騎手デビュー8年目。所属厩舎無し、騎乗予定馬……無し。そんな崖っぷちに追い詰められた中央競馬所属の若手騎手がもう一度輝くために奮闘する日々を描く競馬作品。30話程度の予定。カクヨム様と同時掲載です。
最終更新:2024-05-20 19:07:27
44435文字
会話率:38%
第四王女ながら母の暮らす領地で自由奔放に生きてきたイレーネ。
馬好きが高じて軍馬を育成する厩舎に入り浸るイレーネの先行きを心配した両親は、デビュタントと共に隣国アルタスの辺境伯と婚約させることにする。
もちろん彼女は大反対! 淑女教
育を抜け出し向かった厩舎で出会ったのは、偶然にも軍馬を見にきたアルタスの辺境伯ラインハルトだった。
王女の身分を隠して平民として接するイレーネに、ラインハルトもアルタスの騎士として誘う。
「調教の為にアルタスに来ないか? ここの馬が慣れるまででいいんだ」
慣れ親しんだ馬の為、まだ見ぬ婚約者の様子を見る為、イレーネは大きくうなずく。
「祖父と母に頼んでみる。でもダメだっていわれたら、こっそりついていくね!」
見習い調教師として隣国にいくじゃじゃ馬イレーネの手綱を面白そうに握るラインハルトの恋物語、始まります!
本作は肥前文俊先生主催「第十八回書き出し祭り」に参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 13:51:12
41066文字
会話率:60%
イギリスの牧場で生まれたマイジュエルは優しい人間に囲まれてすくすくと育つ。やがて競走馬としてセリに出されるととある調教師(Trainer)に競り落とされて、彼の厩舎で競走馬としてデビューを果たす。
多くの同じサラブレットたち、気さくで強気
なポニーたち、彼女の乗り役(Rider)と厩務員(Groom)といった人間たちに囲まれて過ごしていた彼女の波乱万丈な物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 03:31:14
15709文字
会話率:21%
地方競馬の北関東競馬にスターホース「アムロ」が出現する。それをスポーツ専門雑誌のヒーローの記者御子柴ちとせが取材するところから物語は始まる。御子柴は北関東のとちぎ競馬場(モデル:宇都宮競馬)でその馬アムロがレコードタイムで圧勝するところを目
撃し、その馬のとりこになる。
村井厩舎所属のアムロは軽度の屈腱炎を患っていた。レースにはだましだまし出走していたがそれでも圧勝していた。そしてその馬のオーナーの阿部の息子は心臓病で移植手術しか助かる道がなく、かつ自身が経営する工場が倒産の危機にあるといった不幸のどん底にあった。アムロは病気の息子祐介が牧場で見染めた馬でその馬の活躍が祐介の生きる希望だった。村井厩舎の村井の娘、歩美はその祐介の幼なじみで友人だった。歩美は馬の気持ちがわかる特技をもっていた。アムロの気持ちがわかるのである。アムロは祐介のために走る、祐介とアムロにはそういった絆があった。
アムロは復活できるのか、そうして祐介を救うことが出来るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:48:17
215281文字
会話率:66%
皐月賞・ダービーを大差で圧勝し三冠を期待された優駿カムイエトゥピリカ号、しかしその挑戦は淀の坂で最悪の結末を迎える。
主戦騎手であった大越凛太朗は事故のショックから自殺しようとするが失敗、所属厩舎の調教師によって、厄介払いの如くとある小さな
牧場へと送られることとなる。
現実を悲観し捨て鉢になる凛太朗だが、彼は牧場で妙な事に気付く。
なんと自殺未遂の副産物で彼は馬の言葉が解る様になっていた。
新たなる相棒と出会い、ジョッキーはターフへと舞い戻る。
カクヨム・ノベルデイズマルチ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 23:30:07
340822文字
会話率:50%
史上二頭目の無敗三冠馬、エイカンエンペラーに影響されて騎手となった青年、矢吹 遥。彼の特徴は、鞭を使わずに競走馬たちを上位入選させることだったが、なかなか一着に手が届かない日々を過ごしていた。
そんなある日、彼が所属する神 祐馬厩舎に、
小さな黒鹿毛の牡馬が入厩する。その馬の名はロッキーロード。人懐っこく大人しい性格だが、内には誰にも負けない闘争心を秘めていた。矢吹はロッキーとコンビを組むことになり、ともに調教やレースを重ねていくことになる。
そこで繰り広げられるのは、ライバルとの対決、競走馬たちとの交流、そして直面する、競馬という競技の厳しさ。茨の道を乗り越えた先で、矢吹とロッキーを待ち受ける運命とは――。
これは、一人と一頭が、〈ヒーロー〉になるための物語。
※この作品は小説・イラスト投稿サイト「pixiv」にも同時に連載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 00:00:00
159196文字
会話率:33%
ジョージ・ルーカス(1944-)が創造したスペースオペラ「StarWars」と、第8作「最後のジェダイ」監督・脚本ライアン・ジョンソン(1973-)へのオマージュ掌編。
2023年公開予定のStarWarsⅩ(10)の監督からR・ジョン
