※【結末を含むあらすじ】は活動報告をご覧ください。
人生を悲観するソラは失意の中、不意に異世界へ召喚された。突然の事態に立ち尽くす彼女はその場に居合わせた少女ジーノに助けられ、村の教会で保護を受ける。
この世界では人々を救う聖人の再
臨が求められており、魔女は破滅を呼ぶ者として忌み嫌われている。
異世界からの来訪者は魔法院に報告されることになっており、ソラはジーノと彼女の兄エースに連れられて氷の都ペンカーデルの院を訪れる。だが、魔法院の最高権力者である元老はソラを「魔女」と断定し、死を宣告した。ソラは魔法院を脱出し、兄妹を伴い西方へ逃亡する。
人類の仇敵と語られる魔女とはいかなる存在なのか?
魔法院に異を唱えるためにも、ソラにはその知識が必要だった。ところが、当てにしていた学者フランは何者かによって殺害されていた。その犯人というのが「宿借り」と呼ばれる殺人鬼、ナナシとジョン・ドゥである。しかもナナシという男は、どうにもこの世界の人間ではない。
やがてソラの執念とナナシの正義は対立し、二人の戦いに世界の命運が託される。
どう生きて、どう死にたいのか。
ソラは自身の最期を前に理想を見つける。
――私は、惜しまれて死にたい。
* * * * *
本作は「異世界神の黒き花嫁」のタイトルを変更し、構成や設定を見直して全編を再執筆したものです。端々の軽いノリを取り除いて理不尽の鍋に突っ込みシリアスにドがつくまで煮詰めました。
新たに魔物要素を追加しましたが、大筋と結末は元タイトルと変わりません。
誤字脱字の報告歓迎です。
申し訳ありませんが表記揺れは見逃してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:00:00
40442文字
会話率:52%
"達茲尼・エノクス" という男は、どんな相手の能力設定でも無視できる存在。
このような存在は異世界に行き、より強力な敵を求めるためだけです。
最終更新:2024-11-15 20:52:24
143196文字
会話率:34%
サブカル系オカルトWebメディア アトラの記者 恵留は、ヴァンパイア・ライフスタイルというコミュニティに潜入する。
そもそもヴァンパイア・ライフスタイルは、ヴァンパイアに憧れた人々が、享楽的、精神的な満足を得るためのコミュニティである。
そ
こでは夜な夜な血を飲んだりしているという噂だ。
噂の真相を確かめるため、恵留はコミュニティのオフ会に参加する。
けれど、蓋を開けてみれば、楽しい和気藹々とした会で、元々ヴァンパイアやアニメ好きな恵留も普通に楽しんで取材をすすめていた。
ところが、最後に取材したルドという男は、輸血パックに入った液体を飲みながら、自分がヴァンパイアだという。
ただ、見た目からして、恵留がイメージするヴァンパイアとは全然違っていて、いわゆるなりきり系だろうと思ったのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 19:59:49
21957文字
会話率:25%
大昔、戦争で失われた『黄金のレシピ』があった。
『黄金のレシピ』を手に入れたお菓子工場は、大成功し地元の経済は、この工場によってもたらされた貢献により大いに潤ったと、噂されていた。
しかし、『黄金のレシピ』は、人間に対して不幸をもたらすも
のと信じる者たちがいた。
そして、『黄金のレシピ』に反感を抱く者たちの中には、工場に脅迫状を送りつけた。
脅迫状を重く見た工場主は、問題の解決を探偵会社に依頼した。
しかし、『黄金のレシピ』が悪かったのか世界は壊滅する。
しかし、輝元という男は、世界を蘇らせる。
輝元は、誤植の欠陥『黄金のレシピ』に代わり本物の『黄金のレシピ』を人間にもたらし、世界は元の通りに蘇る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:50:00
25985文字
会話率:24%
人生一度だけどんな罪でも許される「免罪証」。
恋愛に人生を狂わされた藍片という男は、
「免罪証」を用いてある行動を起こしていく。
最終更新:2024-08-29 19:51:12
1599文字
会話率:2%
堺からやってきたという男は、細い目をさらに細めて、うさん臭い笑顔を浮かべていた。
勝家は上座から、自分に献上するために台に置かれた刀を見る。
それは栄華を極めた平氏の時代が終わり、源氏が台頭してくる頃に作られた二尺五寸程の大脇差で、備中の国
