『もう一度あなたに会う為に、私は強くなります。誰にも負けないくらい…』深い森の中で魔物達と育った少女ソニアは、人間の青年に命を救われ、共に旅をし、青年を愛するが故にやがて女戦士をめざすようになります。ソニアが稀代の女戦士となるまでの成長物語
(第1部)をご覧下さい。第2部以降は成長後の物語となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 07:27:37
1451396文字
会話率:31%
大学三年のある日、近藤まなとは祠堂八津とクラシックのコンサートで出会う。今までに趣味で話が通じた知り合いはなく、その新鮮さからまなとは八津と趣味友になりたくてうずうずしていた。その後大学のカフェで、コンサートで偶然の出会いを重ねるうちに二人
の距離は縮まっていく。一人暮らしのまなとの家に八津が入り浸るようになり、二人はやがてお互いを唯一無二と感じるようになる。但し、八津の将来は全て決められていて逆らう事は許されない。一度家族に引き離されるも、期限付きで八津はまなとの元に舞い戻る。その期限については生涯告げる事はなかった。病んでしまった八津をまなとは献身的に支えるが、どんなに愛しても、尽くしても、その関係が許される事はなく、提示された五年間のタイムリミットだけが刻々と過ぎていく。あらぬ噂に囚われてしまった八津は自分が死んだら骨を喰ってくれ、お前の一部にしてくれとまなとに約束を迫る。普段とは違う様子に動揺したものの、譲る様子のない姿勢に折れて、遺骨を食べるとまなとは渋々約束する。内心は到底穏やかではなく、自分を置いて行くつもりなのかと悲しみに似た動揺を抱え続ける事となる。本心や真意は聞けない、それでも愛する人が自分を離れる準備をしているかのようで、心配で夜眠るのも怖くなる程なのに、それでもその思いを飲み込んで側で支え続けた。このまま生きていてもタイムリミットが来て、また引き離される。それならば、人生の最後を愛する人の隣にして幕を引きたい。
祠堂八津は最愛の人を愛するが故に、新しい世界が彼なしで紡がれる事をその命を以て拒んだ。誰かを愛する時、その方法や手段が正しいか、それを答え合わせする事はできない。そこに答えはなく、できる事は限られる。それでも生きなければならないなら、自分には何ができるのか。まなとは再会のその瞬間まで自分に問い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:40:00
45534文字
会話率:50%
貴女に残せるなら憎悪と青痣であっても構わない。
最終更新:2023-12-16 01:31:33
8988文字
会話率:36%
伝説の昔、アトランテイスと呼ばれた大地があった。ギリシャの哲学者プラトンはその著作「クリティアス」の中、「アテナイは近隣諸国と連合し侵略者であるアトランティス帝国と戦い、辛くも勝利したが、その直後アトランティス島は占領者アテナイ軍と共に海
中に沈んだ」と述べています。この物語はアトランティスの最後の五年間を描く物語です。
第一部では様々な夢と期待を抱いた登場人物たちがアトランティスを統率する宗教都市(シリャード)で出会いと別れを経験します。
第二部では第一部に登場した者たちが運命のまま、敵味方に分かれて戦います。人々に憎まれ蔑まれながら戦い続ける主人公アトラスは、心の中で敵国の姫エリュティアに導きを求め続け。エリュティアもまた運命に翻弄され続けてアトラスを求めるようになります。三年間にわたる戦の末、アトラスは戦いに勝利し、エリュティアと結ばれて、アトランティスには一時の平和が訪れます。
