俺、神取雅孝は高校二年生。武闘派の高校「鏡学園」の学生だ。格闘技が主の学校、格闘技――最初はあまり興味を抱かなかった。つまらなそうに日常を平常運転していたことから父に転校を勧められた結果だというだけだ。鏡学園は父の母校でもある。当時は「番長
」と称し称されいい気分に浸っていたらしい。ほんとうにのっけは父の背なんてどうでもいいと思っていたのだ。今は違う。それなりに興味深いシチュエーションを楽しもうと考えている。俺を取り巻く環境はまあ豪華だ。空色の瞳の香田、ピンと張った背筋が綺麗な桐敷、そして万能な神様を地で行くべっぴんさんの風間――美少女三人揃い踏み。
今回の舞台、出来事、テーマは、「対抗戦」である。格闘技の深淵を標榜しているらしい鏡学園に則した格好で執り行われる部と部の戦闘だ。フィジカルとメンタルの全力全開全身全霊でもって真っ向からぶつかりあう――らしい。恐らく高校生の大会としては最高峰であろう格闘技のイベントだと考えるとテンションが上がらなくもない。風間を部長とする「ファイトクラブ」はここ二年の優勝チーム。風間が入学してからてっぺんだということだ。まあまあ面白い事実ではある。女子供が頂点を手に入れるとか――だなんて言うと、多様性が重んじられるこのご時世にあっては嫌われてしまうことだろうが。
たった一人の男――美少女どもに囲まれて幸せを謳歌する俺は連中にいいところを見せてより大きな愛情を得てやろうと考える――嘘だ。
男の価値は何を得たかではなく何をしようとしたかで決まる――異議は受けつけるし、その際には容赦なく論破してやろうと考える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 16:52:20
13330文字
会話率:66%
俺っちは〇という。〇だから〇だ、〇なんだなぁ、〇だから。名字はそうなのだけれど、たいていの「仲間」は下の名前で呼んでくれる。「○〇」とか「○○さん」って。俺っちはそのへん、心地良く思っている。自衛軍に所属し、それから某中南米のゲリラに応じた
ときにもなかった現象だ。自衛軍でもゲリラでも中途半端な働きしかできなかった俺に声をかけてくれたヒトがほんとうにいたのだから。俺は彼のために――いや、彼の組織のために働こうと決めた。ほんとうは早々に相手を見つけて結婚して、また自衛軍に舞い戻っても良かったのだけれど、それは違うと思った。俺っちはまだまだ現場第一だ。同僚のために身体を張る気概だってある――つもりだ、ううん、それは絶対だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 04:25:19
4084文字
会話率:60%
付き合い始めて一年になる女性が、僕にはいる。平たく言えば恋人なのだが、身体の触れ合いはまるでない。僕ももう二十六になる。だったらそろそろ結婚をと考えなくもないのだが……何事も順調にということはないらしい。
彼女は細い赤いフレームの眼鏡をか
けている。ほんとうに「いざっ」というときには、僕は眼鏡を取り上げても、いい? ――現状、不明だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 05:52:46
4982文字
会話率:51%
俺の名前は、村上春馬。中学2年生で、
ー村上春馬だ。
他になんて言うの?
我は、猫である?
なら、
俺は、人間である?
ー?
