強大な闇が解き放たれる。光の神々によって深淵の奈落に追放されたかつての神の子は、ザカリー・グラッドストンという名を得て地上界に侵略を開始する。世界には闇の手が伸びる。
その頃、辺境のイズの村において、三人の若者たちが試練の神託を受けようと
していた。それはザカリー・グラッドストンを封じる十二本の魔剣の内の三本の継承であった。かくして若者たちは旅立つことになる。十二人の魔剣、十二人の神光の戦士たちの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 11:04:50
122820文字
会話率:53%
時は流れ、あれから百年余りの時間が経過した。イスティリナ大陸においては王権は後退し、世は混迷の群雄割拠。アルフレッド・スカイの子孫であり、同じ名を持つ若者もまた冒険者の道を選んでいた。いずれにせよ、混迷する大陸において、闇が蘇る。闇の帝王に
して黒衣の魔導士ザカリー・グラッドストンが復活するのだ。闇の魔導士レックス・ドリスコルレックスを中心として秘密結社セイセス=セイセスは再建され、彼らは長き時を経てグラッドストンを蘇らせたのだ。アルフレッド達冒険者らの新たな始動とともに、再び時は動き出す。彼らは再び大陸の冒険において足跡を残していく旅路に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 08:59:16
171650文字
会話率:37%
人類が宇宙に進出してから数千年。
生活のために軍に志願したら、念波という特殊技能持ちであることと、人型兵器コンバットアーマーの操縦適性があることが判明したケンジ・タナカは、常に転職したいと思いながら、汎銀河共和国宇宙軍特務隊上級大佐として働
いていた。
ケンジが定期的に起こる惑星反乱を鎮圧して帰路についたところで、突如出現したブラックホールに吞み込まれてしまい、目を覚ますと剣と魔法の世界に。
そして最下級貴族の『郷士』、グラック家の跡取りであるエルネストの体に魂が乗り移っていた。
この世界には、魔力で動く人型兵器『魔晶機人』とその上位機『魔晶機神』が存在し、操縦できる『操者』がの大半が貴族で、彼らが世界を支配し、支える存在となっていることを知るケンジ。
「とはいえ、私は最下級の郷士だ。魔晶機人を使って領地を開発し、プチリッチに生きていくんだ」
軍人時代からお上に関わるとろくなことにならないと思っていたケンジは、田舎領地の主としてほどほど豊かに暮らしていこうとするも、前世のエースパイロットとしての腕前と、膨大な魔力のおかげで徐々に注目されていくように。
果たしてケンジ……エルネストは、平穏な田舎貴族暮らしを手に入れることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 19:00:00
285873文字
会話率:37%
人類が宇宙に進出してから数千年。
生活のために軍に志願したら、念波という特殊技能持ちであることと、人型兵器コンバットアーマーの操縦適性があることが判明したケンジ・タナカは、常に転職したいと思いながら、汎銀河共和国宇宙軍特務隊上級大佐として働
いていた。
ケンジが定期的に起こる惑星反乱を鎮圧して帰路についたところで、突如出現したブラックホールに吞み込まれてしまい、目を覚ますと剣と魔法の世界に。
そして最下級貴族の『郷士』、グラック家の跡取りであるエルオールの体に魂が乗り移っていた。
この世界には、魔力で動く人型兵器『魔晶機人』とその上位機『魔晶機神』が存在し、操縦できる『操者』の大半が貴族で、彼らが世界を支配し、支える存在となっていることを知るケンジ。
「とはいえ、私は最下級の郷士だ。魔晶機人を使って領地を開発し、プチリッチに生きていくんだ」
軍人時代からお上に関わるとろくなことにならないと思っていたケンジは、田舎領地の主としてほどほど豊かに暮らしていこうとするも、前世のエースパイロットとしての腕前と、膨大な魔力のおかげで徐々に注目されていくように。
果たしてケンジ……エルオールは、平穏な田舎貴族暮らしを手に入れることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 11:48:09
6285文字
会話率:37%
リカは静かな森に暮らすエルフの娘。
幼い頃結婚の約束をした人間の男の子が忘れられずにいた。
最終更新:2024-11-22 03:24:54
3467文字
会話率:54%
男爵令嬢リーシェナは、婚約者である公爵家子息グラッドから酷い扱いを受けていた。
「フン、木っ端貴族の娘が、俺のそばにいられるだけ有難く思え」
「何をしている、俺が食べ終わるまで料理に手を付けるな!」
「もっと頭を下げて謝れ! なんだそ
の生意気な目は?」
「口答えをするな!!」
……と。
それも女の宿命と自分を殺してきたリーシェナ。だがグラッドの言動はエスカレートし、ついに婚約破棄すら言い出される。それすらも受け容れようとしたリーシェナに対し、突然グラッドは態度を変えて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
3530文字
会話率:32%
30年間引きこもりで生きてきた男“丹邦 崇紘(にくに たかひろ) ”は若くして病死となったが、生前に父親がやりこんでいたゲーム『SUMMER BIRTH』の世界に転生してしまった!
