「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 10:10:00
203547文字
会話率:36%
ドン、ドン!
銃が二発撃たれる。
スルリとそれをかわして。
「伝説の巻物…。いただきいたしました。」
にこりと不敵な笑みを浮かべて、窓の外にジャンプ。
「ま、まてい!追うんだ、追うんだー!」
ヒュルルル
警察の叫びも無視をしておりたつと、そ
の場を後にした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-18 18:21:13
19162文字
会話率:28%
二人は腐れ縁の幼馴染だが、燈真が黎に対して嫉妬のようなものを抱き、周りの空気に流されいじめるに至っている。ある日、黎はいつものように学校でいじめられる。打撲の跡を目立たぬようにファンデーションで隠し、張り付いた笑顔で家に帰った。家ではいじめ
られていることを気取られないように明るく振る舞っている。食事の最中、不審なニュースが流れる。内容は日本中の獣が凶暴化した、というものだった。家族で大丈夫かなと話しつつも食事を始め、何気ない日常の1ページになるはずだった。が、突然窓ガラスが割れ、大きな巨体とそれに見合わぬ小柄な少年が家に上がり込んできた。突然の出来事に戸惑うも、どうにかして追い出そうとする。そんな中、小柄な少年が、不敵な笑みを浮かべ獣に「殺せ」と指示する。その指示とともに、大人しかったはずの獣が唸り声を上げ、家族を殺した。絵の前で家族を殺された主人公は激情し、獣に襲いかかる。その瞬間黎には少年が興味深そうに笑ったのを感じたが、あっさりと獣に切りつけられ、気絶してしまった。最後の意識が途絶えるまで、黎は呟いた。「殺してやる」と。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-16 09:38:35
2007文字
会話率:30%
二○〇七年六月十四日 午後五時。
雨が降る季節―――、
暇な店の黒電話が鳴り、物語が動き出す。
最初は、只の間違い電話?いや、悪戯電話?
―――いや、これは―――。
異能者と、神が、共存する現実世界で、
「過去から現在」、「現在から未
来」、「未来から過去?」へと移り変る。
果たして、目の前の出来事は「ウソ」か「マコト」か。
そして、「6Ⅰ9」とは一体―――。
「さぁ、君ならどうする?」
不敵な笑みを浮かべる神は、彼に選択を迫るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 18:00:00
117612文字
会話率:32%
広大な宇宙を舞台にしたVRMMO『宇宙の覇者は俺だ!!』。通称ソラハシャの世界では今日も今日とて戦争日和だ。女子高生が駆る戦闘機に追いすがるミサイルに撃墜される。光輝くレーザー砲に貫かれて轟沈するサラリーマンが乗る巨大戦艦。戦場を不敵な笑
みを浮かべながら見つめる宇宙ステーションの主婦。
一瞬にして何千ものプレーヤーが|廃棄物《デブリ》と化したとしても、それでもプレーヤーとなった者たちは突き進む。そこに敵が、未開拓の惑星が、未知の天体がある限り……。
これは殺伐としたでも無限の可能性を秘めた宇宙を舞台にしたVRMMO『宇宙の覇者は俺だ!!』を女子高生たちが自由気ままにプレイする。そんなお話です。
マグネット!様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 06:20:00
267847文字
会話率:34%
――「要するに、アンタには死なれちゃ困るんだよ。俺が、この異世界で幸せな一生を送って、天寿を全うするまで、な」
魔族を統べる魔王イラ・ギャレマスは、自身の城へと攻め込んできた“伝説の四勇士”の三人、ジェレミィア・ファミィ・エラルティス
を、その圧倒的な力を以て圧倒する。
残るは、黒髪黒目の冴えない男――シュート・ナカムラのみ。
だが……シュートは、魔法陣で三人の仲間を魔王城の遥か彼方へと吹っ飛ばし、ただひとりで魔王と対峙する。
――そして、20分後。不様に大理石の床に這いつくばっていたのは、魔王ギャレマスの方だった。
シュートの繰り出す圧倒的なチート攻撃の前に為す術もないギャレマスは、自身の敗北と迫りくる死を覚悟するが、そんな彼に対し、シュートは不敵な笑みを浮かべながら、意外な提案を持ちかけるのだった――。
「なぁ、魔王。ここはひとつ、手を組もうぜ……!」
*ノベルアッププラスにも、同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 20:15:47
1195594文字
会話率:53%
エンターテイメント。
世界は演者も観客も含めてそこに存在する登場人物だ。
彼らにスポットライトを当てるのはいつも傍観者。
この世界に存在するありとあらゆる人々を登場させるにはどうすればいいのだろう。
しかし、彼なら…。
仮面の下に本性を隠し
、人を笑顔にさせてしまう彼なら…。
その道化はステージ上で不敵な笑みを浮かべている。
しかし、どこか争うことのできない誘惑の香りを漂わせ、こちらに手を差し伸べる。
その手はまるでこちらを歓迎しているような…。
これは道化である彼の
表に出さない裏の軌跡を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:18:42
11460文字
会話率:48%
「エリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
貴族学園内で開かれている、ダンスパーティーの最中。
私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるナイトハルト殿下が、唐突にそう宣言した。
そ、そんな……!
