人間の記憶を食べる、保持《ほじ》妖怪の話です。
妖怪の子供たちが、下界(人間界)実習に行って、色んな騒動に巻き込まれる話です。
連載中の『お盆の森』の主人公ことりの両親(大妖怪 輝龍《きりゅう》と爝火《しゃっか》)が登場しています。
また、『無敵怪盗』の主役キャラ達は、もともと浮雲に住む保持妖怪たちだったので、三羽と四羽、この双子以外の、一羽《かずは》~十羽《とわ》の姉妹・兄弟もいます。
この物語は、二十年前に、タイトル名、『― 浄土発 ― 浮雲《うきぐも》九十九番地』で、モーニングだったと思うのですが、応募して落選。
そのままにしていたのを、知人の小学校教諭(もう退職されています)に、「面白いから出してみ」と言われたので、載せました。
完成していた並びでいうと、
浮雲《うきぐも》九十九番地→→お盆の森→→無敵怪盗
だったので、この三作品を上手くまとめてみようかな~と考え中です。
小学生たちが主人公ですが、若い時に書いたので、大人たちの恋愛物語も、気持ち程度、入っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 11:52:58
71967文字
会話率:42%
小学校1年生の影山 夕(かげやま ゆう)は、雨に濡れた放課後の西階段で偶然、逆回転する古い映写機を見つける。母親から聞いた「フィルムを巻き戻すと、まだ撮られていない未来の景色が映る」という言い伝えに駆られ、自らハンドルを回すと――教室の風景
が逆再生で蘇り、黒板には「おくり火ざ」という不思議な星図が浮かび上がった。
翌日は、担任の古関先生による「星図の授業」で、クラスごとに“未来の教室”を撮影・編集することに。夕は友人の正夫(まさお)らとともに、逆巻きするプラネタリウム模型や図工室の絵の具を駆使し、自分たちの名前を灯りにした星図を完成させる。だが中心にはまだ、小さな空白があった。
学期末の「送り火フェスティバル」──体育館に集った全校児童の前で、昭和の開校式映像や班作品が上映される中、最後に流された合同映像で灯籠の光が空白を埋め、「夕」という一文字の星が燦然と輝く。映写機の逆回転と祭の灯が交差し、夕は母とともに川辺へ並んで灯籠を流す。闇に溶けた光は新しい星座となり、まだ見ぬ未来へと続く「送り火座」が完成したのだった。
登場人物紹介
・影山 夕(かげやま ゆう)
・年齢・学年:6歳・小学1年生
・性格・特長:好奇心旺盛で内向的な面も。小柄ながら芯が強く、時間や記憶の謎に心惹かれる。透き通るような紫の瞳と丸いほっぺたが愛らしい。
・大切なもの:母譲りの星座ペンダント/逆回転映写機を操作する小さな手
・影山(母)
・年齢・職業:30代後半、かつては図書ボランティアを務めたこともある
・性格・特長:娘を深く想う優しい母親。古い言い伝えや祭りの風習を語り継ぐ。レトロな映写機と灯籠流しの儀式を心に残す。
・大切なもの:紙製ランタン/檜油の香り
・古関先生(こせき)
・年齢・役職:50代前半、小学校教諭
・性格・特長:校史と映像資料を愛する温厚な指導者。児童の創造力を引き出す特別授業「星図の授業」を企画。
・大切なもの:木箱入りのフィルムリール/開校式の記録映像
・正夫(まさお)
・年齢・学年:同じく小学1年生
・性格・特長:クラスのムードメーカー。女子にも男子にも友だちが多く、思いつきのアイディアを素直に提案する行動派。
・大切なもの:タブレット(撮影用)/金魚袋風の灯籠折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:18:29
7270文字
会話率:23%
街コンで知り合った柚絵との結婚を機にそれまでの仕事を辞して、小学校教諭となった大介。妻の柚絵との新しい生活と、時を同じくして小学校教諭としての新生活も始まる。待ち受けるのはブラックな教員生活。一教員の生活をつぶさに見つめながら、現代の日本に
横たわる現実を問う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 21:27:10
59383文字
会話率:56%
現役小学校教諭の五島麻衣子は、初の六年生担任をしていた。親友が三十路を前に結婚し、ふと自分の将来に疑問を感じ始めていた。そんな折、麻衣子のクラスの女子児童が、「死にたい」と相談室の担当者に打ち明けたと言う。なぜ、少女はそんな悩みを抱えている
