異世界から帰還した元勇者・一条零は、地球で平穏な生活を取り戻そうとしていた。
だが、異世界の呪印術と同じ模様が現れ、彼の日常は崩れ始める。
模様から発生する異常な魔力、空間の歪み、そして次々と現れる魔物たち――その裏には、帰還者たちや未知の
存在が絡む陰謀が隠されていた。
右手に輝くルビーの魔石のブレスレットを頼りに、零は地球を浸食する呪印術の脅威と向き合う。
戦いの中で現れる同じ帰還者である鷹村、謎の電話で警告を送る者、そして境界を崩壊させる力を操る敵。
零は何度も限界を感じながらも、自らの力と決意を武器に、日常を守るため戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 06:40:00
12685文字
会話率:27%
「アーシェ・フェルメンデ!筆頭聖女の任を解き追放処分とする!ついでにお前との婚約も破棄だ!!!」
「……は?」
お馬鹿な王子に王宮を追放されたアーシェ。宰相の放った大量の刺客を兄と共にぶっとばし、逃れてその身ひとつでたどり着いたのは最
果ての離島。
エメラルドグリーンの海辺。あふれる濃い緑。そして、難破船からは妙に綺麗な顔の身なりのいい男!?
「全然魚釣れてないけど……本当にご飯食べれてた?」
「うるさいわね!」
突然始まった共同生活。魚釣りに貝拾い、果物を採って、芋を茹でて。一緒に浜辺で焼いた魚は、どんなシェフの料理よりも美味しかった。
だけど、船が直ったら、この生活も終わり。私は追放された聖女。名乗ったのは偽名。腕には宰相に刻まれた、国外逃亡を防止する罪人の呪印。
近づく距離に、甘い仕草。絡み合う視線に、想いは膨らむけれど。
時が来れば、私はこの島を離れ、戦いに戻らなければならない。これは、期間限定の関係なのだから――そのはずだった。
これは、離島で逃亡生活を送る追放聖女のアーシェが、助けた仲間たちと離島で楽しいスローライフを送りながら陰謀をぶっとばし、男気あふれる行動力で、愛と友情を手に入れるまでのお話。
「――あなたは、誰なの?」
緑豊かな離島で、アーシェのひと時のスローライフが始まる。
※全55話の最終話まで執筆済みです!
途中で終わることはありませんので、しっかり完結します。
安心してお読みください。
例によってバンバン投稿します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 14:41:46
264383文字
会話率:57%
リジー・オールドフィールドは高貴な騎士だ。
戦闘に用いる戦法が近接攻撃から魔法に移り変わった現代においても鋼の剣を振り回し続ける変わり者である。
耐魔法の呪印が施された軽装に身を包み、時代遅れの騎士と嘲笑を受けつつも、めげることな
く今日もリジーは戦う。
一体、誰と? もちろん世界の平和をおびやかすモンスターとである。
リジーの戦いが終わる事はない……
世界に平和が訪れるその時まで! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 02:07:46
158148文字
会話率:59%
2020/3/25 書籍化決定。小説第一巻は2020/6/10に発売。第二巻も2021/3/19に発売になります!
またコミカライズも某サイト様で連載中。第一巻が2021/4/1に発売になります!
