進学校・将英学園に通う高校二年生、安麻田 瑠衣(あまた るい)は控えめで目立たない性格。顔がそっくりな双子の妹、亜衣(あい)は兄の瑠衣とは別の高校に通っている。
小学生の頃に遠足で迷子になった際、同級生のガキ大将・迅堂 晃(じんどう あき
ら)に助けられ、瑠衣と亜衣は彼に恋をした。妹の亜衣は彼に合わせて自分の性格を変えて猛アタックし、迅堂と交際することに。兄の瑠衣は恋心を隠したまま二人の仲を応援していた。
夏休み明け、土佐辺 慎吾(とさべ しんご)と共にクラスの文化祭の実行委員を務めることになった瑠衣。情報通の土佐辺は周りから頼られ過ぎて何かと面倒なことを任され辟易していた。彼が瑠衣を同じ実行委員に指名した表向きの理由は、きちんと任された仕事をやる性格だと知っていたから。
迅堂が亜衣に肉体関係を迫ったことを知り、瑠衣は密かにショックを受ける。ひっそり想い続けるつもりだったがこれ以上は耐えられないと悟り、長年の片想いに終止符を打つ決意をする。土佐辺からアドバイスを貰いながら二人が仲直りできるように取り持つうちに、亜衣に誘いを掛ける先輩の存在を知る。
勉強会や文化祭の準備を通じて徐々に打ち解けていく土佐辺と瑠衣。しかし、その間に割り込む存在が現れた。
* * * * *
全64話、約10万字。
長年の一途な片想いの結末にご期待ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 06:08:43
31764文字
会話率:63%
角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:00:00
824072文字
会話率:43%
子どもの頃、ガキ大将だった白崎は女みたいな幼馴染みが嫌いだった。いじめていた罰が当たったのか、高校3年生のある日女子になってしまった。女子になったことが幼馴染みにばれてさまい、やたらと絡まれるようになる。うっとおしいことこの上ない。どうする
白崎!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 23:24:53
24334文字
会話率:58%
ガキ大将のロッキーに「森に住む赤い龍(レッド・ドラゴン)の鱗を取ってこい」と命令されたマーヴィン。勇気を振り絞ってなんとか、ドラゴンの前に来たがドラゴンは思いの外フレンドリーで……!?
※「小説家になろう Thanks 20th」企画参
加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 16:00:00
5947文字
会話率:57%
俺は、本当にクソガキだった。
周囲に恵まれていたからこそ、あの出来事は一生忘れられない記憶として刻まれた。
俺が馬鹿をやったせいで、幼馴染が襲われた。
目の前で、今にも犯されそうだった。助けようと思った。でも、幼馴染に突き付けられている刃物
を見て、復讐の念が籠った目を見て、足が動かなかった……。
結局、幼馴染を助けたのはもう一人の幼馴染。俺は、その場から逃げ出した。
それ以降、俺は幼馴染達と関わるのを止め、クソガキを卒業し、真面目になった。
高校は、二人と違うところに、遠いところにした。
一から始めようと。
でも、やっぱりうまくいかない。友達が一人もできないまま日々を過ごしていた。
そんなある日、俺は一人の少女を救った。
しかも、その子は昔俺と馬鹿をやっていた他校のガキ大将で、名前を天澄ゆえりという。
この再会をきっかけに、俺の生活は徐々に変わっていくのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 16:46:33
94500文字
会話率:48%
稀に見る大雪を利用して、校庭で雪合戦に興じる小学生四人組。
ところが楽しく休み時間を過ごしていた彼等は、奇妙な出来事を目撃する羽目に…
(本作品は、武 頼庵様御主催の「街中に降る幻想の雪」企画と、しいな ここみ様御主催の「冬のホラー企画2」
の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 07:37:16
3993文字
会話率:35%
とんど焼きの開催される地元の神社を訪れた、仲良しの小学生達。
正月飾りを焚き上げようとした彼等は、櫓の炎の中に思いもよらない物を目撃する…