青江の刀匠、貞次という者が鍛えた、身幅広く大切先の豪壮な姿の刀である。
にっかり青江と呼ばれる刀剣と柴田勝家の出会いは、何をもたらすのか――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 22:26:21
13584文字
会話率:35%
冴島太郎という男は、どこまでも自己評価が低い。
だから――
「好きです! 付き合ってください!」
「これは罠だぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
美少女様からの告白は信じない。
だってだって、冴島太郎なのだから。
最終更新:2023-12-30 17:24:31
6388文字
会話率:42%
白峰修一(しらみねしゅういち)という男は、昔から厄介事とみれば進んで首を突っ込んでいくようなお人好しである。
そんな修一が、別の世界に行っても同じように事件に首を突っ込んだり、仲間たちとともに戦ったりするお話。
※ 完結しました。応援あ
りがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 09:00:00
1013010文字
会話率:40%
世界に七つあるダンジョンを管理する組織、ギルド。
その一つである『明星の狼』に属するザハという男は、あるときダンジョン内で全裸の少女を発見した。よくある相談事を受けたことをきっかけに、ザハは少女を中心とした騒乱に巻き込まれていく。
それは
三年前、彼がまだ駆け出しの冒険者であったころ。
大切な人物の死によって、彼の歩む人生は大きく変化するのだった。
この作品は「異世界に転生したら最強になって無双できるんじゃないんですか!?」の外典にあたる作品です。
本編は別に更新していますので、そちらを拝読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 21:00:00
96114文字
会話率:40%
トラックに轢かれそうになっていた子供を助け、命を落とした俺…林 勇作は、気づけば不思議な神殿のような場所にいた。
そこには俺以外に55人がいて、皆同時刻に命を落としたのだという。
そんな俺たちをこの場に集めた張本人、自身を「神」だと名乗る
ギディシオンという男は、一冊の本を持ちながらこう言い放った。
「我は見てみたいのだーーですげぇむ、というものを」
ギディシオンによって1人ひとつのスキルを与えられた俺たちは、ギディシオンの統べる世界に転移し、デスゲームをすることに。
ダンジョンに潜ってレベルやスキルを強化するも良し、武器を買い集めて装備を強くするも良し。
ただ、生き残りたくば他の転移者を殺せーと。
しかし、完全ランダム性で与えられるスキルには、レア度いうものがあるらしい。
……あれ?俺のスキル、最弱じゃない!?
こんな最弱スキルで勝ち残るなんて、どう考えても無理ゲーすぎる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 20:58:38
10680文字
会話率:39%
「口裂け女はあなたの友」梗概
地方の出版社に勤める副島(そえじま)昌巳(まさみ)は、地味な男だった。それでも仕事熱心で、面白そうだとの思いから、都市伝説について調べてみることとなる。最初は一人で調べるつもりだったが、同僚の高嶋(たか
しま)陽一(よういち)の薦めあって、後輩の菅谷(すがや)涼子(りょうこ)と一緒に行動することになった。
菅谷は真面目な娘だったが、高嶋という男は、仕事に対して、やる気があるのかないのか、何を考えているのか、よく分からなかった。
都市伝説について調べてはみたものの、集まる話は、あまり新鮮味のない話ばかりだった。菅谷の提案もあり、もっと怖い話を集めてみることにした。
そんなとき、唐突に高嶋が、口裂け女の話題を持ち出した。世代的には良く知らない菅谷は興味を持った。副島は、最初口裂け女のことを聞いたとき、何故だがとても嫌な気分になった。しかし、それも最初だけで、やがて菅谷と同じように興味を感じた。
口裂け女のことが頭から離れないまま、副島達は取材を続けていた。そんなとき、近所で殺人事件が連続して起きた。被害者は、いずれも鎌で切り裂かれるという、残酷なものだった。しかも、その被害者達は、どうも副島達が関わった人らしいということが分かった。
嫌な予感の中、やがて副島の周りに口裂け女らしき影が忍び寄る。それは、動揺した気持ちの見せる幻なのか?
