ある事情を持つ主人公は唯一心を開いた女の子と幼くして死別してしまう。
彼女を救えなかった自分を責めながら生きる主人公はとある人との出会いで彼女の死、とある人の笑顔の理由、そして自らの悩みについて考えていく。
最終更新:2025-02-10 19:00:00
44049文字
会話率:51%
「君は足でまといだ。これ以上僕らに迷惑をかけるならパーティから出て行ってくれ!」
異世界召喚特典で最強の武器を願った青年、天月 翔(あまつ かける)は願いとは正反対の呪いの装備を授けられた。
武器を手放すことも出来ず、回復魔法を使って支
援してもダメージを受けてしまう。
敵を呼び寄せる体質になってしまい、パーティリーダーから追放を言い渡されて路頭に迷うことになった。
偶然寄ったハーフエルフの村に体から毒を分泌する特異体質が原因で迫害された一人の女性、エクレシアの出会いで共にスローライフしようと誓いを立てていくのだが!?
「聖剣が失われ、俺しか魔王を倒せなくなった? 知ったこっちゃねぇよ。俺は絶対に勇者パーティには戻らないからな!」
ーーこの物語は、デバフ効果を受けると強くなる呪いの勇者が成り上がりを果たす為の、そんな物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 12:10:31
251515文字
会話率:45%
星を追いかける夜もあるし、妄想の海に漕ぎ出したい時もあるし、過ごしたい方法は色々ある。
そんな時に何か食べながらでも、耽っていたいと思う、この時間に。
日々思う何かについて、色々と癖の強い文章と共に、ちょっとしたグルメと呼べる程ではない食
べ物を食べて、明日を思う日々を綴ります。
形容詞にまみれているのは、いつものこと。僕らに明日はある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 23:58:24
23073文字
会話率:0%
「ゾンビが発生したらどうするよ?」
それは僕らにとって単なる空想アソビに過ぎなかった。少なくともその時点においては……。
あらゆる要素を検討した結果、僕らが導き出した結論は「自宅に籠城する」という対処法だった。
やがて空想は現実となる。
己の直観を信じ「籠城作戦」を実行に移す「僕」。
作戦は当初こそ成功したかに見えたが、予想外の事態に遭遇した「僕」はある決断を迫られる。
平凡な高校生に過ぎない「僕」がゾンビ発生という異常事態に見舞われたとき、何を思いどう行動したか?
勇ましい戦闘も、英雄的な活躍もない。
なすすべもなく状況に翻弄されるだけの「僕」。
しかしその時、ただただ生き残る為に、もがき苦しみ精一杯の努力をしたことだけは紛れもない事実だ。
そんな「僕」のゾンビとの闘いの日々を綴った物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 22:00:00
7737文字
会話率:29%
「俺は貴様との婚約を破棄する!」
王家主催の夜会で突如響いたその声は、僕にとって幸いでしかなかった。
野獣に襲われ、背中に傷を負い、その恐怖で話せなくなった事から傷物の『くちなし姫』と婚約者に蔑まれている僕の義姉は、ある日の夜会で婚約破
棄を叫ばれた。
それが相手にとってどれだけ愚かな行為だったかは言わずもがなで、僕にとって、いや僕らにとって随分と待ち焦がれていた瞬間でもあったのだ。
愚かな行動で破滅していく義姉の元婚約者を後目に、僕は僕の最愛を手に入れる。
※ムーンライト様で掲載済み同名小説のR15版です。カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:00:00
7628文字
会話率:15%
ヒメ「むかーしむかし、ある所に」
ヨル「唐突になにかはじまった!?」
ヒメ「おじいさんと、莉乃さんがおりました。おじいさんは布団で仰向けに。莉乃さんはおじいさんの股ぐらを――」
莉乃「なあああ――――っ! あたしを勝手を穢すなあああ――っ!