本編の第三部、アトラスとエリュティアが相手を愛するが故に距離を置こうとしています。その二人の足下でつかの間の平和が崩れて再び戦乱の足音が忍び寄ってきます。更に大地を揺るがし続けてきた地震が破滅をもたらし始めます。アトランティスの最後の二年間、登場人物たちがどんな生き方をするのか見守ってやって下さいね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 06:19:31
720388文字
会話率:42%
戦争で祖国と恋人を失った青年アッシュは復讐のため、兵士になる。だが、異能力を使う皇国の兵士には敵わず、親友を目の前で殺され、アッシュは捕虜になり処刑される。しかし、死んだ瞬間に、自分の死体を見下ろしていた。アッシュは皇国が使用する異能の武
器を、意図しないまま奪っており、自分を殺した相手の意識を奪う能力に目覚めていたのだ。
自分の身に起きたことを理解できずに混乱するアッシュだが、異能を駆使して復讐を試みる。しかし多勢に無勢で、再び殺され、再び別の兵士の肉体に精神を移す。己の能力を理解したアッシュは復讐の機を図ることにする。
復讐は遂げるためには強い力が必要と悟り、皇国で最強と言われている将軍シルフィアの肉体を奪うことにする。だが、目論見は失敗し、虜囚の身となる。しかし、利害が一致し、アッシュはシルフィアと協力して、皇国と戦うことになる。
アッシュは新しい肉体の記憶や性格の影響を受けるため、シルフィアに惹かれると同時にシルフィアを殺したいという相反する感情を抱いてしまう。さらに、転生を繰り返すうちに復讐心が薄くなっていくことを知り、アッシュは自分にはあまり時間が残されていないことを知る。
復讐心が消える前にアッシュは敵の本拠地へと乗り込み、シルフィアの協力もあり、仇にトドメを刺す寸前まで追い込む。だが、最後の最後で、仇を討つか、シルフィアを護るかの二択を迫られ、後者を選んでしまう。身を挺してシルフィアを護り、代償にアッシュは復讐心を失う。残るのは、愛するが故にシルフィアを殺したいという感情であった。
カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219241024626折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 20:00:00
134275文字
会話率:54%
『彼は命を賭けて絶対的不利な決闘に挑む――全ては剣を捧げた女性の為に、全ては愛する女性を救う為に……』
愛する王太子ミカエルから数々の裏切りにあったライザは嫉妬に狂い理性を失くしてしまった。刃物を持ち浮気相手のリーンを害そうとしてしまった
のだ。この事件で全ての者はリーンに味方し、ライザは完全に孤立してしまう。しかもミカエルは自らの浮気さえ正当化し、ライザをより貶める為に神前決闘を申し込んだ。
ミカエルと配下の五人を相手にライザには万に一つも勝ち目はない。「貴様も代理人を立てればよかろう」もっとも誰もライザに味方しないだろうとミカエルは言い放つ。
その時――「俺が代理人になろう」英雄マリウスが名乗りを上げた。
王太子への愛ゆえに人生を狂わせた憐れな令嬢ライザ。
彼女を愛するが故に絶望的な決闘に挑む英雄マリウス。
――二人の進退と愛を賭けた戦いの幕が切って落とされた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 23:05:56
30020文字
会話率:47%
神は愛しい人魚に己の目である事を望み、眠りについた。
愛しい神の願いの為に人魚は人の世に解き放たれる。
西の大陸の魔女は最後の信仰の欠片を踏んだ。
神という不公平な存在を憎む魔女は仲間達の未来の為に全てを捨てて東の大陸へ渡る。
そしてヒ
トの子は人魚と魔女の双方とに不思議な縁を得て……
途中から不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 00:00:00
78797文字
会話率:21%
三人称の小説。それだけでもう面白いジャマイカ!