菅谷は、地元の過去を調べているうちに、ある事件に行き当たった。それは、精神的に尋常ではなくなった女が、愛人とその家族を鎌で惨殺するという、惨い事件だった。その女がもしや、と思ったが、既に死んでいた。
そして、ついに副島自身が何者かに襲われた。幸い軽傷で済んだが、顔を見ることができなかった。ただ、髪の長い、ベージュのコートを着た女だということは分かった。また、現場近くに、凶器の鎌が落ちていた。
深夜、病院で寝ている副島のところに、被害者の友達だという女性が現れた。彼女は、犯人を見ているという。犯人は、女を装っているが、実は男で、被害者と格闘したときに、右手に怪我をしたはずだと言うのだ。実は、高嶋が右手に怪我をしていた。高嶋が犯人だとすれば、納得できることがいくつかあった。信じられないことではあるが。
果たして、本当に高嶋が犯人なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 04:26:36
46042文字
会話率:59%
木ノ原ユウリは不遇の死を迎え、特別に神様として転生させてもらう事になった。
神様に生まれ変わり、天国のような世界での生活が約束されたかと思った瞬間、男性の神から女神に性転換させられ、異世界に放りこまれるはめに。
異世界に飛ばされたユウリは
、勇者、佐藤タカオと共に魔王を倒さなければならないのだが、この佐藤タカオという男は、中二病で、ポンコツだった。
果たしてユウリとタカオは魔王を倒せるのだろうか?
※挿絵があります
※イラストはseima(セイマ)氏に描いていただきました。
※カクヨムの方でも同じ内容で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 20:31:29
273217文字
会話率:54%
私を好きだという男は、私の周りの人間から仲良くなり私を好きにさせる気だ!
最終更新:2022-08-07 03:00:00
1755文字
会話率:79%
芸術家とした名高かった事故死した兄を持つ理成(りせい)は、兄の後輩の男のもとで暮らしている。五つ年上の一葉(いちよう)という男は、ただの小娘である理成を芸術品のように熱愛し、女神のように扱う。歪な関係性を続けながらも醒めた心持ちでいる理成は
、ずっと、彼の幻想を壊したいと思っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 00:02:36
17942文字
会話率:26%
本山菫は女優を夢見る14歳の少女、オーディションの前日、珠蓮という不思議な少年年と出会う。そしてもう一人、掬真という男は、なぜか菫を付け狙う。
菫自身にも異変が起きていた。記憶の欠落。自分に何かが起きているようだが、わからない不安の恐怖
に苛まれるまま、事件に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 21:00:00
22555文字
会話率:42%
――ヤンキーの王様『蝉原(せみはら)』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃(せん)』の頭の中に『謎の声』が響いた。
「閃(せん)、お前に最強のチートをやるから、未来の地球で、好きに暴れろ」
閃がもらったのは、今、まさに、閃をボコボ
コにしているヤンキー蝉原(せみはら)を『奴隷(どれい)にできる力』だった。
気付いた時には、『ハイファンタジー化した未来の地球』にタイムスリップしていた閃。
未来の地球は、『100体以上の魔王が戦争しまくっている戦国時代』だったが、一緒にタイムスリップした蝉原(せみはら)は、どの魔王も瞬殺(しゅんさつ)できる『無敵の力』と『最強の軍勢(ぐんぜい)』というチートを与えられていた。
『無敵の大魔王である蝉原』と、その配下である美男美女の最強軍勢。
その全てが、閃のモノ。
『閃に絶対服従(ぜったいふくじゅう)という縛(しば)り』以外完璧な蝉原は、
「どうにかして、閃を殺して自由にならないと」
と考える。
「まあ、閃みたいな無能のクソ陰キャだったら、いくらでも丸め込めるだろう」
そうタカをくくっていた蝉原だったが、
閃という男は、蝉原の想像をはるかにこえる男だった。
