オラール王国の筆頭宰相クロードは難題を抱えていた。それは実母キトリーの侍女の件だった。王族でセゼール家に嫁いだキトリーの我が儘に手を焼いていたのだ。最近お気に入りの侍女が結婚で辞めたのが事の発端だった。その辞めた侍女はお茶を淹れるのが上手で
、それと同じように淹れられる者がいないのだ。キトリーは息子のクロード以上のお茶通だった。
おかげで最近では気に入らないものだから癇癪をおこすので、侍女が直ぐに辞めてしまうのだ。その為屋敷に戻っても溢れる程いた筈の、侍女はおろか召使いまで不足している状態だった。父は運のいい事に軍の関係で遠征中だし、クロードも何かと理由付けて王宮に留まり屋敷には帰らなかった。
しかし毎日のように執事からは嘆きの手紙が届けられるのだ。だからついイレーネの所の侍女の腕前に思わず願い出てしまった。リリーを貸して貰って家人達にお茶の淹れ方を教授して貰おうということだった。
リリーは憧れのクロードの役に立てるなら嬉しく侯爵邸へと向かった。そこでリリーは侯爵夫人キトリーにとても気に入られ、そんな彼女をクロードも気になり始めて・・・その恋心が芽生え始めた矢先に、リリーをめぐってアランやキトリーが暴走!すれ違う心と、周囲の思惑に振り回される二人の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 21:35:26
51049文字
会話率:55%
個人的に思う、ざまあ系短編の何が気に入らないのか
キーワード:
最終更新:2022-12-18 22:58:48
2287文字
会話率:0%
ゴミ捨て場で次々イケメンに告白される私。
だけど嬉しくない。
言い方が気に入らない。
最終更新:2022-11-13 22:04:19
807文字
会話率:45%
異世界に転生した女ヤンキー、ユナ。転生時に「この世界に平和をもたらす」という使命を受けた彼女がその手段に選んだのは……まさかの暴力!?ツッコミ役の勇者、ネルを振り回しながら、鉄拳聖女が全てを粉砕!
最終更新:2022-11-11 22:29:38
3722文字
会話率:61%
精霊と共に生き、精霊の加護を受け、精霊を崇める世界。
全ての精霊の頂点に立つ光の精霊王レンシィは、ある日精霊樹の近くで微かな泣き声を聞いた。
健やかに生まれることの叶わない魂の代わりに、人間の身体を譲り受けた光の精霊王は、今まで見守るばか
りだった人間の世界で、とある公爵家の娘として生まれる。
令嬢としての人生を楽しもうとするレンシィは、しかしその最強すぎる精霊の力を持って無意識のうちに他人の人生を変え、命を救い、恋のフラグを立てまくる。
更には入学した学園で初対面の美少女に「悪役令嬢」だと言われる始末。
何が何だか分からない。
攻略対象?悪役令嬢?乙女ゲーム?真のヒロイン?
意味の分からない言葉ばかり。
だがそんなものは関係ない。
なぜなら私は世界を総べる精霊王なのだから!
「私が気に入らないことは、全てこの私が許しませんわ」
至上の存在。最強の力。
精霊の頂点に立つ王は、今日も令嬢生活を満喫すべく、配下の精霊たちを従えて暗躍する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 22:30:25
196301文字
会話率:26%
初夜の寝室にて、夫は妻に「お前を愛することはない」と言い放つ。
夫は資金援助を受けるために娶った妻のことが気に入らない。
どうせ自分に憧れて結婚をねだったのだと決めつけ、冷たく当たる。
ところが健気な妻に、次第にほだされ……。
一方、妻は冷
たい夫に感謝していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 11:08:50
7258文字
会話率:28%
1人の人間と5人の人間が魔物に転生した。
しかし、彼らは全員が同一人物だった。
1人は生きて気に入らない存在を排除するため、
5人は自身が楽しむため、
理由は違えどすることは1つ。
「僕は……何をしてでも、強くなるため。」
しかし、彼らには
難があった。それは、
「いい気になっている奴ら皆殺しにしてやる」
「どいつもこいつも苦しんで死ね」「幸せそうな奴らを見てると殺したくなっちゃうよねぇ」