「このような場でご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているではありませんか」
この場にいる生徒や教師たちが、何事かとこちらを窺っている。
「もちろん冗談などではないさ、エリシア。君には本当に申し訳ないとは思っている。――だが僕は、もう自分の気持ちに噓はつけない! 僕は、真実の愛に目覚めてしまったんだ!」
「……!」
真実の、愛……?
三文芝居に出てくるような陳腐な台詞に、思わず眉間に皺が寄る。
あなた様は、ご自分の立場がわかっておられないんですか?
いずれこの国を一身に背負う立場でありながら、自由な恋愛が許されるとでも?
「うふふ」
「……なっ」
ナイトハルト殿下の隣に、不敵な笑みを浮かべながら、一人の女性が立った。
――それは私の親友である、男爵令嬢のマーガレットだった。
まさか、殿下の真実の愛の相手というのは――!
「――ガハッ」
「「「――!!!」」」
その時だった。
あまりの光景に、私は自分の目を疑った。
殿下が突如吐血し、その場に崩れ落ちたのである――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 21:00:00
21353文字
会話率:53%
……今回、我々番組制作陣が足を踏み入れたのは、都内に佇む古びた一軒家。とある呪物コレクターの部屋である。
六畳一間の和室の棚に所狭しと並べられた『呪物』の数々。圧巻。相対した我々はその重苦しさに息を呑んだ。そして、驚くべきことにこの品々の
主はなんと、この部屋で寝起きをしているらしい。
我々を前に不敵な笑みを浮かべる彼は一体、どのような人物なのか。
そして、この部屋の数々の呪物は本物なのか。
そしてさらに、先生は一体どのような判断を下すのか。その一挙一動から目を離すことができ――
「はいはーい、どいてどいて、ま! 黴臭いわねぇ! ほら窓開けて、あらやだお布団踏んじゃったわぁ、でもこれも臭うわねぇ、干したことあるのこれぇ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 11:00:00
1987文字
会話率:55%
夜会で第二王子から突然言い渡された婚約破棄。公爵令嬢であるリリスは、婚約者であるレオナルドとその腕にしがみつく男爵令嬢を冷ややかな目で見つめていた。
怪しい呪具を使って彼女を呪い殺そうとしたと断罪されるリリスだったが、リリスは不敵な笑みを浮
かべる。
「婚約破棄もそちらがお望みとあらば構いません。元々王家からたっての願いとして受け入れた婚約ですもの。我が公爵家に出来損ないの王家の血など不要ですわ」
次に彼女がとった驚きの一手とは?
