21世紀半ばの台北市内。ネイ(男)、テイ(女)の美形の双子は、懐古趣味の玩具と骨董品の店を開いている。だが、裏では地球に住むエイリアンのために作られたオルゴールを、修理し、望む者に譲るという仕事もしている。エイリアンに関する物を扱うのは禁
止されているが、それでも密かに続けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-08 09:56:08
68604文字
会話率:59%
四十半ば過ぎた今も思い出す。初めての相手、光(ひかり)の指先、唇。最初に会ったのは、まだ幼い高校一年の春。下がった目尻と優しい声に惹かれ、恋をした。会って最初の海岸デートで肩にもたれて泣いた私を、光は優しく抱いて、頭をなでてくれた。ファース
トキス、いろんな経験、そしてプロポーズ。漠然とした理想を持ち、自由に憧れる私は一途な光の気持ちをうまく受け止められない。いつも突然泣き出す私を光だけがわかってくれたが、その光こそが、私の苦悩の源だった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 20:00:00
114024文字
会話率:38%
夢に敗れ、サラリーマンとなった25歳の青山純一郎
行きつけのカフェ店主に「100万円でカフェを譲る」と申し出があり、畑と不思議な小屋つきで譲り受ける。
店は繁盛し、平和な日々を過ごしていたが、突然「助けて」という女性の声が…。
激しい地震
に襲われ、気がついたら100年後の22世紀に。
助けを求めてきた女性サヤカの話によると、21世紀の間に、鉛筆がこの世の中から消えてしまったという。
表現の自由を奪われた人類を救うのは、ミサイルでも刃物でもなく、一本の鉛筆だった!
奪われた自由を取り返すべく、鉛筆戦争が始まる…!
※カクヨム、アルファポリスでも連載をしております〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 22:24:14
71201文字
会話率:45%
一人の老庭師が、新年の雪の宵に、いきなりの不審死を遂げた。彼は20年以上前に唯一の子を失った、寂しい老人であった筈だった。しかし、老人は自分の有する白亜の豪邸のオーナー権を、我が唯一の子、及びその子孫に譲るという遺言書を残していたのだ!過去
の蒸発事件が秘めし数々の謎。深い雪闇の中に交差しつつも封印されてしまっていた運命が――《花の影》に秘められていた謎が、記憶が、愛が、時を超えて動き出す。【個人サイトより転載】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 04:00:00
445680文字
会話率:39%
鉄道聯隊とは、日清戦争時に編成された臨時鉄道大隊を起源とし、第二次世界対戦終戦まで存在した、簡単に言えば日本陸軍の鉄道部隊です。
鉄道部隊という意味では、一九六〇年二月一七日に編成され、一九六六年四月一日に廃止された陸上自衛隊の第一〇一
建設隊は、鉄道聯隊の最後の系譜と言えるでしょう。
さて、鉄道聯隊についてはインターネットや書籍等、様々な情報に譲るとして、この鉄道聯隊が国内において、六〇〇ミリメートルという狭い線路幅《軌間》(日本国内の標準軌間は一〇六七ミリメートルで、世界的に見ればこれも狭軌《ナローゲージ》に入るが)で、長大な演習線を敷設していた事が特筆出来ます。
一部の演習線(演習を前提として敷設された線路と規定)は演習後に払い下げられ、私鉄として営業運転が行われたり、演習目的(あるいは名目か?)によって営業路線が敷設されたりというケースも存在し、当時の鉄道敷設あるいは復旧に対して、大きな意味を持つ部隊でもあったと言えるでしょう。
そんな鉄道聯隊に関わる場所を訪れた、旅行記とも言えない、もっと気楽な散歩探訪を取り留めもなく綴ったものとなります。
旅行記や探訪と言うより、取り留めの無い散歩レポートといった感じになります。
※所々に含む感想等は、あくまでも個人が感じたものであり、事実と異なったりする場合があります。
記載状況はあくまでも探訪時のものとなります。
一話/二千五百文字前後を予定しています(補足情報や各章最終話を除く)。
各章毎に書き終えたら連日投稿という、不定期投稿スタイルになります。
R15は、一応戦争物(?)扱いの為の保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-06 19:29:55
19298文字
会話率:3%
その日、娘に冬の女王を譲るはずだった女王。
彼女はいきなり逃げ出し、塔の中に篭ってしまいました。
なんとか説得しようと、あの手この手を試しますが、どれも冬の女王を外へ出すことはできませんでした。
そこへ彼女の娘がやってきて・・・・・・。
最終更新:2016-12-12 23:41:05
4081文字
会話率:34%
かつて、この世を統べる主上の女一の宮として生まれた雪子は、十歳の頃に父、母、弟、祖父母、叔父を次々に亡くし、後ろ盾を失った。母の実家である三条の屋敷へと戻され、日々を生きるために針仕事をしながら、糧を得ていたがそれでも、生きていくには心許無