【SUMMER BIRTH】(愛称サマバス)はかなり最先
端なレベル(発売当時)の3Dグラッフィックで描かれたRPG。
フィールドを駆け抜けたり、操作キー連打でコンボを繋いだり、という操作性の良さで発売前の期待度はかなり高かったが、優しい雰囲気のイラストの割にストーリーや設定の闇が深すぎて『鬱ゲー』『ワンコインなのに泣ける名作』と呼ばれてしまったゲーム。
崇紘は自分がサマバスの主人公“ニック”に転生したと知りテンションが上がる。
しかし幼い頃に父親がプレイしているのを隣で見ていたので知識はうろ覚え。序盤の登場人物ぐらいしか覚えてなかったので軽く絶望することになるのだけれど……それはまた、後ほど。
– これは、運命に抗った者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 07:00:00
9824文字
会話率:32%
王妃がいないままエルビス・ヴァン・ヴァーセルが即位して一年。
即位一周年記念と陛下生誕祭と同日に王妃選定パーティーが開かれる事となった。
婚約者が居ない十四から十八歳までの国内の全令嬢を対象に集められた中に子爵家の庶子ジェナ・グラットンの姿
があった。
彼女は父親から国王暗殺の命令を受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 01:26:51
8072文字
会話率:44%
帝国と王国の戦争が激化する中、グラッツ渓谷を根城にするガルド率いる盗賊団は、その混乱を利用して多くの物品を略奪していた。
しかしガルドはその物品の数々から得られる情報にある違和感を覚える。この戦争は単なる帝国の領土拡大が目的ではない。何か
裏がある。
偉大なる帝国の皇帝レオナール
冷徹なる帝国宰相フィリップ
勇敢なる王女リディア
戦争の行く末を握る彼らと共にガルドの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 13:49:18
6820文字
会話率:51%
紅い紫陽花の咲き誇る、古城のような屋敷で。
シャナは、屋敷の主であるグラッフルに救われ、ひっそりと暮らしていた。
穏やかで、甘やかな日々。
だが、残酷な記憶は、シャナの心と体を容赦なく蝕んでいく。
愛と憎しみ、欲望と恐怖が交錯する
中。
過去との訣別を求め、もがきながらも、シャナは誓う。
あなたのためなら、堕ちることさえ厭わない——。
※自身主催のユーザー自主企画【いけおぢ豊穣祭2】奉納作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 21:00:00
20085文字
会話率:29%
グラッセ王国で、勇者パーティーの一員として戦い続けた魔法戦士、リック。
しかし、突然勇者アレンに追放されて、国からも反逆者として追われる身となってしまう。
追い詰められたリックは、崖から飛び降りて、魔の森に落ちてしまった。
魔の森は、王国
に昔から伝わる。冥府の入り口と言われる禁忌の森。
森の中には凶悪な魔物が生息しているため、王国に入らない様に、国境伝いに強力な結界が張り巡らされていた。
だが、森にいる凶悪な魔物は、森の地底に広がるダンジョンから漏れ出た雑魚に過ぎなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 07:13:30
374055文字
会話率:44%
