剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファンタジー世界。
アスカニア大陸に動乱を引き起こした『革命戦役』から十七年後。
本編の主人公、アスカニア大
陸最強の軍事大国バレンシュテット帝国の第二王子アレキサンダー・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット(愛称アレク)は、周囲から優秀な兄である皇太子ジークフリートと常に比較される日々にうんざりしながら、悪戯を繰り返して母親である皇妃ナナイの手を焼かせていた。
ある日、遂に父親である皇帝ラインハルトからその悪戯を咎められ、罰として平民のアレキサンダー・ヘーゲルとしてバレンシュテット帝国軍士官学校平民組へ入学することとなった。
本編のヒロイン、ルイーゼ・エスターライヒは、準貴族である騎士爵家の娘で、アレクと同い年の幼馴染。
貧しい実家の口減らしのため、幼い頃に皇宮にメイドとして奉公に出されていた。
ルイーゼは、自分を実の娘のように可愛がってくれた皇妃ナナイを慕っており、その命により、片想いしているアレクの護衛 兼 目付役として、士官学校に入学する。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民扱いとなった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の二人を軸に進んでいきます。
本作は、R-15に合わせて改稿してあります。
※オリジナル
アスカニア大陸戦記 ユニコーンの息子達Ⅰ 人間と亜人の仲間たち
https://novel18.syosetu.com/n2284go/
関連作品
アスカニア大陸戦記 黒衣の剣士と氷の魔女【R-18】
https://novel18.syosetu.com/n2421gi/
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子【R-18】
https://novel18.syosetu.com/n3455gd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:39:53
1177042文字
会話率:38%
大学生の人でなしの東条屑と幼馴染のギャンブル好きの西宮和の二人はもう一人の幼馴染の酒好きの南詩織に追ってひき殺されてあの世に向かうのだがあの世で出会った女神に地獄に行くか異世界に行き魔王を倒し天国に行くかの二択を迫られ屑達は異世界に転生する
。そして屑と和は魔法使いになり、詩織は僧侶になる。しかし転生先はすでに魔王が討伐されている異世界目的を失うおまけに屑と和は最初の攻撃魔法以外に攻撃魔法を覚えず、詩織は僧侶なのに回復魔法が覚えられず、初任務では味方を置いて敵前逃亡をする屑と和というダメダメパーティー。あるとき闘技場で困っている女性レベッカ・ノースに出会い荒くれ者からペンダントを取り返しついでに家を手に入れる。そしてレベッカは三人の戦い方を見て自分もこのままではいけないと三人のパーティーに加入する。そしてお金稼ぎのためにダンジョンに向かう。そしてあるときは過去の極悪人ジャックザリッパーと出会い卑怯な方法で倒し、またあるときは魔王軍幹部と出会いまたまた卑怯な方法で勝つ。すると魔王軍幹部を倒したことを知った王都の冒険者ギルドに誘われるが既に幹部を倒した褒賞で怠惰な生活を送っていた屑パーティーは働くことを拒否し誘いを断ろうとするが闘技場の時同様決闘で決めることとなる以前より卑怯な方法で勝つ屑パーティーそしてギルドマスターが帰る直前にレベッカが王族であることを屑に教える。金稼ぎにおいしいダンジョンの話を聞いた屑パーティーはダンジョンに行くがそこでの戦いで和の運任せのギャンブル魔法を使ったところ大爆発が起きダンジョンが壊れその修繕のため借金を負うことになる。屑パーティー借金を返すために必死に任務に向かうようになるそして王都の護衛任務をしている屑達だが詩織がレベッカにセクハラをしているところをレベッカの父親の王様に見られ絶体絶命の大ピンチとなる。果たして屑達は借金の返済と魔王の討伐は出来るのか?とにかく卑怯な三人の異世界ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 10:50:00
48230文字