公爵令嬢が華麗に転身を果たし、婚約破棄を突き付けた無能な婚約者にきっちりざまぁで返すお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 07:16:26
2913文字
会話率:51%
『お前はオレが拾った。 だから今日からお前はオレのものだ』
そう不敵な笑みを浮かべ赤髪の聖女リシュに迫まるのは赤い瞳の魔法使い、ではなくその彼の手にはめられた狼のパペット(人形)だった。
無愛想な魔法使いグリースとその使い魔(?)狼パペ
ットのガブ。
実はこの二人にはある秘密があり、それを知った時、リシュは思わず赤面してしまうのだった。
人見知り魔法使いと捨てられ聖女、パペットほっこりぬいぐるみ。
不思議なものに囲まれた二人の甘々じれじれな共同生活がいよいよスタートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 13:50:02
98024文字
会話率:47%
魔石師という特殊な力を持つ家系の伯爵令嬢であるルフィーリアは、デビュタントを数日後に控えたとある日、婚約者であるガウェイン第一王太子殿下に婚約破棄を申し渡されてしまう。その隣には義理の妹のカタリナが不敵な笑みを浮かべていた。そして身に覚えの
ない罪を突きつけられ、王宮から追い出されてしまう。仕方なく家に戻ったルビイは、実の両親にも同じく見知らぬ罪に断罪され、勘当され、家からも追放されてしまった。行くあての無いルフィーリアを救ったのは一人の商会を営む貴族令息であるシルヴァ・オルブライト。彼はルフィーリアの不思議な力を見て「共にガウェインに目に物を見せてやらないか」と誘う。シルヴァはルフィーリアの力を見抜き、彼女をオルブライト商会へと引き込んだ。それから月日を重ね、ルフィーリアの噂が広まりだした頃。再びガウェイン第一王太子はルフィーリアの元へ訪れる。ルフィーリアは毅然とした態度でガウェインからの誘いを断った。しかし今後のルフィーリアの身を案じたシルヴァは彼女を王都の舞踏会へと誘い、そこで彼女はオルブライトの正式な婚約者である事を謳い、妙なちょっかいを出されないように釘を刺すと言った。だが、その舞踏会には様々な思惑が交錯しており……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 20:46:11
67771文字
会話率:45%
「魔剣帝」と呼ばれた剣士がいた。剣を極め、あらゆる組織や国家に属さず、己の正義を貫き、我が道を行く世界最強クラスの剣士。どのような強敵と対峙しても不敵な笑みを浮かべ、決して怯まず臆せず立ち向かい、勝利をもぎ取ってみせた。
ある時、彼は最
凶最悪の邪悪な魔女と戦い、見事勝利を収めたものの、魔女の呪いを受け、子供の姿に変えられてしまう。子供にされてしまった魔剣帝は、呪いを解く方法を模索しつつ、正体を隠して学院に通う事になる。
魔女配下の者どもや、他の魔女などが「魔剣帝」の首を狙う。だが、肝心の魔剣帝の消息が分からなくなっており、その矛先は魔剣帝の弟子という事になっている主人公(=子供にされた魔剣帝本人)に向けられる。子供にされた事で弱体化した魔剣帝だったが、それでも彼は最強だった――。
身体は子供、中身は大人の最強剣士が悪を討つ! バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 23:35:30
214954文字
会話率:45%
京都・平等院に勤める尼僧が、最強の妖狐白面金毛九尾の狐の復活の瞬間に出会す。九尾の狐とあれこれやっている内、九尾の妖気につられた妖怪がやって来てしまう。九尾は現代の僧の実力が見たいと言い、尼僧は妖怪相手に丸腰で一人で立ち向かう事になってしま
った。だが武道経験も無ければ喧嘩の経験すらした事の無い、況してや妖怪退治など尚更。それでもぼろぼろになりながらも妖怪へ果敢に立ち向かっていく僧に九尾は感銘を受ける。終いには僧を助け、自身の半身を取り戻す為旅へ出るが…お前も来るか?と不敵な笑みを浮かべながら問い掛け、僧は恐れ半分慰み半分其れに応じるのであったーーーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 03:57:21
1045文字
会話率:0%
法では裁くことのできない者を秘密裏に処理する組織、『人間掃除人』
『人間掃除人』に掃除される対象となってしまった月ヶ瀬鳴海は、不敵な笑みを浮かべながら彼らに立ち向かうことを決意した。
