時は江戸時代初期の1624年。かつての天下人、豊臣秀吉の妻・北政所寧々は、一族が死に絶えた中で、孤独な死を迎えた。
どうしてこんなことになったのか。栄耀栄華を味わうことが本当に欲しかった幸せだったのか。そして、最後の瞬間に出した結論は、「も
う天下人の妻はこりごりだ」ということだった。しかし、死を迎えたはずの寧々は、どういうわけか過去に戻っていて‥‥‥。
ゆえに、彼女は決める。同じ人生は決して歩まないと。
こうして、秀吉の求婚を拒絶し、二週目の人生を歩み始めた彼女は、今度こそ本当の幸せを探すべく、別の道を歩み始めるのだった‥‥‥。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品から一部記載を修正、及び小説家になろう向けに補正したものとなります。話の大筋は変わりません。
※公開初日の7/19(金)は、プロローグを12:10、第1話から第5話を17:10から1時間間隔で公開します。
※7/20(土)~31(水)までは、10:10、12:10、15:10、18:10、21:10にそれぞれ1話ずつ公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 17:10:00
1764611文字
会話率:58%
「草履一枚から始まった、どえりゃーモテ期! 天下人のハーレム戦国ラブコメ、ここに開幕だがね!」
物語全体のあらすじ(名古屋弁バージョン)
わしの名前は、豊臣秀吉っちゅうんやけどな――
元はちんちくりんな百姓の息子、日吉
丸いうて、尾張の村で泥んこまみれで生きとったんだわ。
女にはモテんし、家は貧乏やし、親父は早よ死んでまって、母ちゃんと二人で必死に飯食うとった。
せやけどなあ、
「いつか、でっかい城に住んで、いっぺんに女三人くらい侍らせるんや!」
――そんなアホな夢、ほんまに叶えてまったんやて。
信長さまに草履温めて認められて、戦場では槍一本で大出世。
ねねと夫婦になって、茶々に惚れられて、気ぃついたら女に囲まれとるがね!
でもな、モテるっちゅうのはええことばっかやない。
女子(おなご)同士の争い、嫉妬、泣いたり怒ったり、そりゃあもう修羅場の連続よ。
「正室はわたしや!」とか「殿下、今夜は私と…」とか、やかましいわ!
それでも――
女の涙を背負って、戦に出て、世を治めて、人を救って、
わしは「天下人」って呼ばれるようになったんや。
けどなあ、
ほんとは今でも夢みたいだがね。
……だってわし、ただの草履持ちやったんやて?
これは、
貧乏村からのし上がった男が、恋と戦と女に振り回されながら、ほんでもって“モテまくってまう”
どえりゃあ一代記――
『天下取ったら、モテてまったがね!』
はじまり、はじまり~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:00:00
39744文字
会話率:46%
賢者タイムから戦国ハーレムへ!泥まみれの俺が天下と美少女を掴む!
龍ケ崎弘彌、16歳。歴史オタクでハーレムラノベに取り憑かれた高校生だ。ある夜、秀吉の妻ねねや淀殿を妄想しながらオナニーに没頭しすぎ、「秀吉のハーレム、俺にくれよぉ
!」と叫んだ直後、賢者タイムの虚無感で魂が抜けた――と思ったら、目覚めたのは戦国時代のドロドロ田んぼ脇、半壊した藁の山の中。目の前に浮かぶステータスは【名前:木下藤吉郎】【職業:流れ者】。そう、俺が豊臣秀吉の若き姿に転生しちまった!
鼻をつく腐臭、泥まみれのボロ着物、腹ペコで追いかけてくる畑のオッサン。史実より遥かに悲惨なスタートだ。でも、俺の胸は熱いぜ。秀吉といえば貧乏から天下人へ駆け上がった伝説の男。そして何より、ハーレムだ!清楚で芯の強いねね、妖艶でミステリアスな淀殿、さらには史実に隠れた戦国美少女たちを娶って、俺だけの夢の楽園を築くのが目標だ!
