蝉丸。
生涯に謎があふれるその人を、脚色や設定を加えることでリアルに追体験したい。
その思いは満ち、この筆を取るに到った。
まだほとんど描かれない歌人にわずか残る伝説と、そこに向かうまでの蝉丸の波乱の道。
それを伝えるのは、書き手冥利に尽き
る。
史実を織り混ぜての破天荒な破天荒への物語。
物語る先にあるのは、和歌の心かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 13:16:06
3129文字
会話率:71%
【古語で物語を描いてみたいというふとした思いつきです。あらすじと後書きは現代文ですが本文は全て古語です。後書きに現代語でストーリーを書いているので、古文が苦手だけど興味を持ってくださっているというかたや、文章校正をしてくださるような心優しい
かたは、先にそちらをお読みください】
時は平安時代。生まれながらにして帝の妃となることが運命づけられた少女は、寝る間も惜しんで教養を身に付けていた。美しく、和歌も琴も漢籍も全て完璧、才色兼備そのものの少女は、当然のように男たちに言い寄られるが、したたかにはねつける。全ての努力は帝に嫁入りするためなのだから。やがて大人になり、天竺葵の女御と呼ばれるようになってからも、彼女はやはり完璧な女性だった。帝の寵愛を受け、幸せに過ごしていた。東国の片田舎から天才美女――のちに野茨の更衣と呼ばれる――が都にやってくるまでは。
天才と努力家の出会い、葛藤、そしてその先には何が待っているのか。この国を照らす光は、どちらの花に微笑むのか。
【完全オリジナルです。作中に出てくる人物は多分どれも実在しませんし、古典文学にも多分いません。一話千字前後。ただし古語】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 12:05:41
17722文字
会話率:17%
古代、大和の国。
神に仕える一族に生まれた双子の姉妹は一族の能力を最大に秘めていた。
少女たちは時の政権の皇子たちに愛され、寵姫としてそばに仕えるようになる。
その能力のために政権闘争に巻き込まれながら皇子たちへの愛と大和の国の平和を祈って
生きる双子の姫たちの歴史ファンタジーです。
※万葉歌人、額田王の和歌に着想を得ています。
※作品中に登場する和歌は万葉種に編纂されているものと作者オリジナルなものが混在します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 13:06:01
892文字
会話率:12%
京のもて美男、
在原業平(ありわらのなりひら)の恋の遍歴。
1000年の時を超えた歌物語を、現代語で。
全125段。
和歌まで訳して、大サービス!
最終更新:2020-12-31 22:00:00
970文字
会話率:0%
詩学へのいざないを韻文で。詩の事を語るのに散文を用いるのは意味がない、という分けで、東西の詩学のエッセンスを取り上げ、日本の伝統的な詩型である今様体で綴る。
※尚、この作品は『Wattpad』様からの転載に、各話の前書きを加筆したもので
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 08:12:34
7736文字
会話率:2%
百人一首に収録されている短歌を取り入れた男性向けのフリー台本です。
参考文献 『百人一首 全訳注』(著:有吉保 講談社学術文庫)
内容は男性向けですが、R-18ではなく全年齢です。
女性声優さん向けの内容となっております。
音声サンプル
や練習、声劇などご自由にご利用ください。
なお商用利用、無断転載、自作発言はNGとさせていただきます。
あと必須ではありませんが、クレジット等をどこかに入れていただけますと、とっても嬉しいです。
ご意見、ご感想、誤字脱字指摘、もっとこうしたほうがいいよという指摘などございましたら、ご連絡お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 22:01:36
7143文字
会話率:3%
或る私人であり、或る詩人である人物が、自らを感動させる「何か」を求めて旅をした。最初の旅で感動したあまりに和歌を呟いたことによって、その「何か」に虜になった。故に「何か」を求める旅をする事にした。
最終更新:2020-11-22 23:54:41
5856文字
会話率:0%
注意
作者本人のtwitterより転載し、返歌を追加しています。
最終更新:2020-10-22 18:00:00
227文字
会話率:0%
転生したエルフ女が、厨二病の少年(ではない)を拾う話
アルファポリス、カクヨムにも掲載してます
最終更新:2020-10-17 09:00:00
30001文字
会話率:29%
高校三年、京都への修学旅行。
私、野宮和歌は、自由時間を使ってやってきたとある神社でなんと───魔法少女に変身してしまった!?
お供のペットは自称・安倍晴明なキツネさん。
私がうっかり封印を壊してしまったせいで、地下世界のオニ達が地上に飛び
出しちゃったらしい!
