むかし……母からよく冒険譚を読んでもらった。
〜〜この世界には『天空の迷宮』が存在し、大空には無数のダンジョンがひしめきあっていた〜〜
〜〜遥か空の彼方には、火山が噴火し、宙に水が浮き、大きな熱帯雨林が広がったかと思えば、極寒の氷の洞
窟が姿を現す〜〜
〜〜そして、その頂に存在するのは【光の迷宮 アルフヘイム】……そこを攻略せし者は“勇敢なる者”——【勇者】と呼ばれ……光の精霊が『祝福』を与え、どんな願いも叶えてくれるとされている〜〜
〜〜数多の冒険者は光に憧れ果敢にも大空を目指した〜〜
これは、その冒険譚の一節。
だけど……これはフィクション。あくまでファンタジーだ。
この冒険譚は、ど田舎暮らしのしみったれたクソガキだった僕——“ウィリア”の興味を大きく刺激し、何度だって母にせがんで読んでもらった。
だがな……
僕ももう15になった。立派な大人さ。
夢と現実の区別くらいはつけられる。
僕が憧れたのは冒険者なんて非現実の『夢』ではなくて……都会で暮らしてみたいという現実的な『夢』さ。
あの冒険譚は好きだけど……いつまでも子供じみた夢に憧れていてどうする?
だから、現実的な夢を見て都会にまで出てきたんだ。
さて……これからシティーヒューマンになるための僕の物語が始まる。
はずだった——
「あれはラストダンジョン。光の迷宮アルフヘイムだよ!」
「……はあ?」
道ゆく男性の足を止め、質問を投げかけると返ってきた答えがコレである。
いざ、都会に憧れ【大都市シルフ】へとやってきた僕だが……常に既視感に襲われていた。
冒険者はフィクションではなく実際に存在してた。摩訶不思議な城と一体化する塔もそうだ。
それで……
「ちょっと待ってください? あれがアルフヘイム? 頂上につくと光の精霊が祝福してくれる??」
「あれ……なんだ、知ってるじゃないか君?」
「うそ……だろ……?」
男性はあの塔のことを光の迷宮【アルフヘイム】だと言った。
だけど……僕の記憶が正しければ……
あれは……
【チュートリアルダンジョン】であるはずなのだ。
これは、僕だけが……
知る事実——
♢小説情報補足♢
・1話大体2000文字。
・主人公【ウィリア】がおくる一人称視点。
・この作品はオリジナルです。
・カクヨムにも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:54:46
199121文字
会話率:37%
退魔師である白月家の不義の子として生まれた真桜。彼女は幼くして「結びの力」という強い結界を張る能力を発現させた。
その力を必要とされ白月家に迎えられたものの、逆らえば離れて暮らす母の命はないと脅され、功績はすべて異母姉に奪われる不遇な日々を
過ごしていた。
ところがある日、真桜は厄災を呼ぶ「禍ツ神」が封じられている祠を、あやまって壊してしまう。
そして中から出てきた「禍ツ神」に、白月家からの解放と引き換えに、契約結婚を持ち掛けられ……!?
不遇な少女×呪われた神の壮大な縁結びファンタジーラブ!
※カクヨムコン10読者選考通過作品
※カクヨムから若干改稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:10:00
121913文字
会話率:40%
モブストーリーは突然に――
ストーリーからは逃げられない――
この世の誰か(モブ)がそんなことを言ったとか言わなかったとか……
35歳になる皇帝(すめらぎ みかど)――
祖父の影響を受けて大のゲーム好きとなったおっさんが偶然手に取ったの
はスーパーファミコンのソフト。
『セレンティア・サ・ガ』
RPGにタクティクス要素を入れた名作ゲーだ。
世界中を巻き込んだ陰謀渦巻く大戦を、主人公の少年が歴史の裏で暗躍し解決に導くと言うストーリー。
人間関係が複雑で各勢力の思惑が錯綜する構造になっており、対立する古代神と漆黒神、そして古代竜と漆黒竜などが世界に波乱をもたらし人々は世の不条理を突きつけられる。
マルチエンディング方式でやり込めるサブ要素も多数用意されているため裏設定もかなり多い。
データ上は存在するがゲームに出てこないキャラも多数存在し、イベントキャラやゲストキャラなどを含めると登場キャラの多さは折り紙つきだ。
奇しくも祖父が大好きなゲームであり共にプレイした記憶は鮮明に残ったまま。
ゲームを始めようとスイッチを入れた瞬間、彼の意識は暗転する。
付喪神の意味深な言葉を聞いて。
そして見た不吉な夢――
レクス・ガルヴィッシュと言う少年が血塗られた剣を手に佇んでおり、その周囲には血を流して倒れ伏す人々の群れ。
そして動かない少女を抱きしめながら目を血走らせて恨みのこもった怒声を浴びせている少年。
目を覚ました帝は記憶を取り戻し、自分が夢に出てきたレクス・ガルヴィッシュであることを知る。
