その日、開国派による大規模なクーデターが起こり長らく鎖国状態であった王国は真っ二つに割れた。
平和の国であった王国は一夜にして他国の策謀と内乱渦巻く泥沼の戦場となる。
巻き込まれることを嫌った近衛騎士であるリズは、国でも珍しい前線魔術師であ
るフィンとともに国境を渡り他国へ逃げ延びることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 03:06:08
30806文字
会話率:29%
昔々、魔王と呼ばれた男がいた。
世界を恐怖に陥れたその男は異界の勇者に討伐され、長い眠りについた――筈だった。
だがある日、男は突然目覚めてしまう。
彼を起こしたのは一人の自動人形。
訳の分からぬ男に、彼女は告げる。
ここは千年先の未来であ
り、世界はとっくの昔に滅び、人類は異世界へと移住したのだと。
崩壊した文明の再建を託された少女は、よりにもよって人類の敵だった過去の厄災を呼び起こしたのだった。
「どうかお願い申し上げます。過去に謳われし魔王さま。
私と一緒に、世界を再生してはくれませんでしょうか?」
一人残された少女と、一人眠り続けた魔王。
二人ぼっちの、滅んだ世界の征服劇が幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:10:00
537652文字
会話率:35%
まだ年若い【統治調整官】は、今日も現地スタッフらの嫌がらせにあってる……。そんな彼女の前に、「ちょっと、いいかな」と、おしゃれなおせっかい焼き、【ジェントリング・ジェイ】があらわれた……。
最終更新:2024-11-23 10:00:00
1497文字
会話率:31%
エリスは生まれつき魔力の高い一家「テオドール」の生き残り。
武器より魔法が優遇されるこの世界では喉から手が
出るほど欲しがられる人材だった。
両親と別れ、幼い頃身につけた薬学を活かして自作薬を売りながらひっそりと生きていた。
しかし、
ある行動が発端で出自を疑われ、国から追われることになってしまう……。
※不定期更新です 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:30:56
108349文字
会話率:51%
「お父さんは小さくて可愛いわね。」
「……僕のこと、ペット扱いしてない?」
10年ぶりに再会した娘、シャーリアは魔族でAランク冒険者で永遠の美貌を持つ、最強の美少女。
一方で父親のピオは、外見年齢も精神年齢も大体10歳で成長が止まってい
る、無職のショタ。
娘に養われて守られて撫でられて、父親の尊厳はもうボロボロ。果たしてピオは、再び父親としての役割を果たせるのだろうか?
『純血教会』。それは人類の純血と亜人の絶滅を教義に掲げる人類の守護者である。その教会の担い手は、10歳前後の第二次性徴前の姿をした、不老不死で不滅の再生力を持った超人たち、『司祭』だ。
司祭であるピオ・コンティは、処刑を命じられた亜人の赤子を殺せずに助けてしまい、更には娘として育ててしまう。
しかし8年が過ぎたある日、ピオは娘を逃がすために教会の追手に捕まり、親子は引き裂かれる。
そして10年の歳月が経ち、幼い姿のまま拷問を受け続けるピオに、転機が訪れる。
崩れる壁、鳴り響く雷鳴……監獄を襲撃したのは、強く美しく成長した娘、シャーリアだった。
娘によって外へと連れ出されたピオは、10年間の空白を埋めるべく再びシャーリアと共に二人で生活することになるのだが…
大人になれなかった父親と、子供でいられなかった娘。そんな凸凹コンビは、平穏な生活を手に入れるために、狂信者やマフィア相手に大暴れする!
