いよいよダンスが始まる。本来なら、私はブレイディ第一王子と踊らなければならない。だが、彼はすぐにマイア嬢の手を取っていたから、今宵は踊ることもないだろうと思っていた。
ブレイディに嫌われていても、婚約が解消されたわけではないから、私をダンス
に誘う強者などいるはずもない。
私は、さっと身を引き目立たない場所に行こうとしたのだが、なぜかあの人がその青藍色の瞳でまっすぐに私を捉え、迷うことなく私の下に来た。
「レナリア嬢、私と踊ってくれませんか?」
「エドウィン殿下、お誘いは嬉しいのですが......」
――ここから始まる婚約破棄(?)騒動になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 08:18:33
13285文字
会話率:33%
『魔女とは、概念である。肉体を持たない魔女のことを、東の果ての国では、「式神」と呼んだりもする』
魔女のソルシエールは猫のように気ままな生活を送ることを理想としている。休みたい、寝たい、働きたくない。王さまあっち行って。そんな想いとは裏腹
に、古今東西のお姫さまたちに振り回され、今日もあちこち、自称・弟子の赤ずきんと飛び回る。そんなソルシエールのおとぎ話!
一章 : 理不尽な王に呼び出されて王宮に出向いたソルシエールは「消えた旧ペロー公爵嫡男の婚約者を探してほしい」と依頼を受ける。偏屈な警部とその部下の刑事、それから赤ずきんと山間の古城に出向くが——? クローズドサークル。「君が好き。シンデレラ編」
二章:赤ずきんは狩猟会のメンバーと共に『白銀の森』に狼を見に行った。ところが帰国予定の二週間を過ぎても、家に帰ってこない。彼の祖母のメジーに頼まれて、ソルシエールは北の国へと彼を探しに出発する。果たして赤ずきんはどこに? 「君は君。笑わない王女編」
三章:「君のそばへ。白雪姫編」準備中。
高校生の時に書いた改作の、さらにまたその改作。だいぶ変えて、ワイダニット系ファンタジーに仕立ててみました。全七章予定してます。一章ごとに完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 06:04:44
221224文字
会話率:43%
人を攻撃するのは苦手です。けどそういう部分がないわけじゃない。ちょっと掘り起こしてみよう。
さぁ、何が出てくるでしょうね?
2019/11/20 暮伊豆さまよりタイトルバナーいただきました!暮伊豆さまありがとうございます!
暮伊豆さまの
代表作「異世界金融」はこちら
異世界金融
https://ncode.syosetu.com/n5466es/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:15:40
13973文字
会話率:7%
かつて、はてぶランキングの常連だったブログ
わたしは、あのブログ主に恩がある
最終更新:2024-03-30 23:11:22
1543文字
会話率:5%
冷静に考えるとこれはとても恥ずかしい文章なのではあるまいか?
最終更新:2020-01-24 02:11:50
441文字
会話率:0%
ある王国に生まれた金髪碧眼な王子はわがままで癇癪持ちでプライドだけ高く嫌われている。婚約者選定のお茶会にあろうことか高位貴族の令嬢は貧乏伯爵令嬢アンジェリーナ以外欠席してしまう。アンジェリーナはそのまま妃教育として王城に軟禁される。その時前
世で読んだ、どSヤンデレ王子に凌辱されたあげく王家の罪を背負わせられ火あぶりにされる救われない小説の王妃に転生したことを知る。死にたくないし、なんなら王子、夫(笑)なんて大嫌いですが、という気持ちで初夜の晩を迎えた。そんなアンジェリーが初夜と王家をぶっ潰すお話です。中世西洋のイメージですが、場所文化などは架空の場所です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 19:00:00
4833文字
会話率:17%
「もうやってらんねえんだわ」
長年にわたり伯爵領の治安維持に従事した、とある傭兵団がその任務を継続することは出来ないと撤収することになった。
さて、どうして彼らは辞めることとなったのだろうか?
