不吉なスキルを得たばかりに生まれてすぐ捨てられたシュテンだが、ハイエルフの少年に育てられた彼は幸せだった。三歳にして永遠に兄の脛を齧り続ける人生を目指すほどに…。
型破りな奔放さとアニソンの熱唱で幼馴染と霊峰歌撃団を結成し、シュテン(五
歳)は不老の方法を探すべく仲間とともに王都へと旅立つ。
主人公は転生者ではなく、頭でっかちな幼児ゆえ通常運転で常識や正道を踏み外します。また、幼児ゆえに少々お見苦しいシーンもありますが、寛容の精神で目を逸らして頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 21:15:53
177143文字
会話率:40%
イルザは半奴隷として働きながら、ときには盗みをしながら必死に弟であるベルノルトを育てた。
何年も前に両親は出ていった。
病弱な弟を育てるのは大変だったが、貧しくとも弟がいてくれればそれで幸せだった。
その弟が息を引き取った。
すべてを失ったイルザであるが、そんな彼女の元に蘇生の魔法使いヘルムートが現れた。
魔力が高いと評価され、失うモノはなにもないと、魔法使いを育てるアカデミーに入ることを目指す。
蘇生の魔法使いになれば弟を、ベルノルトを生き返らせられると信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 21:04:07
90259文字
会話率:54%
少し変だったけど、平凡な一家だと思っていた。
3人の子持ちのシングルマザーでおばさんで。
子供達が独立したら、1人で生きて行くんだろうな…と、覚悟していた。
そんな私が、オンラインゲームで運命の人と出会ってしまった。
最初はただのクエスト
仲間。フレンドさん。
遊び尽くして…次の約束も無く別れたはずが、奇跡の再開を果たした。
そして、年甲斐もなく、恋をした。
恋は実り、愛となり、家族とゆう形を成すこととなった。
幸せだった。
平凡な日常が繰り返されることことが奇跡だった。
その奇跡は一本の電話で脆くも崩れ去った。
そう。その日、小さな幸せな世界は終わった。
突然の事故で亡くなった最愛の夫。
一本の電話で奈落に突き落とされた妻の苦悩と葛藤。
立ち直れるかは…どうなんでしょうね?
立ち直って、しっかりと生きて行きたいですが…。
他で書いていたものをまとめ、修正をいれて、一気に読めるように…と、こちらのサイトに出すことにしました。
※事故でリアルなエグイ描写があります。苦手な方、気を付けてください。
※リアルな死別、鬱気味の話になりますので、苦手な方、グリーフ中の方、おすすめできません。
一部、フィクション入っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 19:30:00
80254文字
会話率:8%
19世紀末の巴里で織りなされる恋愛模様。
エドアルドは才能ある芸術家だが、作品は一向に評価されず貧しい暮らしを強いられている。しかし生まれ持った端正な姿と不思議な魅力で浮名を流す。
彼を愛する女たちの激しい愛は壮絶な結末に導かれる。女たちは
幸せだったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 18:00:00
30950文字
会話率:43%
★“道具”になりたい薄幸少女とお嬢様とメイド達で送る、ダンジョン経営ライフ!★
「ファイさん! わたくしのエナリアで、働いていただけませんかっ?」
「うん、いいよ、ニナ」
「即答っ!? よ、よろしいのですか? わたくしのエナリアは今も
絶賛、経営難。いわば沈みかけの船……。いえ、泥船なのですがっ!」
「うん、大丈夫」
「迷い無しですわっ!?」
そんな、何とも締まらないやり取りで始まる、異世界人2人によるダンジョンの経営。
ファイとしては、自分を“道具”で居させてくれるのなら誰でも良く、ニナに至っては、
(ファイさん! 顔が……いいえっ! 存在が、天才すぎますわぁ~~~! はい、採用っ!)
