全てを失った剣士ヒューは、世界を食らいつくす≪虫≫を駆逐するため戦うこととなった。
戦いの果てに待っていたのは空白の世界。
世界の防衛システムは≪虫≫が消滅した世界で新たに世界の再構築をはじめる。
ヒューは約束通り全てを失う前の世界に戻る
が、巻き戻った世界ではその記憶を失っていた。
やり直した世界でヒューは全てを失うことなく生きられるのか。
乳兄弟からいつものように頼まれた仕事を引き受けたことから、彼の新たな物語が再びはじまる。
時系列がバラバラです。
タイトルに【何時】が入っています。
前半はダークファンタジー寄り
身体欠損(描写少な目)、残酷な描写あり
NTRもあり。
ご注意ください。
※アルファポリスで投稿していたものを、なろうに完全に移動させました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:20:33
94575文字
会話率:35%
あたしの名前はサラ、地方都市にある小さな宿屋で働く労働者、齢18歳のうら若き乙女である。
ほんのちょっぴり童顔で、乙女というよりは少女にしか見えないのがちょっとした悩み。
あとはごく普通のどこにでもいる娘、というのは世を忍ぶ仮の姿で、実は殺
し屋をやっている。
まあ、あたしがやれるのは隙を突き、急所を突くの二点だけなんだけど。そこそこ需要があるのが割りと謎。
ある日あたし指名で大物殺しの依頼が舞い込んできた。
勿論断ることなどできずターゲットを始末しようとしたが、さすが大物だった、任務は失敗。
自爆とも言える最後の手段を使っても状況は打開できず。
しかも、その手段のせいで、拗らせアホ男と結婚しなければならない羽目になってしまった。
どう考えてもおかしいでしょ。なんでそうなるの。
任務失敗からの逃走で組織からも追われ、拗らせた男には滅茶苦茶嫌そうな顔で結婚をせがまれたこの状況。
せっかく組織という戒めと、殺しという忌々しい職業から逃れられそうなんだもの、こうなりゃ絶対に逃げ切ってやる!
結婚? 逃げ切れるんだったら甘んじて飲み込んでやるわ。たとえ生理的に無理目な相手だとしてもね!
殺し屋を生業にする少女にしか見えない女サラが、徹底的に手段を選ばないという捨て身戦法で、必死に平穏無事な生き方を手に入れようとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:21:38
48672文字
会話率:38%
見えないけれど、ちゃんとそこにいる
どこにでもあるような地方都市の、とこにでもあるような普通高校には、どこにでもあるようなヘンテコな同好会があった。
その名も「オカルト同好会」
超常現象に限らず、困りごと相談ごとなんでもお話ください。
解決するかどうかは別問題として。
創立者の会長をはじめとした、個性豊かな面々がみなさんの訪れをお待ちしております。
*** *** ***
オカルト同好会の会員、如月凌は異能もちの高校1年生だ。
幽霊らしき実体のないものに触れて念じるだけで、それを消滅させることができる力を持っている。
自分の持つこの力が一体何なのか、答えを求めてオカルト同好会に入会したのだが……。
そんなある日オカルト同好会にやってきたのは、肝試しをやって「呪われてしまった」と訴える2年生の女子であった。
幽霊(らしき物)ならば得意分野だと依頼人を見ても、幽霊らしきものは見えない。
見えない物を消滅させることはできない。
困惑する凌を後目に、呪われた生徒に次から次へと奇妙な出来事が襲い掛かる。
「見えないけれど、そこにいる」もの。と、凌の持つ「異能」と。
オカルト同好会の中でその答えを見つけようとする。
オムニバス形式(章ごと)の不定期連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 23:05:40
71310文字
会話率:43%
とある伯爵家に生まれた美しい姫ユリエラは、誰もが恐れるガチ悪な令嬢としてすくすく育っていった。
そんな周りを見下すユリエラは、つんとあごを上げ過ぎて足元がおろそかになり、階段を踏み外してしまう。
その転がり落ちる衝撃で、前世の「霧島ゆり」と
しての記憶を思い出す。
彼女はこの世界が乙女ゲーム「ダークバラード」の世界だと知り、そして自分が悪役令嬢ユリエラに転生したことを知った。
