物語の結末は、魔女にとってのハッピーエンド
ラウラ・ララ・ゲートはこの世界を治める唯一の国、エルテア帝国の皇太子エドワード・ミロ・エルテアの婚約者だ。
この世界の太陽が弱まる時期に差し掛かると、ラウラの一族は命を代償に異世界の神子を召
喚する。全てはこの世界の太陽を再び輝かせるために。
ラウラの父はエドワードとラウラの婚姻を条件に命を捧げた。
神子が太陽の山に登る日程が決まった日、それを報告に来たラウラはエドワードにしなだれかかる異世界の神子の姿を見て怒りを爆発させた。
処刑が決まったラウラは神子を送還するために命を使い術を行使する。世界で初めての試みは失敗に終わり、ラウラが門に飲み込まれた。
死んだはずのラウラが目を開くと、神子の故郷である日本の姿が広がった。
召喚される前の神子を発見し、接触を試みるが失敗に終わる。そんなとき神子のクラスメイトで幽霊が見えるのだという少女、小夜と出会ったことでラウラは自分の世界を見つめ直すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 16:14:32
31117文字
会話率:51%
_(┐「ε:)_ 9/26(火):第179話投稿、次回土曜投稿予定。(隔日投稿予定作品)
_(┐「ε:)_ 追記:体調不良につき、次回木曜の更新をお休みさせていただきますm(_ _)m
あらすじ:カナオはガングロな神のミスで、地球を将来滅
亡の危機に追い込む発明をする男のすぐ近くに居た際、間違えて殺されてしまう。
死んだカナオは魔法の世界に転生する事になり、鼠の獣人「灰銀鼠族」として生まれ変わるも1つの大事な使命を与えられていた。
カナオの後に転生してくる男は間違えて殺された際のターゲットたる男で、やはり魔法の世界を将来滅亡の危機に追い込む発明をする事がこの時点で判明しており、カナオはその男を殺す事を託された。
ターゲットとなる男が最も苦戦するフォルティッシムス王国の国軍に入り、ターゲットの男との接触。
またカナオ単独では難しいとされ、カナオが率いる事の出来る軍隊の保有、世界的に国の軍隊だけが保有を認められている魔導鎧なるロボットに近いものを乗っての戦いをする為、カナオは魔導騎士なる魔導鎧に乗る為の座と軍隊を率いれる立場となり、その時を待つべくフォルティッシムス王国軍への入隊を目指す。
これはカナオが軍属となり、多くの任務の果てに魔法の世界を滅ぼす事となる男を殺しその後の安寧を謳歌すべく、鼠の獣人の身体能力。
七つの神から貰った能力、ガングロな神が強引に押し付けた知識を元に、昇進し、世界を救う……ロボット物のお話らしいよ?
※「天神様から始まる、異世界転生軍人譚」の再構築版です。
「天神様から始まる、異世界転生軍人譚」から引き継いでいるのは「軍属になる」と「ロボット物」という部分だけなので多分、新作?あと重要な部分なので書きますが、主なロボット登場は3章からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 13:44:01
542314文字
会話率:48%
私は荻 結月(おぎゆづき)。元日本人の転生者です。
居眠り運転のトラックにはねられて、目が覚めると白い部屋で寝ていた。テンプレだ。
そして、月の女神の1人であるセレーネさんに出会った。
セレーネさんが言うには、最近地域の管理をサボ...怠っ
てしまって、地域の2つの世界が接触してしまった、との事。何やってんだ、コイツ。
接触したせいで、弱かった世界の方に次元の裂け目が出来てしまった。
このまま放置するとその国はもちろん、大陸が滅んでしまう可能性すらあるらしい。
そこで!
最大女神パワーで国までは特定出来たのだけど、それが限界。
それで、私がセレーネの変わり(尻拭い)にその場所を探す事になった。
まあ、それは良いんだけど。
もらった能力のスキルが「屋台」
「何じゃこれはあああぁぁぁ...」
まさかハズレスキルじゃないの!
