かつては王宮の一流薬師として、宮廷内で絶大な信頼を得ていたリオン。けれども、日々繰り広げられる宮廷闘争と足の引っ張り合いにうんざりして、ある日とうとう辞職を決意する。そして彼は、偶然立ち寄った町で潰れかけの薬屋を見つけ、再建の夢を抱きながら
それを買い取った。しかし現実は厳しく、売り上げは低迷、いつしか薬屋は赤字に陥ってしまう。
途方に暮れるリオンは、偶然目にした「高額報酬バイト」に飛びつくが、それがまさかの「魔王軍の闇バイト」だったとは…。リオンは知らずに、魔王軍の暗部へと足を踏み入れてしまう。
果たしてリオンは無事に薬屋を立て直すことができるのか? そして、再び平穏な日常を取り戻せるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 22:30:58
1395文字
会話率:24%
第2王女である7歳のマリーンはある日、泉でおぼれてしまい、騎士見習いのナインに助けられる。マリーンは、ナインに恋心を抱くが、やがて発作が出るようになると、静養するためにナインと離れることになった。
9年後、静養地で健康を取り戻し美しく成長
した18歳のマリーンは、宮廷薬師ベックの見習いをしながら恋人もできて幸せな生活を送っていた。だが、宮廷音楽家を目指していた恋人は夢のために旅立つ。マリーンもベックの元に届いた娘からの手紙がキッカケとなり、旅に出ることにする。
王がナインを護衛として寄越したことでナインと9年ぶりの再会を果たすが、かつて恋心を抱いたナインは堅物で失礼な人物へと変わっていた。旅を進めるうちにかつての恋人との再会などもあり、旅を通して心の成長や変化を描いたスローなラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 08:10:00
157385文字
会話率:61%
宮廷薬師として働いている、平民リーシェ。
残業中の薬師室に、宮廷魔道士のユリウスが訪ねてきた。
「魔女の呪いによってカエルになってしまったアレクシオ様を、人間に戻せませんか?」
リーシェは真実の愛でアレクシオ王弟殿下を人間に戻すよう、頼まれ
たけれど……。
愛がよくわかっていないリーシェとアレクシオ殿下の、身分差ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 10:46:45
30290文字
会話率:54%
(1章17万字分完成済み/1章全54話)
◆◇◆◇◆◇
旅の青年道化師『七城奏(ななしろ かなで)』は、巻き込まれた事件で『逆理のリート』と呼ばれる呪歌を手に入れる。「願い事を逆しまに叶える呪い」の力を手にした奏は、長く復讐の念を抱いていた
帝制国家『朱泉国(しゅぜんこく)』との、100の呪歌を巡る争いに身を投じていく。
なぜか他人には認識されない言霊アーテイ氏や、縁のできた宮廷薬師マハ・ベクターと共に、奏は10年前に帝国に奪われた姉・透歌を取り戻す戦いを始めるのだった。
◆◇◆◇◆◇
1章部分については初日3話、以後1日1話ペース。
それ以降については反応を見て決めますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 17:01:51
164393文字
会話率:31%
研究一筋だった日本の若き薬学者は、過労死をして中世ヨーロッパ風異世界に転生してしまう。
高名な宮廷薬師を父に持つ十歳の薬師見習いの少年として転生した彼は、疾患透視能力、物質創造と物質消去能力などの人外のスキルを得ていた。
そこは怪しげな医療
行為が行われ、庶民には効果のある薬が手に入らない社会。
彼はときの皇帝に認められ、街の一角に薬局を開く。
世に蔓延るまやかしを払拭し、現代薬学に根差した真に効果のある薬を、庶民の手に届けるために。
これは、創薬チートの薬師の少年が前世の現代薬学知識を駆使し、異世界人を助けながら、今度は頑張りすぎず新たな人生を送る物語。
※ MFブックス様より書籍化、6巻は2018年3月24日発売です。
※ コミックウォーカー様・ニコニコ静画様にてコミカライズ連載中(コミック4巻は2019年2月22日です
※ ウェブ更新時間は、不定期ですがだいたいお昼12時です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 22:46:48
1256061文字
会話率:40%
サン・フルーヴ帝国の大貴族の10歳の薬師見習いの少年は、落雷に遭い、別世界に転生する。
彼が目を覚ますとそこは、西暦20XX年「東京」という異世界だった。
時空を超えてとある日本の少年の体に憑依した彼は、
文明の進んだ異世界や異世界人の価値
観に戸惑いながらも、
地球の人々が持ちえない神術や神力という能力、そして持ち前の驚異的な記憶力を武器に、
異世界東京をひたむきに生き抜いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 18:42:25
168139文字
会話率:40%
「ダメ男との婚約なんて破棄よ、破棄!」満月の夜の舞踏会で、エリヴィラ王女は婚約破棄を宣言する。これにより新たな婚約者を選ぶため、『王女殿下のお茶会にふさわしいもの』を選べば婚約相当の褒賞を与えるとの御触れが出た。
宮廷医師の父と宮廷薬師の母
を持つミルッカは、幼馴染のアルマスのために『王女殿下のお茶会にふさわしいもの』を作るが、その胸中は複雑で——。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。
※「裏庭係の私、いつの間にか偉い人に気に入られていたようです」https://ncode.syosetu.com/n4612ie/の続編みたいなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 05:00:00
15157文字
会話率:43%
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化し
ていた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされた亡国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
