光があれば闇がある。
眩いほどの希望が満ちる世界には、多くの絶望が沈む。
最初はただ純粋な願いであったモノは、欲望の海に飲み込まれて汚れてしまった。
何も見えない暗闇の中で、それでも少女は藻掻き、手を伸ばした。
深海の底を照らす眩いばか
りの光を放つ……一番星を。
彼女の始まりに繋がる、世界を照らす希望を。
この物語は、
アイドルの頂点を目指し、世界に抗う少女【飯塚美月】と
全てを自分色に塗り替えながら突き進む少女【夢咲陽菜】の物語である。
全10話 完結済み
3日に1話更新予定(12時頃投稿予定)
☆☆本作は願いシリーズと銘打っておりますが、世界観を共有しているだけですので、単独でも楽しめる作品となっております。☆☆
その為、特に気にせずお読みいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 12:10:00
7448文字
会話率:48%
妻を病で亡くし
娘を事故で失い
どうしようもない人生に見切りをつけ自殺した男
彼は異世界で魔剣と呼ばれる存在に生まれ変わり
死を齎された少女と契約を果たす
そして彼は抗う
少女と共にその意思が尽きるまで
必然に塗り替えられた運
命に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 02:03:10
1091411文字
会話率:41%
どこまでもずっとついていない少年霧斗。
名前だけはヤンキーみたいで強そうだね、と言われる、争う事が苦手な少年。
油断すれば鳥のフンが落ちてきて、上ばかり気にしていたら足元には犬のフン。嫌な事をする時のアンラッキーくじは毎回大当たり。
イベント毎はことごとく雨。
ある日学校に向かう途中、電車を待っていたら後ろで騒ぐ青年達。ふざけ合って押したり笑ったりしてはしゃいでいる。何度か背中にぶつかられて、危なくね?と判断。場所を移ろうとしたタイミングでドンっと強い衝撃。ふわりと浮く身体。視界を占める通勤電車。プツリと途切れる意識。死に方まで運がないわ〜。
目が覚めると真っ白な世界。
目の前には先程後ろで騒いでいた青年達が土下座している。
後ろにめっちゃ偉そうな爺さん。
曰く、目の前の青年達は神様候補者だと。
曰く、世界体験(職場体験みたいな?)中だった。
曰く、初めての世界にはしゃいでしまった。
曰く、自分は本来あそこで死ぬ予定では無かった。
曰く、しかし肉体はぐしゃぐしゃの即死状態な上大人数に見られてしまい、復活はできない(そうでなければ出来るらしい)
曰く、異世界へ身体を再構築して転移させるので許してください。
曰く、許さなければ、目の前の青年達は分解新たな神様候補者を作成しなければならず、自分はそのまま輪廻の輪に戻る事になる。
仕方ない、異世界に行きます。貴方達も反省してくださいね。命の大事さわかったと思うから良い神様になって下さいね。
それに感動した青年達と偉そうな爺さん。それぞれ一つだけ願いというか祝福を授けるよ、との事。
ラノベ知識を総動員して【言語対応】【アイテムボックス】【鑑定】【魔法】【常識の為のマナーブック】そして【幸運】をお願いした。
なんてったってオレは不運。それを塗り替える幸運をつけてもらえれば差し引きゼロで普通くらいにはなれるはず!
常識マナーブックがあるからオレTUEEEとかならないし、無自覚系無双とかにもならないはず!
からの幸運なはずなのに何故か不運って言うしっちゃかめっちゃかストーリー(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:00:00
611824文字
会話率:14%
あの日、我々を熱狂させた1頭の馬がいた。
漆黒の馬体は限界まで鍛え上げられ、しなやかに躍動する全身の筋肉によって他の馬とは別次元の走りを見せる。
ついには、圧倒的一番人気の馬すら圧倒し、ケンタッキーダービー馬という栄冠を手中に収めた。
しかし、ナンバーワンの座を手に入れたその馬は決して順風満帆だった訳ではなく、常に逆風との闘いであった。
産まれた直後に病気にかかり生死の境を彷徨った。
ある時は輸送中の横転事故にあい、競走馬として危機的なほどの骨折を患った。
またある時は、脚が少し歪んでいて見映えが悪いと見放され、誰にも関心を持たれずに売れ残ってしまった。
そんな逆風を乗り越えて数々の大レースを勝利することで、自らの価値を証明したが、引退後、今度は血統が悪いと生産界から"失格"の烙印を押されてしまう。
そんな中、主人公の黒毛の馬は、ひょんなことから極東の島国で種牡馬としての新たな挑戦を始める事となる。名だたる実績馬たちがひしめく中で、果たしてそこに割って入れるのか?
