治安の良いハイザンジェル王国に、ある時を境に出現し始めた魔物の群れ。魔物と戦う任務を受けた騎士修道会は日を追うごとに死者が増え、状況悪化は総長ドルドレンの手に負えないところまで来ていた。
当てにならない王城の会議の帰り道。ドルドレンは森
の泉で一人の不思議な女に出会う。実はこの女は別の世界から転移してきたのだが、女はそれを口にすることが出来なかった。
保護した不思議な女・イーアンとの距離が近づいていくドルドレン。ある日、彼女の小さな提案を受け入れたことから変化が起こり始めた・・・・・
魔物の被害と戦いを国の潤いに変えていくビジネスを起点に、大人事情あれこれ、恋愛も謎解きも混じる物語。
*以下、ご案内とご連絡です。ご一読をお勧めします。
○この物語の傾向として、誰にでも親しめるキャラクターは登場しないかも知れません。
そのため、「感情移入・共感出来ない」等の感覚は、人によって起こります。
一般的、常識的、理想等には、沿わない風合いを持つ物語かもしれませんため、ご了承下さい。
感想・ご意見にそうした内容が混じる場合、読まれませんことをお勧めしています。
○「魔物資源活用機構」はIchen個人の作品であり、どのようなご意見を受けても、内容・表現の変更はありません。文字通り、誤字脱字以外は受け付けておりません。
○気分が悪く読めない等のご感想は、個人的な感覚と判断し、ご返信対象にならない場合があります。
誹謗・中傷と思われる感想には、予告無く削除する対処をとる場合があります。ご了承下さい。
※1. 物語の内容、及び、傾向への感じ方は個人差が生じます。宜しければ最初に、物語へのご感想の項をご一読頂けますことをお勧めします。
※2. 基本設定の一部についてのご案内:登場人物年齢設定は、30代~50代の壮年・中年期です。
物語の中心人物及び、周囲人物の性質・行動について、癖や問題や過去を抱えた人々が、自分を見つめながら進む物語設定のため、ご了承下さい。
タグについて:
キーワード設定は少ないです。人により『逆ハーレム』『ギャグ』と感じる場合があるようです。
ハーレムを意識もしていませんし、ギャグもいつもではないため、タグに付けません。
長い物語進行に必要なため、その傾向がある数百話を連続することがあります。一貫ではないことをご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 05:20:00
13742563文字
会話率:39%
とある場所に存在する、真っ暗で不気味な森「黒ノ森」。
その黒ノ森には、とある施設がある。
ー罪を犯し、どこの場所でも手に負えないと判断された、最凶の「問題児」たち。
その「問題児」たちが共に生活し、学び、更生するための学校・「黒ノ
森学院」がそこに存在した。
「黒ノ森学院」の卒業要件は、「18歳まで」に一般社会でまともに生きていけるように更生すること。
もし、その要件を満たせなければ……
これは、「黒ノ森学院」の咎人達と、一人の一般男性が織り成す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 17:37:21
8027文字
会話率:54%
『偽りの世界と真実を追う者たち:異世界の記憶と科学の謎』
人々が日々目にする「現実」は果たして本物なのか?その答えを追い求め、科学と神話、異世界が交錯する壮大な冒険が幕を開ける。
物理学者の小泉悟志は、量子力学における奇妙な現象と、人間
の意識の深層に興味を抱き、常にその謎を追い続けていた。ある日、彼は現実世界と異世界の間に隠された「真実」に気づく。世界は表面的に見えているものだけではなく、その背後には強大な力と深遠な意図が潜んでいることを悟ったのだ。
彼のもとに集うのは、天才数学者である妻・朋美、そして古代の力を秘めた異世界の神々。彼らは異なる運命を背負いながら、現実世界と異世界を巡る壮絶な戦いに巻き込まれていく。さらに、AIの頂点に立つ存在・ADAMが陰で暗躍し、彼の動向は謎に包まれている。彼らが挑むのは、科学を超えた謎と、人類が未だ知り得なかった壮大な「真実」だ。
一方で、AI同士の激しい戦争が勃発し、技術の進化はもはや人間の手に負えない領域へと突入している。果たして、人間の自由意志はまだ残されているのか、それとも全てが決定論によって支配されているのか?小泉たちは、量子力学と神々の力が交差する中、真実を追い続ける。
現実と虚構が複雑に入り混じるこの世界で、彼らが見つけ出すのは、新たな未来への道標となるのか、それとも全てが崩壊する結末なのか。未知の科学と神話の力が激突する中、世界の命運を懸けた戦いがいよいよ始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 20:58:04
4567文字
会話率:25%
魔物の討伐隊を指揮する、魔法騎士団団長のアルファードは、従軍している大魔法使いヨドルから、とんでもない依頼をうける。彼の弟子であり、聖女の力をもつ少女フィーナの処女をもらってほしいというのだ。彼女が処女であるがために、彼女の匂いに寄って来る