タイムスリップする前の閃は、
『友達ゼロの陰キャな社会不適合者(しゃかいふてきごうしゃ)』という、
とんでもない過小評価をされていたが、
『ファンタジー要素をもった未来世界』における閃は、
『蝉原を奴隷にできる能力』だけではなく、
『無限に覚醒(かくせい)し続ける』という、
『蝉原のソレとは次元の違うチート』を持つ『理想の英雄』だった。
「蝉原、これから俺は『戦争のない理想の世界』を目指すから、その手伝いをしろ。そんな『救世主みたいなマネ』は、極悪人のお前にとって最大の屈辱(くつじょく)だろう? 俺は、お前を許さない。『善人であり続ける』という罰を受けて、死ぬまで罪をつぐない続けろ」
蝉原に対して『考えうる限り最大の復讐(ふくしゅう)』をした閃。
閃は『陰湿(いんしつ)な復讐』を果たしただけ。
事実、『根っからの悪人』である蝉原は、その状況に絶望し苦しむことになる。
だが、閃は、敵味方問わず、全員から、
「この上なく尊(とうと)い、高潔(こうけつ)な御方(おかた)」
と、あがめられるようになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 11:03:48
122340文字
会話率:24%
むかしむかし。
ある村に住む豊太郎という男は、常日頃、長い息を吐くことがあった。
赤子のころから「おぎゃあ、おぎゃあ、ふううう……おぎゃあ、おぎゃあ、ふううう……」という様子だ。
それ以外、彼が生活に支障をきたす様子は見られなかったのだ
が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 22:00:00
2908文字
会話率:0%
薬剤師が薬を擬人化させて異世界ものを書いたらこうなった(仮)の第二部編です。
一部を読まずにここから読み始めても問題ありません。大歓迎です。
未読の方も支障がないように書いていくつもりです。
【注:悪女・聖女・令嬢は出てきません。でもS
嬢ならいるかも……?】
■以下、第一部あらすじ
秘密裏に暗殺者を育成する、移動舞踊集団ナナクサと呼ばれるキャラバンが何者かに襲撃され全滅した。かろうじて生き残った少女セリは、エヌセッズというギルドのマスターであるボルターに拾われる。
しかし、このボルターという男は、バツイチ、二人の子持ちである他に、エロい特殊能力を山ほど持つセクハラ野郎で、変態で変態でとにかく変態であった。
ボルターの罠にはまり、多額の負債を背負わされてしまったセリは、無事に借金を完済し自由の身になれるのか? そしてキャラバンを全滅させたのは誰なのか? キャラバン団長であるナナクサに植え付けられた『毒の種子』を体内に宿すセリは毒を抑え続けることができるのか?
■3部で完全完結予定です。
3部は真面目にダークファンタジー構想のため、下ネタギャグを封印します。
ちなみに2部は残酷描写封印縛りで進行します。
■番外編専用連載コーナーできました!
【精錬のウルカヌス<外伝>~源泉から厳選した不健全なイントロン~】
本編に入りきらないギャグ・下ネタはこちらからお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 17:09:50
162055文字
会話率:34%
大手出版社に就職をした西野という男は、事務員として仕事をこなしていた。
入社時、記者を希望していたが、サラリーマンの現実は厳しい。
とにかくいろいろな仕事をしていつか希望の仕事に!と躍起になっていたが、年月を重ねるごとに
一サラリーマンとし
て、一歯車として回るようになっていた。
この作品は、他サイトにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 17:00:00
41921文字
会話率:53%
失った幸せに想いを馳せ、ありもしない理想を自分の中で真実とした古市という男は、その自分の理想のもと作った価値観の物差しを長らく捨てることができなかった。人に認められたいが故に人を突き放すことを止められなかった。
この作品はNOVEL DAY
Sにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 21:00:00
40967文字
会話率:51%