まずは腹を満たすため、泥だらけの田んぼを這い回り、農民に怒鳴られながらも図太い根性を発揮。転生オタクの知識と情熱を武器に、ドタバタしながら出世街道を突き進む。天下と美少女、両方掴む俺のハチャメチャな戦国ライフが、ここから始まるぜ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:00:00
101573文字
会話率:24%
戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮
大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊かな名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
716648文字
会話率:60%
徳川家康の側室の一人で、二代将軍・秀忠の娘、和子が天皇に嫁ぐとき代母として付き添い、徳川家の隆盛を陰で支えた阿茶局の生涯。
最終更新:2025-05-15 21:00:00
131353文字
会話率:31%
完全に趣味と偏見と独自調査でできたイロモノの代物です。
ジャンル的には西播怪談実記の草稿を軸にした史実ホラーっぽいなにか。
基本は、18世紀の怪談小説・西播怪談実記(著:春名忠成)作成時の草稿を基にしています。
文章内容は史実準拠に
努めてはいますが、物語の登場している土地によっては歴史の空白地になっているため、口頭伝承を含めた在野パッチワークを行いながらの執筆となっています。なかには、『より面白い』という理由で筆者が採用したり独自に解釈している部分も存在します。あらかじめご了承下さい。
戦国期の赤松氏と浦上氏、細川氏に三好氏、尼子氏、毛利氏など西国を巡る知る人ぞ知らない歴史ものです。作者はこのうちどこかの一族の末裔にあたります。
まだまだ歴史的には未開な場所なので安心してご賞味ください。
(参考文献)
『室町軍記赤松盛衰記―研究と資料― | 矢代和夫ら(国書刊行会)』
『播磨の妖怪たち 「西播怪談実記」の世界 | 小栗栖健治ら(神戸新聞総合出版センター)』
『播磨史の謎に迫る | 播磨学研究所編(神戸新聞総合出版センター)』
『赤松氏佐用家実記 | 高啓一郎・高敏雄』など……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:25:51
347631文字
会話率:27%
古来からの朝廷による統治体制が破綻した戦国時代、諸国では国家の仕組みの再構築のため、下剋上による様々な統治方法が試みられていた。その様な時代に尾張織田弾正忠家嫡男として生まれた吉法師(後の織田信長)は目の当たりにした戦乱の惨状に衝撃を受け
、この世に生を受けた自身の目標として天下の再構築を掲げる。
吉法師は将来の立場の重責や目標達成の困難性の高さに深く悩みながらも、様々な人との出会いを通じて新たな発見やそれまでに無い経験を積み、常識に捕われない革新性、時事の先を読む先見性、状況に応じた戦略の手法を身に付けていく。
やがて元服し尾張の領主となった吉法師は困難な状況を一つ一つ打開し、天下人へと駆け上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:08:38
775340文字
会話率:44%
戦乱渦巻く戦国時代。尾張と美濃を隔てる木曽川のほとりで、日々の糧を追う孤独な少年・日吉丸は、川並衆の頭領・蜂須賀小六に拾われる。木下藤吉郎と名を改め、川並衆という荒々しくも情深い集団の中で、彼は初めて確かな居場所と、父とも慕う小六との深い絆
を得る。
数年後、藤吉郎は美濃に隠棲する病弱の天才軍師・竹中半兵衛重治と運命的な出会いを果たす。乱世の終結と理想の天下を語り合った二人は、自らが天下を取るのではなく、情に厚く、飾らない人柄で人々を惹きつける小六こそが真に天下人にふさわしいと確信する。
ここに、稀代の人たらしと天才軍師による、壮大なる天下人プロデュース計画が秘密裏に始動する。小六はまだ何も知らず、望まぬ高みへと押し上げられていくとは露ほども思わない。孤独な過去を持つ藤吉郎、病弱の半兵衛、そして彼らを支える聡明な妻・ねね。それぞれの理想と野望、そして小六への深い絆が交錯する時、歴史は大きく、そして温かく動き始める――。これは、歴史の表舞台には立たなかった男が、盟友たちの手によって天下人となり、絆と理想を胸に新しい時代を築く、「もしも」の戦国浪漫である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 09:59:38
160081文字
会話率:0%
歴史の狭間、時空を超えた特別な場所に、ありえない顔ぶれが集結した。
海道一の大親分・清水次郎長、上州の反骨星・国定忠治、シカゴ暗黒街の顔役・アル・カポネ、そして天下人・豊臣秀吉。
彼らは皆、それぞれの時代で「親分」と呼ばれ、数多の人間を率い
、歴史にその名を刻んだカリスマたちだ。可憐な案内人・あすかが手にする不思議なタブレット「クロノス」の導きにより、今宵、世紀の「親分肌サミット」の幕が上がる!