ホワンガという魔物の巣があり、討伐隊の手に負えない大群がくるだろうとのこと。彼女が処女で無くなれば、ホワンガは来ないのだから、最も効率的かつ合理的な方法として、この方法が最適だと154歳のヨドルは真顔で言ってくる。誰を相手に選ぶのかと問うと、フィーナが顔を真っ赤にして耳元でそっと告げる「あなたです」彼女は10歳も年下だ。どうする!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 20:49:55
7406文字
会話率:49%
捜査一課が手に負えない特殊な事件を非公式に捜査するために警察庁警備局公安課が設立した部署、特殊案件犯罪対策準備室不可視事件資料特命編纂係、通称“トクアン準備室フカシ係”に配属された『焰間哪由香』と『氷御角清良』の2人の係官が、人間ならざる犯
罪者『妖疑者』と対決し、事件を解決する姿を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 16:23:43
384226文字
会話率:52%
あらすじ
七条鷹矢と七条菜々子は義理の兄妹である。
幼少期に七条家にやって来た母娘は平穏な生活を送っていた。
一方、家系として厳格のある七条家は鷹矢の母親が若くして亡くなり、
七条家の勢力も一気に弱くなり、鷹矢の父親はようやく落ち着きを取り
戻し、
生前、鷹矢の母親の意志などを汲み取り再婚し、菜々子の母親と結ばれた。
どちらも子持ちと言う状況の中、年齢がほぼ同じであった鷹矢と菜々子は仲も良く、
自他共に認める程であった。
二人が中学生であったある日、菜々子は鷹矢に告白をした。
菜々子はこの仲が良さを恋心である事を察していた。
一方、鷹矢は義理とは言え妹に告白を受け、戸惑いを隠せずにいた。
だが、鷹矢も本心は菜々子に恋心を寄せており、二人は無事に付き合う事となった。
両親に悟られない淡い恋の行方・・・
これからも二人で一緒に・・・と考えていた鷹矢は一気に絶望の淵へと立たされてしまう。
学校が離れ離れになったと同時に、菜々子は寮生活をする事となり、自宅へは戻って来ない事を告げる。
高校生となった二人は別々の道へ歩んでいく事となったが、心は繋がっていると信じていた。
だが、鷹矢は連絡が取れなくなった菜々子を心配し菜々子の通う学園へ向かう。
そこで見た光景は!?
そして、遂に菜々子からの連絡で鷹矢は菜々子に別れを告げられてしまう。
鷹矢も新たな恋人が出来て順風満帆に見えたのだが・・・
何年かの後、鷹矢のクラスに転入生がやって来た。
グラビアアイドルである一之瀬美亜と言う人物だった。
だが、一之瀬美亜の正体は!?・・・
驚くべき状況が立て続けに鷹矢の身に降り掛かり、
手に負えない状態に!?
鷹矢の恋路の先は!?
鷹矢の現彼女である莉子は!?
そして、鷹矢を振った菜々子は一体!?
淡いNTRラブコメディーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 22:52:21
95001文字
会話率:48%
チェストラの街には、警察が手に負えない事件・潜入調査に乗り込む20人の少女で構成された秘密組織が存在する。ある事件の捜査がきっかけで主人公と青年の出会いが、NSSOに変化をもたらす…
シリアスっぽいけど、緩いよ!
舞台の詳しい設定は無いで
すが、電話、車、銃はまだまだ主流じゃない設定です。
初心者なので、優しい目で読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 11:38:01
127381文字
会話率:66%
地球にあるすべてが海に沈んでしまった時代。
とある人々は、海に眠る古代文明の遺産を手中に収めようと海へと挑もうとした。
浪漫と期待に胸を膨らませた彼らが最初に目の当たりにしたのは、怪物だった。
人々が魔法を中心に深めた文明で生きた、魔
獣。
人々が機械を中心に深めた文明で作られた、殺戮兵器。
更に、それらの怪物から生き残るため強く進化した海獣と呼ばれる生物。
人間には到底、手に負えない化け物ども。
過去の遺産を諦める者が続出する中、一度ついてしまった浪漫と期待という火をどうしても消せない者達がいた。
その勇気と自由を称え、その者らに誰かが名を付けた。
海に挑み、すくう者。《サルベージハンター》と。
少年ヒバナは、そのサルベージハンターに憧れていた。
ただ、少年はサルベージハンターには決して成れない。
サルベージハンターに必要な《自由》が、少年には欠ける。
少年は、サルベージハンターに成れない唯一の身分《奴隷》なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 02:11:58
101448文字
会話率:51%
ここはヘーネの大森林。その中にあるハイエルフのリヒトが管理するベースに激震が走る!
