2000年の昔、女神と使徒達により齎された「神代の魔導具」と呼称される未解明の魔導具類により、方舟の人類が生存できる土地が用意された。
宗教と調略、魔導具や魔力、そして科学力を使用した「神代の魔導具」の争奪と、それに伴う「戦争」、過去の
遺恨が絡み合う。
政争と戦争により孤児となった姉弟が、魔導具士としての自身の能力を駆使して復讐と復権を求める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 01:00:00
793690文字
会話率:23%
十五世紀。中世も終わりの兆しを見せるこの時代、度重なる十字軍派遣により欧州各国はその国力を弱めつつあった。
また、食生活において当時の人々は肉を保存するため、塩漬けにしていたが、それはお世辞にも美味いと言えるものではなかった。水分が抜
けカチカチになった肉は日にちも経てば変色し、そして腐る。
そんな中、東地中海のカイロ、アレクサンドリアといった都市を持つマムルーク朝エジプトは、東の紅海を抜けインドと貿易をしていた。
そこで取引された胡椒などの香辛料は肉の味を落とさずに保存できる、最高の保存料として欧州で重宝された。
当時胡椒と銀は同量で取引されるほど、香辛料は高価なものだった。
そして残念ながらそれらは温暖湿潤の気候でしか育たず、欧州では輸入に頼るしかなかった。
当時の欧州各国は敵対するマムルーク朝を抜けてインドに到達することは不可能であった。そのため、エジプトに近いジェノヴァやヴェネツィアの商人たちがエジプトとの胡椒の取引を独占した。世に言うレバント貿易である。
同時期、欧州西端のイベリア半島では国内のイスラム勢力を排除してキリスト教国家の復権を目指す国土回復運動、いわゆるレコンキスタが、いよいよ終わりを迎えようとしていた。
イスパニアに先駆けてレコンキスタを完了させた小国ポルトガルでは、バルトロメウ・ディアスの喜望峰到達により、アフリカ大陸を南下して東進インドに向かう、東回り航路で胡椒を手に入れようと躍起になっていた。
「大航海時代」の幕開けである。
さて、歴史における大航海時代とはまさにその通りなのだが、ここはそれとは違う舞台。
馴染みの国名、人名、出来事もパズルのようにずれている。
欧州西端の国、イスパニア。ここに一人の少女がいた。公爵令嬢の彼女は身分も身なりもしっかりして、英才教育により高い教養も身につけている。まさに才色兼備である。ただ一つ、いささか性格に難があることを除けば。
話は冒頭のレコンキスタをめぐって、彼女にスポットを当てて始まる。
これはそんな世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:10:27
118786文字
会話率:59%
「時は満ちた。今こそ魔王軍復権の時である!!」
そうして魔王の願いを聞き届けた異世界の神によって召喚された少年に(異)世界の命運は託された?
新米主人公は今日も行く。地球で普通の高校生活を送りながら、異世界のトラブルを解決して、平安貴族
のようなサイクルを繰り返す。―――全ては、己の理想を貫くために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 18:10:06
373257文字
会話率:55%
差別の本質
民族の繁栄
国家とは何か
臣民のなすべきことは何か
大日本帝国と大和民族の復権
最終更新:2024-03-02 08:02:29
3069文字
会話率:0%
大日本帝国を復権させるには
時代の反芻
汚職政治家がなぜ裁かれないのか
内務省の復権
警察の堕落
大日本帝国の建設
最終更新:2024-02-24 22:27:29
1540文字
会話率:0%
物語は2004年7月、東京都の日本武道館で開催された全国道場少年剣道大会の決勝戦。
AさんとBさんが大会の注目選手について語り合い、復権を果たそうとする名門梅松館と
奈良から勢いで優勝し前年を制した...川剣道クラブ。
予測不可能な勝負の世
界で、二つの道場の力を巡る熱い戦いが繰り広げられます。
物語はその後、時が経ち大阪。ここで12歳の溝川飛鳥が剣道一家に生まれ稽古に明け暮れています。飛鳥は大会に出場したことがなく、しかし強い素振りを見せる中で突然訪れた建太で物語が始まります。
