年ということもあり、申請は通らなかった。
ハルミの恋人であるケイは政治家。百年前に尊厳死法を成立させた人物の末裔にあたる。この国の未来のことを考え、常に冷静に、フラットな思考で物事を考える。
今年で六十二歳になるマサミチは、医者を生業としていたが、いよいよクビになってしまった。平均寿命を遥かに超え、妻も亡くし、息子にも「いつ死ぬ予定なのか」と尋ねられるような日々を送っている。
平和だけれど、常に虚しさが付きまとうような世界で、人々は自分の生と死について考えている。楽をして死ぬべきか、苦しんで生きるべきか。苦しんで生きるほど、この世界に希望はあるのか。
主人公のハルミは、人々の変化を見つめる中で、誰もが穏やかに「生きる権利」を持っていることを改めて強く実感する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:00:00
52630文字
会話率:26%
時はXX年。とある国のとある地方に暮らしている笠森日向は、幼い頃に両親を亡くし唯一の姉である笠森日影と穏やかな日常を送っていたが、ある時から不思議な夢を繰り返し見るようになり、現実でも大きな出来事に遭遇する。その遭遇をきっかけに日向の日常は
大きく変化していく・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 15:09:57
11791文字
会話率:22%
女学校を卒業したばかりのフィーネ・クラインは十七歳。
彼女は仕入れのために遠方へ遠出をしている父に代わり、ワーカホリック気味の兄シリウスとどうにか店を存続させている。(ほぼ開店休業状態!)
身長と怪力以外は脳天気で平々凡々なフィーネ
と、優秀・有能・偏屈・毒舌・重度の隠れシスコンという変わり者フルコンボだが、見た目だけで全ての欠点を補い、人々を魅了させる美丈夫の兄シリウス。
母を早くに亡くし、父が頻繁に家を空ける彼ら兄妹の心と胃袋の支えは幼馴染みであり、料理人見習いのカイ・ハースだった。
美味しいご飯と穏やかで温かな生活。
色々と気にかけてくれるカイに甘えるのではなく、恩を返していきたい――そう願っていたフィーネだったが、兄の一言から事態は一変する。
「妻を紹介したい」
「「え……」」
そして後日、とある事件からフィーネは【神継者(かみつぐもの)】となり、体や立場まで大きく変わってしまい――?
のんびり屋で鈍感な新米異形娘(?)×胃袋から攻略したいお人好し新米魔術師青年(?)
あらすじの通りではありますが、幼馴染み二人が魔法や神獣や過保護兄に翻弄されながらも「まあ、美味しいご飯を食べて一緒に頑張ろうね!」と励まし合うようなお話です。
短編連作形式に近い、まったり日常、時々コメディ(多分)、結構な頻度で食べてます。恋愛等の描写は多少甘めかもしれません。
※ 世界観や文明程度としては、魔法や異種族の存在する二十世紀位とゆるい設定です。限りなく地球に近い異世界です。
また主人公の体の一部が変化する描写や(架空ではありますが)特定の他者に対する差別的用語を使用するキャラが出てくる為、残酷描写有となっております。
※ 不定期更新・個人サイト等他サイトにも掲載しております。個人サイトとは改行や空行が異なってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 20:40:28
66846文字
会話率:36%
日ミツル半世界、それは一万年前の戦いで引き裂かれた世界の半分。その半世界で、千年に一度の死闘の開始が告げられた。参戦できるのは、ヒリュウ霊より与えられし秘めたる力、竜眼が覚醒した竜眼主のみ。
竜眼主たちは、覚醒により得た無から有を生み
出す力〈サクセイ〉で武器や能力を創り、竜の呪いを使って仲間を増やす。
そして戦い、奪うのは相手の力。勝ち続け、力を上げ続けた者が勝利者となり、次の千年紀を己が手で創造する力を与えられる。
……ある国で聖女と呼ばれる娘に竜眼が覚醒した。その娘を狙い襲いくる敵、娘を守り命を落とす家族と友人。惨劇のあと、娘は国を捨て、身を隠して生きる道を選んだ……
辿り着いた先で穏やかに暮らす娘。だが偶然、ある若者と出会ってしまった。その出会いが導くのは、穏やかな日々の終焉……
急激に変化する日常、次々と襲いくる敵、避けられぬ戦い、この死闘に勝ち抜き次の半世界を創る者は誰か――そして惹かれ合う二人の運命は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:00:00
418494文字
会話率:33%
「――俺はお前を好きにはなれない……」
主人公、逢沢龍巳は人を愛することができない。
子供の頃から家族から距離を置かれていた龍巳。だけど彼の隣にはいつも、大好き幼馴染の少女がいた。
しかし中学時代にその幼馴染に裏切られ、そのショ
ックから龍巳は恋愛感情を失くしてしまう……。
そんな龍巳も高校生になり、新たな生活で様々な人々と接していく。
騒がしい学友、少し変わった先輩、疎遠になっていた実の姉。
そして、好きだった幼馴染の少女とも……。
彼ら彼女らとの出会いをきっかけに、やがて龍巳は少女と再び関わっていく。
騒がしくも穏やかな日常。そんな毎日を過ごす内に龍巳の気持ちにも次第に変化が?
