視覚障害者の普段の生活話です。
最終更新:2020-05-31 17:10:21
2574文字
会話率:8%
受験終わり、春の予感。第一志望の公立に受かって、部活の友達と遊んで帰ってきた。そこまでは覚えている。
そのあと、覚えているのは視覚的に覚えているのは”赤”。
その”赤”は体が沈むような感覚を俺に与えたのは間違いなかった。
赤はただ深く、人に
怖さを与えるような黒い赤、明るく人に安らぎを与えるような夕焼けのような赤のグラデーションのような景色なのを覚えている。
しかし、自分の名前は憶えていても、一つ問題があった。
受験が終わる前の記憶が消えた。
大学生になって一人暮らしを始めたのは四月。
なにもない。普通の男の男子大学生の部屋にバイトから帰った夏のある日。
部屋には透けた女の子が居座っていた。
感情の表現の仕方も忘れた女の子と感情を取り戻そうと試みる。
つながる偶然的運命と必然的運命。
どっちが君はきれいだって言ったんだっけか。もう忘れたよ。そんなこと。
ねぇ、何で君がそんな顔しているの?
頼むからだれか俺に教えてくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 00:10:28
1939文字
会話率:35%
ウオーター・ナイツー聖なる水の僕(しもべ)■1976年作品
●1976年の作品ですので、現在編集中です。申し訳ありませんが、第3回以降は、調整しています。
順番など間違っております。●
タンツ大佐ー最後の地球人の物語。
「大佐、君
が最後の地球人だ」。
長い宇宙航行で、私の視覚がおかしくなったのか。
タンツは、おかしなことにきずく。ここはカプセルの中ではない。
おまけに、ここはどうなっているんだ。
たしかにウェーゲナー・タンツ、宇宙連邦軍大佐は、ウァルハラ号の中にいた。
この船は恒星間飛行中のはずだ。が、タンツの体のまわりは水だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 17:18:22
35683文字
会話率:40%
もし、壁とかをなんでも透かして、向こう側を見ることができる装置があったら。
こっそり何をのぞきますか?
本当にそれは、可能ですか?
それに、見てしまったら後悔しませんか?
高校二年生の荒木朋彦が、何でも透かして見ることができる
《視覚透過装置》を手に入れたことをきっかけに、地味に色々する話です。
【人物紹介】
荒木朋彦(あらきともひこ):主人公。卓球部。《視覚透過装置》を手に入れて、やっぱり女子の寝室でのプライベートな挙措をのぞこうとする。
森川芳野(もりかわよしの):朋彦の同級。学年一の美少女と言われる。サッカー部から「いたずら」をされてる。
浅尾(あさお):朋彦の同級。陸上部の女子。長距離。
岡田哉子(おかだやこ):朋彦と幼馴染で同学年の不良娘。
エルキュール・ポアロ:私立探偵。本作では登場しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 22:29:51
37972文字
会話率:46%
黒い外套を纏う青年には稀代の才能がある。彼が望めば炎が生まれ、風はざわめき、雷さえその手にみなぎる。魔法の力は視覚の強化もすれば、物質を軟化させて鉄をも簡単に砕くのだ。死霊となることで魔法の才能が花開いたこの彼と同様に、鬼才を持つ戦士が一人
、この大陸に現れる。大柄な体を持つ竜族の戦士は、魔物を前にして感情が高ぶれば、戦闘狂となって自身の戦闘能力を数段跳ね上げる。血を浴びて赤く輝く彼の瞳を見たものは、何人たりとも生き残ることなどできはしないのだ。そんな”異質”な死者と竜の歩む道が、とある少女の危機によって交わる時、大いなる歴史の歯車が動き出す。《補足》この作品は冒険者となった彼らがいかにして英雄と呼ばれるまでに至るかを描いた長編異世界ファンタジーです。大まかに、一つの依頼ごとに話が続いていくような形になっております。三人称で描かれた彼らの活躍を温かく見守っていただければ幸いでございます。※アルファポリス ノベルアップ+ にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 21:00:00
199213文字
会話率:37%
誰しも、味覚に「おふくろの味」を持っているように、視覚にも「おふくろの景色」を持っている。
本人も気づかないほどの心の奥底に眠る、直近からはるか遠くの祖先までつながる景色の記憶。
