深い針葉樹の森と、高い煉瓦の壁によって現世から隔絶されたここは、聖峰女学院。世間様から、怪物の烙印を押された少女が集う学校。
三〇〇人ほどの化け物と、何人かの魔女が共同生活を送る、秘密の花園。
主人公、山田麻耶はひょんなことか
ら聖峰女学院に編入してきた女子高生。突然のルームメイトの失踪に「あれれ?」と首を傾げながらも、今日も平和に、青春を謳歌する。
命を狙う級友とか、変装する隣人とか、人喰い姉妹とか、そんな物騒なモノから目を逸らしながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 20:18:39
21754文字
会話率:44%
恋人に振られたばかりのヴェネツィア貴族マルチェロ・フォスカリーニは、体面のために新しい相手を必死で探していた。仕方なく顔見知りの駆け出し娼婦クリスティーナを連れて出向いた貴族の屋敷で、マルチェロは隣の部屋を覗く怪しい男を目撃する。これこそが
今回の騒動のはじまりであったーー。
18世紀末のヴェネツィアを舞台に、カーニヴァルが終わるまでの一週間を描いたヒストリカルミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 03:08:45
168461文字
会話率:43%
某高校に通う、普通の高校生「乾修二」。彼は多少運動ができる以外はたいして特徴がない。そんな彼を取り囲む世界は一瞬にして変貌した。止められぬ暴徒と化した市民、同級生、人間だけでなくありとあらゆる生き物が狂暴化。互いを殺さんと理由もなく殺して殺
して、殺しまくる。
地獄と化した市街地からかろうじて逃げ出した乾修二は、そこでとある女性に命を救われる。彼女の名は「紫堂澪」。並外れた戦闘能力を持つ紫堂は、謎の組織の意向により、パンデミックが起きた街から乾を救出する任務を全うすることになる。
果たして二人は生き延びることができるのだろうか。
完全に趣味で書く小説です。一切の表現の手加減をしません。思った事をダイレクトに書きます。よくあるゾンビものですが、至る所に私見や、風刺を混ぜたので飽きないと思います。こちらはもう一つの作品の息抜きとして書くので更新は不定期になります。
見てくださる方には感謝を申し上げます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 01:06:12
4809文字
会話率:17%
クラスメイトと共に異世界へ召喚された主人公。
授かったステータスが原因で周りから無能と蔑まれ、そして遂に殺されてしまう。
死んで魔物になった主人公は異世界を放浪する事を決意する。
※魔物になるのは第三章から、旅に出るのは第六章からです。
旧名:屍霊による異世界放浪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 18:00:00
250018文字
会話率:37%
今から気が遠くなるほど昔、世界に神が降臨した。
神は自分が作った世界を滅ぼそうとしたが、人間たちの必死の懇願により、考えを改める。
御使い(セブンシスターズ)の7人を遣わした地を箱庭(ガーデン)と呼ばれる都市にし、月に一度神の試練をクリアす
ることを存続の条件にして神は姿を消した。
時は流れ、現在。
月に一度の試練、神楽の夜(カーニヴァル)に参加するための人員を集めた組織・守人衆(クラスタ)。
若き一員・成島二真は仲間たちと共に、少し刺激的だが基本的には平和な毎日を送っていた。
しかし、ある日を境にその日常がひっくり返る。
それは、世界の終末の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 01:35:58
2279文字
会話率:41%
我流虎徹は、騎士達が死力を尽くす『騎士の饗宴』(ナイトカーニヴァル)にかねてから出場したかった。
しかし、我流は所属するトリニティ騎士団である騎士団長から『騎士の饗宴』にエントリーすることを禁止されていた。日々くすぶっていた我流だったが、好
奇心に負け、騎士団長には内緒で試合に出場してしまった。
日影朝日とデビュー戦で戦って以来。
日影のことが気になってしょうがない我流は、騎士団長との約束事を再び反故しようとしていた――。
『騎士の饗宴』で競い合う騎士達の能力バトルストーリー、始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-10 23:41:43
107614文字
会話率:19%