宿命という大きな渦の中で運命に翻弄されているひとりの少年を巡る愛と憎しみの物語。
禁断のボーイズラブ作品です。
皇帝の星の継承によって継がれる皇位。
それは運命的に皇帝の星を継ぐことによって可能になる特別な地位。
そのた
め血の継承ではなく力の継承が重要視される。選ばれれば当事者の意志も事情も関係ない。
逃れられない星の継承から逃れようと抗ったひとりの少年が辿り着いた世界。
それが太古の地球。
そこで迎える逃れられない悲劇的な結末。
どうしても放棄したかった星の継承。
運命は転生と復活という形で再び動き出す。
悠久の時の果てに……。
自サイト及びpixivにて連載中。
ムーンライトノベルズ様にて連載中ですが、少し表現を和らげて投稿しています。
今のところ変化はありませんが。
ガイドラインを改めて読んで、投稿先に迷ってのチャレンジです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 05:32:24
248623文字
会話率:27%
著者: シヴァンシュ・ティワリ (Shivansh Tiwari)
物語の舞台: 近世 (Kinsei) のとある村
あらすじ: 戦争、混乱、不安に満ちた世界で、アリステアという少年とその家族は暮らしていました。 村人や本によると、争い
のない場所などどこにもないようでした。 少年は平和な場所を見つけ、自由を望んでいました。 支配階級に操られるのはごめんです。 しかし、彼の夢は誰からも信じてもらえませんでした。
運命の分岐点: ある日、タッサロール王によって少年は家族と夢を打ち砕かれてしまいます。 悲劇的なことに、両親は彼の目の前で殺されてしまいました。 まだ武器を扱うこともできない少年でしたが、復讐を決意します。 最初の標的は、家族の死をもたらした王です。 抑圧された過酷な世界から逃れるため、少年は夢見たヴァーデランドを探すという驚くべき旅に出発します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 02:39:35
44674文字
会話率:38%
「伯爵令嬢ヒメリア・ルーイン。貴様はこの国の面汚し、婚約はもちろん破棄、死んで詫びるがいいっ断罪だっ!」
「そんなっ! 一体、どうしてそんな酷いことを? いやぁっ」
ザシュッ!
婚約者である【王太子クルスペーラ】と彼の新たな恋人【聖女フ
ィオナ】に断罪されるという恐怖の夢、息苦しさを覚えてヒメリアが目覚めると……そこは見慣れた自室だった。
「まさか時間が巻き戻っているの。それとも同じ人生をもう一度繰り返してる……五回目よね」
これは清らかな伯爵令嬢ヒメリア・ルーインが、悲劇的なタイムリープの輪から抜け出すまでの物語。
* 小説家になろうさんとアルファポリスさんに投稿しております。
* 一話あたりの文字数は、1200〜2000文字前後で調整済みです。
* 2020年7月4日、全14話で作品完結です。今回初めて挑戦した『ざまぁ系』作品ですが、最終話で伏線を回収して登場人物それぞれに救いのあるラストになっています。ご覧くださった皆様、ありがとうございました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:12:18
147839文字
会話率:50%
Leonal Owen は、彼を憎む者によって悲劇的な死を遂げた後、奇跡的に自分の6歳の体で目を覚ます。しかし、彼が知っている世界とは異なる世界であり、実は彼は高価な宝石であるジェムストーンの支配権をめぐる戦争が繰り広げられている並行世界に
いることが判明します。システム・ヴィクトリーと共に、Leonal Owen は以前の自分のように勝つことができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:36:39
21095文字
会話率:14%
「ギュスターブ様、離婚しましょう!」
8歳の頃に、15歳の夫、伯爵のギュスターブの元に嫁いだ、侯爵家出身のフリーデ。
その結婚生活は悲惨なもの。一度も寝室を同じくしたことがなく、戦争狂と言われる夫は夫婦生活を持とうとせず、戦場を渡り歩いて
ばかり。
堪忍袋の緒が切れたフリーデはついに離婚を切り出すも、夫は金髪碧眼の美しい少年、ユーリを紹介する。