だがゲーム本編にそんな人物が出てきた記憶などない。
徹底解説ガイドにもそんなキャラの記載はなかった。
帝は所謂、ゲーム世界の『モブ』に転生してしまったのだ。
レクスと言うキャラはゲーム世界の忘れ去られた裏データの1つ。
ならば故郷で家族や幼馴染を護りながら気楽に暮らそう。
そう考えていた頃がありました。
何故かホイホイと絡んでくるキャラクターとの邂逅やイベントに巻き込まれる度に帝の心境は移ろいゆく。
人生とは奇なるもの。
好むと好まざるとにかかわらずゲーム世界とそこで必死に生き抜こうとする人々と接していく事でレクスとして生きる帝の心は変化していく。
静かに、しかし確実にストーリーは動いていく。
ゲームの結末へと向かって。
※カクヨムでも投降しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
211886文字
会話率:33%
「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:38:48
103199文字
会話率:39%
未来の地球。
突如発生したモンスターが人々を襲う荒廃した世界となったそこで、人類は生存権の殆どをモンスターに明け渡していた。
塀に囲まれた街。
危険な荒野。
悪化する治安。
そんな荒廃した世界で、モンスターを狩り、人々の依頼をこなして生
計を立てる者達――ハンター。
これは人類が滅亡の危機に瀕した終末世界で、『モグリ』のハンターから心機一転、正規ハンターに鞍替えする青年ユーリのお話。
「おい、コイツは悪者だから殺していい――え? 駄目なの?」
「じゃあコイツ……も駄目なのね」
常識なし。倫理観なし。やりたい放題、己が進む道が正道というユーリが、裏社会から表舞台に出てきたのには訳があって――
ユーリの目的。
突如現れたモンスターの謎。
暗躍する謎の組織。
人類統括者たちの陰謀。
それらが一つに繋がる時、この世界に隠された真実が大きく動き出す。
「はぁ? 猫探しだ? そんなもん別の……え? そんなにくれるの? 全力でやらせて頂きます!」
今より進んだ文明と、それを滅ぼさんとするモンスター。そんな世界観の中、時にシリアスに時にコメディちっくに生きた、新米(?)ハンターユーリとその仲間達の生き様を描きます。
ぜひご一読下さい。
※この物語はフィクションであり、登場する人物・団体、及び宗教は現実のものと一切関係がございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:12:05
155253文字
会話率:34%
これは「ずっとあなたが好きでした。卒業式の日にお別れですか。」に出てきた、ロージイの話です。
※燃えるような赤毛の美貌の女。ロージイ。
自分の魅力と能力を最大限に生かして生きてきた。
メリイという公爵令嬢から、婚約者のルートと言う青年を寝
取り結婚した。
だが、結婚生活は短く、未亡人となった。
その彼女を雇い入れてくれたのは、大商会「ダイシ商会」のダンと、サリー親子である。
(ずっとあなたが好きでした〜より。)
その後、グランディ王国のモルドール領にルビーの買い付けに行ったが、以前やらかしたせいで追い払われる。(続 グランディ王国物語より)
今回はその帰りから話は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 07:16:53
31122文字
会話率:45%
海外転勤した両親と別れて日本で一人暮らしをする高校生――幽深司《ゆうみ つかさ》のクラスには『茨姫』と呼ばれる女子――姫宮茨乃《ひめみや しの》がいる。才色兼備ながら棘ある言動で言い寄ってくる男子たちを撃退し、孤高を貫く姫宮だが、バイト先で
は猫を被っている。明るく元気な女の子を演じている姫宮と幽深はバイト先の同僚だった。
夜、バイト帰りの幽深は、姫宮が男たちに絡まれているのを見かける。しかも目元には涙まで浮かべいた。同僚のよしみで仕方なく姫宮を助けて別れるつもりだったが、なんと姫宮は家を出てきたのだと言う。
なんでも母親が家に見知らぬ男を連れ込み、そういうことをしていたらしい。姫宮は自分が次の標的になるのではと身の危険を感じて家を出たのだとか。猫を被っているのがバレるため、バイト先の女性も頼れない。
「幽深くん。お願いがあるって言ったら、聞いてもらえる?」
姫宮のお願いは一日だけ泊めてもらうこと。切羽詰まった姫宮を見捨てられず、幽深は家に招くことに。何事もなく一夜を明かし、これで終わりかと思っていた幽深だったが、翌日も姫宮の家に見知らぬ男が居座っていた。
「……ごめん、幽深くん。しばらく泊めてもらっていい? この家に私の居場所はないみたい」
そんなこんなで姫宮を家に泊めているうちに、棘だけでなく甘いところも見せてきて……?