く、かつて自分の叔父に嫁いでいた梨壺の女御の援助を受けながら生きるしかなかったのである。しかし、この女御は度々、雪子を梨壺へと呼び出しては女房達と一緒に嘲り、罵ることを楽しみとし、その見返りとして食料や着るものを援助する、という事を行なっていた。梨壺の嫌がらせに、立ち尽くし絶望しているところに、偶然行き交った青年、橘一成が手を差し伸べてくれたが、九人兄弟の長兄である彼もまた、自分と同じように窮屈な思いをしながらも家族のために日々を努めていた。それに共感した雪子は自分の屋敷を譲ると言い出し、やがて条件が一致したことから、屋敷の主は雪子のままで一成達は家人として迎え入れられることとなる。兄弟達と過ごすうちに雪子はやがて、忘れていた生きることの楽しさを思い出し、日々増す一成への思いに戸惑っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 14:14:46
89609文字
会話率:48%
この世界には多数のギルドが存在している。
基本的にはモンスターを倒すとギルドポイントが加算されていき、ポイント数に応じて順位が決まることになっている。
当然、上位ギルドには猛者たちがぞろぞろとしている。
その中でもTOP10のギルドは別
格とされており、モンスターを狩る時に鉢合わせすれば譲るのが暗黙の了解となっている。
このことからTOP10ギルドは、数々のギルドから『憧れ』や『恐怖』など様々なイメージを持たれている。
だが、このTOP10ギルドとは他にーー恐れられているギルドがあった。
そのギルドの名は『ブラックローズ』。
“ギルドキラー”の異名を持つそのギルドは少年少女のみで構成されており、この世界では禁断の行為とされる「ギルド狩り」を行っている。
『ギルド狩り』は、モンスターを倒すのではなくギルドを襲い、崩壊させる。
これはその“ギルド狩り”と恐れられる『ブラックローズ』の少年少女たちの話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-18 18:01:23
5950文字
会話率:45%
妥協していいことと、妥協してはいけないことの違いがわかりますか?
最終更新:2016-07-18 23:40:49
703文字
会話率:0%
★■謎の異星人と王女と一人の地質学者が織り成すスペースオペラ■★
地質学者、ディーン・リンゼイは、惑星王国エミリアで、ただ国際的なポーズを示すだけの地質研究をする若者。ある日、彼の調査中に宇宙船が不時着。降りてきた少女エレナ・ユーニス・エ
ンダーを大金と引き換えに匿うことになるが、そこから生活は一変。謎の鉱石を掘り当て、それを知った第七位王位継承権者リーザ・ベルナンディーナ・グッリェルミネッティに鉱石を譲るよう迫られる。譲ってはならないと主張するエレナとリーザは対立、やがて二人の対立は決定的に。エレナとはいったい何者か、リーザが鉱石を求めるのはなぜなのか、深まる謎に挟まれたディーンの苦悩は続く――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-14 18:00:00
122738文字
会話率:34%
譲るものと引き継ぐもの。
キーワード:
最終更新:2016-03-01 02:17:20
1531文字
会話率:16%
世界中の三分の二を占める大国、ユーツァ。その王であった青年は、突如表れた少年にまた突如王座を譲る。王家に仕える騎士団に属する少女フィウは、先王よりもまして余りにも若すぎる王にアストと名を授け、アストと共に現れた謎の数々を紐解いてゆく。
最終更新:2016-01-02 23:48:41
30418文字
会話率:50%
夏目漱石がI love youを『月が綺麗ですね』と喩えたが、なるほど言い得て妙である。勿論、これについての解釈は千差万別であるが、私には最上級の愛の言葉である。ああ全く、私も毒されたものだと心中で吐き捨てた。
言葉は美しく、それは相手に贈
るものであると私は思っているのだ。他がどう思おうと、これに関しては譲る気など毛頭ない。私にとって、それを否定することはあの輝かしく、それていて幸せだったあの冬を、否定することになるのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 00:17:48
3563文字
会話率:32%
少女漫画な雰囲気を目指したファンタジー恋愛ものです。3部作の1作目です。
魔界の王には三人の息子がいた。
皆自慢の息子たちだったがそれぞれに欠点があり王位を譲るには不安が残る…
まだまだ先の話だなと考えていた矢先王が突然倒れてしまう。
高
度の呪いによるものだった。先が長くないことを悟った王は三人の息子たちに告げる。
「領地を3つにわけ、それぞれ治めよ。お前たちはまだまだ半人前しばらくは協力して国政を行いなさい。いずれ時が来れば自ずと王は決まるだろう。」
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突然現れた魔法陣によって現代日本に召喚された次男ユーリ。
そこで出会った一人の少女。
少女の目的は?