最初のラウンド、互いの「シマ」と自己紹介では、早くも火花が散る。そのスケールも流儀も全く異なる自己紹介に、互いは警戒しつつも、相手の器の大きさを感じずにはいられない。
続く討論では、「リーダーの器」「シノギの流儀」「掟と裏切り」といった核心的なテーマが、彼らの価値観を激しくぶつけ合わせる。人を惹きつける秘訣は「人情」か「人心掌握」か、それとも「力と恐怖」か? 組織を動かすのは「金」か「大義」か? 「裏切り」をどう裁くのか? 次郎長・忠治の「任侠道」とカポネの「ギャングイズム」、そして秀吉の「天下人の論理」が真っ向から衝突し、スタジオは激論のるつぼと化す! 特に「金か?人情か?」を問うラウンド3は、まさに仁義なきお喋り。互いの生存戦略がぶつかり合い、一触即発の空気が漂う。
後半戦、「最大の修羅場」では、各々がくぐり抜けてきた壮絶な体験が語られ、その胆力に息をのむ。そして迎えるクライマックス、ラウンド6「親分たちの正義」。自らの行動は「英雄」か「反逆者」か? 剥き出しの本音と矜持がぶつかり合い、議論は最高潮に達する! 案内人あすかの鋭い問いかけに、彼らは何を語るのか?
最後のラウンドでは、現代社会への提言がなされ、過去の巨人たちからの力強いメッセージが胸を打つ。視聴者からのリアルタイム質問コーナーでは、彼らの哲学や意外な素顔がさらに明らかに。
時代も文化も全く違う4人の「親分」。彼らの生き様は、現代を生きる私たちに何を問いかけるのか? リーダーシップとは何か、正義とは何か、そして、人間とは何か…。熱く、激しく、そしてどこか切なく、人間臭い。歴史エンターテイメントの新たな地平を切り開く、空前絶後の対談番組が、今、ここにある!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 01:59:05
31471文字
会話率:81%
――合戦は旦那様(信長)に任せて、内政チート頑張ります!
なんやかんやで異世界転生してしまった私。魔法を極めたので現代日本へ帰ることにしました。
……ちょ~っと失敗して戦国時代に来ちゃったけど。
え? 私が帰蝶? 信長の
奥さんになる人? 人違いなんですけど……どうしてこうなった?
まぁ本能寺の変を回避すれば天下人の奥さんだし、それまでは内政チートと軍事チートをやりつつスローライフを――あの、旦那様? 歴史の表舞台に立たせようとするの止めてもらえませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 07:10:00
1261237文字
会話率:38%
茶聖・千利休を幼少期から描くことで、偶像化された利休から等身大の利休を描く。
三好長慶との友情と三人の天下人(長慶・信長・秀吉)との関わりを利休の視点から描く。
最終更新:2025-04-13 06:00:00
211349文字
会話率:39%
流人から天下人となった源頼朝、しかし、その生涯は敵である平氏だけでなく、源氏一門を多く殺してのし上がったものであった。
その天下は死後に瞬く間に北条に奪われ、子孫は全滅した。
そんな頼朝の人生の背後にあったものは何か?
