七年前の事故で家族を失った大学生、日野深月。彼には、普通の人には分からない世界の本質が見えていた。
この世界に蔓延る数多くの幽霊が、生者を殺そうとしていること。
そして、そんな幽霊から生者を守る存在――「死神」のことも。
自分に残されたわ
ずかな平穏を守るため、彼はその手に武器を持つ。
生きた「死神」という、前代未聞の特異点として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 14:17:40
270334文字
会話率:45%
全人類がなんらかの異能を持つ、現代異能社会の象徴、プロ異能バトルリーグ。プロ異能チームに所属するプロ異能選手たちは日夜、そこで熱い闘いを繰り広げている。
だが主人公の青葉太陽(16)はなんの異能も持たずに生まれた「無能」。現代異能社会では
最底辺の存在である彼は、しかし、そんな異能主義、異能社会の転覆を企むテロ組織によって拉致され、世界最強の異能を授けられる――
が、そんなこたぁ知ったこっちゃねえ太陽はテロ組織から逃げ出すと、ロクな異能を持たない「多様さん」なせいで、同じように社会の最底辺をもがいていた少女、神楽一絵(16)と出会い、異能社会の頂点、プロ異能バトルリーグへと挑戦を始める。
※※※※
ボーイミーツガールちょいSF異能バトル労働哀歌ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 19:30:00
156937文字
会話率:44%
※あらすじではありません。
この短文と、題名で読む気が起きてくれた方には楽しんでいただけると思いこの形にしてます。
いつもとおんなじように、海を見ていた。太陽が地平線の向こうから少しずつ、少しずつ昇ってくるのを。まだ空気は冷たくて、まる
で、それを温めに来るのが使命だとでもいうように、悠然と昇ってきた。陽の光を浴びた海面は、朝が来た喜びに目を輝かせているみたいにキラキラ光って、それは、どうしようもなく綺麗で。そして、どうしようもないくらいに憎かった。それでも、もっと近くで見たい。なんか、そう思った気がする。白線の外に出て、ホームの一番端っこに立ってずっと見てた。踏切の音も、ちゃんと聞こえていたよ。だから、ほんの少しだけだけど、下がった。けれど、電車の走行音は近づいてくるのに、いつまで立っても減速するためのブレーキ音が聞こなくて。
それで、貨物列車だって分かったんだ。そのうち、だんだん太陽の光が当たる範囲が広がって、視界に映る海に一筋の光の道が見えたような気がする。
だからかな。
また今日が来たその瞬間を見ていられなくなって振り返ったけど、足は、ホームのアスファルトを蹴飛ばしたんだ。八つ当たり、みたいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:00:13
77960文字
会話率:57%
弱気な退魔師と妖魔たちの不思議で切ないストーリー
翠(みどり)は退魔師見習いの男子高校生。
一人前になるために、先輩退魔師の元に下宿し、妖魔退治の試練に挑みます。
明るく笑える日常もありつつ、ヒューマン要素やミステリーやバトルもある、山あ
り谷ありの物語です。
▼キャラクター
橘花 翠(たちばな みどり):
鬼梏村で育った少年。黒の元で下宿しながら高校に通う。
気弱で優しいことから里では『泣きむし翠』と呼ばれていた。
『霜月』という退魔の短刀を使う。
柄元 黒(つかもと くろ):
鬼梏村で翠と親しかった、長身の大学生の青年。いつも余裕がありそうな雰囲気だが、どこか影がある。
かつて退魔をしていたが、いまでは短刀を封じている様子だ。
▼ストーリー
鬼梏村(きこくむら)で生まれた翠は、修行のため親と隔離され、親の正体を隠されてきた。
やがて高校に進学するとき、一人前の退魔師となるため、『巷の妖魔を三体狩る』という試練を与えられた。
また、一人前になると、両親と会うことができるのだという。
弱気な翠は試練を乗り越え、両親と出会うことができるのか。
都会の中で、さまざまな人々や妖魔との接点を通じ、翠は悩みながら成長し、黒との絆を深めていく。
※本作はカクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:14:52
151032文字
会話率:38%
ここに不幸な男子高校生がいる。彼らは女性を見たことがない。これは、国の力づくの少子化対策に翻弄され、ひと目だけでも女性を見ようとする彼らと、あらゆる手段を使ってそれを阻もうとする当局、教師陣との闘いを描いた愛と涙の物語である。
最終更新:2024-09-14 20:28:57
131363文字
会話率:50%
哀歌兄弟達というバンドを、兄貴と組んでいたエルウッドは、兄貴が亡くなった後、シカゴのスプレー工場で、そんなに悪くない堅気の生活を続けていたが、不思議な夢を見るようになって、ひょんなきっかけで哀歌魂を求めて日本への大冒険が始まる。
最終更新:2024-09-07 18:19:19
37075文字
会話率:17%
「大変ね。亜人が人間に紛れて暮らしていくなんて」
リリアは亜人――ハルピュイア。本当だったら岩山で暮らしているところ、訳あって人間の街で暮らしている。人間になるための、高価な魔法薬を呷りながら。
酒場で歌を歌って収入を得ているが、チップ
だけでは魔法薬を手に入れるにはとても足りない。
だからリリアは、夜の街に出ることにした。
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 21:12:29
5844文字
会話率:34%
〈今宵奏でられるは『栄華の舞曲』か、それとも『裏切りの哀歌』か━━━〉
芸術の国ダリアン。
この麗しの都で繰り広げられるは貴族の娘と若き騎士が織りなす可憐で悠哀の幻奏譚。
二人に訪れる結末は輝かしい栄華か。それとも欺瞞に満ちた裏切りか.