最終更新:2021-12-23 17:13:26
17834文字
会話率:36%
サイルーン王国の王太子、カルザードは憂鬱だった。
のらりくらりと交わし続けていた婚約者を、早々に決めなくてはいけなくなったから。
しかも選択肢はたったの二つ。
有力侯爵家バジーレの双子の令嬢、エラとフレイアのどちらを選ばなければならない。
周囲から得られる姉のエラの情報は乏しく、あっても醜聞ばかり。
一方の妹フレイアの社交界での噂は賞賛に満ちていた。
双子なのにあまりの違いに、カルザードは懐疑心を抱いた。
「そんなに疑うなら、ご自身の目で確かめてからお決めになれば良いではないですか」
そんな折、影武者であるアベルが放った一言にカルザードは不敵な笑みを浮かべ、誰もが想像もしなかったことを実行に移す。
「見るなら間近で、なおかつ身分をばらさずにだ」
こうして一人の執事見習いがバジーレ侯爵家に雇われることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 23:35:56
15740文字
会話率:36%
会社の倉庫でオーパーツが見つかった。
小さな会社は対応業務で、てんやわんや。
唯一の女性社員の神木先輩に僕はいつも通りに泣きついた。大丈夫と言って笑って欲しくて。
最終更新:2021-12-05 18:00:00
1000文字
会話率:33%
「突然で悪いが、君とは婚約破棄だ。僕は、真実の愛を見つけてしまったんだ」
エルシー・ハットンは、婚約者であるジェフ・ハウザーに婚約破棄を言い渡された。
彼の幼馴染だというスーザン・クレノンは、エルシーに不敵な笑みを浮かべていた。
「見た
目も性格も完璧な彼は、あなたにはもったいないわ。悔しいでしょうけど、彼は私を選んだの。あなたではなくね」
勝ち誇った顔でエルシーにそう言ったスーザン。
しかし、当のエルシーはまったく気にしていなかった。
なぜなら、エルシーはジェフと婚約破棄しようと思っていたからだ。
確かにスーザンの言う通り、彼は完璧だ。
『ある一点』を除いては。
その秘密を知ったエルシーは、ちょうど彼と婚約破棄しようとしていたので、スーザンが婚約者を奪ってくれるのはありがたかった。
スーザン、ジェフを奪ってくれてありがとうございます。
あなたは彼の抱える秘密のせいで、私の代わりにとんでもない目に遭うことでしょうね……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 21:01:05
11723文字
会話率:31%
田舎から上京した僕は
「ミリア」と書かれた最新技術のイルミネーションや
近代的な建物が並ぶ
その都会の近代的な姿に
この国の未来を感じていた。
しかし
その近代的な街は僕にとってあまりに大きく
自分の存在があまりにも小さく感じ
人生に行き詰
まってしまった。
そんなある日
僕は道に迷ってしまう。
仕方なく道を聞こうと女性に話しかけた。
すると
その女性は不敵な笑みを浮かべ
僕をマンションに招いたのだった………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 23:32:28
4868文字
会話率:31%
鏡はいつも真実を映す
……
俺には好きな人がいる。友達もいる。ごく普通の高校2年生だ。
あの日、鏡の中へ入るまでは。
7の付く日だけ鏡の中の世界へ行ける……
そんな運命に導かれた主人公と
そこで出会った不思議な少女ナナ
ナナは
鏡の中の世界で蔓延してる謎のウイルス ”セブン” から
元の暮らしを取り戻すために戦っていた
「この世界はいくつか現実とリンクしている……。」
主人公勇作にとっても決して他人事ではなかった
未知のウイルス”セブン”は何故現れたのか
中の世界へと通じるこの鏡は何なのか
ナナは何のために戦っているのか
「クソったれ運命さん時間が足りねぇよ!!」
タイムリミットは不敵な笑みを浮かべ近づいてくる
それなのに現実世界までもが勇作を揺さぶってくる
そして真実を知った時
忘れていた記憶を取り戻す……
1人の少女を救うため運命に立ち向かう
予測不能のサバイバルファンタジーです
完結までの構図も見えています
ハラハラドキドキの展開を見逃さないよう
チェックa.k.a.ご愛読お願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 19:00:00
7115文字
会話率:41%