だらけなこの世界を生きていてたら、
ー俺は変な異世界人にあった。
柴原真央。
そして、俺にとっ
ての異世界代表、
ー神城明日菜。
なあ?明日菜。
ほんとうに、俺は修学旅行前から、明日菜をみつけていたんだ。
修学旅行で学校イチ可愛い子がスカウトされたら、告白されました。
の、主人公の修学旅行前からの視点です。
本編完結
大人気女優と平凡なサラリーマンの恋
https://ncode.syosetu.com/n5080hp/
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 06:41:40
309804文字
会話率:19%
かつて、1つの大戦があった。しかし、2人の英雄がその長きに渡る戦争を終わらせることに成功する。
そして、時は巡り現代。
2人の英雄の1人である魔術師・アインハルトの子孫、クロノベルトの元に1通の手紙が届けられる。その手紙によって彼の運命が
大きく動き出す。
手紙に従ってアインハルトの秘宝を手に入れたクロノベルトだが、その秘宝には何か曰くがあるようだが――
これは、愛を失った青年と愛した者から呪われた人形の真実(ほんとう)の愛を見つけていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 08:30:00
128198文字
会話率:50%
自分の見ているものは、ほんとうにそこにあるのだろうか。
最終更新:2024-11-04 17:00:00
728文字
会話率:37%
首を絞められて死んだ男は、気がつくと別の世界の子供として生まれ変わっていた。その世界で男は農民の息子であり、ダブルスという名をつけられて可愛がられていた。しかし男にはとある欠点があった。それというのも、男は少しだけ他人とは物事の価値基準が違
うのだ。日本にいた頃は身内たちから「場にこいつが現れたらややこしいことになるぞ」と言われるほどの所謂イカれであり、転生の影響で精神に異常を来したせいか、その異なる価値基準というものが更にフワフワとしたものになった。そこに現れたのは〝悪魔の子〟と名高い悪役令息シルバース・フェルナンゴである。シルバースはダブルスに新たな価値基準を与えた。「礼節条例」と呼ばれるもので、簡単に言えば「そこら辺にいる有象無象を天使と定め」、「社会常識や法律を逸脱した行為をする者を悪魔とし」、「悪魔は天使に対し丁重にならなければいけない」、「礼節を弁えない悪魔はほんとうの悪である」という物だった。シルバース・フェルナンゴ曰く、「これらを知っていれば万能である」と。ダブルスはこの礼節条例の恩を受け、街一番の嫌われ者シルバースの側近になる事に。家から追放された時も処刑されそうになった時も絶対に揺るがない忠誠心に戸惑いながら、シルバースはダブルスの「せっかくだから世界を見に行こう」という誘いを受けて、ダブルスと共に旅をすることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 14:15:41
32420文字
会話率:50%
単話完結のすこし怖い話を書きます。
もしかしたらあまり怖くないかもしれません。
実話ではありません。ほんとうにあった話ではありなせん。
実話ではありません。
読んでも決して害はありません
実話ではありません。
お約束します
これを読
んだことがげん因で
あなたの親族が交通事故に遭ったり
あなたの友人が病気になることはありません
どうか安心してお読み下さい折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-31 11:00:00
10510文字
会話率:3%
一糸まとわぬ裸の私。
最終更新:2024-10-23 17:00:00
527文字
会話率:0%
ジャンルを問わずに書こうと思います。小説には関係がない話しかも……です。
今のところ、マイ・フェイスの書き込みを抜き出し、マイ・ブログの言葉を編集して、マイ・日記的な雰囲気ですかね。
自分で読み返すと、自分で撮影した写真の解説である『パ
ン作り・お菓子作り』のレシピのような(^_^;) 過去に自分で書いた文章だから……許されますよね。
最近(2018・19年)は、中国語の勉強の話しが多くなっている。
2020年はコロナの影響で、お出かけする機会がもともと少ないのに、それに輪をかけたように少なくなり困ったものだ。何かしなければ……話題作りが大変だ(笑)
この場所は、ほんとうに日記のような文章になってしまいました。
これからも、よろしくお願いいたします m(__)m
2020/09/22 あらすじの追加です。今日は姉の誕生日です \(^O^)/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 20:43:52
300062文字
会話率:5%
【自サイトにて、2004年12月~2005年4月に発表した作品です】
「偽りの恋人」から五年後。
脇坂家のクリスマスの出来事を、ちょっぴりファンタジックな味付けで認(したた)めました。
最終更新:2024-10-10 09:00:00
36772文字
会話率:39%
高校生になったばかりの春日 陽子(かすが ようこ)は、自分を愛情に欠けた人間ではないかと思い悩み、自分を変えようと努力していました。
その努力が災いの元となり、奇妙な憑き物を引き寄せてしまう。
陽子はほんとうに愛情に欠けた人間なのか、
憑き物は陽子の何に引き寄せられたのか。
陽子が憑き物との奇妙な関係を通して自己成長する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 07:08:31
12875文字
会話率:39%
もし、夢がほんとうに叶うなら。
キーワード:
最終更新:2024-09-27 08:20:28
277文字
会話率:0%
ほんとうを云うと、なにが真実かなんて、わからないのかもしれないけどね。
キーワード:
最終更新:2024-08-31 15:35:45
306文字
会話率:0%
ほんとうに、そうなのかな、とは想いつつ。
大人になりたい罪は綺麗で?
キーワード:
最終更新:2024-08-13 23:07:28
333文字
会話率:0%
ほんとうにそこが、どん底なのかい?