ソンが外れたことで、ちょい役で出ていたファジア馬厩舎の下働きで奴隷少年テミリほか2名について、本作への再登場がなくなったのでないか、と思い創作してみた。この3人の子供たちの行く末が知りたくて仕方なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 10:34:31
3366文字
会話率:16%
2着こそ至上。能力はあるけど、上は目指さず気ままに日々を過ごしていた1頭の競走馬。でも、ひょんな事をきっかけに、勝ち進んでいってしまい、、、
ポンコツな厩舎関係者と個性的な仲間(馬)を交えながら、頑張りたくないけど頑張って生きていく、あるお
ウマさんの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 13:11:41
41172文字
会話率:26%
卵から孵った俺は、アルビノのワイバーンだった。どうやら異世界転生らしい。しかし生まれたばかりの俺がいたのは人間たちの管理する厩舎で。どうやら騎獣となるべく育てられるために人間たちが卵を盗んできたらしい。でも俺は自由が欲しくて、大空に逃げ去っ
た。そして遠く逃げた地で、ひとりの運命の女性と出会うことになる――。この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 16:26:57
124514文字
会話率:33%
レース用のサラブレッドの厩舎を管理している男が悩まされていた。
馬を知らない馬主たちに足の折れた馬を殺すのは可哀そうだと言われていた。
男は苛立つ。可哀そうだと?苦痛を長引かせるのが一番残酷なんだ。
男は既に痛み止めを打っていた。
痛み止め
の薬は、そのまま馬を静かに逝かせる薬だと伝える気はない。
ただ、馬には、この場を騒がしくさせてしまっているのが申し訳なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 10:00:00
6798文字
会話率:29%
飛竜部隊に皇女殿下一行を送るという任務が下される。部隊長であるジーナは飛竜の厩舎へと彼女を案内するが、相棒のペスが事件を起こしてしまう。そして、その一件をきっかけに必殺技が生まれる事となる。
最終更新:2020-12-02 02:59:42
987文字
会話率:34%
異端の魔法使いに嫁として召喚された馬好きの大学生、相原紬。
しかし、この世界は髪の短い女性がいないようで、ベリーショートだった紬は男性だと勘違いされてしまう。その誤解はあえて解かず、もとの世界に還してもらおうとするがそのもくろみは失敗。魔法
の世界なのに魔法が使えない紬は、こりゃ役に立たないと奴隷として売りに出されてしまう。
紆余曲折し、魔法の使える馬が名産の国に保護された紬だが、
そこで出会ったのは何でも魔法でできてしまうエリート魔法使いエーディスだった。
性別を偽ったままエーディスと暮らし始めた紬は、自分にできることを求め馬の厩舎で働き出す。
魔法至上主義の世界で、魔力のない紬は生きていけるのか。そして、もとの世界には果たして戻れるのか。
途中から恋愛要素が濃くなってきます。
乗馬の話題がちらほら入り込んできそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 08:28:52
359887文字
会話率:39%
三歳五月になって未だ一勝もできていないココロノダイチの所属する浅野厩舎には二頭の良血馬がいた。
ようやく初勝利を挙げた後に行われた日本ダービー。そこでココロノダイチが見た物は、圧倒的な力で全てを飲み込んだヒガシノゲンブと、彼が放ったすさ
まじいまでの高笑いだった。
そのヒガシノゲンブとライバルのワンダープログラム、両頭との触れ合いと共にココロノダイチは出世街道を歩んでいく。
※この作品の馬は人語を理解し、新聞を読める知能があります。擬人化タグはそのためです。
またこの作品はカクヨムにも投稿されています。
基本的に月~金曜日午後八時更新です。
また元ネタの題材が題材と言う事もありR15とさせていただきました。
※3月30日、競馬作品らしく改題しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 20:00:00
152491文字
会話率:46%
中央競馬の騎手ブホーは、大切なレースの直中にいた。なんとしても勝ちたい・・・そう思うブホーは、手に取るムチにも力がはいる。騎乗する馬、コカノピエールにムチを入れたが、馬である彼からそのことを叱られ、しかも勝った時の見返りを要求されてしまう。
まさか、馬がしゃべってる・・?最初は半信半疑だったが、その馬の見返りがあまりに現実的なため、ブホーは、それを信じ、ピエールの要求した見返りを厩舎に実現させることを約束する。はたしてレースの行方はどうなるのか?また、騎手ブホーに待ち受ける結末とは・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 16:33:42
3438文字
会話率:62%
1998年11月1日、この日競馬関係者、競馬ファン達にとっては忘れてはいけない日でもあった。それから25年経ち、北海道の小さなオーナーブリーダーである近藤久伸の厩舎の元に栗毛の仔馬が誕生した。
だが、その生まれた仔馬は生まれたての仔馬より少
し大きく、そして生まれてすぐに立った。
しかしこの仔馬には人間の魂が!?
