俺の名前は佐倉迅。ただの高校生……ってわけでもない。俺には"チョイ能力"がある。具体的に言うと、目が合った相手の心が読める。でも、それは一瞬だけ。だから、大したことはできないし、むしろ厄介なだけだ。
この能力のせいで、
俺は人間不信になった。クラスメイトが俺に向ける表の顔と裏の本音のギャップを知りすぎたせいで、誰とも深く関わりたくなくなった。だから基本、ボッチで根暗な日々を送ってる。
そんな俺の前に、やたらと明るくて距離感のバグったクラスメイト、橘ひかりが現れた。こいつは俺の態度が冷たくても全然気にしないどころか、グイグイ話しかけてくる。そして、何を考えてるのか分からないくらい、いつも飄々としてる。普通ならうっとうしいだけのはずなのに、こいつの前では妙に気が楽になることがある。
……まあ、それだけならまだよかった。
なぜか、適応者特別監視班とかいう組織に目をつけられたり、女児向けアニメ「ブリギュア」オタク、ロリコン教師、元悪役令嬢などクセの強い能力者が次々と絡んできたりして、俺の平穏な日常は完全に終わった。おまけに、クラスには「暗黒大魔王」を自称する厨二病の転校生までやってきた。
俺はただ静かに暮らしたいだけなのに、どうしてこうなるんだ……。
だけど、いろんな事件に巻き込まれていくうちに、俺は少しずつ気づき始める。
この能力が"チョイ"だろうと、それでも俺にできることがあるかもしれないって。
"目が合った瞬間だけ"なんて中途半端な力だけど、それをどう使うかは俺次第だ。
……はぁ、面倒ごとには関わりたくないんだけどな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:43:09
23749文字
会話率:46%
あらすじ詳細は別項記載です。
あらすじ、本文の各ページ冒頭には、注意事項を記載しております。毎ページあってうっとうしいかと存じますが、感想トラブル防止のため、なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。また、当該注意事項をご了承
いただけない場合には、【閲読は固くお断り申し上げます】。
本作は「pixiv」(2024年7月11日投稿)にも掲載しております。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22541269
なお、「第一巻」「第二巻」は、2024年7月11日現在、「pixiv」のみの掲載です。
『寿国演義 第一巻 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘』
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18418837
『寿国演義 第二巻 無邪気皇后銀鈴、茶番で投獄されるのこと』
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18420994折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 17:54:40
124806文字
会話率:48%
子爵令嬢ユリーティアは、伯爵令息ルーゲンから婚約破棄されてしまう。
「頭に『あ』をつける喋り方がうっとうしいから」という理由であった。
これで傷心したユリーティアは社交の場で口を利かなくなってしまい、“無口令嬢”と呼ばれるようになってしまう
。
そんなある日、ユリーティアはアトルという人懐こい青年と出会う。
アトルの陽気さにユリーティアも少しずつ心を開いていく。
そして、アトルは自分の正体を打ち明ける。
「僕はこの王国の第二王子アトル・ヴォルクハイトだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 16:40:07
6028文字
会話率:48%
伯爵家長女→中等部3年のとき義母と義妹出現→卒業式で公爵令息から婚約破棄→義妹いじめの冤罪で平民落ち→孤児院から公立高校→え? 殿下の提案で聖騎士? →え? え? 溺愛の証の神器の鍵?
不本意な進路の厳しい教育でも有能さを発揮し、「様」
と呼ばれる立場になり仕事に励む聖騎士女子リユユ。殿下への身分違いの恋はかなわないと諦めているのに、溺愛ほのめかしがうっとうしい。陰謀が怖いし、殿下に想定外の仕事を突然無茶振りされるし、悩みはつきないけれど、託された神器の鍵を活かして、義家族がらみの陰謀を打倒してざまぁ、自分も国も幸せになります!