異世界アルトナ大陸で起きる戦記物語。
人の魔力を燃料にする人型起動兵器”エンジェル”を用いて戦が行われる世界で、アルデンフォーフェン王国の騎士アーベル・グラッツェとバルトロメオ・ディアスは戦乱に巻き込まれ、遺跡の発掘兵器”ナフタリ”に搭乗す
ることで数奇な運命へと導かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 03:30:00
125177文字
会話率:37%
アルトナ大陸では500年の間、いくつもの国が興り戦が続いていた。
この大陸の戦争では“エンジェル”と呼ばれる兵器が主力兵器として扱われている。
アルトナ大陸西部に位置するアルデンフォーフェン王国。
その東部国境警備隊第六小隊に所属していたア
ーベル・グラッツェは従者にして友人であるバルトロメオ・ディアスと共に国境の警備にあたっていた。
ある夜、隣国フレンスべルク帝国のものと思われる漆黒の“アークエンジェル”が二人の所属する第六小隊に夜襲を仕掛けてきた。
アークエンジェルは通常のエンジェルの三倍以上の性能を誇る最新鋭の兵器である。
瞬く間に第六小隊はアーベルとバルトロメオの両名を残して壊滅させられる。
アーベルは自機を囮にさせて敵を引き付けている間に、機体を捨てたバルトロメオと共にヴァーダーンの森の中に逃げ込んだ。
二人が森を彷徨っていると、謎の金属でできた構造物、“遺跡”を発見する。
まるで導かれるように遺跡の中を進むアーベルたちの前に、銀色の機体が姿を現した。
それは姿かたちこそエンジェルを連想させるものの、それは構造から武装まで一線を画す別物の機体だった。
システムを起動させると、この機体が第三世代型アイオーン機体名“ナフタリ”という機体であることが判明する。
ナフタリを操縦することに成功したアーベルたちは、自分たちが所属していた基地“国境の砦ヴローム”に帰還したナフタリに対し帝国軍は二十機近くエンジェルをもって制圧にかかるが、ナフタリはそれらをたった一機で殲滅してみせた。
次にナフタリの前に姿を現したのは、アーベルたちを壊滅寸前に追い込んだあの漆黒のアークエンジェルだった。
自身が黒太子の異名をもつ皇子トバルカイン・ウィル・バウル・フレンスべルクである事を名乗り、ナフタリに襲い掛かってきた。
一度は為す術なく倒された相手であったがナフタリの性能はそれをはるかに圧倒していた。
黒太子の駆るアークエンジェルを撤退まで追い込んだアーベルたちは、改めてナフタリの危険性について考えを巡らせる。
帝国のエンジェルやアークエンジェルを圧倒し中隊規模の戦力を一機で殲滅しうるこの機体は、王国の一騎士に過ぎない彼らの手には余る代物だったのだ。
有力諸侯がナフタリの所有を求めて自分たちの争奪戦が繰り広げられることが容易に想像できた。
そこで二人が取った選択は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 23:47:23
9590文字
会話率:3%
頽廃の時代、人類は自らの文化と文明を粉々に破壊した。そのような中にあっても彼らの子たる科学技術は飛躍的に進歩した。万能物質「血の瀝青」の発見と二つの偉大な被造物――生成装置「ビット」と機械人間「フーマニット」がそれである。二つの新たな力を
擁し、ワァルドステイトは自滅にひた走る人類を救うべく活動する。人類の自認識を揺るがす新たな混迷の時代の到来だ。