彼女は追われた。生まれ故郷を、住む場所
を、人としての存在意義を。だが彼女には救いの手が差し伸べられた。数年が経ち、美しく、逞しく成長した彼女は、一度は自分を拒絶した世界を知るために今、旅に出る。これは、奔放で好奇心の塊のような彼女が、世界を滅ぼした魔王と呼ばれるまでの物語。
女剣士を主人公とした、彼女の成長と人生を追う物語です。登場人物は多く、群像作品でもあります。ちなみに主人公はチートではありません、むしろ敵がチートです。
日常パートはライトタッチで描きますが、残酷な部分もあります。苦手な方はご注意を。作品のテーマは……皆さんが確かめてください。現在第五幕連載中。だいたい一話2000~4000文字くらいでしょうか。連載当初は一話あたりの文字数がもう少し多いです。
ついにPV 2500万突破!& 180万ユニーク達成できました! まさか100万ユニーク突破できる日が来るとは、感激です! 書籍化も決定し、応援してくださる皆さんに、この場を借りてお礼の言葉を。
Web版はそのまま残しますので、10年あればどのくらい文章が変わるのか、書籍版と比較してみるのもよいと思います。誤字修正は適宜行いますが、三点リーダや算用数字の使用はわざとなのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:10:00
7049521文字
会話率:63%
呪印の女剣士で登場する人物が多くなってきたので、別にまとめてみようと思います。
一人ずつ紹介、ある程度不定期更新。章ごとに整頓しようと思います。
登場人物を見て、「誰だっけ?」と思った時には参考にしてください
最終更新:2021-03-31 15:17:57
60135文字
会話率:2%
高校一年生の広瀬 夏樹には、最近気になる男子がいる。
鬼無 蓮。クラスの中でも気配を消して、目立たぬことを最善としているような地味な男。
しかし彼には、ただの地味メガネでは説明のつかない違和感を覚えていた。
最終更新:2024-03-12 02:27:19
13530文字
会話率:48%
帝国最強の魔術師フィオナは子供の頃より過酷な生活を強いられてきた。体に制約の呪印を刻まれ、自由も娯楽もなく皇子の命令に縛られる辛い日々。
──もうやだ。エロ皇子大嫌い。眠い。楽になりたい。
そんな彼女の目の前に現れたのは敵国最強の剣士。あの
綺麗な蒼い剣で切ってもらえたら、この辛くてつまらない人生を終わらせられる。死にたいと願ったフィオナは彼の目の前で意識を手放した。
次に目覚めた場所は、牢屋ではなくふかふかベッドの特別室。敵だった男に世話を焼かれ、優しくされて大切にされて。毎日幸せなのはなぜだろう。
見た目は凛としたクール系、中身はぼんやりな女の子が甘やかされて幸せに過ごす物語(全18話予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 13:11:07
161381文字
会話率:37%
愛媛県内のある平屋隣接の寺院で父と暮らす6歳の健一は7歳の誕生日前日に衝撃の真実を見聞きする。
最終更新:2023-11-17 18:41:34
478文字
会話率:17%
ある日、莱竜村へと最強の生物である竜が襲来し、守護竜対竜の戦闘が勃発。村は阿鼻叫喚の地獄と化す。
少年セキトは村長の娘であるヒヨリの手を引き、なんとか隣村まで避難する。結局故郷の村は壊滅、生存者はセキト、ヒヨリの二人だけだった。
避難
先の村が二人を受け入れてくれた事を感謝しつつ、セキトは村での居場所を得る為に倫理的に忌避される様な誰もやりたがらない仕事を率先して引き受け続けた。そして、ヒヨリにはその事を秘密にして、自分とは違う真っ当な道を歩めるようにと、稼ぎのほとんどをヒヨリの勉学、健康、美容に注いだ。
故郷を失った日から三年が経ち、ヒヨリは容姿端麗、頭脳明晰の彩色兼備な少女へと成長していた。その間、セキトは病的なまでの過保護で徹底してヒヨリの存在を秘匿し続け、ほぼ監禁状態のまま三年の歳月を過ごした。
そんなある日、ヒヨリの体に竜を象る紋様が浮かび上がる。それは故郷莱竜村の守護竜との契約を違約したが故に発動する死の呪印だった。契約内容は村長しか知らず、事前の対処は不可能の時限爆弾。