理解が追いつかず、卒倒するフリーデ。
その瞬間、自分が生きるこの世界が、前世大好きだった『凍月の刃』という物語の世界だということを思い出す。
紹介された少年は隠し子ではなく、物語の主人公。
夫のことはどうでもいいが、ユーリが歩むことになる茨の道を考えれば、見捨てることなんてできない。
フリーデはユーリが成人するまでは彼を育てるために婚姻を継続するが、成人したあかつきには離婚を認めるよう迫り、認めさせることに成功する。
ユーリの悲劇的な未来を、原作知識回避しつつ、離婚後の明るい未来のため、フリーデは邁進する。
※他のサイトにも投稿いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 20:11:13
99293文字
会話率:52%
ハイドラド大陸の考えは二分されていた。
西の竜王尊重派と東の竜王抹殺派に。
染みついた両者の価値観は、歩み寄りを許さず、大きな戦争へと発展する。
それが大陸史上最大の戦争『東西魔大戦』である。
血で血を洗う悲劇的な戦争の戦火は、大陸中に
飛び火。
両国の町や村や都市も戦場となった。
そして、その戦争で民間人に対する最大の被害を出した事件。
惨劇の夜。
それは村が一夜にして壊滅したことで名付けられた。
住民が皆殺しにあった悲しき事件だ。
しかし、この事件の裏には、生き残りの少女がいたのだ。
白銀の髪と真紅と碧眼の瞳を持つ少女。
これはその少女の運命の始まりの物語。
後の世で氷炎の魔女と呼ばれる少女の伝説の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 13:24:22
7274文字
会話率:31%
「アリーシャ・ドゥ・ミネルヴァ、貴様との婚約を今日この瞬間の限りを以て破棄する!」声高らかに告げられた言葉。
その時、エレイン・ドゥ・ヒューメルは転生者であることを思い出した。そして、いずれざまぁの如く悲劇的な運命を辿るヒロイン(お花畑)と
して、王子に抱きかかえられている。
”お妃とか無理”、”死にたくない”。そう決心した彼女は土壇場の修羅場で手のひらを反すことにする。
ヒロインもヒロインだし、王子も王子だし、貴族の皆さんも貴族。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:30:00
7888文字
会話率:43%
幼い頃に父親と生き別れた康介だったが、母の葬儀に老いた父が姿を現した。母が叔母に預けていた手紙には、その父が康介の本当の父ではないという思いも寄らぬ事実が書かれていた。自由奔放に生きた母、血のつながりのない父親、そして本当の父親。すべてが過
去に隠されていたことに憤りを覚える康介とその家族模様を描いた作品。
設定は悲劇的ではありますが、康介の家族の在り方が見どころで、ラストはほのぼのしていただける作品に仕上がりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 23:38:02
20718文字
会話率:41%
人間の住む島フェナサイト、魔物の住むふたつの島エメラードとアクアマリン。魔物の方が種として強く、人間がその支配下におかれている世界。平凡な人間のつもりで生きてきた男子高校生、敦(あつし)は、魔物達にもおそれられる最強の力、「現人源泉竜(あら
ひとげんせんりゅう)」の持ち主だった。16歳の夏、魔物の戦いに巻き込まれた敦と、「狼少女」の物語。
予約投稿機能(毎日23時更新)で、すでに最終話まで投稿済みです。2013年3月11日に完結します。
(悲劇的なストーリー展開もありますので、苦手な方は閲覧ご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 23:00:00
597787文字
会話率:48%
伯爵家の令嬢、アンジェ・エルフィールは突如として魔法学園から姿を消した。
この世界が前世でプレイ出来なかった乙女ゲームの世界であり、自身が悲劇的な末路を迎える悪役だと勘づいた為である。
金が無い事を嘆き、想定外のトラブルに憤慨し、斧を振り回
し、あらゆる場で疾走しながら、彼女は進む。
目指すは、破滅などない心踊る幸せな生活だ!