ユリエラは何とか自分が処刑される卒業イベント「ユリエラ断罪」、それに続く「魔王へ寝返る」イベントを回避するため、自分のカルマ値のマイナスっぷりに凹みつつ、日々大衆酒場で癒されながら頑張るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:11:03
199468文字
会話率:24%
獣が車輪を牽き、風が帆船を走らせ、川が水車を回す原始的な社会。そこには、魔法使いと呼ばれる特殊なちからを持った人間が存在しています。その一人を求めて、主人公は旅立ちました。物語は、魔法使いが棲むという噂の深い深い森に、もっとも近い宿場町に
到着したところから始まります。主人公の視点で描かれます。そこに生まれ、そこで見るもの。旅人は、重い荷物を背負っていました。──以下、本編【1】の冒頭をご紹介。
* * * * *
最終便で到着し、疲れもあって目を覚ましたのは、翌日の午後だった。携行食の調達が必要だったが市場を見てまわるのはあとにして、おれは地図を売る店を探しに出た。碁盤割りの区画に腰折屋根の木造家屋が井然と並んでいる。公共の施設や商店はそれなりに独自の外観を見せていたが、一般住宅に至っては見事に画一的で、せいぜい軒先の趣にわずかの違いを見いだすのみだった。店の場所はあらかじめ聞いてはいたものの、あちらこちらの筋道を何度も行ったり来たりしてしまって、通行人の助けを借りてようやく見つけ出すことができた。地図を売る店は、通りに面した古書店の真裏にあった。棟続きだったのでどうやら地図屋の店主は古書店の店主でもあるようだった。斑のある硝子窓から中を覗くと、真正面の机に向かっている初老の男と目が合った。白髪まじりのあご髭をたくわえた店主然とした男だった。ためらいがちに扉を叩いてすぐ、背の高い細身の青年が顔を出し、どうぞ、と身をひらいた。こじんまりとした店内の壁一面に、町全体の大きな鳥瞰図が貼り出してあった。世界各地の精細な地形図も十枚ほど貼られており、その中にはロヴリアンス地方の宇宙船古跡の地図まであったので、おれは少し驚いた。青年が言う。「ご入り用は」
* * * * *
※本作品はエブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-12 19:33:44
537176文字
会話率:24%
2018年頃に書いた、僕の処女作です。できるだけ当時の雰囲気を壊さないように続編を更新しています。
俺はゼルシャリウス。豚珍冠本凧八木満十万中学校の平凡な中学二年生、でも夢で出会った謎の黄色いブリーフ、ぶりフリーとの現実世界での出会いをき
っかけに、伝説の技アゴリーアタックでパンデミックを止めて世界の崩壊を防ぐため裏世界で戦っている魔法少女♂になっちゃった!って、ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺これからどうなっちゃうの!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:06:03
51373文字
会話率:47%
記憶喪失のイケメン筋肉あごひげヒューマン、可愛いけど過去に重いトラウマを抱えたロリっ娘エルフ、プライドが高くてやたら打たれ弱いエリートホビット、王になりたいぶっ飛び残念なドワーフ美女、キレると怖い獣人オネエの5人が冒険者ギルドに集まり、パ
ーティを結成する。
ドワーフ美女の活躍で、結成時から期待の新人冒険者として注目を集めるが、その結果ギルドからとんでもなく厄介なクエストを立て続けに依頼される。依頼を受ける中で、やがて彼らは「魔神教」という封印された魔神を復活させる宗教集団の大きな陰謀に巻き込まれていることに気付く。
※実際に作者が自作TRPGでシミュレーションした結果を元に小説を作成しているので、どのような展開になるかはサイコロ次第。ご都合主義は一切なく、サイコロの目次第では容赦のない展開になります。伏線を沢山散りばめていますので、丁寧に読めば様々な発見があるかもしれません。ハラハラドキドキしたい、ご都合主義の小説に飽きた、鬱展開大好き、カッコいい戦闘シーンが見たい、心理描写がしっかりと書かれている作品が好き、という方にお勧めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 14:35:41
1252066文字
会話率:34%
学生あるあるに巻き込まれそうになったが、巻き込まれきらなかった。