会話率:63%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 01:00:00
447956文字
会話率:37%
人の子ルウは変わっている。
特技は精霊を笑わせること。ただし人には全く受けず、幼馴染ジェフリーを毎回呆れさせていた。
容貌は古きエルフそっくり。彼女の額には不思議な青い石が生えて、忠誠心で主の命を救うという。
ルウはエルフの力を期待され
、ロゼリーヌ王妃の護衛騎士に抜擢された。最愛の彼女を、幼馴染ジェフリーとともに命を懸けて守る。そんなルウの願いが、ようやく叶おうとしていた。
しかし、ロゼリーヌ王妃はルウの忠誠を拒絶する。襲撃の危機に何もできないまま、目の前で最愛の友を失ってしまう。
「なぜロゼを救わなかった!」
幼馴染ジェフリーがルウを詰る。彼の初恋はロゼリーヌだ。王に嫁いでなお想い続けている。
ルウはジェフリーのことが大好きだった。二人が特別な関係になることを恐れていた。
「私の心が醜いから、ロゼ様を救えなかったんだ……」
追い詰められたルウに、絶対静寂という強すぎる能力が発現する。
戦場を血の海にし、自国に勝利を引き寄せ続ける彼女を、みな赤錆の悪魔と呼び、恐れた。
ルウは心を病んでいく。ジェフリーはずっと見守り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:00:00
25127文字
会話率:49%
悪役令嬢だと気付かされたのは、国外追放された後でした。
他国では『宝島』と呼ばれるほどに裕福で、そして閉鎖的な島国、リホン王国。
そんな国の公爵令嬢である私、ラリサ・アリアナ・シビリテルは、オスカー王太子殿下の婚約者。大好きな殿下の
ために厳しい妃教育にもめげず頑張ってきたのに、学園の卒業記念パーティーで婚約を破棄されてしまいます。どうやら知らず知らずのうちに殿下の想い人、男爵令嬢のリリー様を害してしまっていたようです。殿下はリリー様を婚約者にすると宣言。そして私は、リホン王国では死刑と大差ないと言われる国外追放に処され、幼馴染でもある護衛騎士のレオン、侍女シーナの二人と海を越え、隣国であるブリンス帝国にやってきました。
そんな矢先、夢を見ました。それは、リリー様を主人公とした物語。そこで私は、悪役令嬢として断罪され、同じように国外追放されていましたが、この話には悪夢のようなつづきがあるようで……。このままじゃ私は死ぬし、母国は火の海?!
私にできること、それは妃教育で鍛えた語学で世界を、未来を、変えること。
まずは語学学校を開校すべく、帝国で社交界デビューを果たします!
言葉の力で、(私から)きっと母国を守ってみせる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:13:50
69951文字
会話率:40%
キコナ王国、スコッティ男爵家のカレンはレザリア王国に旅行中、お忍びできていたレザリアの王太子に一目惚れされ、そのまま王太子妃となってしまった。しかし、商家出身の出自を生かし、外交官として国を飛び回っている間に夫に浮気され、離縁されてしまう。
望んだ結婚ではなかったものの、いざ離縁されれば手放しに喜べないカレン。しかし、そんなカレンに、苦楽を共にした護衛騎士で幼馴染のノアから突然プロポーズを受けた。カレンは珍しく動揺し、ようやく意識しはじめる。そして、ずっと一緒だったノアと離れたことでようやく自分の気持ちに気づき、彼の申し出を受け入れることに。
だが、そんな時、レザリアではカレンがいなくなったことで外交に支障が出てしまった。ライオネルがカレンを連れ戻そうと提案する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 21:00:00
18965文字
会話率:50%
リザ・テレシア・ラブリエラは1度目の人生で殺された。
夫達以外の一人の男性を愛してしまった彼女の、5人の夫の手によって。
首謀者は不明。
五人の夫もその場で命を絶ち、地獄絵図と化した。
“もう一度だけチャンスを上げましょう。真実の愛を見つ
けて、どうか幸せに”
という謎の声に導かれ、リザは人生を巻き戻され、二度目のリザを生きることに。
「人生のやり直し、ね」
なんとか18歳まで生きてきたものの、二度目の人生には異性の求婚、求愛の言葉が「ピー」という自主規制音になってしまう、【プロポーズ無効化スキル】なんてものが備わっていた!?