感想をいただけると励みになります。誤字脱字報告、ルビを振って欲しい漢字などございましたら、ご指摘ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 22:12:34
49445文字
会話率:43%
迷宮に満ちた世界エノーウェン。魔剣ラップローヴは自らの使用者を選び、定義する――最もふさわしい者を見つけ出すまで。
最終更新:2024-11-19 22:00:00
184590文字
会話率:24%
迷宮都市カーヴドソードに現れた、流れ者グンル。日銭を稼いで暮らしていくうちに、迷宮で己の宿命を幻視する。協力者〈フュルギア一座〉とともに〈最果てへの途路〉を巡る旅が始まった。
最終更新:2023-08-12 18:00:00
101492文字
会話率:32%
騎士たちの支配する地、ミラベリア。戦乱の後の太平の世。太古に聖女と勇者が祓ったはずの瘴気と魔物がにわかに湧き立つ時代。聖女の再来が噂される中、魔剣を手にした少年が現れる。当代の勇者を名乗る彼は一切の労働を拒絶し、傲慢な態度で諸国を渡る。聖女
に養ってもらうという崇高な目的のために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 18:00:00
189705文字
会話率:51%
王都で何かどでかいヘマをやらかし、都落ちしてきたと称する青年、通称【やらかし】のフォート。そこはかつての戦争において、今はその名も地に落ちた【不落】の二つ名をもつ元英雄・ランパラート王子の武威によって守護された地だった。
現地ではダメ
男でならしたフォートだが—―その裏ではまだ若い領主代理の補佐役として、謎の人脈から資金を調達したり、悪事をはたらく輩を一掃するなど、領地経営の補佐に辣腕をふるいながらも、王都時代とは違う、気ままな生活を謳歌していた。
そんなある日フォートは、一人の少女を、王都まで警護するよう王命をうける。貴族でもない、ごくごく普通の平民に過ぎない彼女を一体何故……? しかし何故か彼女は、複数の勢力に、その身を狙われていた!
大業を成せる身ではない。為政者になるような器でもない。当然、英雄なんてガラでもない。自分にできるのはせいぜい、この手が届く範囲にいる人たちを、この力で守るくらい。だからこそ、最後まで守りきってみせる—―。
【やらかし】のフォートの決死行が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 14:37:32
16384文字
会話率:55%
あまりにも突飛で荒唐無稽すぎる武勇伝と逸話から、未だに実在が疑問視される伝説の英雄、「与え姫」。その寵愛を得た少年たちの成り上がり物語―――『与え姫奇譚』を執筆する、元・国家魔術騎士養成学校『従騎士』の経歴をもつ作家、アルフレッド。
ある「致命的な理由」により、目標としていた国家魔術騎士への道を断念し、日雇い警護の仕事をしながら、売れない作家生活を送り燻っていた彼だったが、収穫祭の夜、「魔術師」とおぼしき、負傷した少女を保護する。
しかし彼女の姿、常軌を逸した魔術の能力。どことなく既視感がある……。
そう。それはまさしく、アルフレッドが現在執筆中の作品『与え姫奇譚』の主人公の一人―――伝説の英雄「与え姫」の姿そのものだったのだ―――!!
まるで、自身の作品の中から抜け出してきたかのような謎の美女、エルフィオーネと出会ったその日を境に、売れない作家だったアルフレッドの周りには、様々な変化が起こっていく。
厳正な統治により平穏が保たれていたはずの領地を震撼させる事件の数々。
治安の乱れに便乗し悪事を働くならず者たち。
後継者問題で真っ二つに割れる王宮。
中央の混乱を察知し攻め入らんとする蛮族達。
傾国の一途をたどる王国に見切りをつけようとする同盟国―――。
そして、一体如何なる運命のいたずらか。しがないギルドメンでしかないアルフレッドは、本来なら関わるべくもない国家の動乱に、否応なく巻き込まれていくことになってしまい―――。
それとなく昔懐かしい、剣と魔法……じゃなくて剣と魔術のハイ・ファンタジー。魔法が消滅し、その代替の技術として、科学と共に魔術が発達した世界。
伝説の英雄を書いてたら、まさかご本人がアシスタントとして、横で俺の作品の駄目出しをしてくれている……? そんな馬鹿な話が……! いやしかし……。そんなお話になったりならなかったり。
※カクヨム様にも同じのを公開してます。なろうバージョンは、自作の挿絵も公開してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 15:17:30
469795文字
会話率:43%
ある昔、一人の女が巨大な樹がある世界に迷い込んだ。その樹はカルパヴリクシャと言い願いを叶える神樹だった。さまよっているとある男と出会い自身が住んでいる場所まで案内される。そこは神樹を崇めている部族だった。驚くことに男には十一人の兄弟が居た。