※ 本作品は、しいな ここみ様御主催の「冬のホラー企画」の参加作品で御座います。
最終更新:2023-01-09 08:02:16
4067文字
会話率:32%
児童公園でキャッチボールに興じていた親子に突っ込んで来た、一台の暴走ラジコンカー。
ラジコンカーの突進を危うく回避した父親は、ラジコンカーの素性を知って驚愕する。
何と件のラジコンカーは、三十年前に彼自身が無くした物だったからだ…
最終更新:2022-09-25 05:41:00
10740文字
会話率:34%
俺には幼い頃からの友人がいる。
あいつは何か重要な決断をする時は必ず俺に相談する癖があった。
ガキ大将にやり返したい、クラスのアイドルに告白したい、志望大学のレベルを上げたい……。
俺はそのたびに「どうせ他人事だし」「こいつがどうなろうと
こいつの勝手」と無謀なアドバイスをし続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 16:35:06
4930文字
会話率:25%
青い髪と瞳を持って生まれたリュートとアギト。二人は出会い、唯一無二の親友となる。
いつものようにいじめっ子であるガキ大将グループに絡まれ、逃げ回っているところハプニングが発生する。気付けば二人は異世界へと飛ばされていた。ファンタジー世界の知
識がなく不安ばかりが募るリュート、ラノベやゲームなどの知識を元に前向きなアギト。やがて二人は自分達の世界すら巻き込むかもしれない大きな戦いの中へと身を投じることになる。
*こちらの作品は十年以上前に投稿・完結済みである「ツインスピカ」の改稿版となります。無印と異なるところは文体の修正のみであり、内容が大きく変わることはありません。あくまで読みやすくする目的で改稿しているので大幅な加筆、エピソード追加などはありません。ご了承ください。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 12:25:19
220960文字
会話率:24%
【仮死状態】という意味のわからないスキルを持って生まれたキャスリンは、周囲から「ゴミスキルのキャシー」と蔑まされてきた。
そんなキャシーに、優秀で女性に人気の高いイケメンの貴族リカルドとの婚約が決まる。スキルの能力に左右されず、勤勉に様々な
技術を習得していたキャシーの魅力と優秀さを褒め称えるリカルドに対し、そんな風に言われたことなど一度もなかったキャシーは、一生彼だけを信じて愛し続けようと心に誓う。
そんなキャシーの婚約者に対して「あの男はやめておけ」と、今になって口出ししてくる幼馴染の騎士ジルベール。キャシーは幼い頃に優しかった彼のことを好いていたが、だんだんとガキ大将のように意地悪になっていく幼馴染のジルが苦手になっていた。
ある日、いつものように婚約者リカルドの部屋でお茶会をする為に訪れたキャシーであったが、そこには半裸状態のリカルドと見知らぬ女性がベッドの上に二人きりでいるのを目撃してしまいーー。
自分に自信がなく、自分だけを愛してくれている婚約者に全てを捧げようとするキャシー。
全てにおいて完璧だと思われるが、黒い噂の絶えないキャシーの婚約者リカルド。
そしてキャシーに対して冷たい態度を取りながらも、剣の腕は超一流の幼馴染騎士ジルベール。
キャシーは幸せになれるのか?
*こちらの作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けておりません。ご縁があれば、是非よろしくお願いします。
*カクヨム様にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 18:41:51
10338文字
会話率:22%
俺、佐藤一樹は転校先で幼馴染みである新条茜と再会した。
小さい頃いつものことを振り回していた幼馴染み。
ガキ大将の様な姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような美少女になっていた。
しかし、関わるとろくな目に合わないのはわかっている
ので俺は幼馴染みである茜と距離を取ろうとした。
しかし、茜はなぜか今まで以上にめちゃくちゃ絡んでくる。距離感もバグってるし、好感度もバグってる気がするし、なんなんだよ……!? 誰か助けてくれ!!