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 07:10:00
66955文字
会話率:42%
(コインを入れてつまみを回したら出てきた丸いカプセルの中に入っていた物語)
ガチャチャチャ、ガチャチャチャ。ゴトッ。
ジャンルも文字数もまちまちで、話の内容も質もバラバラ。ガチガチャで出てくる景品に例えるのが適当といえるような、そん
なレベルの短い物語集です。
ガチャチャなので、いくら願っても希望する品だけは出て来なかったりしますし、コインの枚数に見合っているとは思えない物も中にはあったりもするものです。悪しからず御了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 02:10:00
36045文字
会話率:38%
わたしは製薬会社に勤める40歳の男。
若白髪が気になる独身男。
だから、髪を染めて、人生を変えようと思った。
それだけでなく、思い切って会社を辞めて、大学院に入学して、新たな道へ進もうと思った。
そんな時、吉祥寺の美容室で可愛い美容師と出会
った。
その瞬間、一目惚れをした。
初々しい姿に釘付けになった。
想いを募らせていると、幸運の女神が微笑んだ。
偶然の出会いを演出してくれたのだ。
その後、彼女の夢を知ったわたしは、なんとしても実現させてあげたいと思うようになった。
彼女のために人生を捧げる覚悟を決めた。
✧ ✧
私は美容師。
新米の美容師。
秋田から東京に出てきた美容師。
吉祥寺の店で働き始めた美容師。
最初は掃除と雑用しかさせてもらえなかった。
でも、シャンプーの試験に受かり、ヘアカラーやパーマの試験にも受かり、最後のカットの試験も合格して、お客様担当になることができた。
最初のお客様は若白髪の男性だった。
その人は会社を辞めて、大学院で学んで、MBA(経営学修士)を取ろうとしていた。
その前向きな姿に惹かれた。
その人と店の外で偶然出会い、付き合うようになって、人生が変わり始めた。
自分の店を持つ夢を果たしたくなったのだ。
私は彼と共に夢に向かって歩み始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 01:40:00
70295文字
会話率:22%
特に目標もなく、ダラダラと残業に明け暮れながら日々を過ごす、梶川光流 25歳。
残業帰りに車の中で仮眠をとり、目が覚めたら森の中。
遭難したかと思って助けを呼んだらなんか救助じゃなくて化け物が出てきた、なにこれこわい。
何とか(自爆気味に)
撃退した後、ここが異世界であることを確信しステータスを確認してみるも、雑魚にさえあったのに俺にはスキルはない、能力値は全部ゼロ。嘘やん。
でも徐々に進化していくゲームのようなメニュー画面、スキルに頼らずともスキル以上に応用の利く魔力の直接操作のおかげで割と大丈夫だった。むしろだんだん非常識な強さを身に着けつつあるみたいだ。あれ、スキルいらなくね? 普通にチートじゃね?
同行する仲間も引っ張られるように常識外れに強くなっていって、案外余裕で生きていけそうです。むしろ仲間の方がヤバいまである。
当面の目標は色んな所を見て回って美味しいもの食べたりして楽しく生きることで、喧嘩売ってくる奴や魔王の手下とかはぶちのめします、慈悲はない。
とかいうそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:41:50
2235434文字
会話率:40%
これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女――鈴咲 涼姫の物語。
彼女の夢は、ネットで有名になって「友達を作ること」。
『〝フェイテルリンク・レジェンディア〟第一章〝胎動〟編。宇宙を滅ぼそうとする謎の敵に挑もう!』
ある日、
突如として鳴り響びいた声に、世界中が動揺した。
それは、未知の存在が運営する、謎のゲームの開始の合図だった。
ゲームに参加できるのは、選ばれた者のみ。
自他ともに認める「ボッチ」である鈴咲 涼姫も、謎のゲームの「プレイヤー」として選ばれた。
だが涼姫は敵が怖くて、ずっと訓練モードばかりしていた。
そんな訓練モードに現れる、誰もクリアできない最高難易度〈発狂〉。
涼姫はこの誰もクリアできないこのモードを、世界で初めてクリアして有名になろうと、さらにVRに引きこもる。
3年後。最高難易度〈発狂〉をクリアした涼姫は――史上最強のプレイヤーになっていた!?