しかし、彼女は知らない。
転生者は自分だけではないことを。
NORA様、小説家になろう様で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 17:16:22
9143文字
会話率:14%
主人公は勇敢な若者でありながら、悲劇的な運命に見舞われた青年です。暴漢に襲われた女性を守るために自らの身を犠牲にした彼は、善行ゆえに天界の全知全能の神の注目を集めますが、自己犠牲が神にとっての命を粗末にした行為と見なされ、神になる資格を剥奪
されてしまいます。
神はある女性の体内に宿る女の子に与える魂で悩んでいましたが、彼が適任と判断し、赤子に魂を与えることになります。転生の女神に魂を浄化して、かの赤子に与えよと指示しました。天界の女神は主人公に対し憐れみを持ち、記憶の消去を行いましたが、全ての記憶を完全に浄化することはできませんでした。このことが後に物語の展開に大きな影響を与えます。
神は女神が完全な魂の浄化を行わなかったことに怒り、女神を主人公の二つ年下の幼馴染として女神の権能を封じて主人公の行動を導くためだけに転生させます。
物語は主人公が幼馴染として女神と再会するところから本格的に展開します。彼らは過去を知らぬまま、自然に心を通わせる友人としての関係を築いていきますが、主人公の記憶が完全に失われたわけではないため、徐々に彼の運命に関わる予兆が現れてきます。
主人公は、神から許される時が来るまでの間、現世での使命を果たすために尽力します。彼は人々を助け、善行を積み重ねる一方で、天界での出来事を思い出し、自らの存在意義を模索します。女神もまた、主人公との絆を大切にし、天界に戻る方法を探し始めます。
時が経ち、物語は主人公と女神の成長と友情、愛情を描きながら進んでいきます。彼らは互いに支え合いながら、神から許される時を待ちます。そして、やがて訪れる運命の瞬間に向けて、主人公は自らの存在と使命を理解し、女神は封じられた力を解放しようとします。
果たして、主人公と女神は神から許される時を迎えることができるのか。天界と現世、永遠の記憶と約束を胸に、彼らの運命はどうなるのか。善行と愛情が織り成す感動のストーリーが、読者を魅了することでしょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 17:47:13
157393文字
会話率:57%
前篇のみです。
2020年は、コロナ禍のため、あらゆるイベントが中止、延期となりました。高校野球もまた例に漏れず、中止され、高校生たちの絶望的な嘆きが報道されました。が、落胆はしょうがないにしても、悲劇のような扱いはどうだったのでしょう
か。
この物語では、甲子園の予選が行われています。その試合で、ライトゴロの悲劇が起こります。しかも、悪いことに、豪雨災害で併設となった女子高のチアガールたちも参加した大応援団の前で。
彼を取り巻く、仲間たち、女子高生のローカルアイドルも絡んでの群像劇をどうぞお楽しみください。
この喜劇は、現実には起こりえないでしょうが、笑えない喜劇よりは悲劇的ではないでしょう。
//////////////////////////////////////////////////////////// 2020-11-11,しまばらさぶろう
シング・シング・シングは 「死んだ死んだ死んだ」に。ライトゴロなのでそうなります。
学校の授業ではロマン主義について語られる。プーチンの夢想を聞かされると現代もその時代のただなかであるのがわかるでしょう。戦争を美化する道具立てまで昔風。
とは言え、高校野球はロマンだけでなく、体育会系の批判も当たり前になりました。
世界の音楽はヒップホップになってしまい、ロックが流行ってるのは日本だけとか。しかも、ロックなのに歌詞が重要だとか。一周、回りそうでそうでもない。
宗教も、言葉の作用。世界ではギャグの対象になりがちだが、日本では薄い無神論のような、まじないや占いも混じったカネが要らなそうで生みそうなアルファベット三文字の団体みたいになってる。みんなまとめて笑いましょう。
未完ですが、その片鱗は確かにあると思います。お楽しみください。
