どこかの国のどこかの街中にあるという、オルゴール専門店。
その店主は双子の幼い兄妹。
「音箱屋」という名前のその店では、想い出をオルゴールに出来るという。
そんな噂を聞きつけた誰かが、今日もまたやって来る。
最終更新:2025-03-30 18:00:00
48426文字
会話率:45%
【フキの花のオルゴールは、たった一つの抑止力だった。】
潟杜大学に通う学生・甘粕寛奈は、二年生に進級したばかりのある日、幼馴染から相談を持ちかけられる。大切なオルゴールの蓋が開かなくなってしまい、音色が聴けなくて困っているのだという。オルゴ
ールを直すのを手伝ってくれるのなら、とびきりのお礼を用意しているのよ、と黒いセーラー服を着た幼馴染はたおやかに微笑んだ。「寛奈ちゃん、熊野史岐って人の事が好きなんでしょう? 一日一緒にいられるようにしてあげる」
※本作はホームページ及び「pixiv」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 23:17:43
40835文字
会話率:41%
平凡な日常に潰されかけた青年が、歯車と蒸気が織りなす異世界で「英雄」として覚醒する――。
中村謙々は、多言語翻訳機の開発に情熱を燃やす若き機械工学者。
しかし現実は、ブラック企業の社畜として働く日々。母との会話もままならない孤
独な生活に、心はすり減っていた。
ある夜、祖父の形見のオルゴールを修理中、彼は一枚の「真鍮のチケット」を発見する。
刻まれた謎の文字《クロックワーク・カーニバルへようこそ》――。
次の瞬間、電車ごと異次元に飲み込まれた謙々が見たものは、歯車が空を舞い、機械仕掛けの生命体が闊歩する蒸気と魔法の世界だった。
「君の翻訳機は、この世界を滅ぼす」
謎の美女・カラクリアキコ(リングマスター)は告げる。
この世界では「言葉」が物理法則を支配し、誤訳が現実を歪めるという。謙々が開発中の翻訳機は、次元の壁を超える危険な鍵だった。
追いかける謎の追手。歯車に刻まれた滅亡の予言。
そしてアキコの左腕に埋め込まれた、赤く輝く《禁忌の歯車》――。
「君が英雄なんかじゃないのはわかってる。でも」
アキコが囁く吐息に、機械の蝶が舞う。
「壊れた時計を直せるのは、壊れた歯車だけだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 13:28:21
3588文字
会話率:45%
私の大好きだったうさぎのユキが三か月前に死んでしまった。
そんなある日、うさぎのオルゴールがカギとなって、うさぎの国へ行く事に。
そこには、もう二度と会えないと思っていたユキが居て…。
最終更新:2025-02-11 22:12:48
8252文字
会話率:41%
文化放送で毎週金曜23時放送
2、3分で読めます
『下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ』の
「タイトルは面白そう」のコーナー宛ての短編
今回のテーマは「オルゴール」
※今のところシリーズ化の予定はなし
最終更新:2025-02-11 15:39:29
920文字
会話率:36%
老人ホームへ届けるオルゴールのアイディアを考えるオルゴール職人のオトは、力の弱い年輩の人たちがいつでも聴けるオルゴールを考える。
キーワード:
最終更新:2025-01-30 15:37:02
1293文字
会話率:28%
魂が宿っているオルゴールは、自身の旅立つ日を感じとり、最後の音色を奏でました。
キーワード:
最終更新:2025-01-12 14:32:40
624文字
会話率:23%
毎年開催される手作りオルゴールコンテストで、箱場音々はおまじないで『人』という字を三度書いて飲み込むというモノを試した。その時思い浮かべた三人が消えていて、記憶からも消えていた。
最終更新:2024-11-11 21:26:01
1583文字
会話率:0%
・おばあちゃんからもらった手紙には、宝の地図が書かれていた。
・オルゴールの蓋をあけると知らない世界が広がっていて……?
・やんごとない身分の主人公が初めてたった一人で外に出かけるお話。
これら三つの話をつなげてみました。接着の悪い箇所が幾
つかありますので各自お茶碗にご飯粒が残っていたら、それを潰してくっつけて下さい。鼻くそでも代用できます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 18:42:44
1820文字
会話率:8%
あの頃、僕らは何を想っていたのだろう。
あの頃、僕らは何を見ていたのだろう。
あの頃、僕らは何を信じていたのだろう。
あの頃、僕らは何を・・・・・・
あの頃、僕らはどう傷ついていたのだろう。
あの頃、僕らはどう走っていたのだろう。
あの頃、
僕らはどう泣いていたのだろう。
あの頃、僕らはどう・・・・・・
長編小説の合間に、かつての自分が日々の思いを綴ったいくつもの詞を、懐かしみながら投稿していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 21:39:13
38965文字
会話率:23%
アンちゃんとサナちゃんは、アンちゃんのお母さんからネジを回してはいけないと言われたらオルゴールのネジを回してしまい……。
書き方は童話風ですが、中身は少しヘビーかもしれません。
最終更新:2025-01-10 07:00:00
2903文字
会話率:31%
『聖なる甲虫』みんな大好き、うんこの歌。 『オルゴール』大好きな詩人、ヘルマン・ヘッセに敬意を表して歌った詩。
キーワード:
最終更新:2024-12-30 01:12:53
361文字
会話率:7%
掌篇集です。これまで単発で掲載したものを纏めました。以後、掌篇は、こちらに掲載します。
最終更新:2024-12-17 12:04:47
107283文字
会話率:27%
金かざりのついたオルゴールはユマの宝物でした。
最終更新:2014-11-17 18:23:31
1506文字
会話率:20%
物置となってしまった屋根裏部屋。大切に置かれていたオルゴールには秘密があった。
最終更新:2024-12-05 22:59:08
13689文字
会話率:36%
「もうこの世にリリアン・リチャードはいない」
鍛冶屋で働くルークは、リリアンが亡くなったと聞かされる。
そして、ルークはリリアンの侍女から衝撃的な事実を知らされる。
最終更新:2024-10-08 21:12:36
6931文字
会話率:35%
魔法使いのセヴィアンが出会ったのは、声を失った歌姫・アリア。
彼女には、人から隠し通してきたある秘密があってーー。
みずからに与えられた運命を呪うもの、受け入れるもの、抗うもの、そして祝福するもの。
魔法と機械の町カレン・トーラントを舞台
に、芸術とひとつの宝石を巡る物語がここにはじまる!