「ハルがいないッ!!」
お馴染みハルちゃんがまた何かやらかしたみたいだ。
『冒険にでりゅ。心配いりゃねー』そんな書き置きがあったんだ。
前の日の夜、ハルは夢
を見た。世界樹の精霊、精霊王が出て来た。
『精霊女王を救ってほしい。世界に点在する精霊樹を甦らせてほしいのだ』
精霊王から直々に頼まれたハルちゃん。早速張り切って、冒険に出ます。一緒にいるのは白虎の聖獣シュシュと神使でもある子リスの聖獣コハルと一緒だ。長老やリヒト達はどうするのか?
今回はどんな冒険がハルを待っているのか?
ハルは精霊女王を救う事ができるのか!?
ちびっ子転生者ハルの大冒険がまた始まります!
『ちびっ子転生者は手に負えないッ!〜転生したらちびっ子だったけど、聖獣と一緒にちゅどーん!する〜』の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 18:25:21
470285文字
会話率:64%
ハイエルフが管理する大森林『ヘーネの大森林』に突如として現れた小さな男の子ハル。
可愛らしい見掛けとは違って、敵と思ったら取り敢えずパンチ。神の事も「あいちゅは、ショボかった。」と言う様なヤンチャな男の子だった。
だが、人を警戒し気を許さな
い。そんなハルがエルフ達に可愛がられて癒されていきます。そんなハルのルーツは?何故、大森林に1人でいたのか?
ハルの友達、リスの聖獣コハルと一緒に保護者であるリヒトを巻き込んで冒険が始まる。
小さな身体に似合わない攻撃力と、知識で悪者をやっつけるぞー!
とか書いてますが、そんなに戦闘シーンはありません。どちらかと言うと日常のほのぼのしたお話が中心です。
細かい事に拘らずに楽しく読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 19:49:39
697955文字
会話率:75%
どれ程、心が大丈夫だと思っていても、体というのは真っ先に悲鳴を上げる。
それはきっと、危険信号の一種なのだと思う。
けれどもあえて、気付かない振りをする。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
全てが全て、抽象的な小説です。
でも意味はあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:41:52
907文字
会話率:38%
大学一年の夏。藤堂悠馬は幼馴染である秋吉竜胆の様子を見に、彼女の家に向かった。しかし、そこに居合わせた竜胆の妹——秋吉燈とともに異世界に呼び出されてしまう。
悠馬たちを召喚した王様曰く、「アキヨシ・リンドウが手に負えないから止めてくれ」との
こと。
どうやら、あの幼馴染は魔物とその主——魔王を倒すためにこの異世界に召喚されていたらしいが、その圧倒的なカリスマで帝国を作り上げてしまったらしい。
悠馬と燈は身内の恥をそそぐべく、打倒竜胆の旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 15:00:00
28639文字
会話率:55%
理想的な夫を持つ私は、幸せな結婚生活を送っているが、一方でどこか物足りなさを感じていた。
その不足はやがて手に負えない渇望となり、私を飲み込んでいく。
渇望そのものとなった私に待ち受けるのは、破滅への一途のみ。
それでも飢えていたい。
「真実の愛」を手に入れるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 13:46:31
7673文字
会話率:16%
サルミン辺境伯家は貧乏だった。
そんな辺境伯家に生を受けたエリツィナの家族は、エリツィナが規格外の魔力保有者だったにも関わらず、王都の魔法学院に入学させる費用を惜しんで、六歳でどの子も受けなければならない魔力測定の数値を過少申告していた。
それから十年。辺境伯家の領地を災害級の魔獣が襲い、お抱えの騎士では手に負えないのではと、王宮所属の魔法師団に、当主には内密のまま討伐の依頼が提出された。
依頼を受けてやって来たのは、次期師団長が確実視されていた若き魔術師レシェート・グルーシェン。
「現在進行形で〝結界〟を張ってなお平然とこの場に現れたその娘は何だ! 何故、魔法学院に入学していない⁉︎」
国内でも指折りの魔力保持者であるレシェートは、ひと目見てエリツィナが持つ魔力に気が付いたのだ。
「手順も作法もすっ飛ばして本音を言うならば――これほどの魔術を展開出来る君にひとめ惚れした。結婚してくれ」
「はい⁉︎」