//////////////////////////////////////////////////////////// 2023-09-17,なかがわはじめ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:16:48
147812文字
会話率:31%
高校一年生の紅月魁斗(こうづきかいと)は家族同然の幼馴染・亜里累(あさとるい)と共に母と三人、いつも通りの幸せな日々を過ごしてした。だが、幸せな日々は続かず、夏休みを迎えたある日、これまで平和だった日常が一変する。
いつものように、学校から
家に帰った魁斗に悲劇的な事件が起きる。
事件の犯人から、命を狙われる危険性と犯人への復讐を遂げるために、魁斗は力を求める。
目的を果たすべく、案内をしてくれたのは、まさかの幼馴染・累だった。累は魁斗を裏世界の住人である皆継左喩(みなつぎさゆ)に紹介。鬼の血を継いでいると言われる皆継家に引き取られることになる。
皆継家にて、厳しい修行に耐え、着実に力を身につけていく。
裏世界に足を踏み入れた魁斗は、現代社会の裏側で三つの派閥が戦争をしていることを知る。
そんな非日常に慣れ始めた頃、最悪の刺客が現れ、魁斗は本格的に戦いに巻き込まれていく。
異能バトルアクション×恋愛×学園が織りなすストーリー。
~主要登場人物紹介~
紅月魁斗(こうづきかいと)
主人公。事件が起きるまでは、普通の高校生。
亜里累(あさとるい)
魁斗にとって家族同然の幼馴染。秘密事が多い。
皆継左喩(みなつぎさゆ)
鬼の家系と呼ばれる皆継家の長女。才色兼備で学校の人気者。
青井暁斗(あおいあきと)
謎の転校生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 18:34:51
557223文字
会話率:29%
「マリア。私は、君との婚約を破棄しようと思う。承諾してくれるだろうか?」
テオドール伯爵家の令嬢である私は、イシュトヴァーン公爵家のグラディスから婚約破棄を通告された。
私の目の前に、婚約を確かなものとしていた血の契約書が置かれ、事実
上、その撤回を要求される。
「……分かりました。承諾いたします」
私はグラディスの圧力に負け、彼との婚約破棄に同意した。
しかし、私には婚約破棄された心当たりがあった──。
自由に動かない両足だ。貴族学園で悲劇的な事故に遭い、私の両足はただの飾りと化していた。
公爵夫人としての仕事をまっとうにこなせない私など、不要というわけだ。
そして、私は事故に遭ってから、婚約者だけではなく友人達も失った。
……いや、仮初めの友人達が、私の下を去っていった。
「私にはもう、誰もいなくなっちゃったなぁ……」
「……マリア様。そんなことを言わないで下さい。まだ私がいます」
私の呟きに侍女のエルザが目から涙を溢れさせる。
ついには、大粒の涙を流して、子供のように泣き出してしまった。
私は、そんなエルザを見て、軽く微笑みながら優しく語り掛けた。
「エルザ。そんなに泣かないで。実は私、スッキリしてるんだ」
「……マリア様?」
「私はもう自由なの。これからは、『公爵夫人になるのに』と咎められることもないのよ?」
私は真っ青な大空に右手をグッと伸ばすと、雲をつかみ取るように手の平を握りしめる。
「私の前には、希望に満ちた無限の未来が広がってるのよ! 私は諦めない! 私はこれから、エルザと一緒にたくさんの幸せを手に入れるんだ!」
これは、全てを失った伯爵令嬢が、持ち前の明るい性格を生かして、より良い未来を求める物語です──。
※当初、短編として公開予定でしたが、あまりにも長くなってしまいましたので、九話に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 12:51:46
52513文字
会話率:48%
これは、SF作家・菅浩江さんがかつて手掛けた『雨の檻』というSF短編の、いわば本歌取り小説として考えてみたものです。「巨大な宇宙船に閉じ込められた少女の運命を描く……」という表題作でしたが、非常に感動的かつ悲劇的な結末であり、なんとかしてあ
の主人公を救ってやりたいと思い、こんな形で、一つの救済を描いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 18:49:11
3779文字
会話率:31%
おとぎ話のような説話的なオチはお好きですか?