蒼樹ハル、高校一年生、十六才の夏。
『実のところ、彼女が呼んだこの「雨」という称号が僕の気分を重くする要因でもある。この「雨」という呼称が、あの事件が終わった後もこうして僕を怪異の
世界に縛り付け、安穏たる人の営みから遠ざけている。そのせいで恋もままならない。「雨」は僕の恋路を阻む最も忌みするものである』
一難が去ってまた、ハルは美少女と出会った。
黒鬼一族と雨の陰陽師の末裔達。複雑に絡み合う因果の中で各々の思惑が交錯する。
愛するが故に歪む者達。行く先に待ち受けるのは幸か不幸か。主人公のハルは結末に何を観るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 07:33:00
221975文字
会話率:47%
恋人に婚約者が嫌がらせをしたから婚約破棄したと息子が言う。
国で一番の女性を選んだのに。
最終更新:2021-03-15 13:30:10
2430文字
会話率:40%
帰宅すると待ち構えているのは8歳年下の可愛い妻……ではなく、「あなたの命は私のものです」と笑顔で命を狙ってくるバイオレンスな妻だった。どうやら夫婦には互いに別の顔がある模様。
愛するが故に命を狙う妻と、それを日常として受け止める夫。少し刺激
のある日常を楽しむ夫婦の愉快な日常。
バイオレンス夫婦のバトルの決着はいかに……!!!そして夫婦に待ち受ける困難とは……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 16:14:59
8545文字
会話率:57%
恋人から嗅ぎ慣れない甘い匂いがした。
もしや浮気をしたのかと疑い、問い詰めるが浮気はしていないと怒り出す彼女。
信じたいけど信じられず、主人公は疑心暗鬼から浮かない気分に。
愛するが故に心配になってしまう、百合カップルのお話。ハッピーエンド
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 21:12:56
2824文字
会話率:36%
愛について 書いてみました
最終更新:2019-07-13 18:19:13
501文字
会話率:0%
女ごころをテーマに3つの短編を執筆しました。
主人公はいずれも女性です。
第3話「星降る夜」は、年下の男性との恋を、彼を愛するが故にあきらめようとする優季子さんのお話しです。
最終更新:2019-06-06 22:49:18
3676文字
会話率:19%
愛するが故に先延ばしにする魔女と、愛するが故に欲する弟子。
***
思い付きで書いたものです。頭を空っぽにして読んでもらえれば、と。
最終更新:2019-06-02 18:17:15
3892文字
会話率:35%
恋に重いも軽いも関係ないよね!?
最終更新:2018-12-03 16:04:16
4739文字
会話率:83%
幻聴に侵されていく幹久の身を案じ、支え続ける藤代の壮絶な挌闘が愛と言う深層を抉り出していた。
最終更新:2018-10-03 08:13:32
34542文字
会話率:17%
みんな、田舎は嫌だ、都会がいいって言ってる。
そりゃあ、うちの県は人口は一番少ないし、全国どこにでもある店が無かったことだってあった。あの有名コーヒーチェーンや有名コンビニとか。
でも、それがどうした。別に無くたっていい。生活不能じゃないん
だから。家族1人につき車1台とかざらだけど。
そんなことを、そんなことばかり思ってた。
だけど、大学進学というものが現実として近付いてくると県内に留まるというのが少し難しいんだと分かってきた。
出来ることなら県内にいたい。でも、残れないことも考えて、何か、この溢れんばかりの郷土愛を示すものを生み出すことはできないだろうか。
そう、例えば、旬を逃してしまったけど、新たなご当地ヒーローなんてどうだ!
これは、人口最少、砂漠といったイメージに捉われた我らが鳥取県を愛するが故にその愛の形としてご当地ヒーローを考え出し、本物のご当地ヒーローになる少年の物語。
「俺、鳥取を出ても絶対Uターンするから」
彼の力の源、それは、郷土愛!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 19:14:10
23640文字
会話率:38%
ダキニ天。それは古き時代に渡来し、そして大和国に習合した神。それは一度滅びたが、しかし今も生き続けている。そう、ダキニ天の末裔としてーー破魔師として。
彼女たちは駆る。ジャッカルをキツネに変え。
彼女たちは戦う。己の身体を神の依りとし
。
彼女たちは生きる。ただ家族を愛するが故に。
そう、これはそんな彼女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 02:24:28
1183文字
会話率:0%
舞台は人口が飛躍してしまった世界
人口調整のために世界はある政策を打ち出しました
その政策に翻弄される夫婦の話です
最終更新:2017-10-03 21:33:20
1570文字
会話率:97%
今や誰もが知る童話「赤ずきん」しかし、赤ずきんには誰も語ることのなかった悲しい真実があった。愛するが故に辛く、愛するが故に願ってしまう願ってはいけぬ願い。愛するが故に────
最終更新:2017-05-23 13:51:50
8028文字
会話率:24%