最終更新:2023-11-06 18:02:07
6282文字
会話率:51%
<MAGNET MACROLINKサービス終了に伴い、小説家になろうに移転しました>
「お姉さまあれを見て。私たちよ」
「お姉さまは不思議なことを言うわね。いつものことだけれど。それは鏡というものではなくて?」
「お姉さまの世界には鏡があ
るのかしら」
「実在はしないけれど、存在するわ」
「そうなのね。だとしたらそれは単なる知識ね」
「ええ。愛されるべき記憶ではないわ」
「それならお姉さま。私と一緒に、愛されるべき記憶を集めていきましょ」
「それは素敵な提案ね。きっと幸せが待っているに違いないわ」
「ええ、お姉さま」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 19:00:00
7697文字
会話率:100%
よくある設定の悪役令嬢の周りのポンコツが次々論破されるお話です。
最終更新:2023-01-09 15:34:18
17525文字
会話率:47%
『ヨハン・アンダスをやめさせろ』という手紙がヨハンの勤め先に届く。
その手紙をヨハンはいたずらとしか思わなかったが、これがどんどんおおごとへと発展して行く。
最終更新:2022-01-13 18:00:00
3134文字
会話率:5%
私の日常を書くお話が最近続いておりますが、そろそろ終わりが見えてきましたね。
皆さまお分かりかと思いますが、私の現在の状況をそれとなく反映させてお話を書いています。
読んで楽しめるかどうかわかりませんが、こんな奴もいるんだな…と他人の日常
を覗いていただけるかと思います。(^_^;)
楽しいお話が書けるような気持ちになりつつあります!
暗くて重いのはそろそろやめましょ。笑
お付き合いいただいている皆さまありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 11:20:39
677文字
会話率:0%
妹をいじめた罪で婚約破棄をされて辺境送りになった私は途中で盗賊に襲われ、魔法使いに助けられました。妹にいじめられていたのは私のほうなんですが。信じてもらえませんでしたわ。そしてその魔法使いの師匠に弟子入りして数年後、なせか依頼者として王妃に
なった妹がやってきたのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 18:11:54
1570文字
会話率:61%
バーネット侯爵家は、多忙を極めた父は余り寄り付かず、1人娘シャーロットと家族の様に温かい使用人と皆で穏やかに過ごしていた。
その侯爵家に嵐が吹き荒れる事態が起きたのだ。
父の溺愛していた弟が亡くなり、その嫁と娘を屋敷に迎えた事で穏やかな生活
は終わりを告げた。
従姉シャーロットの物を奪う従妹ロランナ。黙認する叔母リンダ。
多忙を理由に、何故か静観する父。
シャーロットの平穏な日々は戻るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 12:00:00
42975文字
会話率:35%
人類のステータスが3桁+少数第3位までの世界。
主人公ラルクはステータスを管理する天使の手違いで全ステータスを一般市民の平均である
150.000(ひゃくごじゅう)
でなく
150,000(じゅうごまん)
にされてしまう。
成長
したラルクは勇者の代わりに魔王を倒すが、その直後に勇者と国王に裏切られたので祖国を捨て隣国でのんびり暮らすことを決意する。
一方、魔王討伐の手柄を横取りした勇者と国王はでかい顔をしていたが、彼らは知らなかった。
魔王を超える存在、大魔王の魔の手が世界に迫っていることを。
※筆者が日ごろの鬱憤をぶつけるためだけのバカ小説です。
※主人公は意味もなく裸になることがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 19:00:00
70386文字
会話率:48%
要約すると、人生を接客業にかける1人の女性の話。
接客業は、本当に忍耐と喜びのある仕事だと思う。なぜなら、色々なお客さんがいるからだ。
酷い客もいる。だが、とても優しいお客さんもいる。
色んなお客さんと接する中で、自分も成長できる。
あなたは、お客さんにとしてお店に入った時、どんな店員さんだったら、気持ちのよい買い物ができるだろうか。
「客は神様じゃない」って言われるようになった現代。
お客様からお客さまに変わった現代。
店員のきもち。お客さまのきもち。
お客さまあってのお店。
店員あってのお店。
お互いが、お互いを尊重しあってこその今なのではないか。
色々とイライラしやすいご時世ですが、少しでも他人に対して優しさや思いやりを少しでいいからもって欲しい。
はじめに。
自分がイライラしても表に出さず、相手がどのような印象を受けるのか、お客さんだろうが店員だろうが、皆、人間なんだって事を心にとどめてほしい。
相手の気持ちを考えなきゃいけないんだなって少しでも伝わればいいなと思い執筆した次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 23:51:51
249文字
会話率:0%
『はるシア』の著者乾が、出佐由乃様の『ところのかみさまありがたからず』の舞台をお借りして、お互いのキャラを使って遊んでみました。二次創作になるのでしょうか。クロスオーバーとかかっこいいこと言うのでしょうか。
とりあえず、『遙かなるシアラ・
バドヴィアの軌跡』に登場するティリルとリーラが、『ところのかみさまありがたからず』の世界に飛び込んで、まったりして帰ってきます。異世界転移の理由づけに、ちょっとだけ「プロジェクト・ストラベル」の設定も持ち出しました。
やりたい放題してすみません。でも由乃様に快くご許可頂けたので有り難かったです。由乃様ありがとうございます!!
