ロシア帝国がシベリアに残存し、日英同盟が存続された世界を中短編の連作で描く仮想戦記
史実よりもバブリーな日本と引き篭もりなアメリカが世界を狂わせる。
九六式榴弾砲搭載自走砲が唸りを上げ、マーリン搭載三式戦が空を駆け、松型駆逐艦が海を埋め尽
くす……陰でタービンライトがこっそりと敵機を照らし、密かに航空巡洋艦が量産される。
基本、毎週土曜日0時に更新中
登場兵器他の詳細設定は筆者HP「茨城駐屯地・改」
http://rockwood.web.fc2.com/index.html
にて公開中
すべての戦争の、すべての戦死者に捧ぐ。どうか、どうか汝らの魂に安らぎだけがあらんことを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:00
4248596文字
会話率:7%
時は西暦二千四百二十二年。
西暦二年百年代に開始された地球人類の本格的な宇宙進出と宇宙進出が軌道に乗り始めると時を同じくして現れ始めた新人類ネオヒューマンとの共生が進んだ時代が過ぎ。
続く西暦二千二百年代から本格的に始まった各太陽系惑星のテ
ラフォーミングが火星、木星圏、金星と成功し次の惑星へと進み始めた時代が過ぎた。
そして二千三百年代初頭、地球人類は太陽系惑星全てのテラフォーミング計画の促進と、その先にある外宇宙探査の為の新技術創出を企図した特殊実験の失敗によって開かれたゲートによって精霊界、魔界、天界の三界の内、神則によって交流が禁止されている天界以外の精霊界と魔界との交流が始まった。
そこから約百年が経過したこの西暦二千四百二十二年現在、六年前から始まった魔界による精霊界への侵攻、そして地球圏では中華帝国とロシア帝国が中心となって結成された新共産同盟によって引き起こされた極東地域への総攻撃と共に三年前に始まった第三次世界大戦によって精霊界、魔界、人間界の三界全土で大戦乱の嵐が吹き荒れるそんな時代、三年前の総攻撃で滅ぼされた一国家の一角で一人の少女が暮らしていた。
これはその少女と仲間達との長きに渡る戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 20:19:01
670887文字
会話率:55%
女性君主テーマの作品を纏めた短編集『女王様に乾杯』連載開始記念エッセイ。
マルタ=スカヴロンスカヤ、後に名を改めエカチェリーナ=アレクセーエヴナ。ロシア帝国の初代皇帝ピョートル一世に見初められ、一介の戦争捕虜から皇后、さらには皇帝にまで成
り上がった女性です。
彼女がピョートルの胃袋を掴んだ料理とされているのが、「ピョートル大帝のステーキ」と呼ばれるもの。
しかしこれ、調べてみると色々と謎な部分がありまして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 08:35:42
2269文字
会話率:0%
ロマノフ朝ロシア帝国第七代皇帝・ピョートル三世。ドイツ北部からデンマーク南部に跨るシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公国で生まれた彼は、母方の叔母である女帝エリザヴェータに引き取られ、後継者として育てられた。
しかし彼はロシアに馴染めず、プロ
イセンのフリードリヒ大王に強い憧れを抱いていた。
そんな彼に、妻であるエカチェリーナは苛立ちを募らせる――。
「KAC2025 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」参加作品第二弾。 お題は「あこがれ」の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:00:47
3096文字
会話率:17%
秋月 忍さまの『サマーシンデレラ企画』参加作品です。
リヴォニア(現在のラトビアの東北部からエストニアの南部にかけての地域)の農民の娘・マルタは、ドイツ系牧師の、名目上は養女、実態は召使いとして、こき使われる日々を送っていた。
そん
な彼女に、さらなる不幸が襲い掛かる。ロシアとスウェーデンとの間の大北方戦争に巻き込まれ、ロシア軍の捕虜となったのだ。
ロシア軍の将軍・シェレメーテフの召使いにされた彼女は、ここでも昼も夜もこき使われる。
しかし、彼女に転機が訪れる。同じくロシア軍の将軍・メーンシコフに買い取られ、大公・ピョートルに献上されたのだ。
エカチェリーナと名を改めた彼女は、ピョートルの寵愛を一身に受けることとなる。
農民娘から戦争捕虜を経て、ロシア帝国皇后、そして最後には皇帝にまで成り上がった女性・エカチェリーナ一世の、史上最大のシンデレラ物語!