正法では解呪不可能の竜の呪印を解くべく、セキトたちは極北に居ると言い伝えられる『全知の魔女』を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 14:33:10
60773文字
会話率:33%
アースガルズ国王女のヨルズは、祖国を滅ぼした英雄、氷炎の狼ヴァナルガンドの妻になった。
初夜当日。ヴァナルガンドから、彼の体に巻き付くひも状の黒い痣を見せられる。
これは精霊の力を抑える呪印で、精霊の加護を持つ者同士の婚姻により、互い
の力を安定させないと死ぬ。しかし彼は死を受け入れ、ヨルズを形だけの妻として扱うから安心してほしいと言う。
怪物と呼ばれる呪われ英雄と亡国の不憫姫の、夫婦になってから始める恋物語。
初日二話投稿。その後一話ずつ2日間と投稿してから、不定期更新になります。
たこすさま「この作品の作者はだーれだ企画」と、長岡更紗さま「長岡ブッ刺せ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:23:49
52193文字
会話率:40%
アティスラント大陸は大山脈を区切りとして、西と東で分かれている。
西は人類の生存圏。東はモンスターの生存圏。
強力なモンスターが跋扈するこの大陸では、人類は狭い西側でしか生存を許されていない。
そんなモンスターたちの頂点に立つ黒龍。
〝龍皇〟と呼ばれるその龍を討伐することを目指す者がいた。
名は〝淵王〟。
難攻不落の不可思議な迷宮を四つ攻略し、四つの固有魔法を手に入れた大魔導師。
人類で唯一、龍皇に肩を並べる存在である淵王。
その正体である少年、テオドールは十年越しの計画を始動させた。
「龍皇を討つのは――俺と幼馴染たちだ」
これは十年間で強くなりすぎたテオドールが、幼馴染と共に見果てぬ夢を追う物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 00:00:00
74511文字
会話率:32%
竜と竜騎士が人の世から姿を消し、滅び去ったとされて三百年。
幻虹渓谷の隠れ里に住まうレックスは里の者や竜の生き残りに慕われる王子だった。
しかしある日、魔力を持つ者を殺す呪い、滅魔呪炎を纏った魔物が里を襲った。
レックスは里を守るため
魔物を討伐するが滅魔呪炎の呪いを受け、彼が元々持っていた竜と心を通わせる騎竜刻印と体内で混じり合って昏睡。
死の淵を彷徨った後、目覚めたレックスの刻印は滅竜呪印となってしまい、それは彼自身の命を蝕み竜を殺す呪いだった。
──竜を殺す呪いを帯びし者、災厄となるより前に一族より追放すべし。
レックスは掟に従い故郷の里から追放され、これまでの全てを失った。
こうしてレックスは騎竜と共に、死の呪いを解くために旅に出る。
そしてそれは、三百年振りの幕開けとなる新たな竜騎士伝説の始まりでもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 12:07:21
10227文字
会話率:30%
先代国王の弟が謀反を起こし、先代国王の実子である瑠庵が即位して早十年。
落ち付きつつあるが問題が山積みの冠竜国は飢饉で多くの国民が喘いでいる状況。
先王の弟の娘で瑠庵の従兄弟に当たる姫の藤李は瑠庵の『使える人材は使い潰す』という精神から宮
中で最も多忙と言われる戸部で小間使いとして働いていた。しかも相手は呪われているという噂のある白真誠。
この尚書、金持ち貴族で見目麗しく有能だが何て言っても口が悪い。口を開けばすかさず飛んで来る嫌味の雨に辟易しながらも懸命に働く藤李だがある日、突然瑠庵に呼び出された藤李は今までおざなりにしていた神獣の住まうとされる聖域の調査を命じられる。
聖域の調査には巫女の血を引く王族でなければならないと言われ、渋々了承する藤李。しかし右も左も分からず頭を抱えるが、春の宴で怪しげな男達の会話を耳にして―――?
「このクソ忙しい時期にですか?」
ただでさえ忙しくて、おまけに頻繁に見る意味深な夢のせいで寝不足なんですけど。
尚書は呪われてる?