のか……。自分のクラス児童の深い悲しみに踏みこんでゆく。一方で麻衣子は、自分の可能性を試すためにも新たな動きを模索し始めてもいた。日常の困難に向き合い、懸命に生きる人々の葛藤と希望を描いた青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:40:43
20244文字
会話率:47%
小学校教諭として働き始めて間もない頃、クラスには成績優秀な子がいた
いつものように1番にテストを終わらせ、プリントをやり始めたその子の様子が、いつもと違っていることに気がつく
最終更新:2024-12-25 11:43:09
987文字
会話率:0%
自分が生徒として受け取っている小学3年生田中こよりに、
密かな恋情を抱いていた小学校教諭の主人公は、
ついに衝動に負け彼女に手を出してしまう。
泣き叫んだこよりに驚いた主人公は、誤ってこよりの首を絞めて⚪︎してしまう。
自分の将来に絶望した
主人公は、そのまま教室の窓から飛び降り⚪︎殺した。
これで自分の人生は終わりかと思った主人公であったが、
彼はなんと教会のシスターとして異世界に転生したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:37:26
727文字
会話率:0%
小学校教諭、春咲(はるさき)遥太(はるた)は、人生で初めて恋に落ちた。いわゆる初恋だ。相手は同じ学校に勤務する音楽専科の夏川(なつかわ)菜月(なつき)、1つ年上の先輩にあたる人。
しかし、哀れかな、夏川には同い年の彼氏、秋吉(あきよし)彰人
(あきと)がいた。彼らは職員室でも公認の美男美女カップルである。
だから、春咲は知らない。そんな秋吉には、どうしても気になってしまう人がいることを。
そして、その人にも『好きな人』がいることを。それが誰なのかということを……。
小学校で繰り広げられる、ちょっと生々しい大人の世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 18:57:22
16033文字
会話率:35%
小学校で図書館の司書教諭をしている私、美幸茜は二次創作の夢小説好きの非正規職員だ。
教育学部卒業だが、教員採用試験でも、図書館司書教諭でも正規職員にはなれなかった。
自分はずっとひとりもの。外見も良くないし健康でもない。彼氏もいないし、結婚
する予定もない。
ないないづくしの三十歳。
小学校のボランティアの冴野さんが乳がんになった。
お母さんくらいの年齢で、息子は楽希(らくき)という名前で同じ教育大学の同級生だった。
今は小学校の教諭をしているらしい。
家族みたいな付き合いが始まった。
何にもない自分にコンプレックスがあった。
何にもない私から卒業することにする。
これから乳がんの手術がある。
楽希とは気が合い、もう一度小学校教諭を目指して採用試験を受けることを後押ししてくれた。
手術が終わったら、私は希望を持って生きようと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:42:55
10051文字
会話率:26%
東京都で唯一レールのない町、これが武蔵村山市。そこに一家四世代で住む比留間家、笑いあり涙ありの家族の物語。主人公の小学6年生の大五郎は、元お百姓の大じいちゃん、元小学校教諭の大ばあちゃん、元警察官のおじいちゃん、民生委員のおばあちゃん、塾教
師のお父さん、芦川いづみ似のお母さんに囲まれて、今日も元気です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 09:18:17
28207文字
会話率:45%
気に入ったら高評価、ブクマお願いします!
【あらすじ】
若い頃は関東一帯をシメたりとヤンチャをしてたけども、今は子供たちが道を外さず、それぞれの個性を伸ばした成長ができるように小学校教諭として働いているアラサー女子でっす⭐︎
え? アラサ
ーは女子じゃない?
シバキ回すぞコラ
出会いもなく、ショタコンが災いしてこの歳まで処女を貫いてしまった私は魔法使いになりました。
だけど、その魔法が問題。
感度3000倍にする魔法ってエロゲーかよ!!
とはいえ、そんなどこで使うのか分からないクソ魔法とて使い方次第。
気持ちよくするだけが感度3000倍の使い道じゃない!