そして、いつの日か失格の烙印を押したアメリカ生産界を見返せることができるのか?
漆黒の逆襲者の物語がいま、スタートする──
◇注意◇
このお話は現実のエピソードを参考にしたフィクションです。登場人物や馬、施設などはすべて架空のものとしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:10:00
65976文字
会話率:33%
現代日本に生まれ生きてきた男子高校生・東郷圭介は、帰宅途中に前触れなく異世界へと転移してしまう。しかも転移した先の異世界は既に大昔から来訪し続けていたという数多の異世界人(圭介にとっては同郷)の影響を受けて、中世ヨーロッパ的な世界観を近未
来都市的風景へと塗り替えていた。
ロマンは感じる、だけど何かイメージと違う。首を傾げつつ今日も彼は見慣れない世界に生きる。その足元に、先人達の遺した足跡を確かめながら。
こちら以外でも「マグネット!」様の方で連載しておりますので、良ければそちらもどうぞ。
ご意見・ご指摘・ご感想・ご質問お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 06:59:47
2047654文字
会話率:39%
突然の死を迎えた社畜・田中明大は、小説の中の傲慢な豪家の悪役、橘翔太としてタイムスリップしてしまう。さらに悪いことに、物語のクライマックス――街頭で惨死する運命の真っ只中にいることに気づく。絶望の中、彼は未来の10分を予知する能力に目覚めた
。
記憶を失った彼は、善良な少女・霞に助けられ、平穏で温かな生活を送り始める。しかし、運命の歯車は止まることなく動き続け、予知能力が高まるにつれ、陰謀と運命の渦に巻き込まれていく。
果たして彼は悪役の宿命から逃れることができるのか?救い、成長、権力闘争、愛、友情、復讐、そして自己を見つめ直す試練――この全てが、反転したタイムスリップの旅の中で少しずつ明らかになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 23:50:00
83605文字
会話率:15%
過去のトラウマによって2次元のヒロインしか愛せなくなった悲しい化け物の男子高校生 三枝実は、2次元の女の子と共に日常を謳歌していた。現実に対する絶望を塗り替えてくれる女の子がいたのならば、それは2次元か宇宙人かに違いない。
最終更新:2025-01-22 02:33:06
852文字
会話率:32%
テンリミットこと天川理斗(あまかわりと)は廃ゲーマーである。
様々なジャンルのゲームで数々の記録を塗り替えてきた、まさに最強のゲーマーだ。
そんな中人々の注目はゲームではなく、ダンジョンというより現実に近い空想の世界に集まっていた。
ダ
ンジョンは、十年前に突如スプーンで穴を掘ったかのように各地に誕生した。
人々はその探索や謎の解明に盛り上がり、ダンジョンへ入り探索する者――探索者たちが急増していた。
ダンジョンの中は現実世界とは全く異なり、人々はまるでゲームのように様々なジョブやスキルを使え、その身体能力は地上より格段に向上した。
探索者にはダンジョンの踏破を目指す者や、ダンジョンとは一体何なのか謎を解明しようとする者、はたまた未知の鉱石や素材を持ち帰り商売する者など、さまざまな探索の形が出来上がっていた。
その様子を配信してエンタメを追求する者まで現れ、ダンジョン探索は一大ムーブメントとなっていた。
しかし、理人はゲームに夢中でそんなことになど知る由もなかった。
代わりに、その天才的なゲームの腕はゲーマーたちの間では伝説とされ、理人は最強のゲーマーとしての名をほしいままにしていた。
しかし、ふと思う。
そろそろ、もう少し刺激が欲しいなあ……と。
もし仮に。
様々なゲームを完璧に攻略してきた天才廃ゲーマーが、ゲームではなく現実に飛び出し、ゲーム世界のようなダンジョンを攻略し始めたとしたら、一体どうなってしまうのだろうか?
