「ルージュ、お前の瞳は神様に愛された色なのよ」
「ルージュ、貴様の瞳の色は不吉で、厄災を呼ぶ色だ」
元公爵令嬢のルージュは石榴の瞳を生まれ持ったため、王城の物置部屋に追いやられ、不遇な扱いを受け続けてきた。
そんな彼女はこの世界を守る【国境
塔の神】の書物を読み解き、いつかその場所に行きたいと望んだ。【国境塔の神】は人の持つ色を好み、その色に込められた思いを食らうという。彼なら自分の願いを叶えてくれるかもしれない──そう一縷の望みを抱き、彼女は生け贄として【国境塔の神】に赴くのだが……「君は間違いなく【人】だ。であれば、僕の話し相手になってくれないだろうか」とカミ様に気に入られてしまい?
風土記系競作企画「構」に参加しています。
http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku/2024_01_kamae/kikaku.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 08:39:17
9320文字
会話率:29%
入学式から約一ヶ月程が経過し、クラスでの友達グループも固まりが完成しつつある中で、その色に馴染まずにただ傍観者の様にクラスメイトを眺めていた。そんな中で唯一自分に話しかけてくれたのが桐内だった。気だるく、静かに、観察を決め込む静寂な学校生活
を望んでいた僕にはまさに計画通りだった。常に周りでは感情の変化がキラキラと輝いており、その様を興味索然と高校一年生の僕は長い前髪越しから虚ろな瞳で捉えていた。そんな自分を見かねてか桐内が釣り部への入部を促し、お互い入部する形となるが部員は最低でも五人は必要な為、クラスメイトを誘う作戦に出る。
入部を果たし、他人にはあまり干渉をしない様に心がけていたが、知らず知らずの内に大事件(トラブル)に振り回され、次第に彼自身の環境がシッチャカメッチャカに包まれる。
それと同時に様々な感情の起伏を垣間見る機会が増える様になり、失ってしまっていた感情に少しずつ変化が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 14:02:45
197739文字
会話率:58%
十二歳で女神様から頂戴するスキルの蕾は、その色によって、蕾が花開いた時に得るスキルのレア度がわかる。
中でも最高峰の虹色の蕾を得たザマァル・モーオソーは、すぐさま貴族に買われ、過保護に育てられた。
中でも、スキルの蕾を開花させるため
、日々最強の冒険者たちが弱らせた死にかけの魔物に、トドメを刺すだけというくそったれた冒険者生活は、彼をすっかり腐らせる。週刊誌に載る冒険者のスキャンダルを見て、「ざまぁ(笑)」と嘲笑う程度のクズだ
ある日、スキルの蕾が開花した。
そのスキル名は『ざまぁ(笑)』。パーティの仲間たちは、普段のザマァルの行動から、女神様に嘲笑われ見捨てられたのだと、ザマァルを追放。元仲間たちからそれ以上の仕打ちを受け、ザマァルは全てを失ってしまった。
だが、そんな扱いを受けるのも、クズになってしまった自分の自業自得。そんな自分に、「ざまぁみろ、ザマァル・モーオソー」と叫んだ、その時。
「ステータスが、上がってる……?」
これは、『ざまぁすればするほど強くなる」スキルを得た男が、ざまぁしながら世界最強になる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 19:19:01
71240文字
会話率:40%
暴風雨の後の冷蔵庫は底を尽き、買い物に行くことになった。
寄り添い合うようにして、道を歩いていた時の事、寄り道を提案される。
落ちた真っ青な実。その中でぽつぽつ転がる真っ赤な実。
梅酒買うか。
うん。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
熟れた実を見つけたら、口に入れそうでヒヤヒヤしますよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 13:39:50
753文字
会話率:69%
人類には明確な区分があった。
肌、髪、瞳。その色によって所属が明確化され、異なる色の種族は【異族の忌避】によって互いを嫌悪する。
そんな世界に生まれ落ちた、異なる色を持ち合わせる混血のアダンは何を思うのか―――
最終更新:2023-02-26 16:53:03
141650文字
会話率:25%
バラの花言葉って知ってる?