最終更新:2024-04-14 09:00:00
551文字
会話率:6%
これは遠い遠い世界の物語
かつて、この世界は、魔王に支配されていた。
魔王の支配から世界を守ろうと勇者が立ち上がった
その名は、ラーク、彼は生まれながらに勇者そして、魔王を倒す宿命を背負っていた。
彼は仲間を集め、そして魔王を倒した。
世界
に平和が訪れた
しかし、すぐ魔王が生まれた
この世界には、魔王が生まれると勇者が生まれると言う世界のことわりがあった
しかし、勇者は、生まれなかった。
そう、今この世界には、勇者がいなかった
魔王は、勇者がいないことにより世界侵略を強めていた
俺は勇者にあごかれていた
いつしか、勇者ラークのような英雄を目指したいと思うようになった。
これは俺が勇者のような英雄を目指す物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 16:40:42
3061文字
会話率:45%
高校一年生の本郷えまは夏休みが終わり二学期を迎えたのに、友達ができない。そんな自分に嫌気がさしていた。そんな日々の中で夕方、学校の屋上にいるとシャドウという幽霊と出会った。
彼曰く、シャドウはただの幽霊ではなく、死期が近い人間のもとに現れ、
少ない残りの人生を幸せに暮らせるようにサポートする幽霊であるらしい。そしてえまがシャドウの助手となってくれれば願いを叶えてくれるという。
のどから手が出るように友達が欲しかったえまは友達をゲットするためにその話にのった。
友達が欲しいというえまの願いを叶えてくれるとこころから期待していたえまだが失敗ばかり・・。
お調子者の幽霊のシャドウと個性的な女の子本郷えまが巻き起こす青春物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 10:52:27
54136文字
会話率:35%
私は高校一年生。憧れの高校に入学して友達も多くできてこれから始まる高校生活に胸を躍らせていた私。
しかし、ひょんなことからイジメられるようになり、友達も0になった。毎日続く陰口や仲間外れの陰湿ないじめ。担任に助けを求めるが、助けてくれなかっ
た。
全てに絶望し、私は屋上から飛び降りた。"すべてが終わる、楽になれる”そう思ったのに目を覚ますとベッドの上に寝かせられていて・・。
そこで私は、今まで生きていた世界が刑務所であったことを知らされ、私は刑務所から出るための最終試験を受けることに・・。しかし、その最終試験はまた今までいた世界に戻り、四十九日生活することであった・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 22:16:11
4403文字
会話率:38%
三千世界シリーズの誰も死なないリブート版です。
やる気0の適当に作りました。
やる気が微塵でも出たら続きが出るでしょう。
続きものか一話完結かすら決めてないので、読んでも時間が無駄になるだけかもね。
最終更新:2023-06-28 06:16:24
42206文字
会話率:73%
三千世界シリーズの本編作品(R18G作品である『前日譚:安楽浄土』『後日談:極楽浄土』、本筋とは関係ない『番外編:十万億土』を除いたナンバリング作品)を全部まとめた完全版です。作者が確認しやすいように纏めているだけですので、需要があるかは知
りません。
あらすじ
三千世界(1):神子という一人の少女を除いて男だけの世界で、記憶喪失の青年がひたすら戦い続けます。
三千世界・竜乱(2):竜王種と竜神種という二つの種族が繁栄する世界で、竜神種の皇女が濡れ衣を着せられ、世界を奔走する話です。
三千世界・黒転(3):何でも屋を営む青年が、とある荷物を運ぶことから始まる話です。
三千世界・始源(4):異界と化した福岡を舞台に、各々の理想を賭けて戦う話です。
三千世界・独裁(4.5):零獄と呼ばれる世界に落ちた主人公が、元の世界に戻るために戦う話です。
三千世界・終幕(5):500年後の古代世界を舞台に、第一部の戦いに決着をつける話です。
三千世界・時諦(6): 異史の更にイフストーリーの世界で、ストラトスという青年が自らの出生の因縁と決着をつける話です。
三千世界・原初(7): 第一部の世界の最初を描く、九竜の謎に迫る話です。
三千世界・再誕(8): 終幕での戦いから少しだけ時間が過ぎ、平和になった古代世界に蔓延る旧Chaos社による動乱を描いた話です。