魔界の行く末は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-01 21:28:30
7148文字
会話率:37%
誰しもが自分の出身県に何かしらの誇りやプライドを持っているはず。「俺の県はあの県には負けてない」「あの県は大したことないのになぜか調子に乗っている」「お前の県って何か強み的なものあんの?」……そんな感じだ。
これは男ならば絶対に譲ること
はできない戦い――――全国都道府県対抗フリースタイルバトル「あ? 俺の出身県ディスってんじゃねぇぞ!」、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-07 08:00:00
7837文字
会話率:59%
エッセイ村にもフェイスブックにも投稿した作品です。
社会において、あなたは優先席に座っていませんか?
最終更新:2015-01-07 19:55:15
798文字
会話率:25%
席を譲るのは勇気がいるとよく言います。
若者に「譲りなさいよ!」と怒鳴る老人も、私は見たことがあります。
私はいつも注意深く、老人や子供を抱えた人や杖をついた人がいないか目を配るタイプです。
しかしこの主人公、立っています。さてどうしまし
ょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-27 16:52:10
798文字
会話率:25%
サンタクロースの家系に生まれたノエル・クラウンは、ある朝父親から「家督を譲る」と言われる。それは同時に家業を継ぐという事でもあった。
突然の事に戸惑うノエルを余所に両親はさっさと21年越しのハネムーンへ出掛けてしまう。
ちょっと待て
!
クリスマスまであと1ヶ月しかない!!
現役のサンタクロースである父親の不在に焦るノエル。
何とかしないと子ども達にプレゼントが配れない。それだけは何としても避けなければ……
だがノエルにはサンタクロースとして致命的な弱点があり―――!?
マッドサイエンティストな幼馴染や雇っている小人たち、喋る××××(?)と繰り広げられるハートフルドタバタコメディ。
2014年12月25日まで物語に沿って毎日綴る25話+プロローグ、エピローグの全27話。
一人クリスマス企画です(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 02:39:47
32207文字
会話率:34%
リストラにあい仕事を探している朝比奈亮平のもとに一本の連絡が入る。それは幼い頃に母と離婚した父が死亡したというものだった。亡くなった母から祖父が資産家であったという話を聞いていた亮平は、父の遺産に微かに期待をする。だが、弁護士は遺産は全て
父の使用人に譲られると話し、使用人と話し合うように勧める。
亮平が父の屋敷を訪れると、使用人の桑島は朝宮圭吾という男を紹介する。朝宮は亮平の兄で戸籍上、一切存在していない『生きた亡霊』であった。朝宮は亮平に、自分が依頼する仕事をする引き換えに遺産の一部を譲ると話す。その仕事とは父が行なっていた研究に関わるものだった。
朝宮の指示を受け、亮平は長野県の山中に住む成川正文を訪ねる。その夜に行なわれるパーティーに父の研究によって作られた『破壊の王』と呼ばれる者が来るかもしれないからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-21 22:03:07
125169文字
会話率:61%
僕はしがない君のガラケー。それでも、彼女の役に立つため、まだまだ頑張っていける。そこら辺のやつに譲る気は全くない。それでも、越えられない壁は存在する……。
最終更新:2014-09-03 22:11:40
1898文字
会話率:22%
桃太郎を題材にした、ラブコメ作品になります。
桃から生まれた赤ちゃんは、お爺さんとお婆さんに育てられ立派な男に成長した。そんなある時、村に鬼がやってくる。腕に自信のある男たちは鬼に挑むが勝てるものはいなかった。
時がたつに連れ町の被害
は増えていく、ついに町長は鬼を退治できたら町の宝を譲ると言い出す。育ててくれた二人に恩返しすべく少年は鬼退治の旅にでるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 23:14:50
10697文字
会話率:78%