『はっきりとした意識の中で見る夢』
クラスメイトは、たしかにそう言った。
周囲の期待の圧から解放されたくて、学校の屋上から空を飛びたいと思っている優等生の直江梵(なおえそよぎ)。
担任である日南菫(ひなみすみれ)の死がきっかけで、三ヶ月半前
にタイムリープしてしまう。それから不思議な夢を見るようになり、ある少女と出会った。
夢であって、夢でない。
夢の中で現実が起こっている。
彼女は、実在する人なのか。
夢と現実が交差する中、夢と現実の狭間が曖昧になっていく。
『脳と体の意識が別のところにあって、いずれ幻想から戻れなくなる』
夢の世界を通して、梵はなにを得てどんな選択をするのか。
「世界が……壊れていく……」
そして、彼女と出会った意味を知り、すべてがあきらかになる真実が──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 11:50:05
40726文字
会話率:39%
ポメラニアンになる声優なんてトップ・シークレットだよ!
犬伏渉は高校3年生。
高校に通いながら声優をやっている。
赤ちゃんのときからの幼なじみである穂積隼人に絶賛片思い中だ。
しかし隼人と顔を合わせるといつも素直になれず、ケンカばかり
している!
恋人なんて夢のまた夢だ。
じつは渉は、人間と一緒にいたいと願ったい人間になれるようになった動物「ヒューマン・トランスフォーマー」の子孫なのである。
もちろん子孫である渉は人間としての戸籍をもっている。
しかし犬や猫といった人間のそばで生活している動物たちと会話ができるし、両親はストレス過多になると人間からポメラニアンになってしまう。
ヒューマン・トランスフォーマーの血を引く者は皆、18の誕生日を迎えた後に、ストレス過多になると動物になってしまうのだ。
しかもストレスがいつまでも緩和されないでいると、永久に人間に戻れなくなる!
渉はプロデューサーや先輩たちとうまくいかず、挙げ句の果てには、隼人と大ゲンカをしてポメラニアンになってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 23:50:02
7995文字
会話率:44%
人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
主君サルタヒコの怒りを買い、翼を封じられ人里に落とされてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って
、人里の童女ヒナが、旅についてきた。
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
https://mypage.syosetu.com/487329/
フェノエレーゼデザイン トトさん
https://mypage.syosetu.com/432625/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 18:30:20
242746文字
会話率:42%
夏休み、複雑な生い立ちを持ったスズカは毎年、父の家へ泊まりに行く。それが憂鬱でたまらない。自然豊かな父の家の庭には、等間隔で植えられた林があった。その林を見ると思い出す。かつて父の家に居た年の近い凛々子の事を。昔「あの林にうちの家の者じゃな
い人間が入ると戻れなくなるんだって」と言って涼風を怖がらせる残酷な凛々子を昔は恐れていた。だけど今はあまりにも可哀そうな子と思っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 05:02:16
13958文字
会話率:46%
頑張る。という言葉が元より嫌いだった。
頑張った先にあるのは、新たなゴール。
終わりなんかない。
でも、何かしら頑張らなければならない時というのは存在する。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ずっと足を運びたいと思うんですよ。
口とは裏腹になる事も多いですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 18:16:48
925文字
会話率:25%
何気ない日常と、死へのきっかけ
思うに、一度死に魅入られると戻れなくなる
最終更新:2023-09-17 00:20:35
1569文字
会話率:0%
―人間は愚かだ。
なぜかと言えば現実を見ればいいと思う。
私の前で起こっていることを。
「ディエラ、お前との婚約を破棄する!そして代わりにジゼル男爵令嬢と婚約を宣言する!許しを請うても無駄だ、早々に立ち去れ!」
この言葉一つで賑やかだ
ったパーティー会場は一瞬で静かになり私に注目が集まる。中には嘲笑っている者、混乱する者、とにかく様々。
声の持ち主は漆黒の髪に青い瞳の男性。
普通の子だったら一瞬で恋に落ちそうな美貌の持ち主だ。
そしてその後ろに隠れている茶髪の少女は惚れた相手ってわけだ。
人間ってなんて愚かなのかしら?
だって私の正体に気づかずこうしてのうのうといるのよ?
信じられないわ...
随分と知能が低下したわね。
IQ図った方がいいわよ?
まぁいいわ。だってね私の正体は―
「フン、驚きすぎて声も出ないか!」
そうね、貴方たちの愚かさに驚きすぎて声も出ないわね。
もうそろそろ堪忍袋が切れるわ―
「ククク...哀れな...」
は?いま何って言ったかしら?