「私も呪われるみたいですけどね?」
私にもありますよ、呪印。
訳アリ男装姫と口の悪い美貌の尚書、二人の持つ呪印の意味とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 20:20:07
149243文字
会話率:32%
ドラゴン
それ最強なり。
ドラゴンを使役するもの
その者最強なり。
ドラゴンを倒すもの
その者勇者なり。
ドラゴンを倒すものを、倒すもの
それはまさに……。
元最強のドラゴン召喚士とよばれた身でありながら、勇者に
召喚に必要な呪印を潰され、妻を寝取られたナセル・バージニア。
さらに市民に、教会に、ギルドマスターにさえ裏切られ、ナセルは全てを失うことになる。
が、そんな状況でもナセルは勇者への復讐を諦めていなかった。
これは、元最強が最悪の復讐者となって成り上がる物語。
……自分達の行いが、一体何を生み出したか。
──まだ誰も知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 19:09:51
300900文字
会話率:20%
〜これは4聖人と呼ばれた、とある勇者の英雄譚の裏話〜
ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは【死霊術士(ネクロマンサー)】だ。
彼女は、人類の横暴と『帝国』に抵抗する戦争のさなか敗北し、帝国の勇者に捕縛される。
だが、ダーク
エルフに目を付けた勇者たちによって、戦利品として囚われることになる。
しかし、彼女に飽きた勇者は、あっさりとエミリアを見限ってしまう。
そして、
勇者、賢者、神官、騎士から、死霊術に必要な『アンデッド』の呪印をズタズタに引き裂かれたあげく、家族をも惨殺されてしまうエミリア。
さらに、信じていた仲間にも裏切られ絶望の淵に叩き落とされる。
ドン底に落ちたエミリアであったが、裏切り者と勇者たちへの復讐を糧に最後の力を振り絞り、再び立ち上がった。
これは、どん底に落ち、魔族最後の一人となった少女が全てを蹂躙しつくすまでの物語。
弄び、蔑み、捨てられたダークエルフの少女は何者になったのか。
彼女を足蹴にした男たちが、何を生み出したのか───。
「その時」が来るまで、誰も知らない……。
※注※
序盤、胸糞展開!!!
だけど、その後はヤバいくらい爽快ッッッ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 17:16:44
141546文字
会話率:24%
この物語は、とある国の平和な時代から戦時、内乱、そして、その後を描いた物語。
大月本帝国の豊かな村に生まれたヒカルとツキナ。
このまま平和な世界が続くと思っていた。
最終更新:2021-09-07 04:49:28
380文字
会話率:0%
農民フーヤ・オルルは、豊富な食糧倉庫を任されていたおかげで肉付きのいい暮らしを送っていた。そんなある日、魔法の試し撃ちで訪れた帝国の魔術師たちによって、村全体を焼かれたうえ大火傷を負う。理不尽な連中に謝罪を求めるも、魔力ゼロ、体力ゼロのフー
ヤが出来ることは命乞いだけだった。魔術師たちはそんなフーヤに"お詫び"として、毒沼の森へ転送。死にかけるフーヤだったが、"呪印"で生き抜きながら復讐することを決めるのだった。
※完結としました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 23:04:25
7774文字
会話率:36%
「昨日のテレビ見た?あのコンビ超面白くねぇ?」
夏休み間近の登校中、幼馴染とそんな何でもない事を話す猿石文人は、芯愛高校に通うスポーツ万能でお調子者のごく普通の高校生。しかし、或る満月の夜に廃工場で化け物達に襲われた際「クッソ~、これからサ
ーフィンとか色々してぇのにふざけんじゃねぇ‼」と、叫んだ瞬間に浮かんだ呪印と力が彼のありふれた日常を大きく変えてしまった。
彼は其の場に居た謎の男、シエルから自分が十二支という遥か昔にこの世界を救った12人の戦士の1人の力を受け継ぎ力に目覚めた事、自分を襲ってきた化け物の事、かつて強すぎるが故に地獄の門に封印された十二支の宿敵の八部衆の事、そして其の八部衆が封印を解きこの世界に現れ、世界を破壊しようとしている事を知らされる。
文人は其れを防ぐ為に戦う事と残りの11人の仲間を探す事をシエルによって任命されてしまう。戸惑う彼だったが、渋々了承し戦いの日々を送りながらシエルを相棒とし、仲間探しを行っていくのだが・・。
「ああ、もしもこの先お前がハブられる事になっても俺達だけはお前を1人にしない、約束する」