翌日、族長に呼ばれた女は自分が迷い込んだ訳を知り、初日に出会った男との婚姻を迫られ承諾する。そんな中族長は長らく患っていた持病が悪化し亡くなる。書斎を整理していると〝一族の繁栄を望む〟との遺言状が見つかりその遺言通りに兄弟らは準備をする。女はその男と一緒に旅立つことにし十二組に分かれて未開拓地へ散って行った。
七年後再び集まった十三人は開拓した領土を元に国を興す事にした。だが二人の仲は冷え切っており、女は神樹を守る統治者に、男は一人戻って行った。只、幾つかの国では現地の部族を奴隷化していた。
その数年後女は十二人の子供を産む。しかし、予知夢を見たことで国を興した十二人の元へ送る事を決意する。
月日が経ち子供は王位を継ぐ程に成長したが神樹の掟を破り神罰を享けた。それと同時に神樹は十三の株に分かれ別々の方向へ飛んでいき、この広い大陸を十三に区切る様に不透明な壁が覆うのだった。国は崩壊し消え失せた様に見えたのだが、何故か奴隷になっていた部族の一部は生き延び新しい国を造っていった。
三千年後には幾つもの企業が乱立し人口の増加と共に格差社会が広がっていた。元々、城の跡地だった位置には巨大な円盤状の土台が浮いており、その上に高層の商業ビルや高層マンション、企業ビル、高層の社宅が立ち並び密集していた。
交通手段である車やバス、電車は空に浮かび完全自動運転が可能となり、ネットワークによる情報の共有と割り振りの御かげで事故も渋滞もない完璧なものとなっていた。
葵の家は神力を継ぐ家系でその他にも分家を抱える特殊な環境でもあった。只、世間では知る者はいなく栃佐野家を含めこの様な形式をとっているのは三家しか残っていなかった。
そんなある日、栃佐野家に神の使者を名乗る人らがお願いしに来た。内容は十三株に分かれた神樹を集めるのに協力してほしい事、そして神樹を狙う企業らの手へ渡るのを阻止する事だった。
葵はこの家に生まれた事を何となく理解し承諾した。しかし、神樹を狙う企業らは使者が考えてるより深くより黒い死の影を落としていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 22:16:11
128054文字
会話率:61%
──それは、一条の光を辿る旅路。
誰もが魔術を使うことのできる、魔術が基盤となった世界。
世界で唯一魔術の使えない殺し屋レイは、国王殺害の依頼をきっかけに国の暗部を請け負う非合法組織、魔導遊撃隊特務分室へとスカウトされる。
触れただけで
魔術を消し去る力を持つレイと、ピーキーすぎる特務分室の仲間達。一点特化な彼らの戦いは、やがて世界を巻き込み変革する!
彼らが往くは七つの旅路。そのすべてがもたらす価値を、想いを。
ピーキーな魔術師たちの壮大なバトルファンタジー、ぜひご覧ください!
連載再開しました!
◇が付いている話には挿絵あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 11:27:38
1300562文字
会話率:36%
秋月解世はイタリア人博士ベアトリーチェ・アルバの下である施術を受けた。
施術後、目を覚ますと解世は現代とは異なる世界におり、直近の記憶を失っていた。
言葉が通じない世界で、解世は『異世界人』として敵視され、帝国の皇女ネムリアの異能によって
焼かれるが、肉体は即時再生し一命を取り留める。
解世は居合わせたイリスフィア剣師長に『超速再生能力』に目を付けられ、彼女の弟子となる。
剣師となった解世はネムリアを始めとした現地人と交流し、任務をこなす中で、世界に対する謎が深まっていく。
やがて辿り着いた世界の残酷な真実とは――
異世界×異能×SF×ミステリ
※完結まで文庫一冊分の長さです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 10:29:56
114515文字
会話率:34%
失恋に思い悩む青年──南海 流児(みなみ りゅうじ)が気晴らしに早朝の散歩をしている途中、地球上に存在し得ない異形の存在を発見する。
その異形の存在が巻き起こした波に飲まれスマホを落としてしまった流児は、スマホを追って海へと飛び込んでしま
った。
しかし、その海は何処か不思議で不自然で…………。
これは、不思議な海で巻き起こる、青年の新たな恋と冒険の物語。
■アルファポリスにて本編完結済み。
この作品はアルファポリス、カクヨム、小説家になろう、ハーメルにも投稿しています。
■毎週月曜日午後18時に最新話を投稿します。
誤字脱字の報告、コメントやお気に入り登録などの応援をよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:05:15
77278文字
会話率:43%
長い事無職、家賃の滞納でそろそろのっぴきならない状態のアラサー青年人見豪(ひとみごう)
慌てて仕事を探す彼のスマホに「お仕事募集」の不審なメールが届く。
最初は訝しがる豪であったがその余りに高額な報酬に釣られついうっかり募集のリンク先をタッ
