国中を巻き込んで愛の証明を果たそうとしたメリバ夫婦の、刑執行前夜の話。
※あまり報われませんのでご注意ください。
最終更新:2024-09-24 16:30:40
10528文字
会話率:33%
全人類が神から加護という異能を与えられる世界で、十七歳の公爵令嬢ヘルミーネはぶっ壊れ性能の筋力強化の加護により国一番の強者となった。
古今無双の公爵令嬢という二つ名まで持つヘルミーネであったが、彼女にとって強さなど迷惑でしかない。そのせ
いで男性には恐れられ、婚約者には逃げられる。年頃の乙女にとってその現実は悲惨の一言だ。
ところがこの国の王太子であり勇者の加護を持つグロリエンだけは、ヘルミーネを本気で愛していた。彼女より強くなる事が自分の愛の証明だと信じる彼は、幼い頃からずっとヘルミーネに勝負を挑んできたものの、毎回ブッ飛ばされて負けてしまう。
実はヘルミーネもまたグロリエンを愛していたのだが、二人の想いは互いに気づかぬままチグハグに交差し続ける。そんなある日、敵対国の陰謀に巻き込まれたヘルミーネは二人を引き裂く呪いにかかってしまった。そしてその呪いを解く鍵は、あろうことか二人の恋愛成就であったのだ。
*完結保証(全36話)
*他サイトにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 12:23:22
135966文字
会話率:44%
リリーは魔女として処刑されようとしていた。
ほんの数日前まで、妃として王太子に愛され大事にされていたと言うのに……
王族から縁遠い男爵の娘であるリリーは、王太子に見染められ妃となった。奇跡の様な結婚に戸惑うリリーに『愛の証明』をする為、王
太子のフェリックスは、この国では行われない成婚パレードを特別に催す事にした。
その成婚パレードを目前に控えたある日、リリーが魔女であることが発覚。魔法使いに畏怖と排他意識を持つ王国は、彼女が例え王太子妃であろうと断罪する事に決め、森の魔物の餌にされる事になったのだった。
しかし、処刑の時を待っていたリリーの元に思いがけない助けが入る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 22:07:56
33361文字
会話率:34%
約三ヶ月前、ブランケ伯爵家からバウムガルテン公爵家へと嫁いだリリア。伯爵令嬢から公爵夫人へ。幸せな新婚生活を送って──は、いなかった。リリアは、その理由も教えられず、外との接触を断たれ、王都のバウムガルテン邸の敷地内しか出歩くことを許され
ていない。その上、夫は自分を愛していないらしい。とリリアは思う。初夜、「君には触れない」と言ってきた、アルトゥール・バウムガルテン。リリアより四つ上、弱冠二十歳の現バウムガルテン公爵は、そう言った。リリアはそれから、数えるほどしか夫と顔を合わせていない。自分はなぜここにいるのだろう。そう思って過ごす日々──が、一変する。
「愛している、リリア」
真っ昼間だというのに突然夫が帰ってきて、意味の分からないことを言い出した。曰く、自分は呪われていて、その呪いは愛する者に触れる、または自分が愛情を向けていると知られると、愛するものが死んでしまうというものだ、と。そしてその呪いが解けたのだと。
今まですまなかった、そう言われて、そうだったのですねと言えるような心境を、リリアは持ち合わせていなかった。
「ならば、本当に私を愛してくださっているのなら、これからの三ヶ月で、私を愛していることを証明してくださいませ」
そして、アルトゥールからリリアへの、『愛の証明』が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:00:00
106441文字
会話率:57%
愛する人を美しい双子の妹に奪われたクローイは、二人の結婚披露宴が行われる最中、自身の首を切り裂くことで祝宴の場を惨劇の場へと変えてみせた。
大人しかった彼女が、なぜそのような行動に及んだのか。
「どんなことをしてでもあなたを守る。そう言
ったわ。――今からそれを証明してみせる」
命をかけて愛をまっとうしようとした一途で不器用な女のお話。
◆前半ヒロイン視点、後半ヒーロー視点になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 19:21:12
34275文字
会話率:17%
「リリィ、僕は真実の愛を見つけたんだ!」
王太子エリックの婚約者であるリリアーナ・ミュラーは、舞踏会で婚約破棄される。エリックは男爵令嬢を愛してしまい、彼女以外考えられないというのだ。
リリアーナの脳裏をよぎったのは、十年前、借金のかたに商
人に嫁いだ姉の言葉。
『リリィ、私は真実の愛を見つけたわ。どんなことがあったって大丈夫よ』
そう笑って消えた姉は、五年前、首なし死体となって娼館で見つかった。
真実の愛に浮かれる王太子と男爵令嬢を前に、リリアーナは決意する。
——私はこの二人を利用する。
ありとあらゆる苦難を与え、そして、二人が愛によって結ばれるハッピーエンドを見届けてやる。
——それこそが真実の愛の証明になるから。
これは、婚約破棄された公爵令嬢が真実の愛を見つけるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:26:45
24468文字
会話率:37%
君への愛を証明するために
最終更新:2023-01-21 23:44:47