※なろう・カクヨムに投稿しています。
なろうの方が更新は早いです。
カクヨムのみ番外編あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 20:04:10
127510文字
会話率:46%
終戦から半年経ち、食糧難や物流の混乱から立ち直れない日本。そんな中、父とともに呉から東京へやってきた少年・千種アキトは真面目な少年・宍戸カヅキとガキ大将でたくましく生きる少年・武藤ミノルと美少女騎士「ゲッテリッター」に変身できるようになって
しまい、世の中に蔓延る黒い影「シャッテン」を狩る日々に明け暮れるようになる。
その裏で、ゲッテリッターの情報を聞いた千種家の対抗勢力である平乃家にも動きがあり…?
空襲、そして原爆で日常を奪われた子どもたちが集結し、今ここに日常を取り戻す戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 16:32:03
129351文字
会話率:48%
昭和の終わりごろを舞台に、名古屋の小学生たちが繰り広げるドタバタを描いたノスタルジック喜劇。
あの頃、大須商店街のガキどもに恐れられていた存在が二つあった。
大須観音の仁王さまと“恐怖の梅ちゃん”と呼ばれる女ガキ大将だ。
梅ちゃんはでっぷり
太った女力士体型で、区内全域に悪名をとどろかす乱暴者だった。
おれはなぜかそんな梅ちゃんに気に入られ、普段から彼女に引きずりまわされていた。
ある日、梅ちゃんが仁王さまを倒すと宣言した。
仁王さまとは近所の観音寺にある金剛力士像のことである。
当時の大須小学校では、夜中になると仁王さまが動き出して町を徘徊するという都市伝説が流行していた。
おれは梅ちゃんの無謀な挑戦に無理やり付き合わされるハメになった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 15:33:22
26447文字
会話率:30%
親の影響もありつつ格闘技ごっこを二人の兄としていたら、気付けば喧嘩が強くなりすぎて、“ガキ大将”や“女番長”などと呼ばれるようになってしまった東雲志乃。
好きな人に野蛮女とは付き合えないと振られた志乃は、もっとおとなしい“普通の女の子”
として暮らしたい! と思い全寮制の学園に通うことにした。
しかし、入学早々にナンパ男を撃退してしまった挙句、学園警察の人に目をつけられてしまった…?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 23:52:30
7456文字
会話率:46%
タイトル通り、習作です。
とある拉致事件が畑周辺で起きたので、ガキ大将、主人公、幼馴染が肝試しに行くと言う物です。
最終更新:2022-10-28 21:43:22
765文字
会話率:32%
男爵令嬢のカリンは、幼少期に連れられたパーティーで、主催者である伯爵令嬢に心無い言葉を投げかけられて――彼女のようにズケズケとものを言っても許されるような存在になりたいと心の底から思ったのだった!
カリンは悪役令嬢を目指すことを決意する!
そして十三歳となった時には、カリンはその地位を確立していたのだった!
――領民相手に!
パンをパシらせてはご褒美という名の餌付けをし、魔法も使え剣の指導も受けているカリンはすっかりガキ大将となった!
そんなカリンに待ち受けているのは、小麦の高騰によりパンを作れなくなったパン屋、畑を荒らす魔物、そして風俗狂いの伯爵令息!
さらには、そんな困難に立ち向かう姿を見初める王子達…!
貧乏領地で細々と領民相手に悪役令嬢っぷりを振りかざすだけで満足していたカリンは、しかしその思惑とは裏腹に、誰もが彼女に好意を寄せることとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 08:15:13
101848文字
会話率:30%
とある田舎の村で暮らす一人の少女。
彼女は容姿は花のように可憐であるが、しかしその中身は男勝りなガキ大将である。
ある日、山奥で子供らと遊んでいた少女は、ある人物と出会う。
それは男爵邸から派遣された騎士だった……!