三千世界・反転(9):再び平穏を取り戻した世界が、とある救世主の陰謀に巻き込まれる話です。
三千世界・永輝(9.5):自分の未来へ帰れなかった彼女が、未来の果ての太陽を舞台に自身の過去と向かい合う話です。
三千世界・結末(10):黄昏に包まれた〝三千世界〟にて、それぞれの宿命のままに最後の戦いを繰り広げる話です。
三千世界・黎明(11): 結末を越え、生まれた超越世界にて起こる、最後の戦いへの魁の物語です。
三千世界・黄金(12): 打ち捨てられたWorldBにて、〝ゴールデン・エイジ〟たちと死力を尽くして戦う話です。
三千世界・終熄(13): 最終章にして、無明竜を巡った長い戦いの結末が描かれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 19:05:46
3316518文字
会話率:62%
三千世界シリーズの作者による落書き集です。
いわゆるギャグ次元、キャラ崩壊上等な作品ですので、暇つぶしや考察の一つ程度に、適当に読んでくださいね。
また、本編のネタバレに言及するものも多いのでご注意くださいませ。(致命的なネタバレのみ☆マー
クがついています。)
各カテゴリの説明
与太話:とことん平和なだけの、ただの雑談です。下準備なしで、気楽に読めます。
夢見草子:本編で言及されたものの描写されなかったシリアスシーンを描いています。
キャラ紹介:文字通り。こちらも気楽に読めます。ただキャラが終盤寄り。
エンドレスロール:とにかく戦うだけの、作者の自己満足です。一通りお話が理解できた人向け。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16816700427625068734
pixiv : https://www.pixiv.net/novel/series/9045495折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 15:54:19
333013文字
会話率:66%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 弥生
弐陸捌参 伍 弐零弐参
けつあごララバイ 詩一編
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-03-27 13:53:54
364文字
会話率:0%
雑魚モブキャラだって負けない! 俺は絶対!前世より1億倍!幸せになる!
俺、ケン・アキヤマ25歳は、某・ダークサイド企業に勤める貧乏リーマン。
絶対的支配者のようにふるまう超ワンマン社長、コバンザメのような超ごますり部長に、
あごでこき
つかわれながら、いつか幸せになりたいと夢見ていた。
社長と部長は、100倍くらい盛りに盛った昔の自分自慢語りをさく裂させ、
1日働きづめで疲れ切った俺に対して、意味のない精神論に終始していた。
そして、ふたり揃って、具体的な施策も提示せず、最後には
「全社員、足で稼げ! 知恵を絞り、営業数字を上げろ!」
と言うばかり。
社員達の先頭を切って戦いへ挑む、重い責任を背負う役職者なのに、
完全に口先だけ、自分の部屋へ閉じこもり『外部の評論家』と化していた。
そんな状況で、社長、部長とも「業務成績、V字回復だ!」
「営業売上の前年比プラス150%目標だ!」とか抜かすから、
何をか言わんや……
そんな過酷な状況に生きる俺は、転職活動をしながら、
超シビアでリアルな地獄の現実から逃避しようと、
ヴァーチャル世界へ癒しを求めていた。
中でも最近は、世界で最高峰とうたわれる恋愛ファンタジーアクションRPG、
『ステディ・リインカネーション』に、はまっていた。
日々の激務の疲れから、ある日、俺は寝落ちし、
……『寝落ち』から目が覚め、気が付いたら、何と何と!!
16歳の、ど平民少年ロイク・アルシェとなり、
中世西洋風の異世界へ転生していた……
その異世界こそが、熱中していたアクションRPG、
『ステディ・リインカネーション』の世界だった。
もう元の世界には戻れそうもない。
覚悟を決めた俺は、数多のラノベ、アニメ、ゲームで積み重ねたおたく知識。
そして『ステディ・リインカネーション』をやり込んだプレイ経験、攻略知識を使って、
絶対! 前世より1億倍! 幸せになる!