...
さて、悲しくも愉快痛快な物語を始めようか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 10:24:16
390723文字
会話率:44%
社会の礎として働く無名技術者達の哀をボカロ用の歌詞にしてみました。
社会を支える構成要素には、どんな小さなものにでもそれを創り出した技術者の哀が込められています。
※仙道アリマサ様の企画、
『仙道企画その6(ボカロ企画その3)』への
参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 05:10:22
892文字
会話率:0%
拙作の「退役聖女は脚なんて飾りだと思っている(転生技術者の葛藤/退役聖女の逆襲)」で書いた謎の歌を単体で投稿してみた。
勤続年数20年超の製造業勤務の技術者が、その実務経験を通じて感じ続けた製造業の哀しさを歌としている。
同業者の方々
に向けて、何かやらかしてしまった時に、コレを歌ってなごんでもらえればという想いを込めて送ります(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 03:53:28
269文字
会話率:0%
俺にはたった一人、世の中に許せない奴がいる。親父だ。その親父は読書中毒だった。家族よりも仕事よりも本が好きだったーー。
そんな俺は今や書けば売れると言われるベストセラー作家になっちまった。
決して分かり合えない父と子の、それでも別つ
ことのできない因果な関係を、シュールさにユーモアをまじえて創られた独特な純文学の完成。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:41:23
1934文字
会話率:17%
『うっせぇわ』が流行って以来微妙に減り続けているとも聞く、焼き鳥を串から外してきたすべての女達の手間への哀歌。男の方は知らない。
最終更新:2024-01-27 09:41:29
873文字
会話率:0%
革命戦争から三年。共和国では民主化を祝い聖女を悼む革命祭が行われていた。
祭りに参加せず帰宅する銀行員アンリ・ベルナールはマリー・デュランと名乗る女性に話しかけられる。彼女は革命初期に死亡した王女の侍女を務めていたといい、驚くべきことを語り
だした――。
カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:39:05
11407文字
会話率:31%
日常の風景。サラリーマン哀歌。心理描写
最終更新:2024-01-02 22:53:59
296文字
会話率:13%
好きな人との別れから1年。
まだ思い出すので、今の気持ちを詩にしました。
去年のクリスマスは幸せだったな。
そんな気持ち
最終更新:2023-12-25 04:56:50
312文字
会話率:0%
第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞参加作品。
若い日に出会った、コスモスのように可憐な娘さんに恋をした『私』。
執着でしかないのかもしれないが、忘れられない恋に一生を縛られた男の話。
最終更新:2023-12-12 23:10:06
1000文字
会話率:5%
強国に囲まれた小国ギア-ラは、結局強国たちの間で起こった大戦争によって中央大陸西部に君臨しているアルカニア帝国の支配を受けることになり、若い頃に故国が戦争で敗北し国が消えるのを目撃した主人公エデンは、アルカニア帝国の支配に抵抗するレジスタン
スを結成して故国の復活のために全力を尽くす。しかし、相互に連結された複雑な世界の中で様々な事件が起こり、様々な経験を基に形成された新しい価値観はエデンの行動を徐々に変え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 21:52:58
4296文字
会話率:39%
逃亡中の公爵令嬢・ソフィアは、敵に囚われかけたところを、なぜか悪魔の少年に助けられる。少年の名はへーミシュ。そのままソフィアは、へーミシュの城で匿われることに……!?愉快な悪魔たちや、かわいい人狼に、元気すぎる天使と、最強の魔法使い!!そん
なこんなで、ソフィアは悪魔たちの日常に巻き込まれていく、いや自ら巻き込まれにいくことも……!?
なぜへーミシュは、ソフィアを助けたのか。それは、へーミシュの出生に関係していた。
なぜならへーミシュは——。
これは、悪魔の少年へーミシュと、その仲間たちの、冒険の物語。
カクヨムとの二重投稿(予定)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 17:00:00
146425文字
会話率:49%
見通しの悪い霧の立ち込める夕暮れ時、舟は様々な練り物を乗せて川を下って行く。目的地までは近いと言うのにわざわざ鱗を払ってまで舟に乗りたがる変わった利用客がいた。彼はある噂に怯えていて…。
最終更新:2023-10-12 17:18:25
5062文字
会話率:54%
中二病風射精哀歌
その「中二病風」という予防線をやめろ
すいません
でもシラフでこんなの投稿できないんだよ(泣)
えーーーん
(以下余白)
最終更新:2023-10-03 18:55:02
218文字
会話率:0%
中二病風勃起不全哀歌
最終更新:2023-09-22 10:29:37
204文字
会話率:0%
この物語は、出生が不明な男、スカーフェイスが親友マークをマフィアに殺された。
そこで、親友は何故、死ななければならなかったか…それを知る為、ボクサーでスカーフェイスはマフィアが運営しているボクシングジムに行った。
最終更新:2023-09-23 23:30:03
159145文字
会話率:47%