加えて婚約者候補として、一度目の人生の夫のうち4人と会うことになったり、閨授業の講師として残りの一人の夫が来ることになったり、「いきなり詰んだ……!!」な状態に。
二度目の人生こそ生き残るため。
そして幸せになるため。
幼馴染で護衛騎士のセイシスを連れて、婚約者候補達のフラグを折ろうと奮闘する。
自分を殺すことをたきつけた首謀者であろう5人の一度目の人生の夫の中の一人は誰なのか。
そして一度目の人生、彼女がただ一人本気で愛してしまった男とは?
元悪役王女の、生き残りと国の存亡を駆けた謎解きやりなおし恋愛ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 20:29:30
100545文字
会話率:38%
「安心しろ。俺がお前と初夜を行うことはない」
──ロザリアは知っていた。
ここは前世の自分が読んだ本の世界で、いずれ聖女が召喚され、自分は悪役令嬢として断罪の後に婚約破棄されたうえ追放されるということを。
自分の愛した婚約者は、異世界から
召喚された聖女と結ばれるということを。
だから自分の気持ちに蓋をして、婚約破棄の日を待っていたのに……。
「なんで……何で……何で結婚しちゃったのよーっ!!」
聖女は現れることなく、会えばすぐに喧嘩になってしまう犬猿の仲である王太子レイモンドと結婚してしまった──!!
ロザリアはレイモンドが聖女を好きなのだと勘違いしたまま。
レイモンドはロザリアが自分と結婚したくなかったのだと勘違いしたまま。
物語を知っているロザリアは、聖女が現れるその日まで、仮初の夫婦として過ごしながら、追放後の居場所を作ろうと奮闘する!!
お互いを思い合っているにもかかわらず素直になれずにすれ違う、両片思いの2人が愛を確かめ合うまでの物語。
※短編の長編版です。
※心の中ではロザリアが好きすぎて暴走気味の美形王太子レイモンド。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 09:35:54
140255文字
会話率:34%
「なぜ、今日なんだ……」
近衛隊のノエルは、半年間の休職が明け、幼馴染でもある第二王子テオドールの護衛の任務に復職した。今日の予定は、彼のお見合い。だけどノエルには、そこに同席するのが気まずい理由があって……。
最終更新:2024-02-24 17:02:05
19716文字
会話率:50%
卒業パーティ―の日、幼馴染のアデライード・ド・アングラードが夢にまで見た婚約破棄シーンに遭遇した。
どうやらここ一年、悪役令嬢っぽいというだけでつけまわしていたカトリーヌ・マルグリット・カルマが関わっている様子。
アデライードは悪役ら
しき人物を見つけると観察するという趣味を持っているのだ。
勿論騒動に参加表明。
第二王子から婚約破棄されたご令嬢。それにまつわる第三王子の婚約者である令嬢について。第三王子の護衛の婚約者である令嬢について。財務大臣の息子の姉であるの令嬢について。聖女と言われていた令嬢について。
時に変装し、時に植え込みに隠れ、時に病に苦しむ私を伴って、カトリーヌを観察し続けたアデライードはそれぞれの出来事も目撃しているのだ。
この物語は、最高に楽しそうに語るアデライードに、振り回された私の物語である。
うん? ひょっとしたら私が見る主人公アデライードの物語かもしれない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 23:00:00
94926文字
会話率:29%
俺は新原 佳助(ケイスケ)。妹の舞依と2人で暮らしてる。ある日、ドアを開けたら異世界へ行けることを知り、ヴァルス王国の姫ティアラを助けたことで、彼女の護衛【コムレイズ】になった。魔法、【EXスキル】……現代で生まれ育った俺が、どうして異世
界の力を使えるんだ? 扉を開く者【ロードブレイカー】となった俺は、次第に様々な仲間を得て、異世界の危機に立ち向かうことになる。
※毎日AM7時頃に更新予定です。(変動する可能性がございます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 17:13:59