これは、最強の廃ゲーマーテンリミットが、その類まれなるゲームセンスを持ってダンジョンを無双していく物語である。
いきなり遭遇した超規格外の伝説級のモンスター。ダンジョンを治めるの八体の王――その一体。
チュートリアルと勘違いした理人との戦いの中で、理人はその力を認められ、特殊なジョブを手に入れる。
それは、このダンジョンでは存在しないはずの“闇”魔法を使えるユニークジョブだった。
美少女ダンジョン配信者と同盟を組んだり、攻略を目指すクランと共闘してのダンジョン攻略や、考察組から追いかけまわされる日々。
ゲーム世界で最強を誇ったテンリミット――天川理人は、ダンジョン攻略でもその才能を遺憾なく発揮する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 22:28:28
140807文字
会話率:40%
進化し続けるゲームと、謎に満ちた世界と、プレイヤーたちが贈る
ほのぼの×アクション×ミステリー?×考察?
さぁ、ようこそ「RBG」へ。
第1章、第2章完結しました!!
現在第3章 進行中です!!ゲームはVer.1.00
へ!まだまだ始まったばかり!!
毎日更新中!!!
遥か遠い未来で起こる。これはゲームから始まる物語。
空を飛び、スキルを使って戦う。「空中戦」がメイン。途方もない数のスキルと、それらをどのように使うかで、その弾幕は十人十色の芸術を産む。ゲームの常識をプレイヤーが塗り替え、そして作り上げていく!
空中戦や、数多のスキル、変わった技、ゲーム内の革命、世界観、考察、色んなものを盛り込んでみました。
異世界ファンタジーではありませんが、それっぽい異能は登場します。これについても大きなバックストーリーがあったり…。戦闘描写は9話からなのでそこまで少し世界観やゲームのルールの説明などになっています。
最新話と連動して基本設定情報も随時公開していきます。
ところどころに布石を置いていたりしますのでぜひ探してみてください!
さぁ、ひっくり返せ!ゲームも世界も何もかも!咲き乱れよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 10:30:20
906651文字
会話率:51%
音楽界の数々の記録を塗り替え、更新し続けて来た世界的な歌姫ティアラ・ラズベリーは、その地位へのプレッシャーと止めどない注目に耐えかねて、突如活動休止を発表した。
マネージャーからの誘いもあり、文化圏の違う日本へ旅行していた際、沖縄行き便で
偶々乗り合わせた世俗知らずの男に、難攻不落の歌姫が籠絡されてしまう話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 18:19:40
17636文字
会話率:58%
【ゲームのシナリオだけでなく、この世界にとっても私は「悪役」らしいわね────。】
ある日、乙女ゲー世界の悪役令嬢へと転生したことに気づいたシャーリーン。前世では派遣先の紛争地で、子供の代わりに残留地雷をふんで死んでしまったらしい。
無念の
死の後に思い出したのは、悪役令嬢である自分や家門の処刑、追放、魔獣の襲撃による国家滅亡、といった、このゲームが誇るバッドエンディングの数々!
そして破滅回避のために動いているうち、明らかになってゆくこの世界のおかしさ、塗り替えられた事実と思惑──────。
「生まれてはいけなかった悪しき魔女」が、悪役流儀に周囲を、大陸を巻き込んで、いずれ世界を変えるまで。
※カクヨム様でも投稿を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 11:01:33
58156文字
会話率:35%
「イヴリン、お前はもう不要だ。即刻この国から出て行け」
聖女イヴリンはある日、唐突にそう告げられた。
五歳の頃から神殿にて、国のための祈りを捧げ続けてきたイヴリンは現在二十歳。
そんなイヴリンを、元婚約者である第一王子・アレックスと妹のメ
アリは嘲笑う。
「魔力が弱まったあげく、嫁き遅れるとは……何とも哀れな女だ」
「お姉様、お可哀想……! これからもひとりで惨めに生きていくなんて!」
(嫁き遅れって……それ、あなたが私との婚約を破棄して、妹と婚約したせいですよね?)
神殿からも実家からも突き放され、その身一つで追放されてしまったイヴリン。
右も左も分からないイヴリンに、唯一残っているのは弱まった魔力だけだった。
生きていくために治癒魔法を駆使するイヴリンだが、とある男性との出逢いがイヴリンの日々を塗り替えていく。
「君が嫁き遅れてくれて良かった。そのおかげでこうして会えたんだから」
(……その言い方は、卑怯です!)
甘々な伯爵に蕩かされつつ、今日もイヴリンは治癒魔法を使う。
……ちなみに私の魔力って、本当に弱まってるのかなぁと疑問に思いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 17:34:01
132915文字
会話率:39%
仕事も恋愛もうまくいかない大手書店チェーンの副店長・小夜夏 結(さやか・ゆい)は、上司のパワハラ電話の最中、めまいとともに大好きなweb漫画【騎士で聖女は最強でして】のモブキャラ・公爵夫人のシャーロットに憑依してしまう。
結が入り込んだ
のは主人公の聖女が森で魔物に襲われるシーン。騎士として魔物を討伐しようとする聖女・リリィが溺愛されるメンズ二人に守られる大事なイベントだ。
しかし、なぜか魔物は結に襲いかかり、結は絶体絶命の大ピンチ!
