小学4年生の夏、宗教民俗学者の兄、真尋(まひろ)に伴われ、雛姫(ひなき)が訪れたのは瀬戸内に浮かぶ小さな離島――
早くに両親を事故で亡くし、兄とふたり、慎ましくも平穏な日々を送っていた雛姫だったが、少女はそこで、はじめて自分の出生の秘密
を知ることになる。
島を統べる、ある一族に秘められた血の掟と碑文の意味。
島の伝承とそこに祀られる神。そして神を鎮める《御座所》とは……。
過酷な運命に立ち向かう、少女のひと夏の成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 18:30:13
121089文字
会話率:36%
粗筋と呼べるようなものはたいして有りませんで、この小説の世界について。
(せめてもの)粗筋・・・民俗学者の主人公ゼラスカ・ジルツァネルハと、その弟子として同行する活発な絵描きの少女ユニ・エルネードシャが、各地の町や村に尋ね、土地固有の独特な
風習を体験し、記録していく異世界民俗探訪・旅記。
・物語の舞台は、実際には存在しない世界です。言語は小説の上では日本語を使用しておりますが、実際は全く違う言語が話されています。固有名詞)にルビとして振られている(例:荒地春菊=カナレンスィスマ)がその一つです。言語まで作ったことに「粋がりやがって」と思われるかもしれませんが、言語と民俗は密接に関わっているという事実に基づいての設定ですので、怒らないでください。いずれ、作中でも目にすることができると思います。
・主人公の住む地域は四公領(アールファン)と呼ばれる、「職能集団」「貴族集団」「軍事集団」「学者集団」がそれぞれの領域を持ってそれぞれを補助して成り立っている、ある大陸の一地域です。とくにゼラスカとユニが居を構えるのは「学者集団」の地域『エウルシオン領』で、あらゆる学問の学者達が一万㎢内にまばらに住んでいます。
・技術発展の段階は蒸気機関の発明までで、未だ電力は学者の中での趣味的領域でしかありません。エネルギーには石炭、木炭、泥炭等を使用しており、ガスや石油は未だ発見されているものの、不思議なものという印象しかない段階です。
そのほかのことは、作中で具に語られると思います。どうか、最後までお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 23:51:39
4146文字
会話率:46%
エルフさんの小じわを数えようとして怒られたりする話
最終更新:2016-03-26 11:38:36
7838文字
会話率:24%
僕は大学で民俗学を学ぶただの大学生ではあるが、たまにそれで日本各地を飛び回る。浅見光彦なんかに憧れて、ふらりふらりと旅をする。
キーワード:
最終更新:2016-03-25 21:47:11
6088文字
会話率:64%
ある雨の夜、民俗学者志望の女子大生であるあたしがゴミ捨て場で見つけたのは、甲冑姿の美女だった。
自らを北欧神話のヴァルキュリアだと名乗った彼女は「世界を救うために力を貸してほしい」と頭を下げる。
ヴァルキュリア――それは死せる戦士の
魂を導く半神。
古今東西の英傑たちの魂を求めて、あたしたちの戦いは始まった。
神話・伝奇・妖怪要素たっぷりの百合風味な現代バトルファンタジーです。
ご感想・ご指摘等ございましたら、よろしくお願い致します。
※他サイトとの並行連載です。こちらの方が更新話数が少し遅れているので、追いつくまで1日2~3話更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 20:04:38
54231文字
会話率:30%
俺ーー稲木祐太は大学で民俗学を専攻している銃オタだが、裏ではヴァチカンローマ教皇猊下直属の非公式組織に所属し、人間に害をなす妖怪や魔物を打ち払うエクソシストである。そして使うのは摩訶不思議な武器でも、魔法のような神秘的な存在でもないまさかの
近代的な銃火器!?魔術?お札?使い魔?そんなファンタジーな物より銃火器の方が役に立つのだ!!