と固く決意。
素晴らしきゲーム世界で、新生活を始めたのである。
カクヨム様でも連載中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 06:00:00
555473文字
会話率:21%
東西、東西!さぁさ、お立合い。
頃は承久、鎌倉時代。武士が勃興、源平による長き戦で山河は荒廃。追い打ちをかけるように、疫病・飢饉・天変地異!人心は乱れます。世は末法、右も左も真っ暗闇じゃあござんせんか。
その時です!あたかも暗雲の切れ間
から一条の光が差し込み天人の舞い降りた如く現れ出る可憐な乙女!誰あろう、源とも!
この人こそ、清和源氏主流河内源氏鎌倉幕府創設者にて初代将軍正二位権大納言右近衛大将源頼朝が忘れ形見、源とも!源将軍家亡き後増長する北條一族、その専横に苦しむ庶民の難儀救いたいと、たったひとりで幕府に対峙した稀代の女傑!動けば疾風、発すれば雷鳴!天下無双、威風堂々、大胆不敵、才色兼備、天真爛漫、唯我独尊!度胸と愛嬌、笑顔だけで天下を席捲!本邦初、歌って踊れる殿上人!いよぉーっ、日本一!
ご存知、四代将軍源とも!只今見参!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 15:08:52
113980文字
会話率:35%
数多の若者が集うエーデア学園。
冒険者やギルド職員、騎士にその他諸々な夢を目指す若者の中に、未だ進路を決めあぐねているクライという名の少年がいた。
卒業まであと一年。なのに目指すべき夢がない。
誰もが振り向くカッコいい冒険者を諦め
てしまったクライ。そんな彼はやりたいと思えることが見つからず、そんなもやもやを抱えながらも、依然として進むべき道が決めることができていなかった。
けれどそうは言ってられない。このまま夢も希望もなく卒業してしまえば、それこそ退屈なまま生涯が終わってしまう。
そんな漠然とした不安に苛まれていたとき、クラスメイトの天才少女に言われた一言がきっかけとなり、クライは使い魔を召喚してみようと考える。
「──三千年の刻を超え、私を呼んだのは君かな?」
心を癒してくれる小さな使い魔を呼ぼうとしたはずなのに、召喚されたのはリアと名乗る正体不明な異形の美女。
自らを古の勇者だと名乗るリア。まるで獲物を見るかのような視線を向けてくる彼女と契約を結ぶこととなり、その結果クライの命は人の流れから逸脱してしまう。
「さあご主人様♡ 世界が終わるまで一緒にいようね♡」
「断る! 俺は人のまま生を謳歌したいんだ!」
果たしてクライは彼女との契約を切り、人のままに生きて死ぬことが出来るのか。そして降りかかる困難を乗り越え、幸せな人生を歩むことができるのか。
遥か遠くの未来において、”召喚王"と畏怖される少年の物語が、今始まろうとしていた──!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 17:16:19
11089文字
会話率:31%
汐崎星吾(しおざきしょうご)は平凡ではない大学生。立派に超のつく力を持ち、世のためヒトのため超常現象と戦う毎日を送っていた(有料)。彼らのような人間を管理するのは国家機関の某役所。失敗でもしようものなら戸籍を剥奪されてしまう、リアルに囚わ
れの身の上なのであった。
ある日彼は某役所の入り口で怪しい美人と接触する。機密事項である彼らの尻尾をつかみ、自分の計画に使おうとしている女は名前を松井深葉。どーとでも回避できる計略はどーにも回避されず、イタズラ好きの上司のタワムレにより、汐崎は深葉にあごで使われる立場となってしまったのだった。
彼女の計略とは彼女の野望、「素敵なお屋敷を格安で手に入れること♪」。
レトロな屋敷には不思議が付き物、そのために安く売り出されている屋敷の現象を解き明かし(あるいは退治したりして)、害がないなら買いましょう、という魂胆なのである。
嬉々として大望を語る深葉に、組織の命令とあれば逆らえずに汐崎が連れてこられたのは、まずは信州の山の中。金持ち社長がイギリスから移築したという塔も見事な洋館だった。かつては栄華を誇ったこの屋敷、社長の死後は怪奇現象が相次ぎ、以後何人もの持ち主の手に渡り離れて、現在は相場の半値以下で売りに出されている状態だった。