建太は口数こそ多いが、試合での勝利経験は1回だけ。そのひょうきんで個性的なキャラクターとともに動き出す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 04:13:52
2514文字
会話率:88%
薄幸な王が聖女の導きで百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。狂王と淫妃の間に生まれた10番目の子は14歳で王太子になるが、母と愛人に命を狙われてパリから逃亡。19歳で名ばかりのフランス王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血に
まみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、そして復権裁判へ。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※「【完結】7番目のシャルル、狂った王国にうまれて 〜百年戦争に勝利したフランス王は少年時代を回顧する〜」の続編、青年期編です。前作・少年期編:https://ncode.syosetu.com/n9199ey/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 21:11:32
115713文字
会話率:35%
京都、老舗の並ぶ商店街に生まれ育った幼馴染の家具屋の小町と京菓子屋の太郎は、近々オープンするショッピングモールの強引な店舗開発に対して、工程に無い謎の工事の話を聞きつけ建設現場に乗り込む。その時、黒い不死身の男に襲われ、なんと、千年前の平
安時代にタイムスリップする。
時の権力者、藤原道長の下に落ちた小町は、同じく未来からやって来た自称天才物理学者にして、陰陽師として道長 の側近を務める安倍晴明に保護され、なぜか仙女と崇められ宮中で生活することに。時を同じくして、左遷先から帰って きた道長の甥、隆家は、道長により不遇の立場に置かれた兄と姉の復権を画策。恐るべき策謀を巡らせていた。そんな時、大江山を拠点とする盗賊「酒呑童子」が京に攻め入るという知らせが。道長は側近である武家の棟梁源頼光に討伐を命じる。しかし、同時に頼光に謀反の噂が流れ、晴明にも嫌疑がかかり、その影響は小町にまで。 不穏な中、大江山に行った討伐軍の前に、小町らを襲った黒い不死身の男「酢呑童子」が現れて頼光たちに襲い掛かる。そこへ、ちょうど行方不明だった太郎が落ちて来たのだった。
時空を超えた巨大な陰謀の正体とは?
果たして彼女たちは現代に戻って来れるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 00:00:00
82541文字
会話率:41%
終わりを迎えた別の異世界の住民が移住やかっての国の復権を画策する
そんな中、幻想郷に求める物、安息を求めて幻想入りした
二人の魔王の物語
※この作品は東方プロジェクトの二次創作非なります。
オリキャラ多数等の独自設定があるため苦手な方はプ
ラウザバックをお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 16:57:10
4819文字
会話率:29%
もう少しでラスボスの魔王に辿り着こうというところで、女賢者アレサと女勇者ウィリアは自分たち以外のパーティメンバーを解雇してしまう。実はクビにされたメンバーはすごいスキルや立場を隠していて、自分をクビにした二人に復讐? 復権? 復職?を迫って
くるが……。
そんなことより、結婚を目指して突っ走るアレサたちなのだった。
※同内容を、「カクヨム」にも重複投稿中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654286022494折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 12:00:00
182450文字
会話率:37%
エリーナはとある事件によって地方へ送られた元皇女。皇族への復権と引き換えに出された条件は超難あり男との政略結婚だった。
相手は常に狼の仮面を被った蟲狩り、ライナス・スペード。
蟲狩りとは蟲という異形の魔物から人々を守る部隊のことである。
決