ただの思いつきだった。
しかし、そうして始まったそれぞれの“幸せ”を探すその日々は、2人にとってかけがえのない思い出になる――。
●あらすじ
白髪金眼の剣士『ファイ』。幼いころに誘拐されて戦闘の道具として育てられた彼女は、幸せだった。必要としてもらえる。生きていて良いのだと言ってもらえる。それだけで、ファイは心の底から幸せを噛みしめることができた。自身を誘拐した人々でさえ、ファイにとってはかけがえのない“恩人”だった。
しかし、ある時。『エナリア』と呼ばれるダンジョンの中で、彼女はそんな恩人たちと離れ離れになってしまう。
戦闘しか能のない自分は、これからどうなってしまうのか。このままでは、何もできない“人間”に戻ってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、エナリアを管理していると名乗る異世界の少女――『ニナ』だった。
彼女は、自身のエナリアを「ウルン人とガルン人の両方が幸せになれる場所にしたい」と夢を語り、その夢にファイを巻き込もうとしてくる。
本来、両者は狩る・狩られるの関係であり、共存など不可能だ。
しかし、ウルンで最強の証である白髪のファイと、能力を持たない最弱種――人族でありながら最難関のエナリアの経営を任されているニナ。そして、2人を支える個性豊かな使用人(メイド)たち。
彼女たちの力が良い感じにまとまりさえすれば、夢物語も現実になる……かもしれなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 16:13:54
589374文字
会話率:41%
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。
いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。
後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……
最終更新:2025-06-16 13:23:58
3408文字
会話率:14%
第一王位継承権を持つ主人公『龍神の騎士姫(りゅうじんのきしひめ) 』の二つ名持ちの王女は、邪馬台国の神殿内にある魔法陣の上に突如として出現した。
邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)女王と出会ったことで王女フラウリーデのその後の
運命は大きく変化していく。
彼女は卑弥呼から呪術能力を継承し、巨大帝国侵略軍を退け、最終的にその帝国を滅亡に追いやる。一方で、王国を盤石(ばんじゃく)な体制にするためには科学の発展が欠かせないと考え、豊富な資金と黒い水(石油)により近代国家へと変貌(へんぼう)を遂げさせる。
だが、その最中、王国を二分するような内乱が勃発する。その叛乱軍を二度の合戦で科学力と知力で鎮圧し統一した。そして王国は恒久的な平和を掴んだかの様に見えた。
彼女が生涯心血を注いだ石油を用いた産業革命による文明の進歩は世界中に富をもたらした。だがその一方で、それはやがて人類の滅亡の引き金となっていく。
彼女が天寿を全うして約千年後、進み過ぎた科学発展によりその星のあらゆる生物は死に絶えてしまった。、、、かのように思われた。
女王が最も幸せだったのは、その世界が栄華の絶頂期で没したことであろう。
あらゆる生物が死に絶えたと思われたその世界から、ある日一隻の超弩級空母(ちょうどきゅううちゅうくうぼ)が宇宙へと向かって旅立っていった。
居住可能な惑星探しの旅である。
それから約千年近くが経過し、一人の若い少女が再びその世界へと降りたった。百人の子供達と動物を連れ、そして食用となる植物の種を持って、、、。
そしてその星に新しい小さな世界を作り始めた。
彼女が創世したその世界は、時間が忘れ去られたようにゆっくり、ゆっくりと流れているようであった。
その新世界の名は耶馬台国(やまたいこく)、若い王女の名前は卑弥呼(ひみこ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 09:03:42
653878文字
会話率:27%
もと外科医、ゲーム世界に転生。驚異の能力をもつスライム娘と一緒に、錬金術+知識チートで無双する。
14歳で母親と死に別れて以来、努力を重ねて外科医となった田辺林大朗(リンタロー)。
だが手術中に父親が心筋梗塞で亡くなったことをきっかけにP
TSDと鬱(うつ)を発症、手術ができなくなり、病院をやめる。
内科医として再起を図ろうとするも直前、ストーカーに刺されて生命を失う――
目が覚めたら、幸せだった子どものころにプレイしていたゲームにそっくりな世界にいた。
目の前には 「うう……」 とうめく水たまり。なんで水たまりが、うめくんだ?
―― 現実主義な主人公、目の前で起こる理不尽にツッコミ入れつつ、授かったチート能力と前世の知識をフル利用して人助け&無双する。
最大の理不尽は 「恩返しするまで離れません!」 とあの手この手で主人公を喜ばせようとしてくるスライム娘が、かわいすぎて困る件かもしれないが。
◆『ネオページ』契約作品です。商業化のご相談は『ネオページ』編集部にお願いいたします。
◆『ネオページ』にて先行公開しています。
◆毎週木曜日18時20分公開予定です。
©️砂礫零
無断複写・転載を禁止します。
Unauthorized reproduction prohibited.
版权所有。
복제 금지.