「俺は、もう一度彼女と向き合えるのだろうか? 」
再び少女と向き合えるのか葛藤する龍巳。けれどそんな龍巳にはある秘密があって……。
これは2度目の告白と約束からはじまるやり直し恋愛物語。
※カクヨム様にて先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 20:02:22
151799文字
会話率:44%
小さい会社に勤めるヒサキと優良企業社員のサクトは高校時代の同級生。時々ご飯を食べるのんびり設定なのだけど、それぞれに変化も見られるお年頃。穏やかなりに動きはあるのかな、あるといいな。2022年秋初稿。
最終更新:2022-11-09 05:00:00
31694文字
会話率:40%
大学一年生の夏、「わたし」は父と、血のつながらないいもうと・結良との穏やかな日常を過ごしていた。しかし、唐突にもちあがった父の再婚話によって、「わたし」とその家族はゆるやかな変化の渦に巻き込まれていく。
というような感じで五話完結、お
およそ23,000字を予定。毎日更新のはずです。
※一部に虐待の描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 21:03:59
23197文字
会話率:47%
現世界と呼ばれる街に引っ越してきた青年、数斗は襲われていた妖怪を助けたことで、日常が思っていたよりも変化してしまった?!
決して穏やかではないけれど、彼らにとってはごく平凡な日常。個性豊かな妖怪たちが送る、妖怪ファンタジーライフ
最終更新:2022-05-19 12:00:00
290847文字
会話率:59%
英国カントリーサイドを舞台に紡がれる、少女と老紳士と犬のスローライフ幻想奇譚。
ある事情を抱え、異人管理局の研修生としてイギリスに渡った日本人の少女・サキ。
田舎町ブライアーヒルを訪れた彼女は、銀髪の老紳士ジャック・オールドマンと出会う
。彼は異人管理局の保護官であり、吸血鬼であり、そして一年間、サキの指導者となる者だった。
ジャックの家に住み込むことになったサキ。ジャックと愛犬アーティとの生活は穏やかでありながら、妖精や幽霊が当たり前のように現れて、少し不思議なことも日常茶飯事。
サキのことを知る謎めいたエルフの美青年、ジャックの馴染みの魔女、そして管理局の執行官との出会いにより、サキの生活は少しずつ変化していく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 00:19:48
116545文字
会話率:32%
この世には二つの世界が存在する。
一つは人間たちの住む人間界。
もう一つは、俺たち魔女の住む魔法界。
魔女は宝石から生まれ、髪の色によって白と黒に分けられ、それぞれ白魔女と黒魔女と呼ばれた。
そんな中、白にも黒にも属さない、中途半端な魔
女が現れる。
白と黒が入り混じった髪に、黄色いシトリンの宝石の瞳を持つ存在。
名を、シアと言う。
己の存在理由に対する疑問を片隅に抱きながら、親友・クオと共に穏やかな日々を過ごしていた。しかし、ある人物との出会いによってシアの日常に変化が訪れる。
人間界と魔法界
人間と魔女
謎に包まれた「悪魔」と呼ばれる存在
白魔女と黒魔女
相反する存在が複雑に絡み合い、互いに深く干渉していく。
この先に待つ未来とは。そして──
『俺は、一体何者なんだろう…』
───シアの中に燻った思いの正体とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 13:20:44
4759文字
会話率:39%
冬野つぐみ――19歳、女子大生。
お人好しだけど消極的で、人付き合いが苦手な子。
平凡だけど、人よりも優れた観察力を持つ。
そんな彼女が住む町では、人が黒い水を残して消えてしまう連続行方不明事件が起こっていた。
物騒な事件ではあるが自分に
は関係ない。
人見知りな自分と似た親友、千堂沙十美と共に穏やかで幸せな大学生活を過ごしていた。
――過ごせると思っていた。
ある日を境に沙十美は性格や行動が変わりだす。
次第に離れていく二人。
沙十美の変化に戸惑いつつも、美しく輝いていく彼女を見守ろうとするつぐみ。
だが沙十美は突然に姿を消してしまう。
つぐみは優れた観察力を発揮し、沙十美が誘拐されたこと、一連の事件が人ならざる力「異能」を使う「発動者」によって起こされたことを知る。
犯人と敵対する組織「白日」の発動者であり、彼女の大学の講師でもある人出品子と共に、つぐみは親友を救い出すため、犯罪組織に立ち向かうことを決意するのだった。
主要人物の中でたった一人。
主人公「だけ」が異能を持たない話。
主人公、弱い!
でも、だからこそ諦めない!
異能やミステリー、コメディがお好きな方。
一度、お付き合い頂けませんか?
※既に公開してあるオモイカタと物語の大筋は変わりません。
ですが文章表現の大幅な見直しを図り、20万文字の作品を12万文字にまで大幅に短縮してあります。
物語の密度が上がり、展開が早くなった分、初見の方も快適に読めると思います。
読み心地が大幅に変わるため、別作品として挙げさせていただきます。
なお、こちらの濃縮版では、登場しない人物がおります。
じっくり楽しみたい方は、別バージョンの方も覗いてみてください。
じっくり版はこちら!
『冬野つぐみのオモイカタ』 https://t.co/gsnZWsFGwZ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 20:40:05
115926文字
会話率:35%
その日、妖魔は突然現れた。
情報が足りないままに討伐に向かった千代達は、それまで対峙したことのない強大な妖魔と出会う。知性を持ち、力を次々と喰らい強くなる謎の妖魔の討伐から、千代の穏やかな日常が大きく変化し始める。
最終更新:2021-10-31 21:06:44
3031文字
会話率:42%