」
冬葉「ねえねえ夜夏くん、莉乃ちゃんはまたぐら? になにをしようとしたんだろう。わかる? 夜夏くんは」
ヨル「え? ああ、まあ夫婦だし、全身マッサージでもしようとしたんじゃないか。股間節は血流が溜まりやすいし」
冬葉「なるほどー。夜夏くんはくわしいね」
南雲「そうなんだぁ~。莉乃ちゃんはやさしいんだねぇ~」
莉乃「あれ? あたしのイメージよくなってね? あれ?」
ヒメ「ふふふ、さすがヨル。侮れんわ! 続く!」
ヨル「続かせねぇよ?」
屋敷の庭あるいは屋敷内で僕ら五人は毎日のようにいろんなことをして遊ぶ。つまんないことでも誰もが羨むことでも。でもそれは一人じゃ楽しくない。みんながいて、初めて成立するもの。さて、今日はなにをするのやら。これは僕らにとっての当たり前な日常で在り続けていた平凡記の続編である。
※キャラクター紹介は前作でやっているので、手間がかかると思いますがそちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 23:27:34
152752文字
会話率:51%
都内の住宅街にある一軒の豪邸の庭で毎週日曜日に行われるお茶会。お嬢様である中野姫夏を中心に五人(たまに六人)で騒いで、笑って、喜んで、驚いて、ツッコんだりもう日曜日なんて関係ない。ほぼ毎日がお祭りなんだと思ってくれ。話に遊びや神懸かり的な
実験をすることもしばしばやってしまう。仲間思いで、それでいて泣いて、なにかを見つける。そんなのでも、これが僕らにとっての当たり前な日常で在り続けていた平凡記である。
9月30日。続編を開始しました。
そちらもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 01:57:28
103612文字
会話率:48%
この世界にはなんでもある。夢も、希望も、幸せも。望みはなんでも叶う。誰もが笑顔でいられる。魔法のような、素晴らしい世界。
そんなの全部嘘だ。夢も、希望も、幸せも、僕らには無い。何も無い。こんな世界、大っ嫌いだ。
R15は念のため!
最終更新:2024-08-04 13:14:18
1227文字
会話率:41%
上司が出世をした。
まぁ、目出度い話ではあるのだと思う。でも、僕らには納得いかない事情があった。その上司は着任して来るなり、「俺は仕事をしたくないから、仕事を覚えない」と宣言をし、実際に仕事を覚えなかったのだ……
最終更新:2024-07-06 11:25:54
1639文字
会話率:10%
遭難してしまった僕ら。真剣に悩む僕らに構わず、S男はとことんのんきだった。そして、やつは妙なきのこを食べていたのだった。
最終更新:2010-09-02 01:56:37
2126文字
会話率:34%
人々は夢中で「白」から逃げていた。
「白」は溶岩流のようにゆっくりと、しかし確実に僕らに迫って、何もかもを呑み込んでいく。「白」に呑み込まれたが最期、全ては無に帰ってしまうのだという。
そんな中、「僕」は「白」を目指していた。
温かな少女の
手を強く握って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 20:45:13
3314文字
会話率:4%
転生したアリシアは女神から授かった【万能結界】の力で、パーティーに貢献していた。
しかし「安全に成り上がりたいのに、君は僕らに無茶ばかりさせる」とリーダーのハロルドに言われ、挙げ句の果てには「君は稀代の悪女だ」とパーティーを追放されてしまう
。
「今度は安全に冒険者ライフを送ろう」
自由気ままに暮らそうと思っていたアリシアだが、彼女の【万能結界】はただの結界ではなかった。
どんな攻撃も防ぎ。
結界の中にいれば常時回復。
挙げ句の果てにはドラゴンすらも攻撃魔法が吹き荒れる結界の中に閉じ込め、ソロで倒すことが出来るものであった。
「結界の中で弱火でじっくり、ドラゴンさんを倒しましょう」
そんな規格外の力を持つアリシアを、Sランク冒険者やフェンリルが放っておくわけにはいかず……?
一方、アリシアを追放したハロルドたちは急速に力を失っていった。
これは不遇だった少女が、幸せいっぱいに暮らし、やがて聖女様と呼ばれるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 19:00:00
55061文字
会話率:41%
僕は疫病神だ。
僕は月一で悪霊に絡まれる。
僕らにできるのは逃げることだけだ。
この体質になったのは中学校からで、僕はいつも逃げ続けていた。
それしか生きる道がなかったのだ。
最終更新:2023-12-10 16:09:07
1547文字
会話率:6%
現実でモテない奴らの異世界生活
最終更新:2023-10-14 12:30:26
709文字
会話率:15%
電車から降り、和佐駅という場所に着く
そこは聖徳太子の家になっていた
古い調度品が並ぶ土蔵の中、木棚を聖徳太子が壁から一段一段と取り除いていった。
その壁穴を通ると、狭い部屋があった。
そこは作り物のように整頓され、塗り固められた部屋だっ
た。
聖徳太子が壁によじ登るようにして、窓の外を眺めた。
聖徳太子はそれを僕らに見せたかったのだろう。
連れは三人いた。
一人は隣の部屋に残してきた。
もう一人のほうは聖徳太子と並び、窓の外をのぞいた。
そのまま、長い間固まっていた。
高い視点にあるので僕は見えなかった。
部屋の掃除整頓を任されているのであろう若い男性がいた。
彼は和装を着ていた。
こんばんは、と声をかけると、こんにちは、と返してきた。
こんにちはと返した。
聖徳太子がずれてくれたので、僕はその窓を覗くため壁によじ登った。
竹の塀をよじ登り、その向こうに見えたのは、過去の英雄の、最期の姿だった。
竹の塀の頂点は、ちくちくとしてとても触れない。
それは当時の心中を忘れないための配慮なのかもしれなかった。
けしてこの光景を、暖欒として眺めるなと。
額に赤の角を生やし、白の戦着を纏った戦神の将。
かの英雄は、胸を巨大な棘で串刺しにされ、息絶えていた。
奥には巨大すぎる妖の巨体の片鱗が見えていた。
かつて多くの村人が、その光景を竹塀から眺めたのであろう。
痛みも忘
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 12:04:48
976文字
会話率:0%
日常生活に退屈していた毎日。しかし、ある日、唐突にその日常は終わってしまう事になる。日常が終わりを告げたその理由とは?