最終更新:2025-04-11 21:31:36
4541文字
会話率:16%
現代に転生した豊臣秀吉はユーチューバーとなり…
最終更新:2025-03-03 17:24:06
594文字
会話率:61%
令和を生きた男が転生したのは後の天下人"豊臣秀吉"になるはずの百姓"木下藤吉郎"であった。しかし、乱世を生き抜くのは難しい。彼のハードモードな成り上がり人生は果たして史実通りに進むのだろうか。
最終更新:2025-03-01 02:08:51
459文字
会話率:0%
永禄九年、美濃国大沢山の山中に、ひとりの退魔士があった。名は、石徹白神護。彼は、邪悪な怪物「双面宿儺」から人々を守る存在であった。そんな彼のもとを、木下藤吉郎という下級武士が訪れる。後に、天下人と呼ばれる男である。
最終更新:2025-02-15 23:31:07
8576文字
会話率:73%
気付いたら古代中国に転生していた社畜の男が、色々やらかしながら天下人に……ならずに、悠々と過ごしていこうとするお話です。
比較的真面目な作風になるかと思われますが、作者の考察により歴史的事件が史実とは違った感じになります。
主人公と一部
の人間の年齢にご都合主義があります(資料で生没年が???とかになっている人物限定ですが)ので、そう言うのが嫌いな人は見ないほうが良いかもしれません。
名前の呼び方も普通は曹操なら曹孟徳なのですが、資料や作者の記憶の関係上、曹操・劉備等と言った感じで表現していきますのでご了承下さい。
感想欄でのネタバレ・展開予想が有った場合は削除させて頂く場合がございますので、何卒ご了承お願い致します。
タイトル修正。
タグは増える予定。
2019年10月29日
皆様のおかげでジャンル別の日間・週間・月間・四半期・年間1位達成です!
拙作をコンゴトモヨロシクお願いします!
参考文献 三国志・三国志演義・wiki等
地図引用元「もっと知りたい!三国志 https://three-kingdoms.net/ 」様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 09:33:22
944088文字
会話率:29%
タイムスリップして戦国時代に来てしまった主人公アカギ・ノブ。
そこで織田家当主の織田信秀に見込まれ、病弱な息子の信長に代わって家督を継ぐよう頼まれる。
ノブは『ノブナガ』として生きることになり、天性の勝負勘で乱世を駆け抜けていく。
果たして
、ノブは史実どおり天下人になれるのか?そして、本能寺の変は本当に起こるのか?
どこかで読んだような……読まないような……そんな物語です。
※登場人物や言葉遣い、時系列などはフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 20:48:48
56191文字
会話率:44%
室町幕府第十三代将軍・足利義輝
彼ほど幕府の復活に力を尽くした人物はいなかったと思う。八代義政以降、彼前後の将軍はどれも見ても傀儡将軍でしかなく、自身の力で将軍親政を目指していたのは彼だけだったのではないか。儚くも時の天下人の間で藻掻き続
けるも命を散らすことになるが、彼の周りには後に天下に名を轟かす名将たちがいた。「天下を治むべき器用有」とも称された義輝がもし自らの力(領地&兵)を手にしたらどうなるか?
それを話にしてみようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 01:30:29
1706829文字
会話率:41%
現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
そんな
おっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…
注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 00:00:00
650272文字
会話率:33%
動乱の時代、室町幕府は衰退をはじめ、地方では下剋上が相次いだ。三好長慶もそんな激動の時代を生き抜いた男だった。幾多の苦境を乗り越え、「天下人」となった男を描く歴史群像劇。
最終更新:2024-09-20 19:00:00
7964文字
会話率:46%
果心居士(かしんこじ)は、室町時代(むろまちじだい)末期に実在したという幻術師で、七宝行者(しちほうぎょうじゃ)とも呼ばれた。
筑後国(ちくごのくに)(現・福岡県南部)の生まれとされ、大和国(やまとのくに)の興福寺(こうふくじ)の僧であ
ったが、外法(げほう)による幻術に長じた為に破門とされた。
果心居士は己の能力で立身出世(りっしんしゅっせ)を試み、当時の天下人(てんかびと)に前に現れて技を披露したと伝わる。
それら果心居士の幻術逸話を集めた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 04:05:22
1308文字
会話率:0%