兄弟子の罠から逃げるうちに、ファルナは朽ち果てた遺跡に迷いこんだ。
出口を探して石棺を調べていると、何者かに刺されてしまう。意識を失った彼女を介抱してくれたのは、石棺に封じられていたという傭兵だった。
この傭兵、魔女の誘いを断ったことで
逆恨みされ「封印を解いた女性と恋人になる」呪いをかけられて封印されたらしい。
はた迷惑な呪いを解くべく一緒に行動することになったが、この傭兵、千年も封印されていたせいで現代の常識を全く知らない。
さらに長い傭兵生活で培われた言動は、そこらの強盗よりも物騒。丁寧なのは口調だけという要注意人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 21:34:25
41449文字
会話率:47%
永夢(えむ 24)は子どもっぽいことがコンプレックスの、出版社青雲館の小説編集者二年目。ある日大学時代から三年付き合った恋人・悠人に自然消滅を狙った形で振られてしまう。
その後悠人に新たな恋人ができたと知り、傷付いてバーで慣れない酒を飲んで
いたのだが、途中質の悪い男にナンパされ絡まれた。危ういところを助けてくれたのは、なんと偶然同じバーで飲んでいた、担当の小説家・湊(みなと 34)。湊は嘔吐し、足取りの覚束ない永夢を連れ帰り、世話してくれた上にベッドに寝かせてくれた。
翌朝、永夢はいい香りで目が覚める。昨夜のことを思い出し、とんでもないことをしたと青ざめるのだが、香りに誘われそろそろとキッチンに向かう。そこでは湊が手作りの豚汁を温め、炊きたてのご飯をよそっていて?
「ちょうどよかった。朝食です。一度誰かに味見してもらいたかったんです」
ある理由から「普通に美味しいご飯」を作って食べたいイケメン小説家と、私生活ポンコツ女性編集者のほのぼのおうちご飯日記&時々恋愛。
.。*゜+.*.。 献立表 ゜+..。*゜+
第一話『豚汁』
第二話『小鮎の天ぷらと二種のかき揚げ』
第三話『みんな大好きなお弁当』
第四話『餡かけチャーハンと焼き餃子』
第五話『コンソメ仕立てのロールキャベツ』
*飲酒の描写があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 20:08:30
136714文字
会話率:41%
ハイスペ社長の蛙化現象を阻止するためオタクで地味な秘書の私と仮の恋人に。溺愛してくるけれどこれは蛙化克服の練習ですよね?
✳︎
『谷口千景』26歳、オタクで地味な私は、経営コンサルタント企業『sunrise』の社長『当麻祐樹』の秘書をしてい
る。社長はアジア系のイケメンで女たらしだけれど、いざ付き合おうとなって相手の女性がその気になると、急に冷めてしまうという。それは『蛙化現象』なのでは?
なんとかしてくれと言う社長のために奮闘するも、なかなか上手くいかない。
そんな中、蛙化を治すために、おまえで恋愛の練習をさせてくれと依頼される。
この溺愛は本物?
*
王道の溺愛ストーリーです。エブリスタさんで昨年投稿していたものをなろうさんでも投稿です。お読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 10:02:23
45058文字
会話率:43%
「あなたの愛、私に買い取らせていただけませんか?」
大学生の山科俊介は、金にがめつい筋金入りの守銭奴。ひょんなことから参加した合コンがきっかけで、大企業の社長令嬢・御陵雛乃から期間限定の恋人契約を持ちかけられる。
将来親の決めた相手と結婚
することが決まっている雛乃は、今のうちに映画のような恋をしてみたいのだという。
「嘘を本当だと信じ込んでしまえば、本物と何の変わりもありませんものね」
時給と条件の良さに惹かれた俊介は、雛乃の割り切り方に好感を抱いたこともあり、彼女の申し出を受け入れる。
冷たいお嬢様かと思っていた雛乃は驚くほど可愛らしく、風変わりな雇用関係は意外と楽しい。正反対の二人は毎週のデートを通じて、少しずつ距離を縮めていく。
しかし互いに惹かれ合うほどに、この関係の終わりが重くのしかかってきて――。
ひねくれたイケメン守銭奴と、クールな天然お嬢様の、身分差契約ラブコメです。
※この作品はエブリスタ・カクヨムにも掲載しています。
※素敵な表紙はsmzさんに描いていただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 20:10:41
182599文字
会話率:51%
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である国の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。
両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。
彼の為ならば、全て耐えられる。
愛する人と結婚することが出来る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。
しかしそれは“ある存在”により叶わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。
はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。
愛した人は、クズだった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も残らなくなる。だから、恨むことはしない。
けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。
そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動を移したのだった。
「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」
そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 18:55:42
144441文字
会話率:43%
魔女に憧れて呪いや魔術の研究をするのが趣味の伯爵令嬢マリー。
両親は早くに亡くなり、領地経営は兄のフランクが行っている。
二人っきりの兄と妹は仲良く暮らしていた。
しかし度数の合わない瓶底レンズの眼鏡をかけないと人付き合いもまと
もに行えないようなフランクはとても頼りなく、そしてとんでもなくヘタレなのだった。
そんなトラブルメーカーの兄のことをいつも優しくフォローするマリーが、ある日兄の起こしたトラブルによって不本意ながらも『契約恋愛』をすることとなる。
お相手はカボチャ頭の異国の人間⁉︎
異国の大きな貿易会社の会長だというリュウ・シエンは、フランクの不注意による呪いでカボチャ頭になってしまったのだった。
呪いを解くためには『愛し、愛される者からの口づけ』が必要で……
当然だがカボチャ頭では世間に出られないとリュウ・シエンは言う。
そこで、伯爵家の屋敷に滞在することになったリュウ・シエンとマリーは、お互いの目的の為に呪いを解こうと何とか愛し合う努力をすることになる。
しかし、何かよからぬ企みからマリーに婚約の申し込みに来る大嫌いな幼馴染の令息。
そして、その令息を狙う悪役令嬢の意地悪にマリーは振り回される。
マリーは幸せになれるのか?