して素顔を他人に見せない冷酷で気難しい男と評判だった。
エリーナはなんとかライナスに気に入られようとするが、「お前は形式上の妻だ」と突き放されてしまう。
ライナスはエリーナにも決して素顔を見せることはなく「素顔が見たければ真の妻になれ」と冷たく言い放つ。
それでも誰も知らない土地で生きる為にライナスとの夫婦の情が生まれるように努力するエリーナ。
やがて二人は甘い言葉など交わさずに、わずかな視線の動きや仕草で互いの気持ちを理解し、会話するようになる。
それはまさしく静かに恋をするようであった。
風変わりな執事長とやたら腕っぷしが強い侍女に囲まれながらエリーナとライナスは徐々に互いに惹かれ合うが、ある事件が起きる・・・・。
タイトル通り、甘々というよりは少し大人の恋になるかな、と。蟲という魔物も出ルのでファンタジー要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 20:37:10
55790文字
会話率:31%
親友の裏切り、婚約者の略奪、家からの追放。
坂道を転がり落ちるような、転落の人生を歩んできた『灰色の聖女』セイラ。
セイラは辛い人生の幕を自らの手で下ろそうとしたが、奇跡的に一命を取り留めた。
そこからセイラの人生は一変する。
親友への
ざまぁ、婚約者の没落、聖女としての復権。
そして、新しい恋人からの熱愛。坂道を駆け上るような最高の人生が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 12:10:57
49738文字
会話率:35%
|神亀元年《西暦724年》、はじまりの|機神《クリガミ》が発見されたことで、日本の歴史は大きく変わる。戦は機神を駆る武官貴族がするものとなり、兵とは機神に従う者となった。
『其《そは》|不朽《くちず》、|不錆《さびず》|不腐《くさらず》
、|不死《しなず》、|不眠《ねむらず》、|唯休也《ただやすむのみなり》』
蝦夷の反乱が続く中、各地の地方貴族は機神を求め、軍の魁として戦陣を駆けた。そうして、朝廷は官位として機神を授けるようになっていく。しかし、平和が訪れると、朝廷は形骸化し、武門の公家が落ちぶれて、機神を伴い地方へと流れて行った。
平穏な時代は終わりを告げ、政治闘争に武力を伴うようになると、機神「|小鴉《コガラス》」を駆る伊勢平氏が成り上がる。朝廷はこれを良しとせず、陽成源氏を武家の棟梁として肩入れし、源氏は機神「|髭切《ヒゲキリ》」を筆頭に機神「|膝丸《ヒザマル》」・機神「|静《シヅカ》」を以て平氏を討ち果たした。
しかし、源氏は鎌倉に幕府を構えたため、後鳥羽院は朝廷復権を懸け、兵を挙げるも、幕府が勝利し、以後朝廷は中立となった。この頃、機神の移動手段として機馬が生み出された。
朝廷の復権を目論む後醍醐帝が鎌倉幕府を転覆させるも、武家を蔑ろにした公家政治を行ったことから、源氏の嫡流に最も近き足利氏が武家の棟梁として北朝を打ち立てる。足利尊氏は機神「|尊《みこと》」を駆って、後醍醐帝に|叛《そむ》いた。朝廷が二つに割れ、陰陽寮も二つに割れた。南北朝時代となったが、機神の供給が上手く行かぬ南朝は模造品ともいえる機兵を生み出し、この製造技術は寺社勢力に引き継がれていく。
足利義満が南北合一を果たしたが、機神に乗れぬ義政が将軍となると、天下の箍は直ぐに緩んだ。
時は戦国、日ノ本は各地の群雄らが覇を競う乱世。戦うのは機神と呼ばれる絡繰兵を駆る侍たちである。
大名は一騎当千の機神とその主である絡繰武者の招聘に躍起となり、神社はその力の源であると保護された。
機神と|機馬《クリウマ》、そして|機城《クリジロ》が織りなす架空戦記――の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 06:00:00
16626文字
会話率:55%
エミル・メーベルトは勇者である。そして、度を越したポーション好きでもある。
勇者エミルは魔王討伐直後、不慮の事態によって二百年後の世界に飛ばされてしまう。
元の時代へ戻れなくなった事は「まあそれはいい」と適当に流すエミル。だがその後、衝撃
の事実――己の愛するポーションが二百年のあいだに味も品質も大幅に劣化しており、人々から軽んじられる存在へと転落してしまった事を知り、絶望する。
よろしい、ならば復権だ!