屋敷の造りは美しく、深葉はお気に召した様子、しかし塔の検分となれば、彼らはとんでもない、妖精(!)に遭遇などしてしまう!! 掟により妖精――その名をプティット・ローズ――の面倒をみなくてはならなくなった現代の美女と、ドライな男の、ありえない日々の開幕編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 00:43:55
18547文字
会話率:49%
異世界転生なのか、いや異世界転生ではないのか、一体なんなんだという
最終更新:2022-04-20 13:41:25
1330文字
会話率:64%
バイト先のカフェに木曜日に決まって訪れるオーナーの娘、瑠花。宿題をして、おやつを食べて、のんびり過ごしていく。
葉汰は用意したおやつとカフェオレを美味しそうに食べる瑠花を、妹がいたらこんな感じなのかなと微笑ましく見つめていた。
「それにし
ても瑠花ちゃん偉えらいよね。いつもちゃんと宿題してて。俺が瑠花ちゃんくらいの時は宿題そっちのけで遊びに行ってた気がする」
「じゃあご褒美ほうびちょうだい」
「うん?」
ご褒美?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 11:38:17
39201文字
会話率:52%
クラスメイトの健司に恋をした明日香。
それを応援する友達の今日子。
「どんな女の子が好きか?」と健司に問う。
すると健司のとりまきの女がいった。
「あんた二重あごじゃん。私以上に瘦せないとね」
その言葉にショックをうけた明日香はダイ
エットを試みる。
最初のうちは昼食を抜くだけだったが、事態はもっとより悪化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 14:00:07
4074文字
会話率:29%
飼い猫でも野良ネコない、我が家を通り過ぎていくだけの雌猫。
人×猫、そんな毎日の少しおかしな触れ合いの日々を綴った物語――
頭が良くて、図々しいのにどこか遠慮がちな、気位が高い淑女のようなお猫様は、しっぽをピンと伸ばして横にタクト
を振り、目を細めてニンマリあごの下を掻かせて文字通り、私を顎で使っている。多分に漏れず陽だまりが大好でお昼寝も大好き――今日も我が家のどこかで昼寝している。炬燵にソファー、床に絨毯……テーブルの下に縁台の上。狭い所に広い場所、屋根でも土でもどこだって構いやしない。
これは、いつの間にかそばに居て、知らない内に通り過ぎていく。知っているようで知らない猫の本当の気持ちと、のんびりとした日常の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 00:00:00
120826文字
会話率:17%
2014年に開催された「OPP2」企画に参加していたときの作品です。
プロットの原案はBUTAPENN様。企画の詳細はページ下部のリンクからどうぞ。
【あらすじ】
中世ヨーロッパによく似た、とある国。
ホリー・ターコイズは、ある荘園の領主
リース・タンジー子爵の邸宅に住む、ただひとりのメイドである。
ある夜、ホリーが領主の部屋に行くと、いつもはあまり飲まないはずの彼が、珍しく酒をあおっていた。
聞けば、悩みの種は、近隣の荘園の領主から勧められた、令嬢との見合い話。
しかもその相手は、リースが幼少から想い続けていた幼馴染ノエル・タンザナイト嬢だった。
しかしリースは、政略結婚への反発と男としてのプライドから、ノエルに対して素直になることができない。
そしてノエルもまた、そんな彼に心を開けずにいた。
ふたりが互いに寄せている想いを知るホリーは、ふたりのために奮闘しようとするが……
※自サイトより転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 19:08:49
21111文字
会話率:34%
【3万PV達成!!】おかげさまでここまで行きました!!
私は自衛隊に入ってるアカツキです。そして......とてつもなくオタクです。物心ついた時から異世界系にハマって力をつけたくて自衛隊に入ったただのオタクです。
「はぁ~......自
衛隊って結構大変だな~。異世界って強いやつが大抵だからあごがれて入ったものの、あの訓練って人間が受けるようなやつじゃないだろ。」
そう呟いてると目の前が光って一瞬にして光に包まれ、気を失った......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 16:53:20
111063文字
会話率:82%