『女王様はロマンの塊』のスピンオフ(?)第三弾です。
※本作は史実を元にしていますが、かなり脚色も入っています。
※ざ まぁ要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 09:12:28
6237文字
会話率:26%
1945年、ドイツ・レーテ社会主義共和国は欧州を鉄の握力で支配していた。第一次世界大戦の敗北から奇跡の復活を遂げたこの国は、カール・ラデック率いる民族共産党の下、ライン戦争で英仏を、ファウストシュラーク作戦でロシア帝国を打ち倒し、覇権を握っ
た。だが、その繁栄の裏で、保護領である大管区は抑圧と監視に喘ぐ。凍てつく大地に、自由を求める囁きが響き始める。
ヴォルガ大管区の入植地パウルスブルクで育つドイツ人孤児、マンフレート・ベルンハルトは、党の「平等」のスローガンに疑問を抱きながらも、居場所を求めて生きてきた。一方、東の旧帝国領、無政府地帯から逃れてきたロシア系ユダヤ人の少女、ナディア・ニコラエヴナは、失われた家族と文化を守るため、密かに抵抗の炎を燃やす。偶然の出会いから始まった二人の友情は、ルスラントの過酷な現実を前に試される。民族共産党の苛烈な統治――言論の弾圧、文化の抹殺、強制労働――に怒りを覚えた彼らは、抑圧の鎖を断ち切るため立ち上がることを決意する。
同じ頃、東欧の森や廃墟では、「フライエス・オイローパ」を名乗るパルチザン組織が暗躍。鉄道の爆破やプロパガンダで党を揺さぶる彼らの動きは、ドイツ当局の報復を招き、全土に戒厳令が敷かれる。マンフレートとナディアは、パルチザンとの接触を通じて、ラデックの独裁を倒す大胆な計画に巻き込まれる。目標は、ルスラントのラジオ局を占拠し、自由のメッセージを放送すること。だが、秘密警察の追跡、パルチザン内部の軋轢、そして二人の信念の違いが、道を険しくする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:00:00
85589文字
会話率:51%
1853年、ロシア帝国はクリミア戦争で敗戦し、財政難に悩んでいた。アメリカにアラスカ購入を打診するも、失敗に終わる。1867年、すでに大日本帝国へと生まれ変わっていた日本がアラスカを購入すると金鉱や油田が発見されて……。
大日本帝国VS全
世界、ここに開幕!
※架空の日本史・世界史です。
※分かりやすくするように、領土や登場人物など世界情勢を大きく変えています。言葉についても、現代風にしています。
※事件・戦争・武器の進化などの時期は多少前後します。
※ツッコミどころ満載ですが、ご勘弁を。
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 21:04:01
45908文字
会話率:40%
40歳になるロシア帝国陸軍のヴァレリー・エル・ルシードは「とある理由」から皆の前から姿を消していた。その身をサンクトペテルブルクのとあるカフェの女主人、クララ・スヴェトラーナ・スプツニカヤに匿われていたが、彼女はそのルシードの身がここにいる
ことを彼の部下たちに知らせてしまう。
そして、ルシードはロシア帝国女帝イゾルデ1世から下った「反乱軍討伐」の勅命を実行するが、「ある判断」がイゾルデの逆鱗に触れてしまう。その後、憲兵から監獄に投獄されたルシードであったが、そのルシードの軍事的指揮力に期待した女が神聖ローマ帝国からロシア帝国にやって来たのであった・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 17:00:40
57870文字
会話率:19%
ゼノビア暦1626年、神聖ローマ帝国プロテスタント側最高司令官ミネルヴァ・フォン・イシュタールはロシア帝国からヴァレリー・エル・ルシード、ジグムント・カミンスキーなどの将官の率いる援軍を率いて、フランス王国、スウェーデン王国、そして、神聖
ローマ帝国のカトリック側の軍勢と雌雄を決する戦いを仕掛けようとしていたが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 21:35:47
18511文字
会話率:49%
バイキングの末裔であるスウェーデンと蒙古の血の混ざるモスクワ公国・ロシア帝国は、ながらくバルト海沿岸の覇権を巡って戦った。結果、覇者はスウェーデンからロシアに移り、その最後の戦い(1808-1809)でもスウェーデンは完敗した。 だが、そ