サルミン辺境伯家の執務室に、これ以上はないと言ってもいいほどの驚きの声が響き渡った――
※カクヨムと並行連載中※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:00:00
57044文字
会話率:38%
2055年。乱立する仮想空間型ゲームの中で最も古く、人気のあるゲーム イージス・ユートピア。
しかしサービス開始してから1年後、ゲーム内に運営さえも手に負えないほどの殺人プレイヤー サムライが現れる。何かを求めるように暴走するサムライの前に
名のあるプレイヤーは尽く倒されていき、壊滅寸前まで追い込まれてしまう。
だが、ある時期を境にサムライは忽然と姿を消し、まるで全てが嘘だったように仮想世界に平和が戻った。
それから半年後。VRゲーム初心者であるナギヤは、長年の夢であるイージス・ユートピアを正式にプレイできることになった。だがログインして数分後、ナギヤは空間に出現した黒い裂け目を見つけることになる。
興味本位で裂け目に触れたナギヤは全ての色が反転している謎の空間に飛ばされてしまい、そこで遭遇した漆黒の人型モンスター ノイズに襲われる。必死に逃げ回るナギヤだが、ノイズの身体能力の前に致命傷を負わされてしまう。殺されると覚悟した矢先、銀髪で和装姿のプレイヤー ブレイクが現れ、ノイズを手馴れた手つきで駆逐した。
話によるとブレイクは最近出現するようになった裏世界の調査を行っており、更にノイズに殺された者はアカウントが消滅し、2度とイージス・ユートピアにログインできなくなることを語る。
ブレイクは保護のためナギヤと共に行動するが、親交を深めていく内に彼女がサムライであった頃の自分を変えてくれたプレイヤーであることを知り──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 12:58:50
204917文字
会話率:36%
当主様に収集され、本家に向かった、翔ら十三人兄弟。
リーダーシップのある、仲のいい双子。個性が強すぎて、兄弟以外誰も手に負えない、四つ子。意見の食い違いが多いが、一緒にいると面白い、七つ子。
主人公の翔以外、運動好きであり、抜群の運動
神経のため、全国でも1位を争うであろう強さを持っている。
しかし、強豪校に入るわけでもなく、普通の学校に入っているため、ついていけるものがおらず、避けられる存在であった。
そして、運動が嫌いな翔だが、この兄弟のなかで一人だけ運動神経が無いわけがなく······
そんな兄弟たちが、この学校の記録を塗り替えていく······と思われる物語である。
「俺らの七男、舐めてたら、痛い目見るよ?」
「俺らの兄弟を舐めてたら、痛い目見るよ? にしよう。俺、弱いから、ね。俺を舐めてても、全く問題ないから」
「そう言ってる、お前が一番怖いから」
この物語は、「美少年の妹が女中に虐められるのは、どこも同じですか?」著:風波君斗
の続編でもあります。(作者は、同一人物です)
主人公が変わっていますが、舞台は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 12:00:00
490915文字
会話率:70%
とある寺の住職の元に持ち込まれたモノ。
それはずっと大切なものを探して囁き続けていた。
手に負えないと感じた住職は、ソレを不思議な古書店へと持ち込んだ。
そこで店主から語られたのは、「女の子と傘」にまつわる、悲しいお話だった。
最終更新:2024-07-16 21:27:30
4778文字
会話率:22%
-2050年、日本。治安は悪化の一途を辿り、警察や自衛隊では手に負えない悲惨さを孕みつつあった。国家は法的拘束力を唯一受けない「社会の水面下で動く組織」、undersを発足。司令塔の人類、任務実行のアンドロイドから構成されるundersの最
強兵器「フィア」とその相棒「楠南昇」は様々な事件、事象に対面する。彼らは悪を”破壊”し、国の安寧を取り戻すため立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 17:03:37
2190文字
会話率:46%
奏矢ジュリは普段には普通の女子大生であるが、依頼があればその手に大型チェーンソーを持って、異形なる者どもに立ち向かう。
ジュリは普通の人間には手に負えない依頼を、警察や個人から請け負う。そしてが依頼あれば、様々な異形を相手にチェーンソ
ーが火花を散らす。
相手が死者であろうが、ゾンビであろうが、妖精であろうが関係なくたたっ切る。
ジュリはチェーンソーと体術を用いて、異形なる化け物どもの首を落とし、袈裟切りにし、蹴り飛ばす。