―――これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女が――銀河に、その名を轟かせる物語。
~~~
あとがきに時々、補足情報を書くかも知れません。もしかしたら一箇所にまとめるかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:30:00
1591624文字
会話率:42%
「新卒女子、異世界から社員を集めるってよ」
大学卒業を間近に控え、就活連敗中の女子大生・片桐千歳。
そんな彼女がある日拾ったのは──
「衣食住を与えよ、礼にチート能力を授けよう」
と語る謎のダンボールから這い出てきた女神だった!
成りゆきで事故物件(廃墟)を購入。住みついたのは、ポンコツな神、丁寧すぎる死神、そして就活を諦めた自分たち。
だけど女神の力で手に入れた“異世界求人票”で、会社をつくる……?
忘れたい現実と、ちょっとだけ繋がる異世界。
無職×女神×廃墟=会社はじめます!?
異世界人材スカウト系ファンタジー、ゆるっと起業スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:07:10
34464文字
会話率:57%
年齢制限に達した勾芒帝尊は帝の後を必要とし、深海に隠れて修行してきた女妖鏡風は自分の法術の夢を実現するためにもっと多くの資源を必要としている。それぞれ必要な二人は一緒に歩けるのか?三界の外に多く出てきたその世界は誰が作ったのか。それは存在す
べきですか。あるいは、世界はもともと誰かのものであるべきなのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:51:41
243740文字
会話率:46%
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界ではレベル2以上のスライムは存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない
能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:30:00
119562文字
会話率:23%
平安京っぽいけど、ちょっとだけキラキラしてる都――その名も「金烏京」!
そんな場所で“イケメン陰陽師”としてちょっとだけ名が知られてる僕、安倍朔夜。年は十六。
でもね、これ、極秘事項だけど……実は女です。男装中です。ガチでバレたら色々終わる
やつ。
妖魔がうようよする都で、毎日ドタバタ妖退治!
――だったはずなんだけど。
なんか最近、おかしいんだ。
不気味な妖魔が増えてるし、変な夢は見るし、妙に懐かしい人の顔が浮かんだり……
で、ついにヤバめな事件に巻き込まれました。
しかも、謎の美少女(?)の姿が夢に出てきたり、
陰陽寮の中もなんだかきな臭いし、
おまけに親友(ちょっとおせっかい)な賀茂真白にはドキドキさせられるし!
友情、バトル、恋(!?)に、まさかの前世の因縁まで飛び出してきて、
僕の人生、予想外のフルコース。
……でも、逃げるつもりはない。
僕は陰陽師。誰かを護るために、ここにいる。
記憶の奥に眠る“何か”と向き合うのも、宿命なら――受けて立つよ。
さてさて、運命の歯車は今日も回ってる。
どうやら、僕の出番みたいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:30:00
161882文字
会話率:25%
夢の中でソシャゲのガチャを引かされたと思ったら、ガチャから出てきた少女(魔女(ハロウィン))の姿を変えられて謎の世界に飛ばされてしまった。
ここはどこなのか?
俺がやるべきことは何か?
俺が出来ることは何だ?
俺が召喚される三日前に呼ばれ
た四十八人はどこに行ったのか?
誰も何も説明してくれない。
(ハロウィン)って何だ?
(ハロウィン)って何だ?
(ハロウィン)って何だ?
誰も何も説明してくれない。
同じ境遇の高校生の男女とチームを組んで、俺達はこのよく分からない世界からの脱出を目指す。
なんとか日本に帰ってみせる!