英雄譚のような悲劇的な末路はお好きですか?
フローチャートを用意してください。
私がコインの表か裏に賭けましょう。
このあらすじはすべて語呂で構成されています。
最終更新:2023-11-02 17:05:48
3566文字
会話率:34%
7歳の誕生日。命の灯火が消えようとしたその時、前世の記憶が蘇った!ここは前世で読んだ物語と同じ?しかも、幼い頃に亡くしたはずの両親も転生していた!元の世界で武術に長けていた両親。この世界でその力は更に強化されていて⋯。両親から愛情たっぷりス
パルタに鍛え上げられ、出来上がったのは影の最強令嬢。本の中の悲劇的な内容を何とか回避する為、姿を偽りながら影で物語を支える!そして、私の相方となる氷の騎士様は規格外なほど強かった!最強な二人が物語の主人公達そっちのけで影で暴れまくる!戦いあり、恋愛ありの爽快な異世界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 00:05:54
91134文字
会話率:17%
魔法使いは芸術家だ。
呪文の詠唱にコンマ一秒のリズム感が必要になる魔法。それを扱う魔法使いは、いつしかそう呼ばれるようになっていた。
魔法学校に通うレクシーには夢がある。それは魔物討伐隊に入って悪事を働く魔物を退治すること。
しかし、レク
シーには大きな悩みがある。
彼女は悲劇的な程にリズム感が無いのだ。
それでもレクシーはめげずに授業を受ける。
たとえ幼馴染の優等生、ジェイデンに毎日馬鹿にされていても――――
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 21:31:36
25015文字
会話率:40%
今から少し昔のこと、日本各地に突如としてダンジョンが出現した。
同時に人間たちは一人一つずつの『クラス』に目覚め、魔物の潜むダンジョンに潜って収穫を得る『探索者』が一つの職業となった。
学生たちのカリキュラムにも『ダンジョン探索』が加わる
ことになり、全国各地に敷地内にダンジョンがある『探索者育成校』がつくられた。
学園の新入生である『藤原司(ふじわらつかさ)』は、入学式の日に自分に前世があること、異世界で悲劇的な死に方をしたために女神に邂逅し、転生を希望したことを思い出す。
『転生したら荷物持ちの悩みである、所持限界を無くしたい』
女神はその希望に応えて、転生時にあるスキルを与えていた。
そのスキルが周囲の人物に認識できなかったために、司は入学早々から侮られてしまうこととなるが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 19:00:00
225782文字
会話率:60%
家族に愛され、何不自由ない令嬢ライフを送って来た裕福な辺境伯の末娘レン。だが、ヘルデラントの悪王は、辺境伯の魔力の血筋を求めてレンを婚約者に定める。家族はレンを港町マドレーユにある魔法学園に逃す。ただし、そこは男子校。かえって危険なのでは?
モテまくりになるのかと思いきや、無愛想で自分を貫く美少女は、周りの関心を完全無視。と言うか全然気がついていない。レン、男子は危険なんだよ? 目下、レンの悩みは魔法剣士になるには、力不足なこと。真剣に剣の腕を磨く彼女だったが、方向性が間違っているのでは? 渦巻くような底知れぬその魔力は、どうするの? 担任のダグラウス先生はよぼよぼの老人だったが、それは幻影魔法で実は濃い金髪のイケメンで、レンの父の辺境伯から面倒を見て欲しいと頼まれていたが、レンは頑固で危険などものともせず、戦いに行ってしまう。イケメンなのに完全にオッサン扱いだよ。学年一の裕福で地位の高いダルクバートンも影が薄い扱い。クラスメートで卓越した感知の能力を持つバートは、レンが女の子であることを見抜いて、何食わぬ顔で近付き、悲劇的なほどの恋心を抱くが全然気付いてもらえない。一方でヘルデラント国王は、国家の遠見たちの手を借りて、婚約者のレンを探し求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 23:12:55
226480文字
会話率:44%