でも、いつまでもグダグダ言っても仕方がない。
果たしてユヅキは次元の裂け目を見つけて、国(大陸)を救う事が出来るのか?
コメディー寄りのハイファンタジーです。
設定はゆるいです。色々とご容赦お願い致しますm(*_ _)m
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様の『月(と)のお話し企画』に参加させて頂いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 22:00:00
9996文字
会話率:30%
【ある少女の謎を解き明かす過程を描いた、恋愛否定・ミステリー】
あなたのくだらない片想い、終わらせます。
小湊心(こみなと・しん)は学生ながら探偵事務所を運営している。それは恋愛絡みの苦しみから人を解放するための探偵所。主な業務は依頼人
が思いを寄せる「想い人」の調査。隠された真実を暴き、「恋の盲目を解く」ことが目的だ。心には独自の恋愛観がある。それは「恋愛感情は子孫繁栄のシステムなので悩むのは愚か。もっと効率的に交尾対象を見つけるべし」というひどく偏ったものだ。
そんな心のもとに、彼の命運を左右する依頼が舞い込む。依頼人が調査を希望する「想い人」は有名なお嬢様・仲谷椛(なかたに・もみじ)。「男子禁制」の日々を過ごす妙な女子高生だ。
調査のため椛に近付く心だが、異性との接触が禁止されている椛が、どういうわけか心のことだけは拒まない。そのせいで生徒から注目を浴び、椛の護衛には睨まれ、密かに調査をしたい心は困り果ててしまう。
そんなある日、椛の関係者という謎の男から「蚊の話」を聞かされる。
男は蚊の生態を滔々と語り、最後に「だから、仲谷椛のことは放っておいてやってくれ」と告げる。蚊の話と椛の関連が分からずチンプンカンプンの心だが、ふとしたきっかけで椛が人の血液を見てうっとりと生唾を飲む場面を目撃してしまう──。
「蚊の話」と彼女の奇妙な反応。椛が男子禁制である理由。
歪んだ恋愛観を持つ探偵少年・小湊心は、数多の恋愛観に触れながら、また翻弄されながら、「蚊」に例えられるミステリアスな少女・仲谷椛の謎を解き明かすべく奔走をはじめる。そして彼女の裏に隠された真実の波に巻き込まれながら、自らが抱える「恋愛否定」のトラウマと向き合い、調査の中でその心根を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 14:34:45
138933文字
会話率:33%
フィスター
光と闇に存在する謎の生物 “フィスター”
彼らは人間に接触するだけで命を奪う
突然現れ突然消える
未だ“フィスター”に対する対抗手段は発見されていない
よって人類は“フィスター”に出会わないように注力することしかできなかった
し
かし“フィスター”の存在は世界を平和にした
太古からの戦は終戦を迎え、人類は世界平和を実現したが、
地球はこれまでないほどの恐怖で満たされていた。
一部の有権者や富裕層は 他の惑星に逃れた
地球に取り残された人々はただ恐怖に怯え死を待つほかなかった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 14:08:45
1425文字
会話率:9%
王立リンドール魔法学院では期末試験が明日へと迫る中、突然その延期がなされた。原因は、授業で使われる予定だったスライムの死である。しかし、その出来事には奇妙な点が存在していた。スライムは密室で死んでいた――いや、殺された痕跡があったのである
。魔法の発動は、対象の目視あるいは接触が必要である。つまり密室の外からはスライムに対して魔法を使えないはずの状況で、しかしスライムには確かに魔法が使われた痕跡が残っていた。果たして密室のスライムを外から殺害することは可能なのか。そんな謎に対して、ミステリ好きの少年レナルドと、その友人達が挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 23:53:15
23266文字
会話率:48%
この二百年紀の間に、人類は飛躍的な進歩を遂げた。プロアニア王国がその衰亡をかけて挑んだ壮大な科学的挑戦によって、今や人類は、馬よりも速く道を駆り、神話の獅子にも劣らぬ武器を手に入れた。この壮大な人類の旅路に、もう一つの大国ムスコール大公国