この物語は、魔法みたいなものなんて何一つ使えない、ただ銃火器をこよなく愛するエクソシストが妖怪や魔物と戦ったり、人外ハーレムを作っちゃったりする物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 16:43:32
24130文字
会話率:34%
ややオカルト寄りの民俗学を専攻する元大学教授のお話し。
最終更新:2015-09-13 18:10:40
10635文字
会話率:40%
民俗学者とその助手の呪いを巡る物語です。
ホラーと言うよりオカルト色が強いかも知れません。各話に挿絵があります。
pixivにも投稿してます。
最終更新:2015-08-16 14:04:13
24210文字
会話率:36%
俺たちには友達がいた。
仲良し4人で創作した「想像上の友達」。
通称トワコさん。
絵日記の形をとった彼女との交遊録は、最後の書き手となった俺がやめるまで、実に4000日に及んだ。
家が火事に遭い、すべての日記が焼け落ちて──以来数年、思い出
すことすらなかったのだが……。
ある日、彼女は俺の目の前に現れた。
赤いマフラーを風になびかせながら、俺に害をなそうとした町のチンピラふたりを一蹴した。
「トワコさんは、ピンチに必ず駆けつける」
力持つ創造物「IF」として生身の肉体を持つに至った彼女は、俺の創り上げた「設定」により、強く可憐な武闘派ヒロインと化していた。
時同じくして降りかかる過去の因縁。
想像を絶する力を持った他人のIFたちが、敵として立ちはだかる──
ちょっとエッチでかなり切ない、青春ヒロイックバトルノベル!! お楽しみください!!
ガチ格闘、古武術、プロレス、格ゲー、民俗学、飲酒、ドラッグ(合法)、緊縛、エロ小説、マットプレイ、ハーレムラブコメなど好き勝手に遊び倒しながら、最後には切なく甘酸っぱく落とします!!
※小説家になろうにて連載中、転載禁止です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-07 00:11:35
313029文字
会話率:38%
大学のサークル旅行の途中、主人公の柳瀬真弓は事件に巻き込まれてしまう。乗っていたバスが何者かの手によって爆破されてしまったのだ。最愛の恋人と友人の多くを失い、悲嘆に暮れる彼女は「娘が奇跡的に助かったことを神様のおかげ」とした母親の言葉から「
神」という存在を思索の中で追い求める。その結果、彼女が辿りついた神の姿とは・・・。
本作は重複投稿作品です。
自サイト → http://www.rambo-climb.com/novels/novel_main.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 21:27:50
101387文字
会話率:14%
あらゆる人種が認められた時代。
おぞましい魔女の事件で離れ離れになった3人。カインに喉を破かれたヴィオは地下のある部屋で目覚め、そこにいた人物から意外な真実を聞く。一方カインは己の罪の軽減の為に与えられた事件を1人追っていく事となる。
目覚
めたルナはアルヴィンからある一族への潜入を命じられる。
それは人魚の一族と呼ばれる謎の集団だった。
自サイトで連載中の作品を載せています。民俗学>推理な感じでちっとも推理しません。グロもあるので苦手な方は猛烈に逃げて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-05 14:31:10
65086文字
会話率:55%
あらゆる種族が認められた時代、調査官のルナはとある殺人事件の任に就く。その相方として上層部はとある犯罪者吸血鬼の仮釈放を認可した。代わりに彼女はいつも一緒にいなければならなくなって…
自サイト「Black Berry」にて連載中の作品を修
正加筆しました。拙い文章、へったくれもない構成はあらかじめご了承ください。推理というよりは民俗学的よりなのでまったく推理しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-15 22:25:31
116804文字
会話率:53%
ある世界にある神殿で勇者が大掃除に精を出していたり自らの作った兵器を自宅に転送している頃、勇者たちが本来いた世界では―