答えは「愛」。そして、送る本数やその色によって意味合いが変わってくる。
男でも女でも、一度は大輪のバラの花束を持って、好きな相手に送りたいって思ったりしないだろうか。
これは、俺が本気で好きになった彼女を一生かけ
て幸せにすると誓うまでの恋愛話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 21:00:00
5233文字
会話率:26%
水色の照明が部屋を照らし、白い壁と床はされるがままにその色に染まる。
我々の六人の顔も例外ではない。
その色の下に緊張、自信、怯え、様々な表情を浮かべ
白い大きな台座を囲んでいた。
台座は床よりも少し高い段の上にあり
その大きな台座の真ん中
には、不釣合いな小さな赤いスイッチが固定されている。
まるでショーケースの中、クッションに寝かされたダイヤ。
重厚な存在感を放っている。
我々がそう感じるその理由。
このスイッチを押せばこの中の誰かが死ぬ。
なぜ私がこの状況にあるかを今、振り返る意味もそれに思考を費やす意味もない。
ただ、生き残れば大金が手に入る。
やるしかない。私は、いや我々は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 11:00:00
3045文字
会話率:15%
俺は、早い時は一週間で車の色を別の色に変える。
飽き性ってわけじゃないんだ。
でもそういうものなんだよ。
その色に出会うまでは。
最終更新:2021-05-07 18:18:45
349文字
会話率:0%
今日感じたことです。
最終更新:2020-11-14 11:51:45
263文字
会話率:5%
色を変化させ、その色に応じた反応を起こせる能力。そんな力を持った男が異世界に転移した。
最終更新:2019-06-17 12:08:33
951文字
会話率:0%
~TUESDAY~悠sideのお話。
真由の知らない悠の姿が見られます。
━━━━━━━━━━━━━━
一目惚れって信じる?
初めて愛した女は
真っ白なキャンパスのような人だった。
誰かが色をつければ
その色に染まってしまう、
そ
んな純真無垢な女性。
真由……
君は今、幸せですか?
━━━━━━━━━━━━━━
この小説を開いてくれて
ありがとうございます。
~TUESDAY~を読んだ事がない方は
先にそちらを読んでくれた方が
楽しんで貰えると思います。
悠視点でのTUESDAYをお楽しみください。
大人の恋愛小説。
エッチな表現が少しありますが
性描写はありません。
最後まで温かい目で
お付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-17 04:54:29
2416文字
会話率:12%
名前のない色―――
今回は自然を感じる色、緑を中心に自分が感じるまま、思うままに書いてみました。原色で派手目な色が日常に多い中自然な色を見かけるとちょっとほっとします。
あなたはその色に何を感じますか?
最終更新:2019-04-05 19:59:00
1074文字
会話率:0%
日常に日々触れる色を文字で表現してみました。ここでは赤、青、暖色を詩っぽく書いています。
何色と一言言っても、その名称以外にも色んな色合いがあります。情熱の赤、憎しみの赤、寂しい赤など……
おんなじ色でも感じ方ひとつで色味が変わるのが面白い
と思ったので私が感じたままの感情で表現してみました。
皆さんはその色にどんな感情を込めますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 23:23:12
1722文字
会話率:0%
女の子は必ず純白の羽衣を持って生まれてくる。
誰にだって見せてはいけない。
見せるのは、伴侶のみ。
世界は色で構成されていて、全ての基準はその色による。
赤紫の家で養われたしきと、全ての絶対君主である黒の家の当主黒夜と、それらを取り巻く
周囲のお話。
初投稿、の書き直しです。改稿しまくりの亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 20:51:40
16744文字
会話率:36%
章ごとに色分けして、その色にあった恋愛を描いていきます。
作中に名前は出さない予定なので好きに呼んであげてください。
最終更新:2018-01-31 20:31:16
29504文字
会話率:29%
数年前とある学者が発明した機械によって人々の職業適性を色で判別できるようになった世界。
あるものは赤、またあるものは青…様々な色が機械で判別され、その色に沿った職業につけばまず外れがない、
才能が存在し、一流になれるといわれている。
しかし例外も存在する。ごく稀に色が認識されない。透明と判断される場合がある。
その場合は無職、どの職にも適性がない。残念な人、最悪のレッテルを張られる。
透明と認識されると人々から忌み嫌われるまではいかないが、少し社会で生きずらくなる。
「色が認識されません、“no color”です。」
「は?」
おかげで俺の学生生活は終了した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 12:42:46
4088文字
会話率:44%