は挑む。
やがて彼らがプロアニア王国に接触してから百年後の現在、大公国はその莫大な財力を振るい、更なる邁進を続けていた。
一方、魔法・農業・鉱業のあらゆる資源を持つ宗教と絶対君主の西の大国カペル王国は、断絶したカペル王家に代わって、デフィネル朝が興り、王は王国の財政立て直しのため、かつて片田舎であった辺境のナルボヌ伯領の娘と結婚を交わす。さらに、王は東の大国であり積年の宿敵エストーラ皇帝との融和政策により、プロアニア・ムスコール大公国間の強固な同盟を東西から包囲する政策転換を図った。
そのエストーラは、ムスコール大公国出身の老帝による寛容な統治により、文化的に更なる発展を続けている。そんな時、ムスコール大公国で、空前の大不況が勃発する。これをきっかけに経済破綻した4か国は、自国の生き残りをかけて、それぞれの方法で、戦いに挑むこととなる。経済、戦争、技術革新……。やがて人類が月へと至るまでを描く、「ムーンショット・ファンタジー」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 19:00:00
798827文字
会話率:35%
改稿版
主人公『椎名翔一』の世界で社会現象を巻き起こしたラブコメ漫画「中学ハーレム」略して「中ハ―」。シンプルかつド直球なタイトルが話題を呼び男女問わず幅広い世代で流行した漫画だ。しかし、その漫画は最悪の終わり方で完結。さらに、火に油を注ぐ
かのような作者のSNSでの発言により、漫画は大炎上。作者への脅迫状や爆破予告などが届いて警察沙汰に…。「中ハー」は最高のラブコメから最悪のラブコメにまで転落した。
そんな世間が批判しても翔一はその漫画のファンだ。なぜならその作品に登場する負けヒロイン『天羽 玲羅』が大好きだからだ。でも、作品内で酷い扱いを受けてしまう天羽玲羅を見た時、さすがの翔一も「ウゾダドンドコドーン!」と思いながら単行本を床に叩きつけた。結構余裕だ。
そんな翔一は完結後も玲羅への思いが引きずりながら生きていると突然死んでしまう。目覚めるとそこは「中ハー」のその後の世界。こんなありきたりな展開に一切の躊躇なく玲羅に接触する翔一。
翔一は、「中ハー」の作者が一切望まなかった結末へ歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:00:00
620021文字
会話率:56%
主人公『椎名翔一』の世界で社会現象を巻き起こしたラブコメ漫画「中学ハーレム」略して「中ハ―」。シンプルかつド直球なタイトルが話題を呼び男女問わず幅広い世代で流行した漫画だ。しかし、その漫画は最悪の終わり方で完結。さらに、火に油を注ぐかのよう
な作者のSNSでの発言により、漫画は大炎上。作者への脅迫状や爆破予告などが届いて警察沙汰に…。「中ハー」は最高のラブコメから最悪のラブコメにまで転落した。
そんな世間が批判しても翔一はその漫画のファンだ。なぜならその作品に登場する負けヒロイン『天羽 玲羅』が大好きだからだ。でも、作品内で酷い扱いを受けてしまう天羽玲羅を見た時、さすがの翔一も「ウゾダドンドコドーン!」と思いながら単行本を床に叩きつけた。結構余裕だ。
そんな翔一は完結後も玲羅への思いが引きずりながら生きていると突然死んでしまう。目覚めるとそこは「中ハー」のその後の世界。こんなありきたりな展開に一切の躊躇なく玲羅に接触する翔一。
翔一は、「中ハー」の作者が一切望まなかった結末へ歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 12:18:34
146255文字
会話率:60%
高飛車で傲慢な令嬢として有名だった侯爵令嬢のダイアナは、婚約者から婚約を破棄される直前、階段から落ちて頭を打ち、記憶喪失になった上、体が不自由になってしまう。
そのまま修道院に身を寄せることになったダイアナだが、彼女はその暮らしを嬉々とし
て受け入れる。妾の子であり、貴族暮らしに馴染めなかったダイアナには、修道院での暮らしこそ理想だったのだ。
新しい婚約者とうまくいかない元婚約者がダイアナに接触してくるが、彼女は突き放す。身勝手な言い分の元婚約者に対し、彼女は怒りを露にし……。