彼は少女を「男爵家に迎
え入れたい。これが男爵様の意向だ」と言って押し通そうとする。しかし少女は、それにブチ切れた。
「アタシに言うこと聞かそうってんなら、実力で勝負しな!」
騎士と少女の、本気の殴り合いが始まる。
※この作品は、『婚約破棄!? アンタなぁ、婚約者を大事にしろってんだ! 〜田舎っ子男爵令嬢、断罪劇にブチ切れる〜』の前日談となっておりますが、単体でもお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 17:03:17
3330文字
会話率:35%
王道RPGゲームの「主人公」に転生した主人公。その世界でハッピーエンドを目指そうとするが夢はたやすく崩れ去る。原因は他の転生者達だ。その過程で生まれた幾多もの苦難が「主人公」降りかかることを気に留めず、彼らは自らの死の運命から逃れようと、
自分の幸せを掴もうと行動する。「なんで、幼馴染が最初からガキ大将Loveなんだ?」「なんで、王位争いするはずの兄妹がシスコン、ブラコンなんだ?」「なんで、聖女が貴族男子でハーレム形成してるんだ?」あまりにも壊れ切った世界で、主人公は普通の恋愛を、普通の家庭を、最低限のエンディングを目指して旅に出るのだった。逃げを許さない主人公の証
と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 21:46:00
5136文字
会話率:27%
小学三年生まで『ガキ大将』として名を馳せた俺は、二度の転校を経てぼっちで陰キャの『ガリ勉メガネ君』になった。
そして高校の入学式。ガキ大将時代に喧嘩の限りを尽くした宿敵にして初恋の相手を偶然にも見つけてしまう。
彼女は絶世の超絶S級
美少女に変貌を遂げていて、ガリ勉メガネ君の俺が声を掛けていい雰囲気ではなかった。
結果、声を掛けることなく1年が過ぎた──。
でも──。
ずっと両思いだったとしたら?
ガリ勉メガネ君でも関係ないとか言われちゃったりなんてしたら?
腕に抱き着かれて、たわわに実ったましゅまろを押し付けられて! こんなセリフを吐かれてしまったりなんてしたら!
「Gカップだぞ~? どーん!」
──感無量です。ごちそうさまです! ドリャアッ!
……とは、ならない。今の俺は彼女の隣を歩くのには相応しくないガリ勉メガネ君(しかも彼女より遥かに成績が悪い)
だから俺は決意する──。
彼女の気持ちに応えるためにも、Gカップを触るに相応しい知将系メガネ男子になることを!
これは俺が陰キャにサヨナラを告げて、Gカップをパフパフするまでの物語だ!(……たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 12:17:05
40009文字
会話率:32%
「わたしのモノはわたしのモノ……。当然よね。ここまでは分かるでしょ? そこでよ。あなたのモノは誰のモノだと思うかしら?」
まるで某ガキ大将のような台詞を凄みのある口調で吐く女!
その真意は一体!?
最終更新:2021-04-18 15:06:55
1262文字
会話率:67%
神転生。から全話楽しめる話が目標。偶には違う話を読みたいという方に。
孤児院に拾われこっそりガキ大将となっていた主人公がサッカーをしているところを、遠くから見つめるヤバそうなやつ。どんなに天才少年だろうが身分差の前には虫けら同然は理の当然。
しかし主人公の中身は大人なので……!?
内政チート無し。人物模様メイン。
孤児院スタート。おおよそ剣の時代。火薬無し。主人公に第六感としてミニマップ的な物あり。
*感想への返信は致しません *カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 21:27:27
121151文字
会話率:35%
僕らには、1人だけ女の子の幼馴染が居た。
彼女のワガママに不満が溜まった僕らは、彼女が小学校からそのワガママを直してくれたら……と、卒園式の日に、不満をぶつけた。
……そして迎えた小学校の入学式。彼女は……理子ちゃんはーーーー来なかった。
……それから10年。君がいなくなった後の僕達は……大きく変わってしまった。
※「ガキ大将……そんな時代もありましたが忘れてください」の、元幼馴染視点となります。
そちらを一度読んで頂いた方が疑問も無く読めるかと思います。
あらかじめご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 16:01:20
20891文字
会話率:27%
小さい頃、リーダーとガキ大将をはき違えていた私。
卒園式の日、幼馴染の3人に自分を否定された事で、明るくやんちゃな性格から一転……自分の意思も主張できない根暗で陰気な女の子になってしまった。
ガキ大将だった頃の自分を恥じるようになり、静か
に息を潜めた小学生初日……そんな私に、唯一話しかけて来るうるさい人が居た――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 11:01:13
29246文字
会話率:45%