プしてしまった。
気が付くとそこは絵に描いたようなファンタジーの世界、スマホから発せられる依頼人の声の指示のまま行動を余儀なくされてしまう。
現地で集合する他の三人の仲間、声が言うには魔王を倒してその世界を救うまで現実世界には帰れないという。
果たして豪は元の世界に戻る事は出来るのであろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:13:55
3961文字
会話率:23%
軍人だったツクモ・クライスはある事件がきっかけで身体的、精神的な不調を起こし早期に退役した。
悪夢と不眠に悩まされながらだらだらと暮らしていたところで、祖父が生前に雑貨店をやっていた建物の管理を任される。
初めは単に新しい住居として使うつも
りだったが、いつも女装をしている薬剤師の美少年ユルヤナに押しかけられ、その後も祖父の知り合いや下町の人々、過去の仲間たちと交流する中で雑貨店を再開することを決める。
持ち込まれる頼み事に興味本位で応えているうちに、ツクモは妙な評判が広まっていることに気付く。
「クライス雑貨店には何でも売ってるって聞いたんですけど」
「さすがに何でもはないです」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
38682文字
会話率:59%
大人気ファンタジーオープンワールドRPG『神曲戦記』。
基本プレイ無料で、実在のあらゆる時代や国々をモデルにしたステージや、壮大な第10章+αのメインストーリー、有名声優が命を吹き込んだ数々のキャラクターが魅力のこのゲームは、世界中のプレイ
ヤーを魅了している。
その熱心なプレイヤーであった浅葱レン(プレイヤー名 クウ)は、ある日、ゲームを起動した瞬間に現実のような「神曲戦記」の世界へと転移してしまう。
だが、この世界は単純なゲームの再現ではなかった――実体化したキャラクターたちは自らの意思を持ち、倒したはずのボスが再び目の前に立ち塞がる。さらには、他の「転移者」の存在まで……。
レンは、ゲームで培った知識を頼りにし、戦い、あるいは土地を開拓し、キャラクター達との会話を楽しみながら(?)も、変わり始めた世界の謎に挑み、元の世界へ戻る方法を探し出そうとする。
しかし、この世界には彼の知識を超えた「真実」が隠されていた――。
そして、現地のいまや魂を持ち始めた人々は、やがてクウ――彼を英雄と呼ばない代わりに、こう呼ぶようになった。
“魔王”と――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 20:00:00
29555文字
会話率:15%
”破壊神”――かつて起こった世界大戦、レギリオンの大戦の引き金となった存在であり、同族である神々を裏切ったことから神、種族から恐れられ、忌み嫌われる存在。その五代目のなる少女が誕生したが、すぐに両親から引き離されて地上に存在する破壊の領域レ
イズレイドに送られ、破壊神の配下たちによって育てられた。
それから十二年が経ち、世界は魔王軍の進行を受けていた。破壊の領域も例外ではなく、とある日に人間の勇者たちや魔王の接触によって彼女の運命は大きく動き出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 19:00:00
455597文字
会話率:30%
ライトノベルみたいな展開で、突如おれの婚約者を名乗りある女性が訪ねてきた。
初対面の印象としては、なぜおれを誘拐してそんなことを告げるのか、良く分らないミステリアスな女性。だが・・・。顔が良い!!!とても良い!!!
圧倒的な美貌で骨抜き
にされた両親におれはお婿に出されてしまう。ただその後新婚旅行で飛行機が爆破してしまい・・・。
おれたち2人は異世界転生してしまう。お互いまだ名前しか知らなかったのにだ。
ま、まだ死ねん!! その強烈な執念で新たな人生を始めることにどうやら成功したおれたち・・・。
容姿や性別、境遇が全然選べなかったおれ。なぜか前世大好きだった推しキャラの姿になっていた。
しかも意識が現地で生活してきたというものしかなかった。え!? TS転生!? そんな甘いことが起きるはずがなく・・・。前世のおれの記憶が少しだけあるくらいだ。ほとんどおれ(・・)は消されていた。
そしてそんな私(・)にはある特殊な能力があり、なにもしなくても代償を払いながら生きていくという鬼畜ムーブ。
異世界での第2の人生。探しだしたいひと。この先どうなるかなんて分らない。
この第2の人生にはシナリオなんて存在しないのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 06:52:54
21702文字
会話率:43%
破壊神を討伐した英雄の帰り道の話です。いろいろあってこじれてしまった奥さんとの出会いは果たしてうまくいくのでしょうか。
キーワード:
最終更新:2024-08-25 10:20:40
2920文字