の後の和平交渉こそが歴史の分水嶺だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 17:11:46
7626文字
会話率:5%
先の大戦でロシア帝国とイングランド王国との連合でフランス=オスマン同盟に挑み、敗北し、植民地を失った神聖ローマ帝国は、強硬派として知られる、フランデンブルク辺境伯にして皇太子、ヴィルヘルムを新皇帝に選ぶ。
その一方で、大戦後にローマ植民地を
奪還し、経済成長により列強となった東アジア諸国への脅威論は帝国内で日に日に高まる。
果たして新皇帝は帝国をどこへ導くのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 21:43:44
12975文字
会話率:9%
田舎の平凡な男子高校生・船坂紋次郎はある日、見慣れない銀髪のハーフ美少女が暴漢に乱暴されそうになっている場面に遭遇、生まれ持った怪力と異常な傷の回復力で暴漢を血祭りに上げ、美少女を助けてやる。
だがその銀髪のロシアンハーフの美少女、エレー
ナ・ポポロフは、実はロシア帝国時代「ロマノフの帝剣」と謳われた超武闘派貴族の末裔であり、彼女の高祖父は過ぎし日露の戦いにおいて、日本軍と血で血を洗う戦争を繰り広げた存在だった。
その超武闘派貴族の宿敵――かつてどんな激戦からも必ず生きて帰り、数多のロシア兵を屠り、傷だらけになりながらも激戦を日本軍の勝利へと導いた一人の日本兵――通称「不死身の船坂」と呼ばれた大戦士は、実は紋次郎の先祖。つまり、エレーナと紋次郎は、世が世であれば決して交わることが敵わない宿敵同士の子孫だったのである。
かつて先祖に敗将の汚名を着せた「不死身の船坂」の子孫が紋次郎だと知ったエレーナは、紋次郎を「宿敵」と呼び、自分と紋次郎は今も不倶戴天の敵同士であるのだと言い張る。
けれど――どう考えてもこの人、絶対俺のこと好きだよね?
絶対認めないけどこの人、間違いなく俺のこと好きだよね?
だって「調査」と称して毎日俺にだけウザ絡みしてくるし、何なら俺の好きな異性のタイプとか、好みの食べ物とかも「調査」しようとしてくるし、隙あらば腹筋触ろうとしてくるし――。
好きになっちゃったら即・無条件降伏――衝撃の第二次日露戦争ラブコメ、勃発。カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:10:00
148372文字
会話率:41%
ある日、日本の高校生真琴が交通事故に遭ってしまう。
目が覚めると、そこは「ロシア帝国」で真琴はロシア帝国最後の皇太子として転生してしまっていた。
最終更新:2024-01-06 18:46:35
510文字
会話率:0%
1920代、モンゴルの大地に現れた大陸浪人の源忠一は、現地の少女ボルテと出会う。
二人は、都フレーを目指すもそこで目にしたのは中華進駐軍の狼藉。
時を同じくして、北の大地ロシアではソ連を成立させたボリシェヴィキ率いる赤軍とロシア帝国の残党
である白軍による血みどろの内戦が行われていた。
白軍の残虐な将軍ウンゲルンは、拠点を作る為にモンゴルへと南下する。
しかし、ウンゲルンは妄想と自己陶酔に取り憑かれており、非道の限りを尽くす。
源とボルテはモンゴル人たちと共に戦いを挑む決意をした。
諸所大きな思惑が渦向く中、純粋に英雄になろうとした源の貴種流離譚をここに記す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 12:43:39
35073文字
会話率:56%
第一次世界大戦がドイツ有利で勝利した世界、ドイツ帝国はフランスに賠償金取らず、領土だけ取り、史実のフランスみたいな多額の賠償金を取らなかったが、その代わりフランスの精神は崩壊し、経済が無事なのにフランス国民は経済を壊滅状態にさせる大規模なス
トライキを行い、経済が崩壊、経済崩壊で国家社会主義者が革命を起こし、「フランス国家社会主義共和国」を建国、この世界初の社会主義政府は世界にヒビをいれた。イタリアでもベニート・ムッソリーニによる国家社会主義「ファシスト党」が政権を握り、ロシア帝国でもヨシフ・スターリンがロシアに国家社会主義政党「ロシア国家社会主義党」が成立した。この世界に平和は訪れるだろうか?