173431文字
会話率:41%
預言により未来の聖女としてチヤホヤされてきた伯爵令嬢アリソンは、新たな預言により男爵令嬢デボラにその地位を追われ、婚約者である王太子も奪われ、最後は家族もろとも国外追放となってしまう。ズタボロにされた彼女は全ての裏切り者に復讐を誓った……
。
そんな『復讐姫アリソン』という小説の主人公に生まれ変わったことに、物語が始まる直前、運よく頭をぶつけた衝撃で気が付くことができた。
「あっぶねぇー!」
復讐なんてそんな面倒くさいことしたって仕方がない。彼女の望みは、これまで通り何一つ苦労なく暮らすこと。
その為に、とことん手を尽くすことに決めた。
別に聖女にも王妃になりたいわけではない。前世の記憶を取り戻した今、聖女の生活なんてなんの楽しみも見いだせなかった。
「なんで私1人が国の為にあくせく働かなきゃならないのよ! そういうのは心からやりたい人がやった方がいいに決まってる!」
前世の記憶が戻ると同時に彼女の性格も変わり始めていた。
だから彼女は一家を引き連れて、隣国へと移住することに。スムーズに国を出てスムーズに新たな国で安定した生活をするには、どの道ニセ聖女の汚名は邪魔だ。
そのためには悪役デボラ嬢をどうにかコントロールしなければ……。
「聖女も王妃も全部くれてやるわ! ……だからその他付随するものも全て持って行ってね!!!」
「アリソン様……少々やりすぎです……」
そうそう幼馴染の護衛、ギルバートの未来も守らなければ。
作戦は順調に行くというのに、どうも思ったようには進まない。
円満に国外出るため。復讐姫と呼ばれる世界を変えるため。
アリソンの奔走が始まります。
※この作品は他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 12:15:41
51802文字
会話率:38%
この世界の聖女の役割は、祈りの力でその国に必要なものを与えること。
元伯爵令嬢で、今はラッセル国に派遣されているアイラもそんな聖女の一人だった。しかし、国のために祈るアイラを国王ヒースは偽聖女だと決めつけて追い出してしまう。
それでも
アイラはのんびりとしたもので、護衛騎士エヴァンとともに小さな村で暮らしながら祈り続けた。その結果、国王は断罪され、アイラは聖女として再び城に招かれることに。
この国に必要なものはなんだったのか?そして、アイラが祈り続けたその理由は?
※アイラと護衛騎士が甘々なお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 11:24:31
7128文字
会話率:37%
「ローズマリー、きみとの婚約は破棄させてもらう」
目の前ではじまった婚約破棄の宣言に、シャーリーは割って入る。
「お待ちください、殿下!」
第三王子のディオンと、婚約者であるローズマリーとの婚約破棄をさせるわけにはいかない!
聖女の力が覚
醒し、平民ながら貴族の通う王立学院に通うことになったシャーリー。聖女であり平民であった彼女は目立ち、物を隠されたり怪我をさせられたりしていた。そんな彼女を、第三王子のディオンをはじめ、側近候補たちが手を差し伸べ、囲われはじめていることに気が付く。
それはとても困る!
かつて隣国から追放された偽聖女(実は本物。そして転生者)の母と護衛騎士の父を持つシャーリーが、本人はなにも知らないまま、乙女ゲームの舞台で、メインヒーローの第三王子の手を逃れ、幼馴染と結ばれるための話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 22:37:26
14102文字
会話率:43%
ユロメア公爵家の令嬢である私、ジュリエッタは、第二王子の幼馴染みで、婚約者だった。
――異世界から、あの聖女がやってくるまでは。
アリサという名のその少女は、四六時中王子にべったりして、媚びを売るばかりのお馬鹿さん。
国のため、幼馴染みのた
めと、日々苦言を呈する私は、完全に悪者扱いされるようになっていた。
そんなある日のこと。
怪我をした猫を助ければ、なんと神獣だったようで……?!