このクソ魔法で私は大事な子供たちを護ってみせる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 15:38:52
8290文字
会話率:31%
小学校教諭の由香利は、かくれんぼが大嫌いだった。理由は嘗て、ある少年へ行ったいたずらが原因だ。当時、転校生で人と関わるのが苦手なまことくんと遊んであげてと教師から強要され、しかたなく登、穂香、恭平のイツメンでと共にかくれんぼで遊んでいた。し
かし、まことくんを嫌っていた由香利はある提案を持ちかけた。
「まことくんを置いて帰ろう」
その提案に乗って四人は帰った。その後、公園の焼却炉に隠れていたまことくんは中をろくに確認しなかった作業員のミスで焼却炉は作動され、まことくんは焼け死んでしまった。これが由香利のトラウマとなり、由香利は日常的に自分が豪華に焼かれる悪夢に苛まれていた。そんな中、まことくんを置いて帰った一人である登が事故死したと恭平から連絡が入った。話を聞けば自動車事故による死亡であると考えられたが、恭平曰氏直前の登が、焼け焦げた恐ろしい姿のまことくんを見たと言うのだ。登の突然死、そしてまことくんの姿。これにはいたずらにより死に追いやられたまことくんの怨念じゃないかと由香利は考え始め・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 07:52:46
9036文字
会話率:49%
八津 剛教諭、人は彼をやっちゃん先生と呼ぶ。生徒達は親しみをを込めて『名字をちゃん』付け。生徒をDVしていて成敗した親達からは『やくざ』の意味を込めて、である。見た目は細身でメガネをかけていることから、生徒達からはちょっと頭が良さそうに見え
るカッコイイ先生と言われている。しかし、怒りっぽく、すぐに蹴りが入るという本性を知っている者達からすると完全に『インテリやくざ(どこかの
第7席)』である。そんな彼の波乱に満ちた日常のお話。三人称の真面目な話です。楽しく書きましたので、頑張って付いてきて下さい(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 06:01:21
2787文字
会話率:50%
今回は二階堂リトル様のクトゥルフショートショート7より、雪国のしらせちゃんのリプレイをお送りさせていただきます。ネタバレなどが嫌な方はブラウザバックなどの対応をお願いします。構わないというかたは我らのリプレイを楽しんでいただければ幸いです
。今回のシナリオは有料の所謂同人誌というやつですので、流石にご本人様に許可を取らせてもらいました。快く許可をしていただいたことにこの場を借りてお礼申し上げます。
ちなみにリプレイを投稿する際はシナリオ内に許可を出す文言があったり、無料で特にこう言った行為を禁止していないシナリオに対しては許可を取らずに投稿しようと考えております。
…さて、真面目な話はここまでにして今回のセッションについてです。今回はKPは前回と同様わたくしが、PLは前回殺し屋のキャラを作ってたPL1のソロセッションです。ぶっちゃけPL2はTRPGの沼に引きずり込むことができなかったので、当分この2人でのセッションになると思います。 因みに前回のリプレイからこの2人で何回かセッションは行なっている状態です。
とりあえずPC紹介して本編へ行きます。
内間 賢人(うちま けんと)
小学校教諭 特徴:アウトドア派
STR10 DEX11 INT15 アイディア75
CON12 APP13 POW12 幸運60
SIZ17 SAN60 EDU12 知識60 DB1D4
SAN60 MP12 耐久15
応急手当60 聞き耳80 信用65 心理学45 説得65
追跡60 図書館75 目星75 武道(空手)35
補足:元々は大学教授という話でしたが、それにしては教養が低いんじゃないかということで大学教授ベースの小学校教諭になりました。空手はPLが拳に技能を振ろうとした時にKPが「これだと生徒にすぐ手を挙げてそうな先生に見えるなw」って言ったらこうなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 06:23:08
1236文字
会話率:4%
若き小学校教諭のリツコは、学校を「飼育小屋」、児童を「ウサギ」と喩える。六年生の担任として迎えた夏に彼女が関わることとなった三人の「ウサギ」ーー優等生のジュリ、鼻つまみ者のイサム、そしてリツコのことを自分と同じ「逸脱者」として気に入り「ウサ
ギ」の喩えを用いてとある訴えをするエツヤ。いじめ問題から露呈する少年たちの頭脳と戦慄と恋情にリツコはメスを入れ教師として目覚めていく。「ウサギ」を殺したのは本当は誰なのか。