783文字
会話率:21%
ここは異常性がない世界。ネクロフィリアは普通の考えであるし、愛のためなら殺害も当然だと考えられている。性転換での恋、蜘蛛になること、ゾンビとして生きること、それはおかしくなく、今までの普通はおかしかったらしい。
そのせかいでボクは、『ノー
モフィリア』(普通への愛)を持ち続けている。
そのせかいは、『ノーモフィリア』は大罪である。
周りのクラスメートも、友達もそう考えている。
けど、ボクは考える。『異常』と『愛の証明』という議題に対して。
周りにバレて、心が折れてしまっても、考える。
愛とは何なのかを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 20:26:24
7572文字
会話率:36%
君の永遠になって、僕の愛を証明しよう。(※重複投稿作品)
最終更新:2022-08-09 12:00:00
644文字
会話率:4%
最高度の暴力を付与することによって、最高度の倫理を獲得するという法理
最終更新:2022-07-16 03:20:47
1277文字
会話率:0%
少子化が進んだ2040年。
このままでは、日本が消滅してしまうと判断した政府は、AIによって、男女のこころを読み取り、相思相愛と判断した場合、強制的に結婚させられるという法律を制定した。
そのAIの判断を信じる人は、ひょっとしたら幸せをつか
むのかもしれない。
ここに人間としての気持ちを優先させた男がいたが、そのために、愛してくれる人がいなくなってしまった。
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。
大人の童話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 08:47:28
7998文字
会話率:24%
男が真実の愛を証明するために、どんどん狂っていくお話です。
最終更新:2021-01-01 06:00:00
8841文字
会話率:25%
──あなたは、いつか、私を裏切る。
オリビアは、十歳の時石につまずき、頭を打って前世の記憶を思い出した。前世によるとここは、ロマンス小説の世界で、オリビアはヒロインへの愛の証明として、ヒーローに殺されてしまう悪役令嬢だった。って、死ぬのは
いやー!!! なんとしてでも、婚約をしないように、動かないと。あれあれ、でも、この婚約者殿めちゃくちゃ、私を可愛がってくるんですけどー!!
※アルファポリス様にも掲載しています
※テンプレです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 22:48:18
10771文字
会話率:54%
愛したそのひとは、吸血鬼だった。
それでも構わないと思っていた。
けれど、「私」の心に疑念が募る。
この胸の内にある「愛」は、吸血鬼の能力によって生じさせられたものではないだろうか?
出会ったときに感じた「愛」は、とうに消失しているのでは
ないか?
そして「私」は、この感情の真偽を確認するため、とある行動を取る。
独白のみで綴られた、官能的でビターな大人の物語。
「カクヨム」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 12:07:01
1592文字
会話率:0%
彼女にまつわる三つの話。
*瓶詰アンソロジー「瓶に詰めたい」に寄稿した作品です。芥川龍之介の「藪の中」をイメージしてました。
最終更新:2019-05-09 21:44:16
3948文字
会話率:0%
もう二度と会えない人を懐かしく想うとき
最終更新:2017-09-23 12:12:59
553文字
会話率:5%
入って行くのは気持ちが良くて
出て行く時は痛苦しくて
始まった日には間違っていたの?
愛の証明に利用しないで
最終更新:2017-09-08 17:00:13
547文字
会話率:10%
美貌を第一王子ユークリードに見初められて婚約したエヴェレッタ。
彼女は王族も出席する社交界で、次期王妃に相応しくなろうと頑張っていた。
しかしある日、ユークリードはそこに見慣れぬ女を連れてきた。
エヴェレッタは、彼から衝撃的な言葉を聞くこと
になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 07:00:00
2143文字
会話率:40%
はるかが好きだ。はるか以外の女に靡くわけないだろ。
はつやがすき!はつやじゃないおとこのひとはすきじゃないよ!
私は神だよ。ちょっとした試練をやろう。どんな状況下でもお互いの愛に偽りないか見極めてやる。
は?誰だお前。はるかが好きなことに変
わりないけどな
おじさん?はつやだいすき!
だから神だよってば。お兄さんでもいいよ。これから色々やるんだけど、愛の証明ができたらなんかご褒美あげるよ。
ああ、はるかかわいい。
はつやすきー!
ああああはるか可愛いなあああああ
神だよ。話全然聞いてないね。もう勝手に進めちゃお。
始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 11:01:50
22473文字
会話率:29%
超短編小説。ショートショート
女が求めるのは男からの愛の証明。
宇宙よりも大きな、究極の愛の証明とは!?
最終更新:2015-04-15 16:59:04
806文字
会話率:39%