ゆるゆる設定。他サイトでも投稿。
2023-09-03更新あらすじ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:30:01
6539文字
会話率:30%
僕は友達とよくお墓で遊んでいた。
この時期うっとうしいのが小さな虫だ。固まって飛んでる。その無視にイラついていつも持ち歩いていたライターに火をともし、無視に向かって歩いていった。
そんな僕らに起こる不思議かつ恐怖の体験だ。
アルファポリス
、FC2、Amebaブログ掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 16:36:26
1982文字
会話率:25%
俺の名前は佐藤充勇二(さとう みゅうつー)。
女の子はルックスじゃない、声だ!っていうのがモットーの陰キャ高校生だ。
VTuberのるしらちゃんの声に癒されるのが昼休みの日課だったりする。
だが、最近は少しだけ事情が変わった。
「まーた
VTuberなんか見てガチ恋こじらせてるんですか」
後輩である姫谷陽葵(ひめたに ひなた)に毎回絡まれて、俺の平穏な昼休みは崩れてしまっていた。
「この美少女JK陽葵ちゃんがわざわざ来てるんですよぉー? だから相手してくださいよ、せんぱーい♪」
あぁもう。
毎回うっとうしいたらない。
どうしてこうルックスはいいのに声はこんな残念なんだよこいつはっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 19:05:27
35605文字
会話率:38%
大学生になった堀越涼太は入学早々、初回の講義を受けることに気が進まない。それは在学生が行う勧誘活動がうっとうしいからだ。新入生目当てに部活動・サークル活動に誘う声かけやビラ配りが激しく、なかなか教場までたどり着けそうにない。「もういい」と帰
宅を決め、涼太はキャンパスに背を向ける。しかし、そこへビラを持った女子学生が声をかけてきて…。
一年後、涼太は新入生から勧誘者になる。
(この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 00:07:45
72475文字
会話率:50%
※この作品は、 https://ncode.syosetu.com/n6783gu/
の連載版です。
「嫌い。もうこれ以上近寄らないで。」中一の時に断たれてしまった幼馴染との縁……そんな彼女、実はかなりのツンデレだったようで……?
2
021年2月24日、日間ランキング7位獲得! +同日に6位獲得!
同年2月25日、日間ランキング三位獲得!!
※不定期投稿の為、ゆっくりお待ちいただける方のみお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 01:28:37
74895文字
会話率:71%
本編→ https://ncode.syosetu.com/n7060gu/
色々あって別々に投稿することになりました。
多分本編読んでからのが楽しめると思います。
最終更新:2021-04-26 21:08:08
2379文字
会話率:59%
「嫌い。もうこれ以上近寄らないで。」中一の時に断たれてしまった、幼馴染との縁……そんな彼女、実はかなりのツンデレだったようで……?
最終更新:2021-02-22 00:18:04
2474文字
会話率:68%
吸血鬼の正体はたぶんきっと。
あの、うっとうしいヤツじゃないかって思ったのです。
最終更新:2021-09-10 01:00:00
200文字
会話率:0%
「お母さんって本当にうるさい! いつまでも子供じゃないんだからほっといてよ!」
会社の事務員として働く堂島美月(どうじまみつき)は、離れて暮らしていた母の突然の訪問に愕然とする。せっかくの四連休がつぶれてしまう! 美月はうんざりとした気
分だった。
母はうるさい、過干渉でお節介で、とにかくデリカシーもプライバシーもない。どんなことにだって土足で入り込んでくるし、とにかく一言で言うならうっとうしいのだ。
そんな母が家にいるなんて冗談じゃない、早いところ帰ってもらわないと。……ん? あれ? そういえば……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 08:05:35
7260文字
会話率:36%
夏にうっとうしい、蠅。そんなものより、ずっと、恐ろしい怪異の話
最終更新:2021-06-13 23:00:00
3667文字
会話率:2%
こだわりとうんちくのうっとうしい夫に対して、妻が作った誕生日の料理とは。
人間ドラマの中での食事を描く『奇妙な晩餐会』シリーズ第二弾。
最終更新:2020-07-22 08:39:40
2614文字
会話率:41%
ジーーーーーーー。
夏の蝉せみの鳴き声のような鬱陶うっとうしいその音はある日突然、聞こえなくなった。
自転車に乗ることが好きな少年。海崎直人(かいざき なおと)は、ある出来事を境に全く自転車に乗らなくなる。
しかし、彼の入学先の高校
は自転車競技部の強豪校であり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 19:51:53
1947文字
会話率:48%
今朝のつぶやき。つぶやきにしちゃあ長いし、うっとうしいなー。
最終更新:2019-11-02 08:53:35
834文字
会話率:0%
ちぃとゆうは幼なじみ。だけどゆうの愛は重たくて重たくて(笑)
とっても短いラブコメです。相思相愛です。
ただの日常のワンシーンを書いただけの誰得な物語です。
最終更新:2019-08-20 10:00:00
1286文字
会話率:72%
引きニートなオレは、うっとうしい弟と妹にグチグチ言われてて現実逃避ぎみに生まれ変われねぇかなぁと思ったら神っぽいやつにギフトもらった。
強制的に転生? 転移? させられたら、まさかの男のゴールデンなアレから精製されてるうちの一匹だった!