会話率:46%
【短めのあらすじ】
童貞卒業しようとした青年は、トラックに激突して生コンクリートの中へ入ってしまう。死にゆく男は美少女パンツを見納めしながら幸せな気持ちで死ぬ。
転生したら『道(コンクリートの塊)』になっていた。出会った美少女サキュバス
に惚れられたので、固有スキル『道テイム』を使って無双する。
※道テイムは美少女パンツを見ないとエナジーが溜まらず、使えない。
【長めのあらすじ】
道見道貞は、大学生である。コロナ渦で一年過ごし、大学二年で大学デビューするべく、テニサーに入ってイッキコールを喰らい、まんまと酔い潰れてしまう。陽キャは更にイッキを要求してきたので、道見道貞は居酒屋を逃げ出して――トラックに激突、そのまま工事現場の生コンクリートの中にドボンと落ちる。
死にかけの道見道貞は居酒屋を抜け出して探しに来てくれた美少女のパンツを眺め――幸せな気持ちになって死ぬ。まさに、最後の目の保養であった。
「水玉パンツ」
そして彼の意識が目覚めると、そこは異世界だった。さらに記憶は自分の名前さえ曖昧で、一畳分サイズのコンクリートの塊に転生していた。歩行能力すらない彼は、現地の美少女サキュバス『レギン』と、美少女エルフの『スレイブ』に出会う。レギンは種族が『道(ゴースト)』の彼を怪しみ、ぐりぐりと踏む。すると、彼の心に機械音声の様に響いた。
【レベルアップです。レベルアップです。レベルアップです。レベルアップです。レベルアップです】
美少女に踏まれ、パンツを見てレベルアップする『道』に転生していたのだ。
美少女パンツを見て、エナジーを回復する『道』はあまりの出来事に意識を失ってしまう。すると、『小賢者』を名乗る存在に出会い、名前をつけて貰う。『ロードロード・ドーロード』、それが彼の新しい名前だった。
ネームドの魔物となった『道』は、『道テイム』というスキルを使い、サキュバス美少女レギンの為に、美少女パンツを見て無双する。
しかし、美少女パンツを見ないと道テイムを使うことはできない。これは『シルクロード』……シルクを愛した道が、世界一の道になり、美少女パンツを愛し尽くす物語である。
――――――――――
【主人公】
名前:ロードロード・ドーロード
種族:道(ゴースト)
好きなもの:絹製パンツ
スキル:道テイム
――――――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 15:20:17
1459788文字
会話率:35%
白幡若葉はカナダに短期で語学留学中。現地では素敵なステディができた。彼は真剣だった。でも、ダメなの。だって日本には大事な恋人の征樹がいるんだもん。留学が終われば、カナダでの束の間の恋は心の引き出しの中にしまっておくの。それは一生涯秘密にする
素敵な宝物なのだから。
留学が終われば、生きる自信をくれた征樹のためだけに生きる貞淑な妻になるって決めてるからね。
愛してる、征樹。
弊作「ボッチクンが実は超優良物件だった件」を先にお読みいただくと、面白さが倍増すると思われます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:30:00
3766文字
会話率:43%
冒険者……それは迷宮へ潜り、魔物を狩る者たち。貧農の少年、マディスは生きるために冒険者となる。魔物に襲われ、窮地に陥ったマディスは偶然拾った剣で、九死に一生を得る。だが、彼を救ったその剣は呪われていたのだ……呪剣を手にしたマディスは、その忌
まわしい力を武器に英雄への道を駆け上っていく。後に呪剣士と呼ばれ、恐れられた男の英雄談が今始まろうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:02:47
242086文字
会話率:44%
ある日メアリーは「真実の愛に目覚めた」と告げられ、捨てられた。
その結果、衣食住を無くしてさ迷い、暴漢に襲われたメアリーを助けてくれた人を好きになってしまうのは当たり前のことだと思う――し、私を捨てた人をもう愛せなくなるのも当然だと思う。
というか、ちょっと待って。「真実の愛に目覚めた」って……それ、よりによって私に言う? という主人公の驚愕から始まるお話。
・他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 18:10:00
12706文字
会話率:24%
顔も良ければ女性への態度も紳士的な商家の三男・ステファンと恋に落ちて結婚した冒険者のティナ。これから素敵な新婚生活が待っている!……かと思いきや、嫁ぎ先が嫁を奴隷扱いする地獄だった。
果たしてティナは自分より先に嫁として虐げられていた囚われ
の兄嫁二人を救出し、「スキル:モラハラ」を有したモンスターが跋扈する義実家ダンジョンから無事に脱出できるのか――⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 18:30:00
49498文字
会話率:32%