※この作品は他サイト(Pixivやツイッターなど。一部抜粋も含む。)にも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-22 00:36:06
24921文字
会話率:57%
滝平誠(36歳)
地方にて生まれ育つ。
中学から高校時代はラグビーに打ち込み、地方大会にて結果を残す。
小学校教諭を志すも日夜「鬼」と対峙する少年達の姿を見て己の目指す道に疑問を持つ。
医師免許を取得し30歳まで都心の大病院にて働いた末、軍
医に転身。
以後間もなくその器量を見込まれ収容中の鬼の研究員としても従事することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-18 17:59:08
925文字
会話率:0%
大学生の敬太(けいた)は、小学校教諭の教育実習を終えたばかりの彼女、由恵(よしえ)を誘い、裏野ドリームランドへ来ていた。
人で賑わうドリームランドで遅めの昼食をとった二人は、休憩も兼ねて観覧車に乗った。
ゆっくりと回り続けるゴンドラ。
その閉ざされた空間で、由恵は教育実習での出来事を話し始める。
夏のホラー2017参加作品。前年に引き続き参加しました。三人称視点の短編小説として書いています。イメージ画像はツイッターのほう公開していますので、よろしければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-01 17:16:08
4977文字
会話率:75%
自殺を望む小学校教諭の最後の時。ビルの屋上で、人生を賭した、生命存在意義論争が、推し量られる。その胸に、宿りゆく。
最終更新:2016-07-14 11:22:02
45604文字
会話率:53%
小学校教諭の輝良はある日突然異世界へ飛ばされた。
魔力とか不思議な生物とかその世界の常識に混乱しながら、生来のお人好しさを発揮してその世界の人々を助けようと努力する。
彼がその世界に呼ばれた理由は?
最終更新:2016-05-05 00:00:00
7849文字
会話率:21%
私立探偵、轟周平のもとに殺人事件解明の依頼が舞い込む。
雪深い村で、小学校教諭をしている女性宅で男性の変死体が発見される。被害者の名前は朝倉直之、地元の消防団に所属する青年で、周囲の人望も厚かった。遺体発見時の状況から警察は早々に事故死
と判断し、捜査を打ち切った。
警察の捜査に不信を抱いた地元ヤクザの親分、浪江一郎の依頼で朝倉直之について調べることに・・・。
容疑者は第一発見者の女教師。それとも村の不正を暴かれたくない村長か。
それとも……?
物語全般に流れる不穏な空気。
犯人の目的は一体?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 21:00:00
22399文字
会話率:43%
小学校教諭の林田紗友子は隣のデスクのボサボサ頭でよれよれジャージの植山達樹にいつも頭を悩ませている。貸した赤ペンも返ってこないままだ。二人の関係はこの先、いったいどうなっていくのだろう。
以前、赤ペンのゆくえとして短編で投稿していたものを
全面改稿し、連載する運びとなりました。読んでいただけると嬉しいです。
尚、第四章までで一区切りとなっております。第五章はクリスマスの設定になりますので、秋以降に連載を再開する予定です。(2015年12月24日再開済)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 11:57:10
73180文字
会話率:47%
小学校教諭の林田沙友子は隣のデスクのボサボサ頭でよれよれジャージの植山達樹にいつも頭を悩ませている。貸した赤ペンも返ってこないままだ。二人の関係はこの先、いったいどうなっていくのだろう。
ただいま、改稿中です。
最終更新:2007-12-07 17:00:25
476文字
会話率:14%
小学校教諭の“ぼく”は、担当するクラスで起こっているいじめの解決に頭を悩ませていた。
一言きつく注意すればそれで止む程度のいじめだが、そもそもいじめを受けている相川イズルにだってそうなる原因がないことはない。正してやるべきは、集団に溶け
込めない川のほうじゃないのか?
決めあぐねたまま家庭訪問に向かったぼくは、相川がクラスのいじめっこたちにからかわれている現場に出くわす。
そこには、いつもと違い、いじめっこたちの前に立ちはだかる誰かの姿があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-19 01:21:00
15532文字
会話率:32%