そしてリュウ・シエンはカボチャ頭から脱却できるのか?
溺愛、ジレジレ、きゅんきゅんな恋愛と、悪役令嬢とザマア要素もちょっぴりある作者の好きを詰め込んだ欲張りなお話です( ・∇・)
◇◇◇
某ハロウィン企画の為に書いた短編です。
ハロウィンらしく楽しいラブコメになる予定ですので、どうか温かい目でお付き合いくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 22:00:00
65754文字
会話率:45%
騙されて参加することになった合コンの席でしつこくお酒を飲ませようと勧めてくる男にほとほと困りかけていた瑠菜を助けてくれたのは、学内で男女問わず人気者である有名人の大和。
ピンチに陥った瑠菜をスマートに助け、その場から素早く連れ出してくれた大
和は『もうあんな目に遭いたくない』と震える瑠菜に『二度と合コンに参加しなくて済む方法』として『オレたち付き合おっか?』と提案してくる。
それは互いが互いの身を守るための、所謂『契約恋愛』というやつで……
※コミュ力カンスト『超ハイスペックイケメン男子』と、ゆるふわ可愛い『天然癒し系ちびっ子女子』の、ウルトラスーパーもだもだ恋愛事情です
※※掲載中の他作品で行き詰まった際の息抜きとしてちまちま書いているお話のため不定期更新となりますが、気長にお付き合いいただけたら嬉しいです(*^^)v折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 22:15:49
29311文字
会話率:48%
何故か付き合う女の子が全員寝取られてしまう幼馴染。私は彼に物心つく頃から片思いしていた。女の子と見られていない私は恋愛相談に乗らされていたのだが、その日は彼からおかしなお願い事をされてしまう。
「睦月!俺に付き合ってくれ!俺と付き合うとどう
して浮気したくなるのか、浮気したくなった時に教えてくれ!お前にしか頼めないんだよ!頼む!この通り!」
私と彼の契約恋愛。何故彼と付き合うと浮気したくなるのかを調査する日々が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 12:00:00
13915文字
会話率:53%
生まれたときから一緒にいる、これからも一緒のはずの恋人、なのに何なの?恋愛だけ楽しむ相手?パートナー?浮気じゃないとか意味がわからない、同じ学校に愛ない恋愛相手を紹介され、しかも私にも契約恋愛を勧めるって、何考えてるんじゃ!
切れてる私にも
う一人の幼馴染みは、その話にのって目を醒まさせてやれって、もう、いいです別れたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 08:39:17
3479文字
会話率:60%
女誑しの狼の駆除依頼を受けた赤ずきんは、機関短銃で狼を蜂の巣にしようとしました。しかし狼は想定よりもすばしっこく、苦戦してしまいます。相討ち覚悟で狼を殺そうとした赤ずきんでしたが、狼はそんな彼女に取り引きを持ちかけました。
「他の女の子が被
害に遭うのが嫌なら、君が俺の恋人になればいい」
赤ずきんと狼の歪な契約恋愛のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 20:50:50
7633文字
会話率:40%
学院一の完璧な淑女と名高い伯爵令嬢フリーダ・クレヴィング。白百合の君と称され、誰をも魅了する彼女にはひとつだけ、致命的な欠点があった。
誰にも言えない彼女の秘密を知った男は、まるで悪魔のように囁く。
「取引する気はあるか?」
お互いが望
むものを手に入れる、偽りの恋。
「私はきっと貴方を、大切にできない」
「思い出せ。これは取り引きだ。面倒な感情は互いに要らない」
それが、この上なくふしだらで甘く、ほろ苦い契約の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-03 19:00:00
116692文字
会話率:39%
≪本編完結済み≫伯爵令嬢であるマルティナは、その美貌と位の高さから男子生徒たちの羨望の的だった。度重なる告白にうんざりしていた彼女は、ラーシュという侯爵家次男と出会う。彼はマルティナと似た境遇で、女子生徒に言い寄られることがめんどうだからと
マルティナに一つの提案をする。それは、恋人の振りをしないか、ということだった。
互いに利益があると認めたマルティナはそれを承諾し、二人は恋人として振る舞うことになる。
しかしラーシュの振る舞いは、ときに契約恋愛としては不自然だった。そのことをマルティナはその都度指摘しつつも、次第にラーシュに心を開いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 19:12:44
66267文字
会話率:49%
修介はグラウンドで浩介を見続けている星夜とに一目ぼれした。浩介の練習を手伝いながら星夜を見ていた修介はある日耐えることが出来なくなって星夜にキスをする。『俺が浩介とお前を付き合わせてやるよ』修介は契約した。そして修介は星夜の恋を応援すること
となる。修介は自分の想いと星夜の想いに葛藤する。そして星夜の想いは……。三人の想いは今、加速する…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-12 18:39:41
70186文字
会話率:24%
俺様社長(27)と平凡な清掃員(29)が出会って様々なトラブルで契約恋愛するハメに…。
最終更新:2009-07-05 17:46:12
462文字
会話率:48%