そんな窮地を颯爽と救ってくれたのは、夫である公爵・ウレルではなく凛々しい姫騎士・ディアナだった。
結は自身の報われない人生をやり直すため、シャーロットの人生を謳歌し、推しのディアナの悲恋の結末も塗り替え、成り行きで任命された騎士団団長を全うすることを決心する。
もちろん、自分を敵対視する夫のウレルには愛されないので愛さないはずだったけど、まさかまさかの・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 13:39:15
96728文字
会話率:32%
騎手三田幸次(さんだこうじ)は競馬学校史上最高の天才と謳われた天才ジョッキーだった。1年目には新人最多勝記録を塗り替え、レジェンド神樹(じんいつき)に賞賛される。
しかし、その活躍を妬んだ周囲の悪意にやられてしまい、再起不能になりかける。
その時に神と調教師の狩野に助けられて騎手として再起を果たす。
相棒のサウザンドナイト号はデビューから三連勝を飾り、生涯無敗で現役を終わる馬と評されながらも、牡馬クラシックレースで惨敗を喫しその後全く勝てなくなる。
そこから狩野厩舎に移籍し、三田の献身的なお世話と調教で課題を克服し連戦連勝。八歳にして三田とともに初めて有馬記念に挑む。
対するは神が鞍上のビッグサーバー号。他馬が止まってしまったと見える程のスピードと切れ味を武器に、秋の中長距離G1を2連勝引退レースの有馬記念で秋古馬三冠を狙う。
かつて天才だった二人が、レジェンドと最強のコンビに一世一代の勝負を挑む、師走が舞台の感動競馬小説をご覧あれ!
表紙:私が5年前に小倉競馬場で撮った写真折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 20:28:41
7675文字
会話率:30%
世界大戦の末に荒廃した未来を生きる魔法研究者・エレナは、開発した時空転移の術式を起動し、35年前へと旅立つ。死にゆく未来を変えるため、彼女は肉体を若く保つ呪いを施し、姿も名前も変えて第二の人生を歩み始める。
運命は変えることができる。凄
惨な世界を見たからこそ、過去を塗り替える旅に出よう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 16:30:00
30009文字
会話率:37%
混沌とした古の世界を統一した伝説の剣を持つ英雄、バルタザール。彼は強大なグランフェルテ帝国を建国し、平和の時代をもたらした。しかし、バルタザールの死後、世界は再び混乱に陥る。新たな英雄マクシムが現れ、伝説の剣を手にエクラヴワ大王国を興し、グ
ランフェルテをその奴隷国にすることで世界の勢力図を塗り替えた。
二百年が経過し、この歴史的背景のもと、グランフェルテには若きヴィクトールが七代目皇帝の地位に就いていた。彼は希少な「魔族」と呼ばれる種の血を引きながらも美しき容貌を持ち、化け物と畏怖される反面、人々を魅了するカリスマ性を有していた。
ヴィクトールはある日、エクラヴワ大王に宣戦布告し、伝説の剣と世界の奪還を宣言する。この突然の決断に世界は震撼し、エクラヴワの第三王子レオナールもまた、この事態に心を動かされる。レオナールは大王である父の支配方針に疑問を持ち、民衆の間で身分を隠し生活していたが、ヴィクトールと話し合い、平和的解決を模索しようと決意する。彼は仲間と共にグランフェルテ帝国の遠征先へと追い、接触を試みるが、その過程で多くの苦難に直面する。
この物語は、権力の闘争、裏切り、希望と絶望が交錯する中、ふたりの主人公の成長と彼らが築くべき新たな世界のビジョンを描く。伝説の剣の存在から始まった戦いと、それを超えた真の力とは何かを問うこの物語は、ファンタジーの枠を超えて、人間の本質と運命について深く掘り下げていく。
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※挿絵の作成、編集作業にAIを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 08:20:49
199866文字
会話率:47%
普通の人には見えない、アヤカシや怪異が見える高校一年生・此内叶向。
家にいても、外に出ても、おぞましい姿をしたアヤカシや怪異に追われて逃げ続ける日々。
そのせいで、彼女にとってはどんな場所も恐怖の対象でしかなかった。
「普通になりたい」
「怪異が見えなくなりたい」