懐かれて、神獣使いとなった私に、周囲は手の平を返しはじめる。
頼もしい兄系神獣に、可愛く強い護衛騎士、そして、突然ジュリエッタの前に現れた、謎だらけの第一王子……。
悪役令嬢ジュリエッタ、聖女になんて負けません!
絶対に幸せになってみせますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:58:50
57602文字
会話率:39%
「また追放かよ! これで何度目だ? 」
村々の役立たずが集まったサーマ姫護衛作戦。村から選ばれたアモ―クスは訳も分からず幼馴染のリザと呑気にピクニックへ。そこに突如現れた元神なる人物からチートを授かる。これで楽勝かと思いきやルーレットで即死
モードにされるはリザとは合体するはで散々な目に。もちろん護衛旅は大勢なので楽勝。
サーマ姫を魔王から守りついでに婚約者の王子を倒し姫を我が物にしようと企むアモ―クスだったが即死モードは伊達じゃない。抵抗虚しく追放されてしまう。
ループを重ね魔王の手下と役立たずを排除する追放ゲームから逃れようとするが…… ついには即死モード回避の旅へ。
二つの世界でクリアを目指す予測不可能な新感覚冒険ファンタジー。
今、運命のルーレットが回される。
注;アルファポリスでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 21:37:11
214617文字
会話率:38%
幼馴染と婚約を結んでいるラズリーは、学園に入学してから他の令嬢達によく絡まれていた。
曰く、婚約者と釣り合っていない、身分不相応だと。
ラズリーの婚約者であるファルク=トワレ伯爵令息は、第二王子の側近で、将来護衛騎士予定の有望株だ。背も
高く、見目も良いと言う事で注目を浴びている。
対してラズリー=コランダム子爵令嬢は薬草学を専攻していて、外に出る事も少なく地味な見た目で華々しさもない。
そんな二人を周囲は好奇の目で見ており、時にはラズリーから婚約者を奪おうとするものも出てくる。
おっとり令嬢ラズリーはそんな周囲の圧力に屈することはない。
「釣り合わない? そうですか。でも彼は私が良いって言ってますし」
時に優しく、時に豪胆なラズリー、平穏な日々はいつ来るやら。
ハッピーエンド、両思い、ご都合主義なストーリーです。
ゆっくり更新予定です(*´ω`*)
カクヨムさん、アルファポリスさんでも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 07:08:49
49562文字
会話率:34%
変装し、幼馴染の第二王子を護衛中のミラルダ。
ひょんなことから第二王子に告白されてしまう。なんとか乗り切ったが友達になったことで、今まではなかったイベントが盛り沢山に……
ミラルダは第二王子の護衛を無事乗り切れるのか? 護衛残り期間は卒
業までの後一年……
ラブコメなので、緩く読めます。
勇者とか魔王でますが、戦闘なんかはありません。
戦闘描写なしです。
重い展開、スッキリしない展開はないです。
気楽に読める作品を心がけています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 18:28:20
25092文字
会話率:57%
キラナ(主人公)は十年前に別れた幼馴染ウィルとの再会を夢見て、異形から村を守るエースとして活躍しながら、法術(魔法)と剣の修行に明け暮れている。
ある時、世界の中心国家であるヴァルナ王国の王子ヴィルヘルムが護衛の十星将ウィリアムと聖女を連れ
て村に来る。キラナは聖女の持つ石を光らせたことで、聖女兼王妃候補としてヴァルナに召喚されることとなる。