え
っ、ここからスタート!? 嘘ですよね!?
果たしてこれも転生だと言うのか? そもそも生命ですか? 命の源ではあるだろうが…
果たして世界はオレに何を与えてくれると言うのだろうか。
ま、全ては産まれてからだな!
下品なのが苦手な人は第一章とばしてください。閑話は下品じゃないはず。一話一話は短いので気軽に読んでください。
よろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 12:00:00
284695文字
会話率:29%
DQNネームについてボロクソ言うエッセイ――にみせかけて、ネットで偉そうな顔をして”名前のつけ方はこうあるべき“と押し付けてくる人たちがうっとうしいね、と言いたい文章。
例えとしてわりと適当に考えた名前の方が実際にいたらごめんなさい。
最終更新:2017-08-03 10:17:01
1774文字
会話率:0%
俺は孤高の狼だった、レベル九百九十九の最高レベルに辿った男、いや、美少女でした。そう、そういった一人便利屋の話、銀と名乗る一人の物語。
この世界はオメガワールドと呼び、バーチャル技術に纏めたネットゲであり、如何なる動きや感覚は現実に切
迫している。酒は未成年でも飲める、人々は自分の性別を隠し、自体の経済が独歩していたゲームだった。
そういうゲームの中に、俺は銀髪の女の子の体に履いて、レベル九百九十九まで到達していたが、フレンドリストはゲームが始めた日から今までも空っぽだった。
何故、だろうか?
☆ここでは、日本人じゃないという点を申し上げます、文法はとんでもなくおかしい所は数え切れないほど、うっとうしいかも知れません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 17:54:05
9756文字
会話率:57%
うっとうしい雨の日に電車の中で、あの人は私の隣に座っていた…。
最終更新:2017-06-29 14:59:35
200文字
会話率:34%
MMORPGの世界に飛ばされた!?
そうとしか思えない現実を目の前に突きつけられて、呆然とするおれ。明らかにおれが作ったと思われるNPCが勝手にしゃべりだしてるし、魔法とかもまんま存在しているし。認めないわけにはいかないけれど、こんなことが
ありえていいのだろうか。
――――というかおれが女の姿になってるんですけど!?
現在進行中のイベントすべてに待ったをかけたい。おれは超絶かわいい女の子、で、まわりのNPCは全員雄――それも人外ばかり。なんで女の子いないの!
急にこんなところに飛ばされて何をすればいいのかわからないし、そもそも何でこんなことになったのかすら不明。現状は困惑、事態は困窮。帰る方法は当然わからない。
くそげー。こんなのはくそげーだ。
なんてぶつくさ言っているうちに国を作るとか言い出すし、おれに王様をやれとか言い出すし。
いや、無理無理、絶対無理。ゲームだけが友達の反社会生物が人の上に立てるわけがないだろうが!
とかなんとか言ってもイベントは勝手に進んでいくし周りは老獪極まりない。戦闘だけならチート級に強いNPCで無双できるけど、戦闘以外が実にうっとうしい!
あーもう嫌だ! おれは帰りたいぞ!
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連載は終了しました。お付き合いいただいて、どうもありがとうございました。
またどこかで見かけたときは、どうぞよろしくお願いします。
今回の挿絵はちささんに協力していただきました。
*は挿絵付きの話となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 22:00:00
573557文字
会話率:40%