※この作品は「N0155FM」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 11:00:00
13581文字
会話率:54%
以下のジャネットの日常風景が、タピオカに侵食されていきます。→→→
「カモノハシではありません、郵便局へお越しください」
中納言さまの決めゼリフが終わり、テレビのスイッチを消したジャネットは、シ
ャワーを浴びに行った。
サッポー時計が十二回歌って、時を示す。合わせて、ジャネットも鼻歌を歌う。今日は気分がいいのか、ショコラの入浴剤を使って、ルートヴィヒの『クロイツェル・ソナタ』を歌っている。
リー、リー、リー。
玄関のベルが鳴って、ジャネットは慌てて葉巻を身につけて、ドアを開ける。
「どちらさまあ?」
入ってきたのは、隣国の大使、サラセニア火山隊長だった。
「やあ、ジャネット。さてはお風呂に入っていたね」
「やだ、どうして?」
「間違えて煙草を着てる」
「あ、あら恥ずかし」
サラセニア火山隊長は、桜餅を持ってきてくれたのだった。
「あらやだ、やあだ、美味しそうな桜餅だや」
ジャネットは葉巻姿のまま彼女を招き入れると、ふたりで一緒に桜餅を食べることにした。
ジャネットが包丁を持ってくると、
「サマになってるね」
「え?」
「まるで、サスペンス映画だ」
ジャネットは顔を真っ赤にしながら包丁をふるって、「ていやー、あちょう!」と桜餅を切った。
すると、どうだろうか。
「きゃー!」
なかから出てきたのは真っ赤なマグマに似たツブアンたち。
「きゃー、美味しそうっ」
こうしてジャネットとその友人である大使は、大人のひとときを過ごしたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 00:30:49
5254文字
会話率:50%
ほとんどの作品に1:1評価を付けられ落ち込みましたが、私は小説を書くことをやめません……というタイトルそのままのエッセイです。
*いただいた感想は低評価で落ち込んでいる全ての方への励ましと応援になると思います。
皆さまありがとうございました
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 02:34:23
1717文字
会話率:0%
「今までお世話になりました。」櫻子はとうとう転生をすることになった。希望通りの可愛い見た目に満足だ。しかし、何かがおかしい…
可愛い見た目で楽しい人生のはずがこんなことになるなんて……
神さまあんまりです!
最終更新:2019-09-11 11:18:38
63836文字
会話率:54%
地方大学の学生、伊勢笑(いせえみ)は、長い春休みの真っ只中。
そんなとき、ふと見つけたネットの記事。5年前に起きた地底湖での事故。
やることないし行ってみるかぁ、で異世界転移!?
アホの子けもっ娘魔族の子、火憐(かれん)と、謎多き
永遠の二十歳、”せんせい”とともに送る、自力で異世界に行っちゃう系女子大生の、ほのぼの日常新生活物語!
※『神様がいない異世界新生活』のリメイクになります。元作品の方を未読の方でも問題なく読むことができます。内容が一致する部分も多いですが既読の方もお楽しみいただけるようにします。
『神様がいない異世界新生活』(リメイク前) → https://ncode.syosetu.com/n3609ex/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 20:30:03
34166文字
会話率:61%
子爵家の次女アイラ=カーライルは、姉のグラッサが婚約者を捨てて冒険者と駆け落ちしたことを受け、急遽姉の代わりに婚約者とのお見合いに臨むこととなった。奔放なグラッサに振り回され婚約破棄されたアドラス=ウェリングも不承不承お見合いに臨むが、そ
んなお見合いが上手く行くはずもない。だが、器用貧乏で剣も魔術も一流には届かずとも努力を続ける負けず嫌いのアイラと、天才肌だがお人好しの魔道具職人アドラスの相性は妙に良く、次第に二人は惹かれあっていき、またアドラスの作り出した魔道具によってアイラの努力は実を結び開花していく。
二人は周囲に祝福されて順風満帆に夫婦となる……かと思いきや、駆け落ちした姉のグラッサと駆け落ち相手の冒険者フィデルが一級指定危険ダンジョンの攻略を目指し、その功績を持って国からの恩赦とカーライル家の家督を奪おうとしていることが明らかになる。アイラとアドラスはダンジョン攻略を出し抜いて二人の野望を止めるため、ダンジョンへと旅立つのであった。
※最終的にはざまぁ要素あり
※逆ハーやハーレムはありません
※あまあま(序盤以降)
※俺TUEEEというか私TUEEE要素出てきます(序盤以降)
※2017/12/29 第八回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞において金賞を受賞しました。
みなさまありがとうございます!
※書籍版発売日が2018/10/2に決定致しました!
また書籍化に伴い改題となったため、
「婚約破棄して駆け落ちした姉の後始末に東奔西走する貴族令嬢と寝取られ社畜男爵の、小さな恋と冒険の物語」は旧題となります。
あらためてよろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 19:00:00
261731文字
会話率:48%