ワァルドステイトの本部とは大洋を挟んで反対側に位置する「学府」は世界中に破滅的な喪失をもたらした頽廃運動を辛くも耐えきった唯一の共同体だ。前時代の遺産を多く守り切ったこの地は人類の精神的支柱として無二の価値を放っている。学府中央の西に隣する都市「北條家領」――貴族の闘争による混乱冷めやらぬこの街で巨大な思惑が始まろうとしていた。
開道炯は瀝青を生成し使用することのできる「覚醒者」だ。彼は一人の女を追っていた。禁制品となった生成装置「コア」を使用し、これを流通させる「媒介者」と呼ばれる危険人物だ。その彼の元に一つの事件が舞い込む。協力関係にある自警団から殺人事件の解決を依頼されたのだ。事件は自警団の最大の支援者である栄秀平が惨殺されたというもの。現場には莫大な「血の瀝青」が瀰漫していた。
事件の背後に追い続けてきた「白の媒介者」の存在を感じ取った彼は、ワァルドステイトからコアの追跡と破壊の任務を帯びて来訪したフーマニット、ルーチェ・グラックス・ウェールスと共に事件の捜査に乗り出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:00:00
165473文字
会話率:57%
過去のトラウマが原因で何も信じられずに生きていた高校二年生の三船命にも、ついに彼女ができた。しかしそんな記念日に彼女の神崎弥生が突如豹変して命は察した。
「これ弥生ちゃんじゃない。——別の誰か」
その正体は聖なる大地〈マーキス〉を支
配していたという魔王ヘルグラッジ。なんと弥生の身体に転生したらしい。
居候のヘルグラッジやその他濃いメンツと始まったアパートでの暮らしに命はへとへと。
だがそんな魔王をつけ狙う奴もいたりと、どうやら少し事情があるようで……?
果たして魔王と人間のあいだに恋愛は成り立つのか⁉
色んな意味で問題な逆異世界転生小説‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 15:58:42
93843文字
会話率:45%
齢十五にして異世界から勇者候補を転移させる召喚士の仕事をしているキュリオ・グラッドは、召喚される異世界人に興味を持ち始めた。
だが、自分は下っ端だからなのか異世界人との対話を許さず、夢が叶う日はそう近くはなかった。
そんなある日、ベテラン
召喚士のシーグルが引退すると宣言した。シーグルは異世界人と対話できる人物の一人であり、そんなシーグルにキュリオはかわいがってもらっていた。
引退すると知った時、キュリオは咄嗟に異世界人のことを教えてと頼んでしまう。しかし、シーグルがそれを許すわけがなく。だが、冗談交じりに「異世界に行けば知ることができるかもしれないな」と言われ、キュリオはハッとする。
自分が異世界に行けばいいではないか、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 06:10:00
14567文字
会話率:43%
本日、サオシューア侯爵子息のグラッド様と結婚した私……リファレラは、『初夜』の現在、彼のスライディング土下座を受けております。
「済まない、僕は君を愛することは出来ない!!」
話を聞くと、婚姻式の数日前に『初恋の人』と付き合い始めたとか
。えぇ、これはもう完璧な“浮気”ですわね。
更に旦那様は、妻の私に「彼女との相談に乗ってくれないか」とお願いしてきて……。
旦那様……相談のお相手、思いっ切り間違っていませんか?