転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:20:00
152304文字
会話率:33%
相棒と私とヤツは、三角関係ではない。ただ私が両方を愛しているだけで。
ずっと一緒に仕事をしてきた相棒。密かに恋してきたヤツ。彼らがいれば、私はそれなりに幸せだった。しかし、いつかは、終わりが訪れる……
1話約2000字、3話で完結予定。
黒鯛の刺身♪さまとのベースコラボによる作品です。
原案 = 黒鯛の刺身♪・砂礫零 / 文 = 砂礫零
にてお送りします。
黒鯛の刺身♪ さまのマイページはこちら。
https://mypage.syosetu.com/1706021/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 08:00:00
6319文字
会話率:30%
「ねえ、ユウ。もしこれが夢だったとしても――君と一緒なら、私、幸せだったよ」
「僕は、君と死ぬために、生きてきた」
誰にも救われなかったふたりが、ふたりだけで死ぬ話。
綴木 悠と真白 澪。
壊れたふたりが交わした、たったひとつの願い。
幻覚と依存、静かな狂気と優しさの果て。
救いなんて、最初からいらなかった。
それでも――この物語を読んでくれたあなたの中にだけ、ふたりの“証”が、きっと残りますように…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 10:38:47
165909文字
会話率:8%
幼少期の虐待によって心が壊れて、幼くしてマゾヒズムに目覚めた少女は奴隷として売られ、不老不死の幻獣である不死鳥を捕獲する生け贄に使われてしまう。
不死鳥に食べられても幸せだった彼女は不死鳥の卵より炎と共に生まれ出て不死鳥の力を継承していた
!
不死身となったドMな彼女、スザクは死と再生には絶頂と快楽が伴うことを知り、更なるスリル(死による快楽)を求めて暴走する!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 23:21:11
282506文字
会話率:65%
「私の故郷は、雪の降り積もる静かな村だった」
私が幼少期を過ごした思い出の故郷。
幼い私は小さな村の冬を、薪ストーブが備え付けられた小さな小屋で過ごしていた。
優しい家族、温かい隣人、ストーブで焼いた好物の餅。私は幸せだった。
しかしある日
、長年の間行方不明となっていた父の焼死体が発見される。
父を殺したのは誰なのか?
私は犯人を探し求めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 17:10:00
85710文字
会話率:44%
記憶を失った少年は、とある村で穏やかで平和な日々を送っていた。
自分は一体何者なんだろう?
何度考えても答えの見つからないもどかしさを抱えていた少年は記憶を取り戻すべく、一振りの剣と、おしゃべりな妖精と共に世界へ旅立つ。
第1章
行き倒れて
いた少年を救ったのは小さな村の住人達。暖かい村人、自分を慕ってくれる幼い少女。記憶をなくしながらも少年は幸せだった。
しかしその幸せな日々は長く続かなかった。少年は少女を救うべく機械仕掛けの獣、ギアビーストに立ち向かう。
第2章
ハンターを目指す少年は妖精と共に日々魔物狩りをこなしていた。そんな彼らの前に1人の魔術師が現れ依頼を持ち込んできた。
依頼の内容は究極の魔術の完成。魔術師の願いを叶えるべく少年は究極の魔術の完成を阻む悪名高い男達に挑む。
この小説はノベルアップ+様でも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 18:42:05
151544文字
会話率:46%
人は大切な人を
大切な物を
大切な事を
奪われて初めて気付く
そんな生き物だ。
ー2011年3月11日ー
中学3年の卒業式を明日に控えていたあの日
俺達の町を襲った大地震。
後に東日本大震災と呼ばれたその地震は、一瞬にして平凡だった俺
の人生から何もかもを奪って行った。
いくら後悔しても、あの幸せだった頃の時間は戻ってはこない。
なぁ、真奈。
お前は今どこにいるんだ?
お前に伝えたい言葉があるんだ。
俺、馬鹿だったからさ、失って初めて気付いたんだ。
俺はお前が好きだったんだって。
会いたい。
会いたいよ、真奈――
これは、東日本大震災を題材に、一人の中学生の男の子が歩んだ、10年間の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:23:56
155923文字
会話率:50%
幸せだった少女は母を噛み殺し、[タダのコウモリ]と名乗るコウモリが現れ、吸血鬼になってしまう、ロアはどうなっしまうのか
最終更新:2025-06-05 21:35:01
1160文字
会話率:92%
『昔ばなしの、その後』
桃太郎は、鬼退治のあと何をして暮らしたのか?
かぐや姫は、本当に月で幸せだったのか?