【登場人物】
アリア・ハットン…………アルモニア歌劇団の歌姫。刺激物の入ったお茶を飲み、声が出なくなってしまう。
セヴィアン・ウォーメル…カレン・トーラントで飛行艇の設計をしている魔法使いの青年。
エドウィン・ハットン……アルモニア歌劇団の団長。アリアの養父。
フランコ・ファラデー……カレン・トーラントのオルゴール職人。セヴィアンの友人。
マルチノ・フリアーニ……セヴィアンにつきまとう怪盗。魔法の宝石<夕焼け>を探している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:36:52
130483文字
会話率:53%
掃除していたら、オルゴールをみつけました。
ちょっと、ひとやすみします。
最終更新:2024-08-25 22:58:44
200文字
会話率:0%
オルゴールを鳴らすと、チュッチュッしている。
そんな関係になりたくってーー、淡い気持ちの。
最終更新:2022-07-21 00:18:55
200文字
会話率:0%
いまどき流行らないでしょうか。
懐かしいアイテムです。
最終更新:2021-06-06 00:00:41
200文字
会話率:0%
中学2年生である大原翔はやる気の起伏が激しいことに悩んでいた。また、彼には脳内でいろいろと考える癖があり、自分やクラスメイト、部活仲間らに勝手にあだ名をつけていた。凛とした姿が印象的なサファイアの村山さん、チクリ魔である拡声器の吉川くんな
ど他者と関わりの中でコンプレックスを克服していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 22:42:52
1941文字
会話率:40%
石化した世界を、魔法使いシエラと精霊チーリィは旅をしていた。
そこには誰もいないのに鳴り続けるオルゴールと、傍らには石化した青年の姿があった――。
「これ、なかなかのイケメンじゃない? アンタ、面食いでしょ?」
「石だと造形もわからないよ
……」
青年の石化を解き、シエラは世界の全容を告げる。
そこに広がるのは、遠くの果てまで石に覆われた世界だった――。
「シエラは、僕を絶望させたいの……?」
青年は絶望し、シエラは淡々と眺めていた。
これは、そんな石化世界から脱出を目指す物語。
■ ■ ■
全七話、毎日20:00更新
アルファポリスに同時公開
※作品内に挿絵が含まれます。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 20:00:00
43436文字
会話率:30%
アンティークコレクターであるとともに昆虫マニアでもある富豪、綾部渡の依頼を受けて、柏木はツタンカーメン王の胸飾りのレプリカの完成披露パーティの席上で、スカラベ(ヒジリタマオシコガネ)の生態について講演を行なった。講演後、綾部秘蔵のコレクショ
ンである古代中国の副葬品の宝玉、玉蝉(ぎょくせん)が、胸飾りに続いて披露される手はずになっていたが、玉蝉を納めたはずのオルゴール箱はもぬけの殻だった。衆目の中で、犯人は最高級の翡翠の宝玉をまんまと盗み出したのだ。オルゴール箱から香水の香りがすることに気づいた柏木は、思いもよらない方法で犯人を見つけ出すと宣言して周囲を驚かせる。研究室から取り寄せたコガネムシに、犯人を嗅ぎ当てさせるというのだ。そんな警察犬のような真似が、ちっぽけなコガネムシに可能なのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 01:42:20
13471文字
会話率:59%
狭い部屋で聞いた悲しいオルゴールの音
最終更新:2024-05-12 20:33:36
354文字
会話率:0%
愛しの彼を失って、あの子は壊れたオルゴールになった。
夢見る歌詞に、硝子の声を乗せて歌うあの子は、もう居ない。
ただ壊れたオルゴールの様に、醒めぬ彼を思って歌い続ける。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
最近、仄暗い恋愛が多いのは、そういったラブソングを聞きに聞きまくっているから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 18:27:14
859文字
会話率:13%
先日、真っ赤な紅梅を目にしたのです。
そうすると、先日の私の無礼が思い起こされました。
本日は梅香の君へ挨拶に参りましょう。
そうして白梅を超えると、二つの機構人形がいらっしゃいました。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
注意事項2
本日のハイライト。
見ながら書いたら梅香の君に怒られました。
……当たり前なので反省致します……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 15:06:58
1125文字
会話率:0%