死亡扱いになっていたり誘拐されたのではなかろうかなどと様々な憶測が飛び交っていた。
だが、ある民俗学者がこう言った。
「『神隠し』にあったのではないか」
だが、この件は誰も信じなかった。神隠しなぞさもありえん。といった風にだれも見向きしなかったのである。
そして、この一言は、行方不明者たち三名の通っていた高校にあるオカルト研究部に目をつけられた。
これは、そんな超常現象妖怪幽霊ウェルカムな高校生たちが研究し始め、いつしか異世界に迷い込み、トンデモ現象にに巻き込まれまくる奇妙な冒険譚である。
なお、この小説は東方に関しては二次創作の知識しか持っていない作者がこんな感じだよね?みたいな感じに暗中模索で書き連ねる根にが起こるか分からない奇妙奇天烈どういうことなの・・・みたいな展開が盛りだくさんとなっております。
(一応東方についての勉強はします)
納得した上で覚悟を決め、尚且つ人間性と膨大なソウルを準備したうえでお読みください。※なお、本作品は、本編投稿してからしばらくたってから投稿されると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 14:30:48
10062文字
会話率:67%
趣味で怪異事件を解き明かしている変わり者の大学生・雨ヶ崎七郎は、同級生に頼みこまれ、鹿児島県の離島・A島で起こっているという廃集落の祟り騒動の調査に乗り出す。そこで出逢ったのは――? ちょっと不思議な非日常ミステリ。第172回コバルト短編小
説新人賞もう一歩作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-03 17:15:47
10384文字
会話率:55%
鵙(もず)神社の来歴についてここに簡記する。
神社に関する最も古い記述は室町時代にまで遡る。
当時、神社は土着の山神信仰の場として細々と機能していたに過ぎなかった。
麓の村の主産業である養蚕の成就を山神に祈ったことがそもそもの起こりとされ
る。
その村を野盗が襲った。
絹を奪い、女子供を拐かした。
果てぬ怨嗟の中、村人は神に祈った。
野盗を殺してくれと。
程なく、野盗の頭目の死体が上がった。
松の木に喉を刺し貫かれ、風鈴のように揺れる亡骸を見て、誰かが言った。
鵙の早贄のようだと。
以来、神社は鵙神社と号した。
時は流れ、明治時代になると、養蚕が立ち行かなくなった。
村の蚕が悉く死んだ。
蚕が尽き、絹が尽き、飯が尽き、金が尽き、
飢えと恐怖に錯乱した村人の間に死が蔓延した。
人々は再び鵙神社を顧みた。
そこに現れたのが、鵙の巫女と呼ばれた娘である。
その余りの忌まわしさゆえか、
中てられたように村は次第に狂っていき、
結局、
地図から消えた。
それから百年余りが過ぎた現代において。
三体の自殺体が発見される。
彼らは一様に、己が手で耳と目と鼻を引き千切って死んでいた。
――その神社は、殺意を内包している折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 00:38:21
36484文字
会話率:13%
民俗学者の卵の「僕」は、怪異譚の蒐集のためある村を訪れる。
収穫は、無いはずだった。
冬の終わり、僕が出会ったのは失われた物語の残り香であった。
これは、雪と月と花の物語である。
最終更新:2014-07-23 00:08:29
34326文字
会話率:35%
神様、仏様、妖怪、伝承、縁起…
ありふれた小さな町のありふれた話が織り成すちょっとホラーな民俗学。
最終更新:2014-08-04 13:02:19
5723文字
会話率:52%
水面に映る月は怪しく揺れ動き、彼の姿はブレていく。
それは一夏の思い出。永遠の契り。
ずっと続くと思ってた。
言葉を飾る事に意味は無い。ここに遠野凪紗の物語は在るのだから……。
完結しました。毎朝5時に予約投稿しています。
お付き合い頂
きありがとうございました。
また別作品でお会いしましょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 05:00:00
51238文字
会話率:61%
此の文章は一九○八年、ルブランシュ大学の学会誌「考古学年報("la Revue Annuelle de l'Archeologie", vol.56)」に掲載された至極短い発掘記「スウ・クツク遺跡群発掘記("