浦島太郎は、玉手箱を開けた“その後”に何を見たのか――。
『昔ばなしの、その後』は、日本の誰もが知る47の昔話に、“その先の
物語”を描いた短編集です。
あの英雄たちの静かな日常、動物たちの知られざる続き、忘れられた登場人物の再登場…
それぞれの“その後”は、時に笑えて、時にほろりと泣けて、そして少しだけ不思議。
物語の舞台は、昔の村だけでなく、現代の町、SNS、カフェ、気象予報センターまで広がります。
鬼の子どもたちと畑を耕す桃太郎、バーチャル茶釜としてデビューした狸、
季節がめぐる頭を持つ男、そして“開けてはいけないつづら”の行方――
読後には必ず「続きを考えたくなる」、そんな余白を持った物語ばかりです。
本書は、子どもたちの寝る前に読んでも、大人がほっと一息つく時間に読んでも、
誰かと語り合いたくなるような、やさしくも深い“昔話リミックス”。
むかしむかし、の続きに出会いにきてください。
あなたが覚えている物語は、まだ、終わっていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 01:26:19
14502文字
会話率:14%
ジュエリアル帝国第二皇子レオンハルトの元に、皇太子である異母兄アデルバートの危篤の報せが届いた。
病床の兄の元へと急ぎながら、レオンハルトは兄と過ごした日々へと想いを馳せる。
兄と出逢った日、兄と夕陽を見た日、兄の腕の中で眠った日――
―。
幸せだった幼い日々を想い出すたび胸に刺すような痛みが走るのは、自らの犯した罪のせい。
償うことも赦されることもない罪を抱えたまま、レオンハルトは最愛の兄を見送った。
数ヶ月後、兄の葬儀のあと新たに皇太子となったレオンハルトの前に一人の侍女が現れる。
レオンハルトの異母妹たちに仕える彼女は元々、第六皇妃のローズマリーが祖国から連れてきた侍女だった。
かつて皇太子妃候補と噂されながらも皇妃として皇帝に嫁いだローズマリーは、レオンハルトにとって今なお忘れられない初恋の女性。
そしてアデルバートが最期に呼んだのも、彼女の名前だった。
妹姫の懺悔、侍女の昔語り、父による断罪。
最愛の兄の死後、次々に明かされる真実に、レオンハルトは自らの犯した罪の重さを知る。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※最初の方は皇子とゆかいな従者たちが主ですが、最終的にはシリアスです。
※ざまぁは無いし、救いもないです。レオンハルトは終始どうしようもないです。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編はすべてレオンハルト視点で進んでいきます。
※レオンハルトの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
☆或る側妃の献身
最愛の姉を喪ったセレスティアが色んな人に色んな人の面影を求めて依存していく話。
☆或る教育係の渇望
ブラコンとか初恋とか忠誠心とかいろいろこじらせたジャンが無い物ねだりして迷走する話。
☆或る侍女頭の内証 ※現在更新中※
自己肯定力低めのステラが様々な出逢いによって自分にとって一番大切なものは何かを考える話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:00:00
584606文字
会話率:26%
時は江戸時代初期の1624年。かつての天下人、豊臣秀吉の妻・北政所寧々は、一族が死に絶えた中で、孤独な死を迎えた。
どうしてこんなことになったのか。栄耀栄華を味わうことが本当に欲しかった幸せだったのか。そして、最後の瞬間に出した結論は、「も
う天下人の妻はこりごりだ」ということだった。しかし、死を迎えたはずの寧々は、どういうわけか過去に戻っていて‥‥‥。
ゆえに、彼女は決める。同じ人生は決して歩まないと。
こうして、秀吉の求婚を拒絶し、二週目の人生を歩み始めた彼女は、今度こそ本当の幸せを探すべく、別の道を歩み始めるのだった‥‥‥。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品から一部記載を修正、及び小説家になろう向けに補正したものとなります。話の大筋は変わりません。
※公開初日の7/19(金)は、プロローグを12:10、第1話から第5話を17:10から1時間間隔で公開します。
※7/20(土)~31(水)までは、10:10、12:10、15:10、18:10、21:10にそれぞれ1話ずつ公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:10:00
1857492文字
会話率:57%
大好きだったからこそ、巻き込まないために遠ざけたはずなのに――。
伯爵令嬢オデットは聖女だった。
仕事で留守にしがちだけど、大切にしてくれる父。ぶっきらぼうだけど優しい義兄。
本当に幸せだった。
しかし、聖女として王室行事に参加した19
歳の夜。オデットの人生はおかしくなる。
以前から自分に執着していた第二王子に襲われた。義兄アドリアンはそれを知り激怒。第二王子を殺めようとして、捕まって処刑されてしまう。
罪人が出たと爵位をはく奪されたオデットは、亡くなるまでの半年間。第二王子に囲われ続けた。
亡くなったのは、奇しくもあの日運命を変えた部屋で――。