最終更新:2023-07-15 17:00:00
9836文字
会話率:13%
春、卒業式。
これは僕らにとって審判の日でもあった…
最終更新:2023-05-31 23:50:12
1054文字
会話率:10%
クラスのヤンキーのパシリをさせられている渡瀬松は、テレビに流れていたニュースをきっかけに、ヤンキーを殺してしまおうと決意する。
その次の日、ヤンキーを本当に殺してしまった松は逃亡するが、逃亡した先にいたのは松のストーカー、柿田藍だった。柿田
藍は匿う代わりにある条件を出す。
猛毒にだんだん堕ちて染まってゆく松と、何か秘密を抱える藍が繰り広げるサイコラブストーリー。
「互いに堕ちてしまった時、僕らには解毒剤なんていらないくらい愛し合うから。」
怖いけどなにか切ないラブストーリーなので是非見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 14:32:39
2089文字
会話率:24%
俺が何をしても何かを失わせている。
こんな世界に必要なのは愛だとかそんな笑っちまうような安いものじゃない。
世間体と言うくだらない筋書きだけだ。
最終更新:2023-03-04 02:07:33
511文字
会話率:0%
目を覚ますとそこは日本では考えらないような場所だった。
荘厳な造りの建物の中…神殿?
辺りは暗いが、大理石の床に刻まれた魔法陣のようなものが仄かな明かりを放っているので完全な暗闇というわけではない。
見渡すとここは白で統一された大広間のよ
うで、周囲には僕と同じように何が何だかわからないといったように面食らっている人達が少なくとも10人以上はいる。
ひんやりとして肌寒い…
ここはどこだ…
記憶が曖昧だ。
僕は明日の学校に備えて早めに眠ったはず…
…いや、何だろう、知らない記憶もある。
この世界で数十年以上生きた記憶…
とても悲しい記憶…
辛かった記憶…
僕は知るはずがないこの場所を知ってる?
僕の目から涙が流れているのに気が付いた。
何だろう…
思い出そうとすると頭が痛い…
曖昧で思い出せない…
僕はこのとき、僕らに待ち受ける凄惨な未来を知る由がなかった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 22:56:17
2737文字
会話率:18%
彼は幾分か卑屈かもしれない。然し、それは彼の自認としては常人の域を出ない。いや、若しかしたらその卑屈さだけで芸人として食っていけるような程度かもしれないが。彼には、そして僕らにも普通というのはわからないのである。
普通というのはまるで雲をつ
かむみたいに捉えどころのない概念だ。まずは時間性から。時間というのは主観的なきらいがあるように思える。そりゃあだって、東日本大震災だって江戸時代の人から見たら未来で、2011年の人から見たら現在で、2022年の我々からみたら過去なのだから。その時間性は普通という概念を知る上での必要条件だ。
次に普通の必要条件といったら矢張り文化だろう。昨今の世界には文化人類学というものがあり、それは文化相対主義を標榜するのが常であるが、だとしたら世界に「普通」は遍在している。
彼からみたら彼自身は普通の人間である。ちょっと頭の良いだけの。然し、当然僕たちからみた彼、この物語とは面白おかしい、抱腹絶倒とまではいかないもののクスリと笑えるものであって--ああ、君たちはまだこの物語を見ていないわけか。では、早速みていただこうではないか。彼と彼の周りが織りなす面白おかしい英雄譚を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 12:27:53
25237文字
会話率:41%
冬、ベランダで僕は煙草を彼女は酒を飲みながら僕たちは話をしている。
冬は僕らに優しく時に厳しい、だけどそれでも僕たちは互いに思いを言葉にする。
最終更新:2023-01-07 17:00:00
4526文字
会話率:58%