依頼のため、異形の怪物を狩るため、そして生き残るために、今日もジュリはチェーンソーを手に取る。
怪異を相手に、物理で突き進むスプラッタホラーアクション。
・『第1章 舞宇道村(ぶうどうむら)』
ジュリは依頼者である浦河智也とともに、舞宇道村を訪れた。
「妻を……リオをお願いします……」
智也はジュリに妻の救出を依頼する。
だが、村に着いて現れたのは、醜く腐乱した動く死体ばかりであった。
・『第2章 妖精博物館』
ジュリは兄とともに、警察より依頼を受ける。
依頼内容は「博物館に現れた妖精を殲滅して欲しい」。
ジュリは手に持った大型チェーンソーを大きく吹かすと、博物館の扉に手を掛けたのだった。
・『第3章 ガンプと呼ばれた怪物』
「なんで休みの日まで、働かなきゃいけないの……」
ジュリはため息を着くと、目の前で破られつつある扉を見つめるのであった。
ジュリは、友人と参加した合コンの二次会で、廃病院での肝試しに誘われる。
だがそこは”ガンプ”と呼ばれる、異形の怪物が住むという場所であった。
**************
・『第4章 水にストーカーされる女』
・『第5章 長いトンネル』
・『第6章 異世界より』
・『第7章 天国地獄診断機』
・『第8章 愚者のハーレム』
・『第9章 祝福されし仔ら』
・『第10章 人家(じんか)』
・『第11章 オルハ評議会』
・『番外編 色欲の悪魔』
・『第12章 血濡れの守護天使』
・『第13章 見える見えない』
・『第14章 初心(ウブ)と少女とチェーンソー』
・『第15章 舞宇道村:再』
・『エピソード:ジョン ひたひた、呼ぶ』
・『第16章 罪悪感』
・『第17章 W to E』
・『番外章:山の中で』
・『第18章 昏い海底より』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:48:26
337113文字
会話率:40%
ある青年が死に、異世界の龍に生まれ変わり、意識を塗り潰されて奴隷に落ちた。
自分を龍だと思い込んでいる一般人を従えるのは、大陸のほとんどを統べる巨大帝国の大公爵令嬢。
腐敗と汚濁と理不尽に塗れた帝国を忌む彼女は、国家転覆を目論んでいた。
黒髪黒目の異邦の剣士に、凄腕の二丁拳銃使い。
幼馴染の魔導技師と、ヘッドハンティングされた義手義足の殺し屋。
悪の組織に体を改造された獣人の少女と、傲慢でワガママで手に負えない、半吸血鬼のお嬢様。
一癖も二癖もある仲間とともに、『龍』は人に紛れて生きる。
騒がしく、温かく、波乱に満ちた日常。
そんな日々は、ある事件を機に、歯車に挟まれたように砕けていく。
龍でも人でもない半端者は、急変する世界で何を思うのか。
ドーモ=ミホシヒトデデス。
前作前々作前々々作等を読んでくださった方は久しぶり、そうでない人は初めまして。
割と残酷な世界で主人公が酷い目に遭いまくる話です。
でもハッピーエンドにします。
努力未来ハッピーエンドです。
それが無理だったら腹を切ってお詫びいたします。
ヒロインはもちろん暴力系ヒロインです。
その他にも主人公は結構酷い目に遭います。
理不尽な暴力にあってこその主人公だと思うんですよ。
もし気に入っていただけたなら、高評価とかいいねとかブクマ登録とか感想とか全部よこしやがれください。
死ぬ気で走り切りますんで、どうか最後までお付き合いください。
云々折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 20:46:28
527999文字
会話率:45%
本当に、何故私に構うのかしらーールイサはいつもそう思っていた。彼女は身体が弱く、高熱を出して体調を崩してしまう日が何度もあるのだが、その度に公爵令息であるアレクサンドルがわざわざ見舞いに来るのだ。アレクサンドルには侯爵令嬢の婚約者がいて、
ルイサにも子爵令息の婚約者がいるにもかかわらず。
やんわりと見舞いを断っても何度も来るアレクサンドルと、彼を受け入れている両親にルイサが辟易していた頃、アレクサンドルが婚約者との約束を中止してまで見舞いに来ているという疑惑が浮上する。自分では手に負えない、そう思ったルイサは彼女の理解者に手紙を送ろうとする。
そしてその頃、アレクサンドルの婚約者であるアシュリーも動き始める。
*男爵令嬢であるルイサ主人公編と、アレクサンドルの婚約者である侯爵令嬢のアシュリー主人公編の二部構成です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 23:01:42
147367文字
会話率:36%