そして、次に目覚めると15歳の日に戻っていた。
それは、自身が『聖女』だと発覚する日。オデットはせめて義兄の運命だけでも変えようと、大好きだったアドリアンを遠ざけようとしたが――。
頼もしくて優しい義兄の様子はどんどんおかしくなっていく。
▽掲載先→アルファポリス、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:00:00
2751文字
会話率:30%
――目が覚めたら十年前。まだ幸せだったころでした。
ヴェッセル王国の「お飾り王妃」と呼ばれていた女性フライアは、二十五歳の若さで亡くなった。
夫である国王陛下やその寵妃、王宮の大臣や使用人たちに虐げられてきたフライアの死因は過労死。
そ
して、フライアが次に目を覚ますと何故か十年前に時間が巻き戻っていた。それを知った時――フライアは決心する。
――もう、あんな奴らのために働いて命を落とすことはしない、と。
フライアは元旦那との婚約解消に動き出す。すると……何故か、たくさんの事件に巻き込まれていく。
隣国からの留学生。裏表の激しい侯爵家の次男。幼馴染の辺境伯の令息に、フライアの心の支えだった『彼』。さらには魔界の魔王様。
ちょっとワケアリな人たちや騎士団の人たちと関わっていく内に……フライアは、自分の幸せを見つけ出す。
――今度は、自由に生きてみせる。
愛されなかったお飾り王妃が、やり直しの二度目の人生で自分の幸せを見つけ出すラブファンタジー。
※マルチエンディングです。エンド数は5+9です。
※リメイクバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:00:00
86233文字
会話率:44%
幼い頃から病弱だったミルカ。外出もまともにできず、家の中に引きこもってばかり。それでもミルカは幸せだった。家族が、使用人たちがいつもミルカの側にいてくれたから。ミルカを愛してくれたから。それだけで十分――なわけないでしょう。お姉様はずるい。
健康な体を持っているだけではなく、自由に外出できるんだから。その上、意地悪。だから、奪ったのよ。ずるいお姉様から全てを。当然でしょう。私は『特別な存在』で、『幸せが約束されたお姫様』なんだから。両親からの愛も、次期当主の地位も、王子様も全て私のもの。お姉様の見合い相手が私に夢中になるのも仕方ないことなの。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※誤字脱字報告歓迎。
※4/23日間総合ランキング1位感謝!の『病弱な妹と私のお見合い顛末』のミルカ(妹)視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 19:00:00
10156文字
会話率:50%
それなりに幸せだったと振り返るトランスジェンダーの人生。著者は来年で古希(70歳)を迎えるトランス女性。ジェンダーやセクシュアリティーに関する違和感より以前に,世間の常識やしきたり全般についての違和感を子供の頃から感じる「変な子」だった。変
な子が変な子なりに世間で自分の居場所を作ろうと工夫をこらしてきた,そのプロセスにいろいろ苦労はあったけど,茨(イバラ)の道とまでは言わない。諦めたものも多いけど,手に入れたものもそれなりにある。振り返れば,茨だけでなく薔薇(バラ)もたくさん咲いていたと納得できる人生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 10:35:03
89624文字
会話率:15%
くるつちまつた
ねとられて
こえれぬよるに
それでもきみはおもふ
大切な彼女が謳ったラブソング、僕はいつだって聴いている
『この夜を越えて 君に会いに行く』
流れ星が降り注ぐ 太陽が歌い月が描く
街はいつも
残酷で それでも願いは流れてる
拝み憧る媚びる感情を 憎み妬んでいたけれど
心の海 夜空に輝く幾千の 星と同じと思へば
細やかで小さな願いは 日々に流れていた事を知る
君を思い出すたびに 千々に乱れるこの思い
耐えきれず諦めきれず そっと離れたこの僕を
何度も掴み求めてくれた 眩しく輝き燦めく君に
あぁ、僕は 俺は 私は 君に 君に 君に
何を返せるだろう? ただ伝えたかったんだ
君に届くと良いな この夜を越えて
君に届けば良いな この手が届かなくても
君の事を考えて 君といた毎日 想う日々は
ヘドが出る毎日の始まりも 一瞬だけ煌めく
君が与えてくれたから 夢も希望も絶望さえも
例えどんな終わりでも 仕舞い方を忘れても
君がくれた日々が 生きる幸せだったんだ
だから、だからさ、君に伝えたいんだよ
君が 君こそが 私の【 】なんだ
君に届けるんだ この夜を越えて
君に届けられた この手は掴んで離さない
同じ気持ちだったらな 同じ気持ちだったんだ
君と私と僕と俺 今も昔もこれからも
※これはカク◯ムで連載した【幼馴染の彼女をNTRされても僕は絶対許すマン、しかしもう一人の学園一の美少女である幼馴染が「それが許されるのはサバンナだけ、動物園では許されない」と恫喝する。僕は2人の幼馴染とそっと距離を取るが…?】の理由が分からなくなったのでこの様にまとめたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 23:29:39
10019文字
会話率:12%