「人が苦しむ様を見て飲むオレンジジュースは格別だなぁ」「命に優劣なんかあるのかなぁ」
「僕の理解者はいないのだろうか」
全員が狂人だという点だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 21:33:33
3892文字
会話率:20%
“友人”の『友人』の、あの男がーー俺は気に入らない。決して。彼奴を“友達”とは、思いたく、無い。けれど。
親友も友人も、“彼奴”に、構う。父親のような、“おじさん”まで。“兄貴”やうちの“両親”までーー
最終更新:2022-08-27 22:56:03
53968文字
会話率:25%
公爵家の執事であるニコラは悩んでいた。
公爵家の当主のクロード・コルネイユ公爵が選ぶ女が、美しいが欲深く、金遣いが荒い。さらに男にだらしない女ばかりだったのだ。
結婚した女も例に漏れず、酷い女で浮気がばれると子供を置いてサッサと出ていった
。
その後もクロードが連れて来る女は欲の固まりのような者ばかりで、ついニコラが「女を見る目がない」と愚痴ってしまう。
それを聞き、怒ったクロードが、
「お前のいう気立てが良く、金遣いが荒くない、そこそこの美人で天使のように優しい女を連れて来い」と言ってしまった。
そこでニコラが以前から目を付けていたリュシーという女性を連れて来る。
彼女は父と義母、義妹に虐げられて働かされていた。
亡くなった母の形見の品を捨てられても、酷い扱いを受けていても、彼女は健気に明るく逞しい。
そんな彼女が公爵の妻として連れて来られたが、クロードは見た目も性格も気に入らないとリュシーを認めない。
居場所をなくしたリュシーは、屋敷で辛い思いをしていた前妻の子供アシルと一緒に、公爵家の片隅で元気に生活を始める。
やがて人の上辺だけしか見なかったクロードが、優しいリュシーに心惹かれ、心安らぐ愛に気付き、息子との親子関係も取り戻していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 18:55:35
168832文字
会話率:29%
国王である父:青龍ローゼン、母:アジサイ(妖狐の一族・故人)から産まれた一人娘・エヴリンは亡き母の忘れ形見と言うことで父から大変溺愛されて育った。
しかし、それに驕ることなく素直にのびのびと母譲りの美貌に育ったエヴリン姫も既に十七歳とな
り、婿候補が必要なお年頃。
一般の人間と違うため、寿命も長いし一定の時期で成長は止まる。それが大体女性は二十五歳、男性は三十歳。
だが若いままでいられるのも良いことばかりではなく、体の成長が止まるため女性は子供を産めない。極端に体の老化が遅くなるため、お腹の子供も成長しないため授からなくなるのだ。そのため十八歳までには相手を決めて結婚・出産というのが通常の流れではあるが、何しろ溺愛で名高いローゼンである。ちょっとでも気に入らないと難癖をつけてすぐに縁談を断ってしまう。
だがエヴリンには幼馴染みの吸血鬼の一族であるグレンにずっと片思いをしていた。彼が婚姻を申し込んでくれたら嬉しいのに……と思っていたが、グレンが実際に申し込みに来た際にちょっとした会話のトラブルが起きて青龍王が機嫌を損ね、グレンの縁談を突っぱねてしまった。
……これは自分の手で何とかせねばならない。
私はグレンとの結婚に向かって突き進むわ!
と諦めないグレンとエヴリンⅤS父との戦いが切って落とされるのであった──という展開のラブコメでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 17:59:34
81604文字
会話率:58%
気に入らない。
校内一人気のある喜多見理玖(きたみりく)くんには、抜け駆け禁止のファンクラブがある。あたしももちろんその一員。遠くから眺めるだけの毎日……それなのに、彼の幼馴染だというあの男は当然のようについて回って……許せない! だからあ
たしはその男に、少しばかりの嫌がらせをしてやった。のに、効果はまるでない! あの男、鋼の心でも持ってるの!?
最終手段で公園に呼び出したあの男を不良たちに襲わせようとしたら……定刻に現れなかったせいで不良がキれ、あたしがはっ倒されて物陰に引き摺り込まれた……!