la Fouille de Seu-Couque")」を日本語に翻訳した物で在る。彼の発掘記は学者のものとは思えぬやうな非科学的な代物で在り、掲載を許した大学と史学科は轟々たる非難に晒されたものゝ焚書を免れ今も仏蘭西各地の大学図書館の奥地で埃を被つてゐる。
處が、其のまゝ埃を被せてゐれば世の平穏も守られたものを態々埃を掃って訳者の下に持つて来た筋金入りの物好きがゐた。地方国立大に勤める訳者の友人である。留学中に彼の学会誌を見出した彼は此れを大層面白がり、此れを日本に広めてやる巧い手は無い物かと、斯う考えたのだ。
其の内容は訳者に取つても俄かには信じ難い物で在つたが、己の職分に従ひ、原文に忠実な翻訳を心掛けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-13 18:53:49
20102文字
会話率:2%
民俗学者・華菊毛金太教授の摩訶不思議な体験談。
(Pixivにも投稿済み)
最終更新:2014-04-09 22:35:31
12092文字
会話率:43%
ただの軍事オタだった作者は、なろうにあるリアル系戦記の少なさに驚く。誰もが手を出さない近未来戦記、無謀にもそれに飛び込んだ作者は、しかしその処女作にて広げ過ぎた話をうまくまとめることが出来ずにその話を閉じた。
再戦を誓う作者。
襲い掛かるタ
ブレット端末の寿命、そしてかっこよさで選んだスマホの画面はあまりにも小さかった。買うべきはBluetoothのキーボードか、新しいタブレット端末か。
膨れ上がった情報量はまたもや作者を苦しめる。初期の伏線?知らない子ですね。第一章執筆前は主人公格予定だったのに、セリフの一つも出てこないまま存在を忘れ去られた登場人物もいたと思う。うん、絶対いた。人物の口調が変わるのはチャメシインシデント。文系なのにSF的性質を持つオリジナル物質の論理的説明に挑む作者。はたしてコジマ粒子に汚染された作者の脳はいい加減な民俗学の知識と最先端軍事技術の合体という珍事を前に、合理的説明を用意できるのか。
アニメ、ゲームのパロディを交えて陸海空含めた五次元規模の戦争を書くが、本来これは政治メインではなかったのか。下書き段階では内務省連中ばかり書いてる気がする。それを言うなら拙作は超★佐賀シリーズである。佐賀の宣伝が主目的だ。皆さん佐賀をよろしくね。何もないけど。
ファンタジー作品は魔法で全部解決するんだから、リアル系近未来戦記はマッドサイエンティストが万能でいいじゃないかとこぼしつつ、wikiで荷電粒子砲の項目を読む作者の目は処理能力を超える情報量に閉じていた。それでもLARグリズリーは日本語版がないので英語版で情報を集めたよ。
友人からは冷酷とか言われて自分でも日頃はオーベルシュタイン的存在として振る舞う作者。でも憧れるのはカイザーラインハルト。あとシェーンコップも不良中年かっこいい。大場部長とか好きです。若い主人公が苦悩するシーンが少ない拙作、若さと渋さの間で揺れるナイスサーティーズをお楽しみくだだい。
元々参考にしたつもりもなかったけれど、いつの間にかかなり内容が被っていた銀英伝をリスペクトしつつ、日々戦記ジャンルの活発化を祈る(だけの)作者の“超★佐賀”第二弾、発動。
尚、無数のパロディ、英国面、微グロ、スティグロ、モンテネグロ、陰険腹黒政治漫才、作者の無駄に凝った設定、蛇足的ミリタリートークが含まれます。苦手な方はゆっくり汚染されていってね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 18:46:55
86021文字
会話率:24%
竹花掬は、小説家志望の女子大生だ。友人の栄子に聞いて、女流作家の幽刈(ゆうかり)がお手伝いを募集している事を知り早速面接に向かう。幽刈は奇妙で奇怪な人物であったが、掬は何とか面接に合格してお手伝いを始める。そんなある日、急に幽刈が一緒に取
材旅行に行こうと言いだした。どうせ、さしたる目的もないのはわかりきっていたので、掬は行きたくなかったのだが、強引に連れ出されてしまう。二人は旅先で不可思議な人物に出会い……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 11:00:00
127903文字
会話率:47%