しかし、何度願っても、どれだけ涙を流しても、生まれつきあるその体質は叶向を解放してはくれなかった。
そんな日々と付き合って数十年。今日は高校の入学式。
新学期に心を躍らせてくぐった高校の校門。その先に見えたのは、きれいな校舎に棲みつく異質な形をする数多の怪異達。
希望が絶望に塗り替えられていく叶向に手を差し伸べたのは、一人の少女——叶向の恐怖の対象である「怪異」だった。
手を差し伸べた怪異・永遠は、叶向を助け続ける代わりに、ある対価を要求する。
この日を境に叶向の日常は一変。
学園の怪異達と関わり、繋がり、そして広がっていく叶向自身の世界。
叶向が触れられない世界は、もう、すぐそこに——
表紙イラスト/桜創様(@Azisai_711415)
NG:転載、複製、複写、配布、インターネット上への掲載や出品、表紙や挿絵の保存、内容のパクリ
注意喚起:この小説には一部恐怖描写や、血や死などを連想するものが多く含まれます。
その他:アカウントは違いますが、pixivに二次創作に落としたもの、またオリジナルのものも上げています。
X:@Suna_story_
月2更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 08:56:46
17178文字
会話率:47%
孤児院で暮らす少女サブリナは、夢の中で色んな未来を見る。王子に溺愛される「ヒロイン」、逆ハーレムで嫉妬を買う「ヒドイン」、追放され惨めに生きる「悪役令嬢」。──だけど、どれもサブリナの望む未来ではなかった。「あんな未来は、イヤ、お断りよ!」
望む未来を手に入れるため、サブリナは未来視を武器に孤児院の仲間を救い、没落貴族を復興し、王宮の陰謀までひっくり返す大活躍! ところがその結果、王子や貴族令嬢、国中の要人たちが次々と彼女に惹かれる事態に……。「さすがにこの未来は予想外だったわ……」運命を塗り替えて、最高すぎる未来を楽しむ異世界改革奮闘記!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 21:33:50
34890文字
会話率:56%
妖怪たちは、今日も“人間観察”を日課として過ごしている。奥深い森の古い神社に棲む狐、子河童、そして輪入道が目にするのは、さまざまな人間模様。妖怪の存在を信じない者、恐れる者、時には親しみを抱く者──人間たちの反応は千差万別だ。そんな中で、彼
らの視線が映し出すのは、ただの人間の姿だけではない。人間を観察することで浮かび上がるのは、妖怪たち自身の葛藤や成長の物語でもあった。ある日、人間界でひとりの少年と出会った狐たち。最初は興味本位の関わり合いにすぎなかったが、次第に彼らの心に変化が訪れる。人間との触れ合いを通じて、狐たちは自らの存在意義や、人間との絆の可能性に目を向け始めるのだった。「異なる視点が、ありふれた日常を鮮やかに塗り替える」妖怪たちが綴る“人間観察日記”は、妖怪と人間、二つの世界の境界を描きながら、温かな絆を紡いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 22:04:26
45342文字
会話率:49%
私は『ジャック』、そう名乗ることにする。
私は散歩をする事が好きだ。
この至極醜悪な世の中では毎日が非常に退屈だ…
だが散歩中は、自分の頭の中に浮かぶ世界に浸る事ができるのだ。
…ただの妄想じゃつまらないから、1つ世界を彩る
魔法を入れてみる。
ファンタジー、サイエンス・フィクション、時代劇等…
そんな面白い魔法じゃ無くてもいい。
ただこの自分の世界の住人を非現実にしていくのだ。
こんな自己満足の妄想を今の言葉で『黒歴史』と言うならば、私はそれでいい。
この現実を塗り替える為に、この白紙の未来に『ペン』を取りたいのだから…
「『ジャック』。仕事だ。」
黒服の男達が私に封筒を渡す。
散歩に出かけるところだったのに…と私は残念そうにしながらも笑顔を作る。
「…ご用件は?」
_
はじめまして! 雑多短(中?)編集です!
※修正し直す事が多いです。
※誤字脱字文法表現がおかしいところは教えてくださるとありがたいです。
※この話はオリジナル作品です。
※別サイトで投稿している小説をそのまま載せていますので、おかしいところあります。
よろしくお願いします~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 21:24:02
3891文字
会話率:27%