最終更新:2024-09-25 12:20:00
1333文字
会話率:0%
恋愛短編は処女作です。普段はエッセイ専門ですが、筆者なりに読んだことも書いたこともない恋愛作品などをここに(おい)。女主人公とも男主人公ともとれるお話。けっこう怒涛の展開となるので、ご都合主義な溺愛ものみたいにはなっておりません。ひょっとす
るとサスペンスか、これ? 主人公がいったい誰なのか最後まで分からないお話。舞台は中世の架空の神聖ローマ帝国風。貴族社会の裏物語とでもいっておきましょう。連載や時代小説でもないのに、なんでこんなに冗長にあらすじを書いているのかというと、それは秘密です(筆者の他作品であるエッセイを参照)。とりあえず美男、美女の挿絵(画像)が出てきます。まあまあイメージどおり、画像生成のAIで作れたので、それだけでもご覧ください。物語の最後が、まさに今から始まる壮大な物語の序章のようになっております。戦記モノになって騎士たちが戦争へと明け暮れるような展開もよし、無血クーデターを起こすトリッキーな宮廷闘争の物語にするもよし、どうとでもなりそうな結末。え、これほんとうに恋愛小説なのかって? ん、あとがきでも書いているけど筆者的には十分最高のカップルになったんじゃないかな、と思うよ(思うよ)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:26:38
3266文字
会話率:52%
大谷選手の活躍は、現実の絵に感じにくい。感じにくいけれども、一応は、現実の活躍だろう。それを思えば、自分の憧れとか、望みとか、それらはほんとうにあったのかどうか、わからない。懸命に、、、そういう言葉だけが、喉の奥に残った。皆さん、好きなこと
を懸命に、、、好きなことがわからなければ、目の前のことを好きと考えて、もしそれが許される環境なら、必ずそうして欲しいよ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-22 01:53:58
525文字
会話率:0%
何かが途切れたとき、雨が途切れたとき、ほんとうの自分ではない自分に気がつく。でも、誰かにそれを知らされるのは怖い感じ。合間、合間、そっとしておいて欲しい。
最終更新:2024-07-20 06:46:28
347文字
会話率:0%
季節が変わるごとに、少し、また少し、思い出す。ずっとは、考えようとしない。でも、少し、また少し、思い出すよ。ほんとうはね、もう、側に行かせてもらっても、いいんじゃないかと。少しが、重なると、そういう感じがしてくるのは、自分だけかな。
最終更新:2024-03-08 22:40:49
277文字
会話率:0%
ミカは、夫を心から愛している。しかし、夫はミカを嫌っている。そして、彼のほんとうに愛する人はミカの双子の姉。彼女は、夫のしあわせを願っている。それゆえ、彼女は誓う。夫に離縁してもらい、夫がほんとうに愛している双子の姉と結婚してしあわせになっ
てもらいたい、と。そして、ついにその機会がやってきた。
※ハッピーエンド確約。タイトル通りです。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:31:52
10944文字
会話率:18%
ある日の午後、ルミ・オースティン公爵令嬢は、婚約者であるクレイグ・バークレイ王子と双子の姉のマリーの情事を目撃してしまう。ルミは、ふたりの不貞に気がついていたものの実際に目撃してショックでその場を立ち去る。が、その彼女を追いかけてきた者がい
た。それは、婚約者クレイグの双子の弟のローレンスだった。ローレンスは、ルミの双子の姉マリーの婚約者。ローレンスもまた、自分の婚約者と双子の兄の不貞に気がついていたのだ。ローレンスはルミに提案をする。「自分たちの婚約者にざまぁをしないか?」と。
母の死のショックで声を失ったルミと「白豚王子」と蔑まれているローレンス。ふたりの逆転のざまぁがいま始まる。
※ハッピーエンド。クズ婚約者にざまぁをする王道のストーリー。ご都合主義のゆるゆる設定はお許し願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 18:39:23
10677文字
会話率:27%
「おまえは、ほんとうに愛を選択するんだな?」
王宮で行われたパーティーの後、公爵令嬢のスミ・クロークは生まれたときから定められている婚約者であり第一王子のスライ・コパーフィールドから「愛」か「金貨」かの選択を迫られる。スミは、実母が亡くなっ