もう我慢の限界だわ。
「哀れなのは貴方たちね、だって私の正体に最後まで気づかなかったのだから。」
でも寂しいわね。
私の正体を明かしたらこの令嬢姿に戻れなくなるもの。
これでこの赤い髪と青い瞳もお別れね。
私の本当の姿は少々目立つもの。
「だって私の正体は―女神 クラウディア・ペルチェ・ミラ・デニス・ケレア・スペルレイアよ。」
その瞬間―赤髪の令嬢は瞬く間に銀髪に変わりおさげだった髪はストレートな癖一つない膝まで伸びる美しい髪になり青い瞳は輝くようなプラチナ色に、そしてそばかすは無くなり陶器のような肌になった。
先程までの不細工な顔ではなく整っており誰もが見惚れる絶世の美女の早変わりした。少女の周りには瞳と同じ色のマナを纏っており神々しかった。
ここにいる誰もが悟った。
自分たちが怒らせてはいけない相手を怒らせたと―
女神、クラウディアの復讐の幕が今、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 20:34:46
2652文字
会話率:18%
老人ホームで働く河村聡太。(彼女なし、童貞)
入居している認知症の成瀬梅野88歳に日々振り回されている。
ある日突然、ホームが異次元に隔離。ホームごと元の世界に戻れなくなる。
その影響なのか、成瀬梅野は20歳に戻る。認知症もなくなり、やりた
かったことをやっていく。
20歳の梅野は可愛すぎた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 22:05:44
3409文字
会話率:30%
世界というものは、一つだけではない。まるで樹木の枝のように、何度も枝分かれし、常に増え続けていく。そして、増えていく世界は、時にぶつかり、重なり合うことで、変化するときがある。基本的にそれは一時的なものだが、重なりすぎると変質し、別の世界
として独立し、もとに戻れなくなる。そんな世界の中でも、他の世界に干渉されやすく、影響されやすい世界がある。その名は幻想郷。世界から忘れ去られた者たちがさまよい続けた末にたどり着く、最後の楽園___。
そんな幻想郷で暮らすとある少女と異変のお話。
注意 この小説は東方プロジェクトの二次創作です。筆者の趣味で書いているものなので、投稿は不定期です。また、オリキャラや独自の設定などがございます。ご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 17:00:00
8094文字
会話率:47%
電脳空間へのフルダイブ技術が普及した近未来。
様々な業種、娯楽ソフトのサーバーが同期したネットワークは、現実の地球と瓜二つの世界を形成していた。
その最中、ダイブした人間が元の世界に戻れなくなる不具合が頻発。更に、突如として現れた兵器型戦
闘プログラム『アンネームド』が閉じ込められた彼らを襲い始める。
電脳世界の東京で救出を待ち続ける少年、大澄春人はアンネームドと人類側の同盟軍『アライド』との戦闘に巻き込まれる。
パイロットの少女、武波瑠希乃(たけなみ・るきの)を助ける為、春人は転移前にプレイしていたゲーム『ハイ・フライヤーズ』のアカウントを復旧、戦闘機に乗って戦う。
過去に投稿していた作品を若干改稿しました。
戦闘機を題材にしたVRものの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 10:19:48
119139文字
会話率:41%
かくれんぼの遊び方は1つじゃない。
だけど隠れる場所を見誤ると、戻れなくなる・・・かも?
最終更新:2021-08-01 09:33:27
3282文字
会話率:45%
中学高に入学したばかり頃、「わたし」は好きだった父を病気で亡くした。
悲しかったし、とても辛かった。何日も何日も泣いた。涙が枯れるまで泣いた。
でも、一番、嫌だったのは「父親を病で亡くした可哀想な子」という勝手な価値観を押し付けられ
て担任の先生にも、仲が良かった友達にも哀れまれ、同情されることだった。
お父さんが死んだのは確かに悲しいし、辛い。でも、わたしは「可哀想な子」なんかじゃない。命には終わりがある。それがお父さんは他の人より早かっただけ。わたしはちゃんと父に愛されていたし愛していた。そこにはどこの家とも変わらない本当の幸福があった。
だからわたしは「可哀想な子」じゃない。わたしを、ちゃんと見て――
その苦しみに耐え切れなかったわたしは閉じ篭った。逃避した。
このままで居たらもう教室には戻れなくなる……それもいいとさえ思っていた。
そんなわたしを救ってくれたのは養護教諭の「先生」だった。
不登校から復帰する為のリハビリとして勧められた保健室登校。そこでわたしは先生とたくさん話をした。
先生と一緒にいるととても安らげた。暗闇にいたわたしの心は、先生が光の方へと背中を押してくれた。
無事、教室に復帰することができたわたしは、先生に感謝してもしきれない。
……そしてその想いは、やがて別の感情へと変わっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 18:00:00
17522文字
会話率:100%
だからね
腹をくくって言うの。
ただの姉妹に戻れなくなるだろうし、
きっと後悔することになる。
でも、これが私の気持ちだから。
何言ってるのってフラれて終わり。
私の初恋はこれで終わり。
(本文より)
*全く同じ短編があります。
あまりにも長かったので、連載で再投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 18:55:52
13808文字
会話率:52%