それがあまりに強まると……。
最終更新:2020-02-28 23:13:17
2176文字
会話率:6%
20XX年の4月人類史上最も偉大な発見があった。
それは霊体いわゆる幽霊の視覚的認識方法、および霊体を形成する特殊なエネルギーの制御方法である
これにより人類の常識は大きく変わり
人間と霊体の共存を目標とした新たな世界が生まれた
発見
から10年
歴史上の人物の霊体が次々と発見され
その証言により世界の歴史が正しく書き換えられ
始めたこの頃
当時霊能力としてもてはやされていた青年は
社会の底辺まで落ちぶれ、
小さな探偵事務所のソファに横たわっていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 05:41:29
2355文字
会話率:76%
視覚とは、とかくあやふやな物だ。
あなたの瞳に写る赤色は、誰かの瞳を借りれば青色に写るかもしれない。
でもその誰かが、その青色を「赤い」と認識しているのなら、誰もその違いに気付かない。
これはそんなあやふやな世界に生きた少年の物語。
最終更新:2020-02-13 00:20:06
19014文字
会話率:54%
これは、嘘都市伝説の脳10パーセント神話の能力を持った高校男子が女性になり異世界を満喫する話です。ちなみに、主人公はミリオタだったりします。
脳の覚醒率別保有能力表
20% 身体能力の向上及び痛覚のコントロール。
30% エネルギー、電気、
電波、信号の流れを視覚的に把握し操れる。
40% 他人のコントロール出来る。
50% 人間をふくめたすべての物質をコントロールする
60% 空間、重力を制御可能。
70% 肉体の変形、制御、物質の融合が出来る。
引用 https://matome.naver.jp/odai/2149761172793292001
実際、この説はウソではあるが、小説もどうせは想像の産物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 11:18:41
2557文字
会話率:48%
~まだ見ぬ闘いを刮目せよ!~
まるで本物の異世界に召喚されたようなリアル感!
視覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚。五感の全てを完全再現!全てが本物に感じる異世界で貴方は何を目指す!
抽選でゲームを見事勝ち取ったプレイヤー名『シャドル』
だったが、最初のキャラクタークリエイトで少しどころではない失敗をし、焦るも持ち前のポジティブさで他のプレイヤー達と交流をしようとする。
しかし、プレイヤー達はシャドルのあるスキルが原因でパーティーに入れる事はせず、強制的にボッチプレイをすることになってしまった。
しかし、プレイヤーには不人気でもNPCにはそこそこ有用で?
これは後に最恐のNPCという誤解プレイヤー全土に与え、運営さえも予測していなかった覇者として世界に君臨する事になった不憫な彼の冒険録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 22:00:00
1313文字
会話率:45%
未熟児として生まれ、全盲である私の記録
最終更新:2019-12-30 17:02:01
99704文字
会話率:0%
仮想現実に住む少年ヒノ之丞(ひの これすけ)は同じクラスの少女アンズから、お前は実は最強クラスのスキル視覚強化のチートの使い手なのだと教えられる。
ヒノはヒーローになるため、日常を過ごしつつもそのスキルを使いこなせぬ自分の弱さを頭と心で補っ
て戦い、9月21日に世界を滅ぼす最強の敵に立ちむかうことにした!
※前書きや後書きにキャラクターの日常なんかが書かれてる時があります、内容の補足やキャラの掘り下げをそこでしているのです。つまり、本編の一部です。
※番外編は過去編なので本編を読み進めている時のどのタイミングでも大丈夫です
※ノベルアップ+にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 17:13:47
458481文字
会話率:30%
ある都市国家では、貧富の格差が激しく、富裕層は文字通り金に溺れた生活をし、貧困層は今日を生きる水すら飲むことができない期間があった。ある子供の空想が、国家の基盤を反転させるまで……
赤い御星に照らされた世界の、革新は如何なるものや?