※自サイトからの作者本人による転載です。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 23:00:00
516207文字
会話率:44%
14歳の伯爵令嬢リーラシアは掘っ立て小屋に住んでいる。
小屋に住み、薬草園の管理をして薬を作る。そんな彼女は家族に奴隷のように使われていた。
そのうち自分のポーションは、他とは違うことに気が付く。
最終更新:2023-02-19 16:00:00
138523文字
会話率:43%
宮廷薬師の副室長に昇進したばかりのティアンナ。この調子で頑張って働くぞ!と決意したばかりだったのに皇帝の番となってしまった。
皇帝はティアンナの初恋の相手。昇華したと思っていた恋心が燻り始め、覚悟が出来るまで番の証を隠し、仕事を続ける事を決
める。
一方、番が出現したのを感じた皇帝であるサフィールは事務的に部下へ出現を伝える。宰相達は番の出現に喜び、慣例に則り公示をしたが、それを見守るサフィールは何処か浮かない顔をしていて……
学生時代の恋心を引き摺る二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 17:16:10
134254文字
会話率:36%
三好家は一家揃って死に絶え、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔道師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師と
して異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界でも冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 13:04:29
128200文字
会話率:54%
我が家が全滅しました(´・ω・`)
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
異世界の王国で門番をしている神太郎は、公爵夫人の姉が暗殺者に襲われため、その調査として一人暮らしをしている弟を訪ねる。弟の又四
郎はS級暗殺者を称していたため、何か手掛かりを得ようとしたのだ。だが、問題が一つ。神太郎とその弟との関係は決して良好とは言えなかったのである……。
短編投稿のつもりがシリーズのようになってしまったので、後日これまでの三作品を三人称に改稿した新しい作品を連載形式で上げたいと考えています(こちらの短編シリーズは短編版として残します)。続きを書くことがありましたら、連載形式の方に投稿する予定です。
その際はご一読のほど、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 07:28:16
9748文字
会話率:60%
没落寸前の男爵家に生まれたニーナ・ルベットは、病弱な母の治療費を稼ぐため、宮廷薬師の職に就いた。
しかし、給料は治療費に消えるばかりで、母の病は良くならない。
貴族らしい裕福な生活ではなく、切り詰めた貧乏生活を送っていた。
そんなニー
ナの元に、莫大な資産を持つ公爵家から縁談の話が舞い込み、喜んでいたのも束の間――。
「弟の婚約者に相応しいか見定めに来た」
婚約者の兄である天才魔術師のアレク様に、婚約者に相応しいか審査されることになってしまった。
ただ、どうにも様子がおかしい。
「もう仕事の三十分前だぞ」
「寝癖が付いているだろ」
「座っていろ。紅茶をいれてやる」
なぜか婚約者の兄がグイグイと来て、世話を焼いてくれるみたいで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 12:23:53
111236文字
会話率:49%
宮廷薬師のシュゼットは、魔法薬の開発や調合に励む日々を送っていた。ところがある日、仕事中に倒れてしまう。目が覚めたら、憧れの人で遠い存在だったグランジェークが自分を看病していた。甘い声で名を呼ばれ、幸せそうな笑みを向けられて困惑するシュゼッ
ト。「寡黙で凛々しい、憧れの魔法師団長様がなぜ!?」
動揺する彼女に対し、彼は言う。「俺たちは二年前から恋人同士だった」と。
シュゼットは、魔法薬の影響で彼との思い出だけを忘れてしまったらしい。クールでかっこよかったはずの憧れの人が「俺はもう、ものわかりのいい大人の男ぶるのはやめる」と宣言して、溺愛モードに豹変!記憶を失ったことで、彼の重すぎる愛を知ってしまうラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 07:00:00
141315文字
会話率:36%
若くして国王となったユーティス=レリアードは、愚王と呼ばれていた。
幼少の頃に毒を盛られた後遺症でネジが飛んだのだろうともっぱらの噂だった。
そんなユーティスが幼い頃縁のあった薬師の少女リリアの元を訪れ、宮廷薬師になってほしいと望む。
毒
と陰謀にまみれた王宮になど行きたくないリリアは舌戦の末、ユーティスを思い切り引っぱたいてしまう。
しかしそれはすべてユーティスの罠だった。
リリアの一撃によりユーティスが愚王から賢王に「目覚めた」と町に噂が広がり、やがてリリアの元に再びユーティスがやってくる。
今度の要求は、『妻』になること。
リリアは罠を張り巡らすユーティスの手から逃れ、元ののんびりした生活に戻ることはできるのか。
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アルファポリス様にて掲載、完結済ですが、
構成など大幅に見直しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 12:28:51
103757文字
会話率:28%
宮廷薬師のイーディスは、ある日、女王陛下から第五王子ライナスの侍女となるよう命じられる。
二年前、一方的に縁を切られたライナスとの再会に、イーディスの心は揺れ始め……。
短い命を燃やす少女と王子の、幸福な恋物語。
※個人サイト「http:
//snowsheep.sakura.ne.jp/」2017.9.17 (初出)を改稿したもの
サイトにも掲載してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 21:14:16
23294文字
会話率:42%