(寂しかったあたしの手を取って一緒に回ってくれたから?其れとも優しい嘘に気付いちゃったから?いや、きっとあの時に何か気になる存在になった時からとっくに気付いていた事だったんだ)
「私の目的?目的というよりも行動理念ですね。私は人間が嫌いだ、醜く汚い。そんな人間を消す事が自分の正義であり、其れを貫く事を理念として行動しています」
「お前に途中で自分が何をしたいか分からなくなり、苦しみ葛藤し、其れでもずっと持っていた目的を果たす事だけが、自分が存在して良い理由だと信じて突き進んできた俺の気持ちが、分かるものかぁ!」
果たしてこの物語に関わる者達は友情、恋、正義、信念といった様々な想いを3ヶ月の中で交錯させた末にどのような結末を辿るのか⁉
『邪正一如・・・邪と正は別々のものではなく、1つの心より出た同一のもの也』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 11:27:51
142390文字
会話率:67%
歴史ある大国が統治している大陸ヴァーンハルトでは人類の常識を越えた怪現象が頻発していた。
住民がある日「悪魔の呪印」をその身に宿し、怪物になってしまうという類のものだ。
凄腕の退魔師レーヴェン・ストレイフは退魔師である。
人間に取り付く悪
魔を駆逐する為、その身に悪魔の力を宿し、闘う。
その血で満ちた生臭い物語を語ろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 03:00:00
4344文字
会話率:29%
拙著『銃と魔法とポストアポカリプス。』の設定資料集です。
あのキャラの呪印ってどんなん? と言う意見を頂いたのと、二部開始時にヒロインBの髪の色を作者が間違えると言う事故が発生したので作成。
本編で説明する気が有ったり、無かったり、
モレが有ったり、無かったり、そんな情報群。
取り敢えず、本編読んでて、『これ誰だっけ?』とか思ったら見ていただければ有るかもしれない。
ただし今は主要人物分しかない。
平気でネタバレをしていますので、本編読む前に読むのは止めた方が良いカモです。
ラーメン屋の行列に並んでいて死ぬほど暇な時にでもどーぞ。
……どうして家系ってあんなに混んでるんでしょうね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 15:04:34
13754文字
会話率:0%
【大幅加筆で書籍化!角川スニーカー文庫様より二巻が2018年8月1日発売です!】
かつて奴隷から成り上り、魔法使いの頂点と称される大賢者となった英雄ジークフリード。
そんな彼も40を過ぎ、戦いの第一線からは退き、政治の中心人物として国王の
補佐をしていた。
しかし、ある日ジークは右腕だったギルバルドに嵌められ、国王暗殺を企てた汚名を着せられた挙句、力を奪われ『還らずの森』へと放逐されてしまう。
地位も名誉も奪われ、森を彷徨う彼。
そこで偶然、瀕死の美しい少女と出会う。
「――あなたの血を、分けていただけませんか?」
彼女は吸血鬼だった。
「二リットルとは言わず、全部持っていけ」
死ぬつもりで、そう言った。
けれど、彼は死ななかった。
目が覚めると彼は若返り、吸血鬼になっていた。
全盛期の肉体を取り戻したジーク。
圧倒的な魔力の量。
ギルバルドにかけられた魔封じの呪印も、一瞬で葬り去った。
こうしておっさんから少年へと若返った最強の賢者は、助けた少女とともに、ギルバルドへの復讐を誓う。
かつて【ゼロの大賢者】と呼ばれた男が正体を隠し、再び【ゼロ】から這い上がる。
最強賢者による、人生二度目の成り上り冒険譚。ここに開幕。
「……お……おい小僧……お前、何者だ」
「ゼロの大賢者……なんて言っても、誰も信じないよな」
☆2018年3月23日 コミックウォーカー様にて試し読み漫画が公開されました!
☆一巻発売中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 20:58:07
189814文字
会話率:29%
目覚めた時には、自身の名とこの世界を生きる最低限の常識しか覚えていなかった。
記憶を失くした2人。
品行方正な女騎士ミリアと軽佻浮薄な戦士ロック。
正反対の性格の2人は、その手に刻まれた呪印によって離れることができなかった。
記憶を取り
戻すこと、そして呪印を解くことを目指して渋々共に歩むことを決断する2人。
そんな2人が織り成す冒険の行く末に待つものとは?
この物語は、ふと思いついた冒険の日常のワンシーンを中心に残していければと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 00:00:00
19792文字
会話率:45%