初恋のひとのために貴族教育を頑張っていたヒロインと、健気なヒロインを見守ってきたヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 20:08:53
8006文字
会話率:70%
十五年前に起きた『接触』とともに世界中に現れた巨大建造物、魔王城は世界の二十箇所以上を占拠し、そこから蔓延る『悪魔』と呼ばれる生物によって人類は版図を失った。接触の年に旭川で生まれた三珠ありすは、今年の春から高校生になり、不法に手に入れた屋
上の鍵で教室から逃亡する生活を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 21:00:00
154021文字
会話率:34%
十二歳で聖女と認定され、五年間神殿で祈りを捧げてきたクレア。
五年ぶりに外へ出ると、王太子の婚約者だったはずが解消されていて、その場所には妹がいた。
外界との接触がなく情報など何もなかったクレアは、疑問も持たずに受け入れ祝福する。
それから
二年。
国内の教会を回り祈りを捧げる日々を送ってきたが、すっかり庶民の感覚に馴染んだクレア。
二年間、寝食をともにしてきた護衛二人とともに、クレアはいよいよ明日王都へ帰還する。
ざまぁは期待しないでください。
今回もご都合主義でいきますので、違う!と思ったらそっとブラバをお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 17:52:02
31952文字
会話率:25%
「怖い」
中学の頃からすべての女に怖がられている恐山健児(おそれやまけんじ)は男からも変態クソ野郎と思われ現在進行形でボッチの日々を過ごしている。
高校に入っても周囲の反応は変わらないため、中学時代からの趣味であり、生きがいであるダン
ジョンに潜り続けるのだが、そこで生まれて初めて健児を怖がらない姫神麗美(ひめがみれいみ)に出会い一目惚れしてしまう。
そのことを中学時代からの唯一の友人ともいえる四匹の召喚獣に話すと、様子がおかしくなる。姫神と接触しようとした翌日、小学生の時に様々な勝負で健児をボコボコにしてきて、近年は疎遠になっていた北司綾(きたつかさあや)を筆頭に四人の幼馴染達が接近してくる。
綾は健児に自分が押し倒された写真をバラされたくなかったら、自分たちのパーティの雑用になれと脅し、健児はしぶしぶ一緒に行動をすることになる。しかし、これでは小学生の頃の焼き直しだと考えた健児は幼馴染達の痴態を録画してやろうと考えるのだが、配信モードになっていることに気付かず・・・
カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:20:53
241721文字
会話率:68%
ラフワー王国には、回復魔法を司る「聖女・聖者」と言われる人々が存在する。
その中でも病気を治す魔法は非常に珍しく、その誕生が待ち望まれていた。
そんな中、カサブランカ侯爵家の令嬢、リリーがその魔法の持ち主であることが判明し、聖女の称号を受け
、同時に第1王子のローズクォーツと婚姻を結んだ。
ローズクォーツがはやり病に倒れた時には、リリーがすぐに回復魔法をかけ、ローズクォーツはすぐに回復したのだが、それがきっかけでリリーは彼から婚約解消を言い渡されてしまった。
実は彼女の回復魔法には重大な副作用があったのだ。
王家を怒らせたリリーは、父親の抗議もむなしく、他人との接触と魔法の禁止を言い渡され、その上王城の敷地の隅にある塔に監禁されてしまう。
侍女たちからも煙たがられて一人寂しく塔での生活を始めたリリー。
差し入れの本と、実家の紋章にもなっているカサブランカの花の鉢だけが、彼女の心を慰めてくれていた。
前半シリアス、終盤ギャグです。
ジャンルに非常に迷うのですが、コメデイーでもないし、恋愛でもないので、このジャンルなのかなあと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 02:07:48
21177文字
会話率:40%
アドロラートは侯爵令嬢らしく、多少は傲慢な部分があったが、ファストーソ王国のパヴェント皇太子の婚約者となった事で、徹底的に教育されて傲慢さも消えて周りからの評判もよかった。
だがデビュタントで、アドロラートが離籍している時に男爵令嬢のブル
レスカがパヴェント皇太子と接触。典型的な出会いに最初は無視しているが、何故か次第にブルレスカに惹かれるパヴェント皇太子。