※主人公はTSします。
※TS主人公はBLしません。NTRません。
※「西洋」は多分最後まで出ません
※第一部全17話+1を全話投稿済です。
※第二部は五月中旬頃に全話(18話予定)投稿予定です
毎日16:30に一話ごと公開されます。
※校正などは投稿が一段落付いたところで後日まとめて行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:30:00
1415820文字
会話率:39%
原田 颯馬には記憶が無い部分がある。
その記憶は一番大切な記憶、けれどそれを思い出したらきっと辛くて苦しくて多分もう、歩けない。
それでも、周りの人達はきっと彼がその記憶を取り戻す事を願っている。
何故ならその失った記憶とは幼なじみで
親友だった猫田 晴瑠との記憶だから。
家族も、晴瑠の両親も、もう1人の親友佐木島 志狼もそれでも颯馬に早く思い出せと急かしたりはしない。
傷ついているのも、全てを思い出し傷つく事も分かっていたからだ……
それでも、古くなったかつて晴瑠と過した美術室が改装されることを知りそこから出てきたものを見て
颯馬は決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:28:55
11958文字
会話率:20%
魔物に虐げられた人々を憐れに思った精霊が魔と戦う者、冒険者にスキルという名の力を授ける世界。田舎から冒険者になるためにロザラムという街に出てきたレオは冒険者ギルド、ホムラのスキル覚醒用の石板に触れたのだが……
◆◆◆
レオ 人間(男
)
Lv 1
力 9
防御 7
魔力 6
精神 6
素早さ 8
スキル
◆◆◆
何故かスキル欄には何も表示されてない。これってスキルがないってこと!?
”スキルは重要だ。でも、それ以外にも大切なことはある“
“今はスキルが無くてもLvが上がればスキルを手にすることが出来る”
そんな風に自分を鼓舞しながら努力を続けるが、ある時魔物に大ケガを負わされ、遂にリタイア。生きるために冒険者ギルドの職員となるのだが、今度は低レベルであることを理由に雑用を押し付けられたり、一人非正規雇用だったりと理不尽な扱いを受ける。
さらにいつの間にかそんな生活の中で〈雑用〉という今とこれからの自分を暗示するようなスキルを得てしまい、更に絶望感を深くする。
そんな時、トラブルの八つ当たりから追い出されたレオは冒険者ギルドと精霊を結ぶ精霊守の少女、アイラと出会う。彼女をギルドへと送る道中、レオは自分に身についたスキル、〈雑用〉の真価に少しずつ気づいていく……
これは長年虐げられていたアラフォーギルド職員レオがひょんなことからサクサク成り上がっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:00:00
271482文字
会話率:31%
魔物に虐げられた人々を憐れに思った精霊が魔と戦う者、冒険者にスキルという名の力を授ける世界。田舎から冒険者になるためにロザラムという街に出てきたレオは冒険者ギルド、ホムラのスキル覚醒用の石板に触れたのだが……
◆◆◆
レオ 人間(男
)
Lv 1
力 9
防御 7
魔力 6
精神 6
素早さ 8
スキル
◆◆◆
何故かスキル欄には何も表示されてない。これってスキルがないってこと!?
”スキルは重要だ。でも、それ以外にも大切なことはある“
“今はスキルが無くてもLvが上がればスキルを手にすることが出来る”
そんな風に自分を鼓舞しながら努力を続けるが、ある時魔物に大ケガを負わされ、遂にリタイア。生きるために冒険者ギルドの職員となるのだが、今度は低レベルであることを理由に雑用を押し付けられたり、一人非正規雇用だったりと理不尽な扱いを受ける。
さらにいつの間にかそんな生活の中で〈雑用〉という今とこれからの自分を暗示するようなスキルを得てしまい、更に絶望感を深くする。
そんな時、トラブルの八つ当たりから追い出されたレオは冒険者ギルドと精霊を結ぶ精霊守の少女、アイラと出会う。彼女をギルドへと送る道中、レオは自分に身についたスキル、〈雑用〉の真価に少しずつ気づいていく……
これは長年虐げられていたアラフォーギルド職員レオがひょんなことからサクサク成り上がっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 18:00:00
25388文字
会話率:32%
この物語は中世ヨーロッパに似た世界でかつて繰り広げられた戦いとそこに生きた人達のはるか昔の物語である。
タスタニア王国のティファニー・オブ・エヴァンスとロマリア帝国のセリア・フォン・フレーベル。
全く違う国に生まれた性格も正反対の二人を中
心にし、物語は展開していきます。
時代設定は中世で西暦千から千二百年あたりとしています。
ただしそこは物語なので、一部それ以上に進んだ医学であったり遅れた兵器が出てきたりもします。
・作中に一部差別用語を用いていますが、設定上のもので、特定の人たちを差別する意図は一切ありません。
・あくまでも人間同士の戦いを描きたかったので、魔法、聖剣、怪獣、妖精などは一切出て来ません。
ノベルアッププラスで応援ポイント50万突破しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 10:00:00
847828文字
会話率:41%
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けてい
られないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母の食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本が落ちている。
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へと本を抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
日記らしきそれを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界でまわりに自分の姿がどう見えているのかを知らないまま、本が導くままにのんびりと旅に出る水兎のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 09:55:09
475595文字
会話率:40%