これはその栗毛の仔馬を主人公とした小さな小さな小説・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 02:57:36
2245文字
会話率:54%
ある日、本堂誠一は異世界に召喚されてしまう。それは生涯の相棒となる召喚獣を召喚するものだった。
しかし五十歳を超え、初老から老人に至ろうとしている何の能力もないおじさんなど望まれているわけもなく、その場で捨てられてしまう。
捨てられた本堂は
召喚獣用の厩舎に住み、他の召喚獣と友好を育み手を借りて異世界で生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 12:00:00
285860文字
会話率:37%
――血は引いても質は似ぬ、と人は言う。
皆がかの有名な趙将軍の血を引く面影を求める。
三国志演義を意識した架空史劇です。
*monogatary.comでのお題「伝説の勇者の甥」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2018-12-08 03:31:12
1606文字
会話率:27%
宇宙厩舎で、馬を育てた。
最終更新:2018-09-18 20:53:19
264文字
会話率:0%
ライスフィールドは野々森蓉子氏がオーナーをつとめている野々森牧場で生を受けた。
2年後、競走馬となったこの馬は、関東に新たに開業したばかりの村重厩舎からデビューした。
元々体が小さく、デビュー前の評価自体は決して高くはなかったが、レー
スではそれを覆す走りを見せて、関西の実力馬を次々となぎ倒した。
劣勢の関東勢の中で、ライスフィールドの活躍は関係者に大きな希望を与え、いつしか関東の星と呼ばれる存在になった。
しかしその栄光の先にはいくつもの壁が立ちはだかってきた。
暗闇をさまようような状況の中、果たしてこの馬の運命は…。
(この作品は僕が競走馬育成ゲームで経験したことをもとに作ったものです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 16:04:31
274617文字
会話率:31%
ある年の4月、道脇(みちわき)牧場では1頭の牝馬が産まれた。
スペースバイウェイと命名されたその馬は、牧場にとって、まさに期待の星だった。
しかしそれから間もなく、母馬のメープルパームが突然倒れ、手当ての甲斐もなく帰らぬ馬になってしま
った。
母親の愛情を知らずに育ったスペースバイウェイは、苦労した末に美浦の星厩舎からデビューにこぎつけることができた。
しかし、元々体の弱いその馬に待っていたのは、さらに厳しい現実だった。
これまで辛いことばかり経験してきたスペースバイウェイに、果たして幸せは訪れるのだろうか…?
(この作品は、僕が競走馬育成ゲームで体験したドラマチックな出来事をもとに、「トランクバーク号物語」、「インビジブルマン号物語」とリンクさせながら作り上げた物語です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-27 10:18:51
150768文字
会話率:34%
木野牧場の経営者である木野求次は、牧場を救った競走馬「トランクバーク」引退後、セリ市で新たにオスの馬を買ってきた。
妻の笑美子と娘の可憐によって「インビジブルマン」と名づけられたその馬は、栗東の相生(あいおい)厩舎からデビューすることに
なった。
しかし3歳春に屈腱炎を発症してしまい、現役続行が危ぶまれる状況になった。
そんな中でも、求次達は大レース制覇への夢を追い続けた。
(この作品は、僕が競走馬育成ゲームで体験したドラマチックな出来事をもとに、「トランクバーク号物語 ~牧場を救った競走馬~」とリンクさせながら様々な創作を加えて作り上げた物語です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 21:20:42
82113文字
会話率:45%
【リ馬ース】とは
元人間が、馬となって馬レ変ワル事。
俺が元人間だったと気づいたのは厩舎に入って三日目の夜中だった。
そこには弱いのに面倒見のいいサクラオッオ兄貴。
普段は気が弱いけど、優しく色々教えてくれるエンペラーホールド兄
貴。
最強の牝馬街道まっしぐらなテムフライト姉さん。
そんな皆と共に、競走馬として調教されてゆく奇跡のストーリー。
現在のnewデータ(2017/2/19更新)
【サクラオッオ】兄貴のデータ
馬体:492kg
タイプ:差し
馬毛:黒毛
年齢:三歳
戦績:二戦零勝
ランク:未勝利
特徴:毎回馬郡にのまれてしまうが、自称ライバルであるテムフライト姉貴と張れる程の足の持ち主
【エンペラーホールド】兄貴のデータ
馬体:472kg
タイプ:追い込み
馬毛:栗毛
年齢:三歳
ランク:500万以下
戦績:一戦一勝(新馬戦1位)
特徴:馬体が軽く、体力面に負い目を感じる大人しい馬。最高速だけでみれば、テムフライト姉貴よりも二段階くらいは早い神速の足を持つ。
惚れた女(テムフライト)と釣り合う馬になる為、静かに闘志を燃やし続けている。
【テムフライト】姉貴のデータ
馬体:498kg
タイプ:先行
馬毛:赤茶毛
年齢:三歳
戦績:五戦五勝(G1:1勝 G3:1勝 他:3勝)
特徴:気性の激しい牝馬。先行が得意で、逃げ場がいれば後ろから食い掛るようにプレッシャーをかけていく。大逃げしたって切れないスタミナと足をもつものの、競り合いや罵るのが大好きなため先行で毎回抑えている。
自分と日常張り合っている(秘めたポテンシャルを認めている)サクラオッオの事を本当は気にしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 23:51:19
22375文字
会話率:34%