この小説はhoi4みたいに進むためあんまり人物は出ません。(Red floodの黒いバージョン)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 20:00:00
236727文字
会話率:53%
絶滅種シリーズ第一弾。
海牛目ジュゴン科、ステラーカイギュウ属に分類される哺乳類。寒冷適応型のカイギュウ類の、最後の生き残りは発見から27年で絶滅。
ロシア帝国の航海士で探検家ベーリング率いる、カムチャツカ探検隊の生き残りが報告したのだ
。極寒で不毛な地だと思われていたコマンドル諸島周辺が、海獣の宝庫であると。
発見時、既に絶滅危惧種だったステラーカイギュウ。どのように絶滅したのか。順を追って紹介しようと思います。<全5話>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 08:00:00
7595文字
会話率:21%
保護国家日本。かつて起こした世界的無差別大量虐殺事件の責任を負う形で日本は国連軍を中心とした多国籍軍によって支配を受けていた。神戸での麻薬事件を乗り越えた黒崎ジンと葉村綾は極道組織である竜胆会組長の神崎の指示を受け、ロシア帝国が統治する北海
道へと渡る。神崎による指令は二つ。北海道にある幻の二振りの刀を回収すること、北海道総督府の長を暗殺すること。現地での協力者を得て仲間を増やす二人の前に立ちはだかったのは一人の青年だった。彼は告げる。自分はジンの兄弟である、と。その言葉の裏に隠された真実とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 20:43:46
45541文字
会話率:45%
会社に隕石が落ちて来て、そのまま死んだ筈の男が気が付いたら牢屋の中に居た!男は驚くべき事にロシア帝国の廃帝イヴァン6世に、転生してしまったのである。このままでは暗殺されてしまうなんとしてでも生き残って見せる!これは史実では存在を抹消されてし
まった皇帝イヴァン6世の物語である。
歴史考証が出来ていなくても大目に見て頂けるとたすかります!こう言う人物がいたよ!などと教えていただけると幸いです。筆者は句読点が非常に苦手なので指摘していただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 18:51:04
7258文字
会話率:38%
聖暦1961年4月12日。統一ロシア帝国ウリヤノフ朝、南西部に位置するバイコヌール地方。
空軍所属の魔導師ユーリは世界で初めてとなる宇宙飛行に挑もうとしていた。
しかし、彼には拭い去れない心残りがあった。
本作品は「県立北高竜王部」と同じ
世界観、異なる時代、土地を描いた作品です。
よければ「県立北高竜王部」もご覧下さい。
https://ncode.syosetu.com/n9021gm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 22:19:21
14905文字
会話率:37%
ロシア、モスクワ大公国の皇女(大公女)の結婚等に関するエッセイ(というより覚書)です。
帝国の皇女といえば、それなりに幸せな結婚生活が基本的に送れると思われていそうですが、一時のロシア帝国はそうとは言えなかったのです。
最終更新:2022-04-01 19:40:59
1996文字
会話率:0%
1894年、ロシア帝国西端。
現代日本からグルジアに飛ばされた外大生ユーリは、一人の少女と出会う。
「ジョセファよ、ジョセファ・ヴィッサリオノヴナ・ジュガシヴィリ」
彼女はそう名乗った。かつてのロシアを支配した、赤き魔女の名を。
最終更新:2022-02-24 19:30:07
198331文字
会話率:26%
北の大国と呼ばれた帝国は度重なる戦争を貧弱な国力で何とか耐え抜き、最終的には主要な戦勝国となった。しかし、長く続いた戦争により帝国は疲弊し、崩壊寸前という状態になってしまった。
そこにある1人の青年が現れたことで帝国は変わる。もちろん、
良い方向へと。
帝国は不死鳥の如く力を取り戻し、かつての旧領を奪還し、やがて世界帝国を築く。
これは瀕死の帝国が再び立ち上がる様子を描いた物語である。
※イメージは第一次世界大戦を生き残ったロシア帝国です。動きはソ連に近くなる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 18:03:15
6225文字
会話率:23%
“あの独裁者”、再始動――。
西暦1914年、時は植民地獲得競争の全盛期。著しく発達した帝国主義が激突する世界で、一人の男が目覚めた。
男の名はニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ……超大国ロシア帝国を統べる皇帝でもある彼には、
しかし未来から憑依した別の男の意識が宿っていた。
その名はヨシフ――またの名を“鉄の男”『スターリン』と言う。
大陸を2つに分断する戦争の中、独裁者から皇帝に生まれ変わった男はどこを目指すのだろうか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 22:00:00
197870文字
会話率:23%