「封印を解いた責任は、その身体で払ってもらおうかのぉ……」
コンコンコン、と不気味に笑うキツネ。
和風テイストなお役目衣装に身を包み、私のオニ退治が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 22:12:11
11535文字
会話率:45%
「3 words.」4作目。ユリものテーマの平安風恋愛ものでーす。姫と女房の秘めたる気持ちをちょっと過去風に語ってみました。まあ、最終的には普通の恋愛成就の方向で(笑)
最終更新:2012-11-18 18:54:17
2999文字
会話率:52%
日本の伝統料理、サンマ寿司を作る風守の女達。
最終更新:2020-08-13 01:00:00
5355文字
会話率:49%
ある日転校してきた榊 和歌はクラスになじめず、孤立していた。
そんな中、僕は菊池にある頼みごとをされる。
そこから僕らの物語は始まった。
毎日毎日少しずつだが確実に歩き進める僕たち。
しかし、そんな矢先、僕たちはどん底へと突き落とさ
れる。
これは、僕たちが青春にあらがった青春物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 01:00:00
6731文字
会話率:45%
焼麻呂が摩州に赴任してから半年。摩州をよく治めていた焼麻呂を炎の呪いが襲う。(前編)
最終更新:2020-07-12 00:09:45
3061文字
会話率:60%
摩州(ましゅう)の麻呂を決める和歌バトル。正四位である焼麻呂は正一位の毒麻呂に挑む。
ノーヘル雅楽賞受賞候補にノミネートされた名作、ついになろうに登場。
最終更新:2020-06-21 08:28:35
4006文字
会話率:45%
梅の花が咲く季節。
彼女がこの世に居なくなったその日から、僕は昏い部屋のベットの上に倒れているだけだった。
いつまで経っても囚われ続けていたある日の夜。夢の中で、彼女は僕の前に現れる。
そして彼女は口にする。
「契りきな……」
最終更新:2020-07-10 16:13:38
4094文字
会話率:34%
短歌でポン!
メタ言語 観エズ聴コエズ触レナイ 五感を超える 此レ其レ「何」か
メタしながらもエタらぬようにしたいものです……。
現代和歌、もとい、ヘンタイ和歌なの。
スヤァ。
最終更新:2020-06-30 20:23:45
5465文字
会話率:55%
旅宿の主《あるじ》からの求めに応じて、さらさらと色紙に筆を走らせた有名歌手。
しかしここに記した句の裏側に、ある秘められた私の意図があるのを、彼自身も知らなかった。
今こそ、私だけが知るその秘密を公表しよう。
*この作品は「カクヨム」にも
投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 15:22:27
5640文字
会話率:22%
ある日、異世界に転生してヒロインの弟、「響木 和歌」になったやつは生前腐男子だった。
和歌は、兄たちの生活を壁のように見守るつもりが??
最終更新:2020-06-03 15:47:28
4285文字
会話率:15%
その生涯が謎に満ちている小野小町を主人公とした物語。
小野小町は幻の花である。王朝に咲いた幻の花である。在原業平を胡蝶に譬えるならば、小町はまさに花である。しかし、その花は時には桜であったり、時には菊であったり、時には女郎花であったり、時に
は悪の花であったりもする。また鮮明に見ようとすると、その花は薄ぼんやりと暮れなばなげの花のように幻となってしまうのである。小野小町は、あの花、この花に譬えられはするが、畢竟、幻の花というべきである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 23:20:52
1952文字
会話率:10%
和歌山の田舎に住む病弱なご令嬢、紫苑寺 咲(しおんじ さき)
東京は渋谷に住む現実に嫌気がする男子高校生、緑川 湊(みどりかわ みなと)
二人は偶然か、同じ時、同じ事を考えた――――
「生きる意味はなんだろう?」
目が覚めれば全く知らな
い場所で知らない人になっていた!?
一体、なぜ、誰がこの事態を招いたのか?
答えを見つけるために奔走し、挑戦し、前に進むため頑張る二人だった。
そして、その前に現れた一人の少女。
彼女の正体がすべての鍵を握る――――
「そなたはどう生きる?」
消えゆく歴史の中で懸命に生きる私達に出来ることは
すべてを知ることだ……
※毎週日曜日17時更新予定
→不定期更新
【10,00PV突破】ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 18:00:00
125509文字
会話率:29%
奈良・和歌山の古寺巡礼
最終更新:2020-05-13 01:00:00
1035文字
会話率:0%