そして「侯爵令嬢アドロラート! あなたは私の婚約者である資格はない。よってあなたとの婚約を破棄する!」という皇太子の声が、舞踏会会場に響いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 02:58:53
17956文字
会話率:69%
今日も気楽にあいつを排除
これで二度と接触しないで済むよう案内してくれる
嫌な奴と無理して顔を合わせる必要はない
人は一緒に生きていく必要はない
みんな仲良くしなくて良い
仲良くしたくない奴と一緒にいるのは苦痛でしかないのだ
から
______________________
以前、こちらのコメント欄で、俺の書いた話を話題にしてくれてたので、覗いてみると良いかも
http://mokotyama.sblo.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:00:00
7563文字
会話率:3%
これは仮想空間没入・多人数参加型ネットワークゲームである。
しかし、他人との接触を強要・強制される事は無い。
…………そんなゲームが作られて欲しいと思って。
****************************
活動と生活と執筆支援をお願い↓
『執筆時間を買うために/BOOTHでのダウンロード販売』
https://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/483314244.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 21:00:00
2779文字
会話率:8%
次元の接触がもたらす揺らぎと、それを正すための戦い。
日常の横側で行われるそれは、誰に気付かれる事もない。
最終更新:2015-12-30 17:37:28
3963文字
会話率:4%
近未来。同調圧力が疾病化し、国民の大部分が日常的に狂気化して錯乱状態へ陥るようになった日本。国は当該の疾病対策のために官民一体となり、個人の人格を機械へ転写する技術の開発に成功した。それは次世代のスマートフォンとして、俺たちの世界に流通して
いる。ズゥヴェロハット。俺が他人との情報接触で心を傷つけるたびに、機械の守護霊がダメージを肩代わりしてくれる。可愛くて大切な、俺の身代わり人形さ。
いまじゃズゥヴェロハットを身につけないで生活するなんて、嵐の中に裸一貫で突っ込んでいくよりはるかに危険だ。地獄のただ中に突っ立っているようなもので、だがしかし俺は、今まさにそんな状態に陥っている。酔っぱらってズゥヴェロハットを電車の中で失くしちまったんだ。こいつは大事だ。早く探さなければ。とんだ帰り道になっちまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 22:08:04
17093文字
会話率:39%
今から約20年前、第三次世界大戦後に世界平和をもたらした万能素粒子、デバイサー粒子が発見された。
デバイサー粒子はニュートリノと同じ大きさでありながら一つ一つが非常に緻密なICチップのような構造をしており、大気中で数億個の粒子がデバイ
サーの異能によって集積される事により、スーパーコンピュータと3Dプリンターの合わせ技のような効果を発揮する。
粒子の集合体には直接触れる事はできないが、武器兵器の解体、安全仮想兵器(セーフティウェポン)の構築などさまざまな事象を起こす。
安全仮想兵器ことセーフティウェポンはデバイスに即時武器生成プログラムのインプットされた補助機材、オプションカードを挿入する事でスピーディーな非流血戦闘を可能にした。
セーフティウェポンオプションカード。通称・SWOC(スウォック)。
SWOCを使用できるデバイサー、SWOCデバイサー同士の戦闘において攻撃を受けて消耗するのは戦意のみ。
そんなSWOCデバイサーを養成、管理する学園、国立第一素粒子戦術専門特別教育校。
略称・素粒戦専。
俺、恋澄(こいずみ)まことはそんな学園で並の成績なモブデバイサー。
退屈な学園生活を送る中、ある日過去からきた謎の幼女の登場によって事態は一変する……。
学園SF青春バトル小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 15:44:56