(地
球とは別の環境が舞台となっているため、主となる感覚が人間とは多少異なります。そのため「視覚」に関する表現が「聴覚」などに置き換えられていますことをご了承ください。)
19/03より、アルファポリスさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-05 18:59:10
70398文字
会話率:10%
かつて分断されし民は、今となって兄弟となった。しかしてその仲に愛というものはなく、利用と、利用されるばかりの。そうであったからこそに、誰もが旗を翻し、利用される側から脱しようと苦心していた。
遠き日々、近き明日。我語りし、赤き御星の物語--
-
その土地には生贄の風習があったとされる。実際には、それは捏造されたものであった。
如何に捏造であろうとも、積み重なった命たちは、失われたことに変わりはない。
積み重なった命の積層を、忘れないためにも。
(地球とは別の環境が舞台となっているため、主となる感覚が人間とは多少異なります。そのため「視覚」に関する表現が「聴覚」などに置き換えられていますことをご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-26 13:00:00
59783文字
会話率:15%
記憶を情報として自由に扱うことができるようになった近未来。
僕、鎌倉八雲は、不慮の事故によって脳死状態になり、僕の記憶を移植した僕のガールフレンド、沙慈麻梨丫の脳の中で生きるようになった。
同じ脳を使う僕たちはあらゆる感覚をシェアす
るようになったが、唯一、視覚だけは上手に共有できない。僕たちは見つめ合うことができないのだ。解決方法はただ一つ、お互いに逆の目でウインクすればいいのだけれど、ここで僕たちは大きな問題に直面する。
僕たちは上手にウインクができない。
※本作品はカクヨム、アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-05 11:13:43
28562文字
会話率:17%
どうせ使える機能なら、使いこなしてみたい。
そういうわけで、背景色について凝ってみる。
最終更新:2019-11-23 08:00:00
1779文字
会話率:4%
美少女になりたい....!なんて願望を抱いた引きこもりの少年。そんな願望がとあるきっかけでかなってしまうが、その《願望をかなえる手段》が彼を混沌に導く。「確かに異世界チートのはずなのに・・・。」謎の違和感。彼は果たしてこの異世界を、この少女
の正体を明かす事ができるのか?彼はあらゆる視覚情報を得て、完全記憶能力を持ち、あらゆる人間の特異能力を保持していた。それが“虚無”に落ちた彼の救いの手がかりなのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 06:48:16
20090文字
会話率:27%
「おめでとう! 運がいいよ。君は生き返れるんだ」
プラットホームから突き落とされて命を落とした盲目の少年――早霧綾人は、神のような存在であると自称する子供によって、異世界で第二の生を送ることになった。
無力で一人では何もできない彼は、森の中
で命を狙われている少女――エレナと出会い、《リンク》と呼ばれる力を手に入れる。
視覚を得た彼はその力を行使し、黒髪の者が差別される過酷な世界を生きる。
これは歯車の狂った少年が、第二の人生を歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 17:00:00
285935文字
会話率:50%
物語は複雑に絡み合い、混沌とした世界で全ては交差する
《欠落者である僕たちはこの世界で》
ホームから突き落とされて命を落とした盲目の少年――早霧綾人は、神のような存在であると自称する子供によって、異世界で第二の生を送ることになった。
無
力で一人では何もできなかった彼は、森の中で命を狙われている少女――エレナと出会い、《リンク》と呼ばれる力を手に入れる。
視覚を得た彼はその力を行使し、黒髪の者が差別される過酷な世界を生きる。
これは歯車の狂った少年が、第二の人生を歩む物語
《神の使いと終焉者》←現在更新中
人を喰らう怪物――オメガ。高校生の桐原陸はこのオメガを自らの力を行使し、日々殺していた。
陸が高校二年生になってからしばらく経ったある日、約一年ほど前に命を救った少女と再開する。その少女との再会をきっかけに、彼を中心とした運命の歯車は回り始めることとなる。