※基本は主人公の一人称ですが、三人称の文章にはタイトルの横に「◇」が付いています。
※全体的にコメディで設定がゆるめなので、ゆるい気持ちでお読み下さいませ。少しでもクスリとして頂けたら至高の幸せです。
※アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 19:48:08
40822文字
会話率:45%
ソレイユの天才グラップラー、「ウシュマ」は憧れた「冒険の旅」に出た。
魔導列車の中で、偶然居合わせた冒険者として、即席のパーティーを組む事になったがパーティメンバーは……。
グラスランナー に育てられたナイトメア(シャドウ)のノワロウ(
バード、ファイター、スカウト)
オネエのフロウライト「ブライティア」(コンジャラー、アルケミスト、セージ)
唯一まともそうなルーンフォークのジム(マギテック、シューター)
先生、またパーティにプリーストがいません。
今日もノワロウの奇行にブライティアのツッコミが木霊する。
コルガナ地方を舞台にしたリプレイ。
オネエと知力6と魂のグラスランナー(ナイトメア)と普通のマギテックガンナーがゆくコルガナ地方の冒険譚
本リプレイは「SW2.5」の公式シナリオである、「デモンズライン 」収録の「デモンズライン 」を使用しております。該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 05:00:00
66954文字
会話率:3%
孤児院出身の偵察職ジャック、幼馴染の回復職アリス、王国騎士団のグラッド、魔法学院教授魔法職のベアトリーチェ、そして第三王女で勇者のカサンドラ。魔王討伐の旅は辛かったが仲間がいた、そう思っていた。
最終更新:2024-04-29 18:41:44
1303文字
会話率:28%
ダンヴェール公爵家の令嬢ユーニスには、ある秘密があった。それは前世が猫であることだった。そのため、ここが乙女ゲームであることを知らずに、ユーニスは十七年間過ごす。
けれど、猫人族のエルヴィン・グラッベ侯爵令息にとある令嬢への嫌がらせを疑われ
たことを境に、自分が悪役令嬢であることを知ることになる。
「アクヤクレイジョウとは、なんぞや?」
※本作は、氷雨そら様主催「モフモフヒーロー小説企画」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 13:09:51
13922文字
会話率:57%
「ばいなのです。」
そう言った小動物のような見た目をしている女の子。
そんな姿を私はもうもう、見飽きたの。
これは誰も見てない物語。
誰にも見られず、ただ朽ちていくだけのストーリー。
だってここには物語なんて存在しないもの。
「ねぇ、私ってなに?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 13:47:32
428文字
会話率:50%
単位は強い者が取る、これが聖グラップル学園の掟。
とある都市にある私立の学園がある。
聖グラップル学園、授業の単位は全て相手を倒す事によって獲得するという異色の学園だ。
そこに行方不明の兄を探しに来た城ヶ崎大河(じょうがさきたいが)が転校
して来る。
彼の兄、城ヶ崎隆起(じょうがさきりゅうき)はここ聖グラップル学園に入学した後消息を絶ったのだ。
転校により内部から兄の行方を探る大河、そこには計り知れない秘密と陰謀とが渦巻いていた。
ひょんな事で知り合った口と態度の悪い謎のメイドの力を借りて大河は無事兄を見付けられるのだろうか?
時代錯誤バトルロマン開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 21:09:22
2380文字
会話率:38%
特異隕石・ゼログラビティの持つ放電性質を利用した発電研究施設「ジグラット」。
ある日、ジグラットを運用する会社「シンアル」がジグラットの敷地内で行うフォーラム開催にあたり、登壇者となる環境省副大臣やシンアル社長、元アイドル、主婦とその娘、学
者らがフォーラム前にジグラット内部を視察することになる。視察には、警備に当たる警察官・深雪と彼女の中学時代に同級生だったシンアルの研究員・九十九が同行。視察の模様を取材するマスコミらもジグラットに入っていた。
だが、視察途中、ゼログラビティが制御しきれなくなり、格納していた容器ごと破裂する事故が発生。PGTガスが拡散してしまう。多くの犠牲者を出しながら何とか逃げる一行だったが、ガスに囲まれ、地下3階の休憩エリアに閉じ込められてしまった。
そんな危機的状況の中、ガスが充満する廊下を通って1人離れた部屋にいた人間の遺体がガラス張りのドア越しに見つかる。しかも、殺害に使われたとみられる包丁は、残る生存者がいる休憩エリアにあったものだった。一体誰が、ガスをどうくぐり抜けて殺したのか、この状況で殺人を犯した理由は何なのか。深雪と九十九は、事件の謎を推理していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 18:00:00
16472文字
会話率:38%