お願い……誰か、助けて…………。
*少し前に書いた短めのお話です。(活動報告に記した『新作』とは違います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 22:06:18
38629文字
会話率:43%
田舎育ちの主人公は、幼なじみのエリートと婚約したために名門魔法学園に入学させられている。が、素質もなく万年ドベ。それが気に入らないエリート婚約者からチクチク嫌味を言われる毎日を送っていた。ある日ついに堪りかねて、性格終わってるこんな奴と婚約
なんてしていられるかと変化の魔法で鳥になって逃亡を謀った。のだが、うまく飛べずに落ちたところを婚約者に拾われてしまった。正体がバレたらまた嫌味を言われるに違いないと逃げ出す機会を窺っていると、婚約者が見たこともない顔で本音を語り出して……。
本音を聞いてしまったので復讐してやることにしたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 21:30:17
10183文字
会話率:41%
僕たちのクラスの担任は、山田ニーニェ先生。どう見てもちっちゃい女の子だけど、かわいいし頭がいいし髪の毛はピンクのツインテールだし、なんと校舎を踏みつぶせるぐらい大きくなれちゃうんだ。クラスのみんなはそんなニーニェ先生に夢中。けど、悪友の羽田
はそれが気に入らないみたいで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 22:16:09
11354文字
会話率:25%
異世界人が良く転生されてくる。
彼らの世界には魔法なんて存在しないはずなのに、何故か私達より使いこなして、この世界を支配している。
別に悪くはないけれど気に入らないから反抗してみよう。
そんな天の邪鬼な女の子の物語。
最終更新:2022-06-20 04:23:53
32413文字
会話率:48%
私は私自身が誰かの代弁者だとは思っていない。言いたいことを極薄のオブラートで包んだだけだ。私よりもっと賢くてもっとしっかりしたヒトであれば、もっと器用にしたためるのだろう。
私には「これが精一杯」
最終更新:2022-06-15 08:45:16
1653文字
会話率:0%
公爵家の令嬢ハルシオーネは変身魔法を使って身なりを偽り、ハルとして下町の食堂でウェイトレスをやっていた。
その食堂には何故かハルシオーネの婚約者のクラウス王子がこれまた認識改変魔法を使って別人のクラウスとして毎日のように通っていた。しか
も婚約者がいるにも関わらずハルに興味がある様子。
そんなある日、その食堂に伯爵家の息子ザンデが訪れて料理人を連れ去ろうとする。公爵家の令嬢であるハルは伯爵家の威光など気にせずにザンデの要望を拒否するが、その態度がザンデの興味をひき今度はハルを連れ去ろうとする。
ハルが正体を明かして撃退しようと決意したその時、クラウスが割って入りザンデを撃退する。
守られたことは嬉しいが、ハルとして守られたことが気に入らないハルシオーネ。
しかしクラウスがハルとハルシオーネが同一人物であることを見抜いていたことが判明し、これまでずっとハルではなくハルシオーネとしてクラウスに愛されていたと知り胸の高鳴りが止まらないのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 21:35:54
8568文字
会話率:45%
「キミとはりこんする!」それが皇太子ユリウスはの口癖だった。婚約令嬢のイリーナに対して気に入らない事があると彼はいつもそう言う。その度にイリーナが「もしかしてそれ婚約破棄ですか?」と小馬鹿にしたように揶揄う日々が続いた。毎日毎日同じような事
ばかりを繰り返すユリウスにはとある呪いが掛けられている。その事を危惧している両親はイリーナに「成人前にはなんとかしたい」と相談され続けるが、魔女の呪いを解く事などできないとイリーナは一蹴する。イリーナお付きのメイド、エリナはアリーナが成長しないユリウスを揶揄うように見ているだけだと思っていたのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 12:16:39
12819文字
会話率:54%
聖女であるリーリアは魔王討伐の帰り、仲間であった勇者と賢者に殺されかける。
理由は気に食わないとか、何もしてないやつが同列に扱われるのが気に入らない、そんなどうでもいい理由だった。
死んだことにされたリーリアはただのリーリアとして自由に、
悠々と暮らすことを誓う。
そしてその手始めに倒した魔王を蘇生させる。
その後は魔王と友達になったり、食糧難、流行病、様々なものを解決に導いていく。
そうしたらいつの間にか私は魔族たちから女神と讃えられるようになる。
一方反対に勇者と賢者はどんどんと落ちぶれていく。
名声と金と女と女に溺れ、挙げ句魔王の生還が発覚して、今まで積み上げていたものは音をたてて崩れ落ちていく。
それを挽回するため、魔王の再討伐を成そうとするが聖女のいなくなった勇者と賢者では魔王の相手にならず………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 01:22:42
108517文字
会話率:31%
目につく全ての物が気に入らない少年、タケル。
家を出たタケルはとある村で盗みを働いて過ごしていたが、ばれてしまい逃走することになる。
その途中で出会った謎の少女イナタ。タケルはどうするのか。
二人の逃走劇、そして最後をご覧あれ。
キーワード:
最終更新:2022-06-10 03:18:59
3622文字
会話率:8%
会社からのいつもの帰り道。彼女は突然異世界へ召喚された――聖女として。
【聖女召喚されたエリートOL、聖女職が気に入らないとなれば…いざ転職&叛逆!】
日本の女子高校生と共に聖女として召喚された彼女は、無神論者、かつ自由主義者だった
。故に、彼女は固く自身に誓う。絶対に、絶対に、個人主権をあっさり侵犯してきた、傲岸不遜な唯一神信仰をぶっ潰してやると。これは強制召喚されたハイスペック企業戦士の、自由と高報酬を手に入れるための崇高な聖女紀行。
;流行りの聖女ものを書きたくて書いてみました!
政治の駒なんて真平御免!ハイスペ・冷徹・美人な主人公が、転職活動して成り上がり!ちょっとしたたかで不憫な、『彼女』の王道異世界トリップ物語。是非お楽しみ下さい!
※王道(当社比)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 00:47:49
321193文字
会話率:45%