気を取り直したエミルはポーション本来の品質と評価を取り戻すために行動を開始。かねてからの夢であったポーション店を開き、ポーションのすばらしさを啓蒙するために日々暴走……もとい活動をしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 20:00:51
116946文字
会話率:55%
『復権の作業』
自分で自分に、自由に小説を書く権利を、再び与えるという、復権についての小説。ここからが、俺の正念場である、第二次的な、連作小説。
最終更新:2022-12-30 04:41:33
6759文字
会話率:25%
残虐非道な亜人として、全ての他種族から邪悪視されるダークエルフ族。
そんな中にただ一人〝やさしさ〟を持って生まれた男がいた。
彼は日本人としての前世の記憶と価値観を持っていたのだ。
ひょんなことから全身キグルミ的な呪いの装備を手に入れた彼
は、これ幸いと正体を隠して気ままな第二の人生を歩み出す…
重めのダークファンタジーと思いきや、そんなこともないお気楽目な物語です。
※2022年クリスマス企画として1時間おきに1話ずつ、1部完結までを一挙掲載予定(初回のみ3話同時公開)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 14:01:40
112345文字
会話率:31%
ごく普通の現代人であった野網脩志が目を開けたら、そこは戦国時代だった。憑依したのは本来は存在しない加賀守護の三男・冨樫靖十郎嗣延という武将。由緒正しき名家の三男に生まれ変わった脩志だったが、戦国時代の冨樫家は加賀一向一揆に権力を簒奪され、越
前で居候する無力な守護に過ぎなかった。
しかし運良く山科本願寺の戦いによって加賀が空白地帯になることを知っていた脩志は、この世界では加賀を守り切ることを決意する。一向一揆が帰ってくるまでの数年で運命を変えることができるのか!?人生を通じて培った知識を活かし、冨樫家が再び陽の目を見るため奮闘する。
※今作は以前より執筆している『八曜の旗印』において指摘を受けた矛盾点を、設定とともに変えることで大きく解消し、また展開についてもより重厚に、登場人物の個々に焦点を置いたものとなっております。大筋は変わりませんが、ご留意くださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 12:39:57
276769文字
会話率:51%
地球復権をめぐり様々な思惑を乗せて、巨大な翼は舞う。
最終更新:2022-10-06 10:20:45
7762文字
会話率:15%
人類が衰退し始めはや数世紀。王侯貴族は復権し、寝物語に現れるような、妖精やら竜なんかの化物が世界を席巻する中、人の街でなんとか生きている。そんな少女の体の話。
c100土曜O-43b
「竜星書誌 古今東西ある日の出来事」にて収録
最終更新:2022-08-12 07:06:35
31015文字
会話率:43%
共和制キルバレスの科学者カルロス。彼は、この国の行く末を案じていた。その彼は、ある事で三年間の謹慎処分となる。
そんな折、友人からパーラースワートロームの不思議な話を耳にする。その友人はその地へ行くのだという。好奇心からだった。やがて
その地へとキルバレスの軍勢も攻め入った。
それを機に、共和制キルバレス内でも不穏な動きが活発化してゆく。カルロスは、評議会議員ディステランテ・スワートの謀略に遭い謀反人の疑いを受け、遂には三等市民にまで降格させられた。
無期限の労働奴隷である。
それまで影ながらそんなカルロスを支えてきたアヴァイン・ルクシードは、カルロスの復権を願い行動を起こそうとするが、貴族員であるケイリング・メルキメデスの専属警護に命じられる。
事実上の左遷にさえ思われた。
しかし共和制キルバレス内でも力のあるメルキメデス家との信頼を得て、彼はそこで掛け替えのない心友との絆を深めてゆく。〔アクト=ファリアナの心友〕
そんな折り、彼のその後の人生そのものを変える事件は起こる……。
フォスター将軍の妻ルナが忙殺されたのだ。
しかもそれには評議会議員ディステランテ・スワートが裏で関わっていた。その事実を知ったアヴァインは、ケイリングの制止を振り払い、仇を討つべき行動を起こす!
が、結果として彼は生死を彷徨う程の深手を負い。更に彼自身もそれで謀反人の疑いを掛けられ、指名手配される。
もはや首都キルバレスに居場所を無くした彼は一路、傷もまだ癒えぬ中、貴族員であるメルキメデス家が治める領地へと向かう。だが彼はその時が来るまで自ら力をつけるべく新たな道を歩むことを決意する。
〔仮面の商人〕
数々の経験と多くの人脈を得た彼アヴァインは《聖霊兵器》を手に、いよいよ評議会議員ディステランテとの対決の時を迎えようとしていた!
【第一部、完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 21:14:20
300283文字
会話率:44%
没落貴族の私、イルミナは家の復権を懸けて臨んでいた婚約話を破棄されてしまう。背景には戦争の影が。復権の道が閉ざされた今、もはやこの王国に未練はない。国外脱出を試みるも、時すでに遅し。国境は完全に封鎖されていた。そんな絶体絶命の私に、思わぬ救
いの神が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 17:29:35
8550文字
会話率:27%