ヴィルヘルムの容姿は幼馴染ウィルに似ていた。キラナはウィルはヴィルヘルムだったのではないか、という疑念を抱きつつ、王妃候補者たちが繰り広げる権力争いに巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 22:00:00
125852文字
会話率:38%
アルファポリス 第15回ファンタジー小説大賞 奨励賞&投票4位作品
平民の娘が、聖属性魔法に目覚めた。聖女として教会に預けられることになった。
聖女は平民にしては珍しい淡い桃色の瞳と髪をしていた。
主人公のメルティアナは、聖女と
友人になる。
そして、聖女の面倒を見ている第二王子殿下と聖女とメルティアナの婚約者であるルシアンと共に、昼食を取る様になる。
良好だった関係は、徐々に崩れていく。
婚約者を蔑ろにする男も、護衛対象より聖女を優先する護衛騎士も要らない。
自分の身は自分で守れるわ。
主人公の伯爵令嬢が、男達に別れを告げて、好きに生きるお話。
【一章】婚約者編
【二章】幼馴染の護衛騎士編
【閑話】お兄様視点
【三章】第二王子殿下編
【閑話】聖女視点(ざまぁ展開)
【四章】森でスローライフ
【閑話】彼らの今
【五章】ヒーローとの出会い
※ちょっと男性陣が可哀想かも
※設定ふんわり
※ご都合主義
※独自設定あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:00:00
296681文字
会話率:37%
天涯孤独のアマリアは港町ポルトで香薬屋を営んでいる。貧しい人々から治療費を受け取ることを拒み、家賃1年分の借金を抱え、庭の雑草で糊口をしのぎ、後見人のルイシュへ密かに想いを寄せながら。
ルイシュには亡き旧友と交わした約束がある。それは彼
女の娘のアマリアを生涯に渡って見守り、その出自について口を閉ざし続けること。死者との約束に捕われ過ぎている自覚はなく、自分の気持ちと向き合うこともない。
ある日、アマリアは香薬師協会の会長から「私は君の父親だ」と告白され、幼馴染のエウゼビオからは求婚される。彼らの背後には、薄幸の姉妹と、不治の病に苦しむ女教皇の影がちらついていた。
(毎週月曜更新です)
*** 登場人物 ***
◆アマリア 23歳
孤児院で育った香薬師。
富と治療の不平等に憤る熱血タイプ。
空腹に耐えかねると庭の雑草を煮て食べる。
金髪に緑の瞳。
◆ルイシュ 37歳
国土保安開発省の大臣でアマリアの後見人。
“短期間出世、短気、短足の三短の男”と
市民から慕われて(?)いる。
髪も目も茶褐色。
年齢差の大きいカップルが大嫌い。
◆エウゼビオ 27歳
アマリアの孤児院時代の先輩。
王宮護衛隊のエース。
黒髪黒目、褐色の肌、黒ずくめの服装にちなみ
二つ名は“黒豹”。
◆オリオン 29歳
男装の女傭兵。
黒髪に青灰色の瞳の美女。
◆エンリケ 29歳
コインブラ大学の考古学者。
赤茶の髪と少年のような容姿で、剣の腕が立つ。
◆マルガリーダ 22歳
王女。
少々わがままだが聡明で快活。
幼少の頃からルイシュはお気に入りの遊び相手。
◆女教皇 60歳
欧州の教会を統べる女傑。
不治の病に苦しんでいる。
◆ルシア 36歳
薄幸の王妃。
女教皇の姪。
臨月の妊婦。
◆フランシスカ 33歳
マガリャンイス伯爵夫人。
エウゼビオの継母。
ルシアの妹。
◆アルメイダ 64歳
香薬師協会の会長。
穏やかな好々爺。
◆オルランド 39歳
国王。
ルイシュとは幼馴染み。
◆コンスタンサ 享年35歳
前王宮香薬師。
ルイシュとオルランドの旧友。
3年前に病没した。
薄毛治療の香薬開発で財を成した才女。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 00:48:36
347882文字
会話率:50%