て以来家族からは虐待を、スライからはいっさい顧みられることなくすごしている。「金貨」を選択すれば、家族や婚約者から逃れて生活が出来る。しかし、読書だけが心のよりどころの彼女は、書物に登場する多くのヒロイン通り「愛」を選択すればいつかはしあわせになれる。婚約者の愛を得ることが出来ると信じ、「愛」を選択した。が、その結果は、凍土への追放。そして、飢えと寒さでの死、だった。婚約者のスライは、彼女の義姉と不義を重ねており、彼女を始末したかったのである。しかし、スミは死に戻った。彼女は、決意する。つぎは本音のまま生きよう。「愛」と「金貨」の選択は、全力で本心をさらけだすのだ、と。そして、いよいよ選択するときがやってきた。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ドアマットヒロイン、死に戻りの王道のストーリー。いつも通りご都合主義のゆるゆる設定はお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 19:29:36
16500文字
会話率:26%
少年が成長とともに忘れてしまったほんとうの夢を思いだす旅の物語
キーワード:
最終更新:2024-09-06 15:52:48
968文字
会話率:0%
ある日、突然に故郷の村がどこかへ消えてしまった。
途方に暮れていたところに現れたのは、ヨロイに亡霊が取りついたモンスターだった。
彼は人間の子どもに親しげに声をかけ、自身の夢であるという世界一周の旅に誘う。
この場でじっとしていても村が見つ
かるとは限らない。なら、このモンスターの仲間になるふりをして利用してやろう…と子どもは考えた。
モンスターは自信を「船長」と呼ばせた。子どもにも名乗るよう要求したが、人間にとってモンスターは敵だ。ほんとうの名を教えるわけにはいかなかった。
子どもは、新しい名を船長に考えてもらうことにした。船長は子どもに「ミナライ」と命名し、ふたりは旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 16:42:57
101390文字
会話率:58%
長年の功績が称えられ、父が男爵位を賜った。
皇子殿下が視察に来た――――だけのはずだったのに。帰らない。
皇都で私は『農民上がりの野生児』だと揶揄されているようだが、それどころではない。皇子が我が家に居座り続けているし、皇帝も承知の上なのだ
。気を抜くと一生いそうな気がする。ほんとうに、それどころではないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:07:46
7401文字
会話率:47%
ほんとうの強さってなんだろう。うまい生き方ってなんだろう。自分って、なんなんだろう。
きっとこの旅の先に、その答えはあるはず。
テントとバイクと羽織を持って、47都道府県踏破の旅へ。
あなたも一緒に、日本を巡ってみませんか?
最終更新:2024-08-11 12:51:47
287595文字
会話率:49%
──勇者の娘は、厄災《いもうと》に恋をした。──
魔王を討った勇者を両母にもつ貴族令嬢『ミオ』は、
樹海奥地の荒廃した神社をさまよう人造メイド『コタ』とであった。
真冬なのにボロボロのワンピを着て、
迷いこんだ私のあとをずっとついてくる
、推しのアイドルと同じ顔の少女。
放っておけない。
こんな場所で、ひとりぼっちで。きっと怖い思いをしてたんだよね?
「だいじょうぶ。お姉ちゃんまだ帰らないから安心して」
「ほんとうに『おねえちゃん』なの?」
人恋しくて、魔術契約をかわし、
何度もリセマラをかけては、好みの性格になるまで、抱擁を繰りかえす。
「おねえちゃん大好き! 愛してるのです! 尊いのです! 妹《およめさん》になってもいい? いいですよね!」
「ああもう! こんなの魔力の無駄遣いよ! 快活で甘えたがりな妹なんて大っっ嫌いなんだから!」
「大丈夫。おねえちゃんは何も心配しなくていいのです! だってコタがおねえちゃんの──」
“恩返し”として互いの身体を入れ替えられ、
引きこもりがちな私の代わりに、公女として表の舞台に立ってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:00:00
3939文字
会話率:0%
ほんとうは、自分の嫌いな虫というものについて「でも嫌いな相手にだってこんないいところもあるんだよ」というゴールに持っていく詩にする予定で書き始めました、が、ちょっと「いいところ」を見つけるには無理があるほどに俺の虫嫌いが深刻だった結果、ただ
の罵詈雑言ができあがってしまいました。でも、特に申し訳ないなどとは思っていません。それだけ虫が嫌なのですりこういう気持ちは、どこかで吐き出しとかないとあとでパンクします。
虫はこの世から消えてなくなってください。比喩とかじゃないです。ストレートに「虫」という意味での虫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 02:57:04
650文字
会話率:0%