突如、闇に飲まれ目覚めた先は見知らぬ異世界。そこでは時間を操る能力を得ていたのだが、うまく使えずに苦渋の連続だ。意図せず未来や過去に行って戻れなくなるなど、異世界で出会った人や愛しい人と離れ離れになる波瀾万丈な展開も。最初の頃はゴミみたいな
戦闘力で戦闘になると役立たずだった青年も、やがて力をつけていくのだが道のりは長く険しい。そんな彼が何度も心を折られそうになりながらも、異世界でいったい何を行い、その先で何を得るのだろうか。
※一部、書き直してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 22:25:40
190910文字
会話率:49%
龍尾が作り出した新しいVRゲーム機に世界のゲーマーが注目を集める中、今日ついに発売された最新作ゲーム。神経をゲーム内に移転させ現実のようにゲーム世界を冒険できるようになり今までのゲームには戻れなくなるほどの面白さを誇っていた。設定は地球の最
下層から地上を目指すというもので、最下層とは思えないほどの草原が広がっておりところどころ見える柱はダンジョンか迷宮のどちらかである。主人公もゲームを始めるもとんでもない事に出会ってしまう。それは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 13:46:11
127296文字
会話率:58%
この物語は、とある少年少女たちがある日突然、日常から外れて非日常を送る中で、逞しく成長するさまを記入した物語かもしれない。平々凡々な主人公の兄は今までそういった霊的存在などあまり信じていなかった。しかし己の常識を覆す信じられない事件に巻き込
まれる。
一方でそんなことなど微塵も知らない主人公。親に振り回されながらも日々をつまらなさそうに過ごしていた彼も、時がたって高校生になると彼の周りで次々と不思議や不気味な出来事が多々発生しはじめる。お買い物に出かけたら変な化け物が住まう世界に迷い込んだり、気色悪いへんな物体に追いかけられ、命の危機に陥ったり、変な神社にやってきたと思ったら、そこには目を見張るような美人巫女さんがたった一人だけいて…。
まるで知り合いだというかのような仕草をみながら、記憶を探る主人公だったが、思い出せない。わかったのは彼女はそこから動けないことと、そこにはとんでもない何かが潜んでいるということだけ。ひょんなことから己の家系が特別だと知らされ、意外な過去を持つ父親――本人は物凄く軽く語った――と力をつけるために修行をつけられるわ…。
散々な目にあって日常を恋しがるが、もちろんもう戻れるわけがない。そんな涙目な嘆きの中、出会った黒い猫。なんと猫又で何故かたいしたこともしていない主人公に懐いている。彼は主人公と契約をして霊獣―――主を護る役目を持った仲間―――になることを望む。一方で唯一日常っぽい学校生活というものを満喫していた主人公に、親友が語るその土地の都市伝説と、不気味な噂――ねぇ、知ってる? 最近うちの学校の生徒たちが行方不明になってるらしいよ――。
真夜中の学校へ侵入すると神隠しにあって二度と戻れなくなる。そんな噂を聞きながら心の中で静かに涙した主人公の心中――本格的に日常とオサラバしなければならないのかもしれないと悟った――を知らず、親友に半ば無理やりつれてこられた主人公は夜中の学校へと足を踏み入れる。するとそこはもう己のよく知る学校ではないことに気がつく。そこはもはや魔の世界と化していた。
しかしとあるトラブルがおこり、彼らは意図なく学校の中へと足を踏み入れて―…。
これは前途多難、波乱万丈奇々怪々な人生の主人公、健路と愉快な仲間達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 05:26:11
102124文字
会話率:50%
▼タイトル続き
産業革命!TRPGしながら!リアルマネートレードで大儲けして、最後は世界が(文字数限界!!)
※一部、重複投稿あります。(例:一発やる会の管理地、委託サイトなど)
最終更新:2019-02-06 18:44:09
144955文字
会話率:25%
満月の夜、廃線の向こうにある車止めの向こう側に行くと二度と戻れなくなるという言い伝えがある。
その満月の夜に男の子はその車止めの向こう側を抜けていった。
「この先におじいちゃんがいる」
男の子の目的とは何か? 車止めの向こう側には何がある
のか? 不思議な一夜を共に見ていきましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 23:20:44
11087文字
会話率:43%
熾烈な受験勉強を勝ち抜き、かねてから憧れていた名門進学校に入学した主人公・高澤修悟は奇怪な出で立ちの宇喜田類人に対し、本当のところ猿ではないのかと疑念を抱く。
一方の類人は修悟の見立て通り、人間に擬態した猿であり、島の窮地を救うため人
間界に送り込まれた稀代の天才猿だった。しかし猿であることが他人にバレてしまうと、猿には二度と戻れなくなるため、それを避けるべく必死で振る舞っている。
その他に校区一のマドンナ・喜治姫華や下宿先の同居人・甲把明良など個性豊かなメンバーが繰り広げる学園モノ青春コメディ、きっと笑えること間違いなし!の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-29 23:10:07
140017文字
会話率:54%
藍那の部屋には子供の頃から異次元に繋がる扉が現れる。
その扉から現れたアズフェリオの部屋に好奇心で入ってしまい戻れなくなる、そこは異世界であった。
最終更新:2018-08-17 00:00:00
6263文字
会話率:35%