おそらく相当カオスな作品(タグ的にもシナリオ的にも)になりますが、よろしくお願いします。
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 16:04:44
27432文字
会話率:42%
大学を卒業して以来、博物館で監視員のアルバイトをしている北川あまねは、代わり映えのしない生活を送っていたが、謎めいた初老の視覚障害者・槇村に出会い館内の案内したことを皮切りに、彼女の周囲はにわかに動き始める。
親しい間柄の先輩・可織は、結
婚するために監視員の仕事を辞めると言い出し、恋人・響太からは突然の別れを告げられてしまう。失うことを恐れていなかった彼女にとって、それは現実味を帯びないものだったが、響太が本気であることは嫌というほど強く感じられた。だが、あまねは一方的に切り出された「別れ」に納得がいかず、時間を空けてからもう一度会いたいと求める。
思い悩みつつ日常をやり過ごすあまねは、ある日槇村から誘いを受ける。動物園に行くことになるが、元々動物園が苦手だったために貧血を起こしてしまう。そして、それをきっかけに彼女は槇村の過去と秘密を知り、目をつぶって歩くレッスンを通して奇妙な連帯感が芽生えるが、槇村はその日を境に常設展に顔を見せなくなり、ここから自らと向き合う日々が始まることになる。
ほどなく、あまねは響太と会う約束をし、手紙を書くために思い出の場所へと足を運ぶ。鮮やかな記憶に胸を締めつけられながらも、響太への手紙は形を成し、次第に別れを縁取っていく。しかし、あまねは最後に「さようなら」を書けず、有り余るほどの孤独が目の前にあることを自覚し苦しむ。
そして、あまねは可織の勤務最終日に遠回りをして博物館へ向かうことにする。公園の中を通り抜けながら槇村とのことを思い出し、目をつぶって歩いてみる。すぐに断念して目を開けてしまうが、目の前に広がる情景を見やり、あまねは現実を受け入れるための第一歩を踏み出すのだった。
※この作品は「note」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 16:09:10
29384文字
会話率:63%
私がこの男を見るだけでも片頭痛を超すのよ!
私の職場に、私の苦手なこの男がいるの、、、!
この男の名前は、『石井 宗喜』32歳、仕事は出来るが周りの空気は
読めない!
私は、そんなこの男が大の苦手で、、、!!!
私の近くにいるだけでも、
、、。
いや? おの男が私の視覚に入っただけでも、片頭痛がするのよ!
急に気分が悪くなって頭痛いし、嘔吐しそうになるしで、、、。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 03:00:00
1199文字
会話率:47%
戦国時代を舞台とした-戦略型シミュレーションソフト- 天下統一(T2)。
2029年からスタートした精神没入(フルダイブ)型オンラインゲームは日本を中心として、世界規模の社会現象を巻き起こした。
世界初のフルダイブシステムは、現実のリア
ルな生身の感覚も再現可能とする。
視覚、聴覚、嗅覚、人間の五感が、現実と変わりないレベルで表現されている。
焚き火の暖かさも、滝の水しぶきの涼しさもプレイヤーは違和感なく体験することが出来る。
もうひとつの人生を始めませんか。それをかなえてくれるゲームが〝T2〟だ。
バイト、サラリーマン、専業主婦、退屈な現実から連れ出してくれる。
天下統一(T2)。その舞台は、戦国時代だ。
武士、忍者、商人。プレイヤーの生き方は自由だ。現実世界と違うのは、ゲーム性を豊かにするレベルの概念や、スキルが導入されているところか。
私こと野原英二郎も、プレイヤーの一人だ。50万の城下町の領主として、ゲーム内では割と有名な城主だった。我が城は2年の間、平和に治めることができていた。
ただ、世は乱世。成り上がる誘惑に駆られた部下に、オレは殺された。
「領主としての役目を終えて、自由気ままに生きる。それも悪くない。」
城を管理する側から、自由人(プレイヤー)へ。
意識が朦朧となり、次の人生(キャラメイク)を待つ。
次はどんなゲーム人生(ライフ)を歩もうか。
――しかし、転生後の世界は〝T2(ゲーム)〟じゃなかった!?――
ありそうでなかった侍転生物語、ここに開幕でござる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 17:33:51
49964文字
会話率:28%