19340文字
会話率:47%
人と人外の種族が共存している異世界、イクセプトで生きる、半分人間・半分吸血鬼の少女、ミーナ・アリスト・ミストレーヴは自分の存在を嫌い、他者との関わりを持とうとしなかった。
外部との接触を完全にシャットダウンするミーナに対し、母がある男をミー
ナ専属の執事として雇う。
突如現れた執事によって、ミーナの人生が、性格が変わり始め、自ら止めていた成長を進めさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 10:52:41
375151文字
会話率:60%
約三ヶ月前、ブランケ伯爵家からバウムガルテン公爵家へと嫁いだリリア。伯爵令嬢から公爵夫人へ。幸せな新婚生活を送って──は、いなかった。リリアは、その理由も教えられず、外との接触を断たれ、王都のバウムガルテン邸の敷地内しか出歩くことを許され
ていない。その上、夫は自分を愛していないらしい。とリリアは思う。初夜、「君には触れない」と言ってきた、アルトゥール・バウムガルテン。リリアより四つ上、弱冠二十歳の現バウムガルテン公爵は、そう言った。リリアはそれから、数えるほどしか夫と顔を合わせていない。自分はなぜここにいるのだろう。そう思って過ごす日々──が、一変する。
「愛している、リリア」
真っ昼間だというのに突然夫が帰ってきて、意味の分からないことを言い出した。曰く、自分は呪われていて、その呪いは愛する者に触れる、または自分が愛情を向けていると知られると、愛するものが死んでしまうというものだ、と。そしてその呪いが解けたのだと。
今まですまなかった、そう言われて、そうだったのですねと言えるような心境を、リリアは持ち合わせていなかった。
「ならば、本当に私を愛してくださっているのなら、これからの三ヶ月で、私を愛していることを証明してくださいませ」
そして、アルトゥールからリリアへの、『愛の証明』が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:00:00
106441文字
会話率:57%
二○六八年の近未来。
女子大生・牧浦(まきうら)美鈴(みれい)は喘息持ちの妹の身を案じた家族と共に、山間に佇む古民家へ越してくる。霊感体質の美鈴は庭に放置された廃車に霊気を感じ、間もなく不快な怪現象に襲われるようになる。同じ大学に通う恋
人に相談すると、歴史ある陰陽師の家系の女学生を紹介され、彼女との交流が始まる。
一方で美鈴の弟は学校帰りに、家の過去を知ると語る若い警官に私的に接触され、床下から幼女の遺体が発見された家の忌まわしい過去を聞かされる。
怪現象は日に日に加速し、家族もその存在に徐々に気付き始めたころ、個人的に家にまつわる怪異を調査していた美鈴はこの家の過去の真相に漕ぎ着け、縋るような思いで陰陽師の元へ行くも女学生から前住人が自分と近しい人間という衝撃の事実を明かされる。家と自分、過去と因果。
前の住人と、若い警官と、庭に捨てられた廃車、夜ごとに起きる怪現象の繋がり。
複雑な関係性が明らかになったとほぼ時を同じくして、本当の絶望が彼女に突き付けられるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:07:45
113995文字
会話率:48%
この世界で唯一魔力をもたないミリア。魔法の縛りによって離婚できないというルールから唯一逃れられるミリアは、これまでに4回の結婚を行っている。そんな世界最弱令嬢であるミリアの5回目の結婚を境に5回目のループに突入した世界で、唯一ループに気づ
いている結婚相手のソルドは自身のためにもループから抜け出す方法を探る。そして、この世界で唯一大精霊と意志を交わせるミリアの守護精霊は、ループの原因を探るために、日本という国にいる白崎を通して現在の状況を発信する。
そんな中、ミリアの過去の結婚相手や病気の妹、第二皇子であるソルドに想いを寄せる令嬢や反対派からの暗殺者などと様々な人間が次々にミリアとソルドに接触し…。果たして、無事にループから抜け出すことはできるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 20:07:30
4570文字
会話率:36%