ある町の通りが夜、立ちんぼで賑わっているとテレビのニュースで知ったおれは、週末の仕事終わりにちょっと様子を見に行ってみることにした。
別に積極的に女を買いに行こうというわけではない。今、付き合っている女はいないがいたことはある。つまり彼
女などいつでも作ろうと思えば作れる。だから決して女に飢えてなどいないし、一応気持ち、財布の中身は多めにしておいたが関係ない。ただもし、そういう雰囲気になるというか目と目が合い、運命を感じたなら……と、なんだこれは……。
人、人、人。いや、オジ、オジ、オジ。おじさんばかりが道の端。左右に分かれ二列、ギチギチに並んでいるではないか。これではまるで……
「あ、そこの人」
「ん、え、おれですか?」
「うん、よかったら隣来る? ほら、一人分あいてるし」
「隣……?」
「うん、きょろきょろしてたからさ、ここ初めてでしょ?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-24 17:20:00
3195文字
会話率:64%
トゥステリア王国のフェリカ王女は会ってもいない婚約者を立て続けに亡くした結果、二回も婚約破棄を経験してしまう。その黒歴史がたたり、王女のお見合い相手はぱったり見つからなくなってしまった。
そのまま三年の月日は流れ、そろそろ妙齢、いい加減まず
い。フェリカ王女は一念発起し、自らお相手を探して釣書(見合身上書)を送りまくり、出張婚活をスタートした。その噂は世間にたちまち広がって、ついたあだ名が「釣書姫」。
お相手探しに連投連敗するなか、一発逆転を狙って大婚活パーティに参加しようと、王女一行は隣国の都にやってきた。都では、歌劇場の厄介事を引き受けなきゃだし、婚活パーティに参加しなきゃだし、会いたくはなかった騎士には会っちゃうしで大忙し。無事に厄介事は片付くのか? 婚活パーティでは成果は出るのか? そして騎士との関係は……?
クセが強い愛すべき従者たち――イケオジ、筋肉、天然っ子――を引き連れて、釣書姫は今日も出張婚活奮闘中!
※この作品は、『「百戦錬磨の釣書姫」(中略)捕らわれ侯爵邸にて出張お見合い奮闘します!』の次作品です。ですが、前作を全く読まなくとも、お楽しみいただける内容となっておりますので、どうぞ安心してお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 05:17:14
152766文字
会話率:32%
トゥステリア王国のフェリカ王女は会ってもいない婚約者を立て続けに亡くしてしまう。その黒歴史が祟(たた)り、王女のお見合い相手はぱったり見つからなくなってしまった。
そのまま三年の月日は流れ、そろそろ妙齢。いい加減やばい。
フェリカ王女
は一念発起し、自らお相手を探して釣書(見合身上書)を送りまくり、出張婚活をスタートした。
その噂は世間にたちまち広がって、ついたあだ名が「釣書姫」。
お相手探しに連投連敗するなか、奇跡的にもお見合いを快諾する侯爵が現れた。
けれどもなんだかワケアリで…。
クセが強い愛すべき従者たち―イケオジ、筋肉、天然っ子―を引き連れて、釣書姫は今日も出張婚活奮闘中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 06:32:26
71620文字
会話率:26%
魔術師ギルドの受付嬢であるミルティアは成人したにもかかわらず幼い容姿でギルドのマスコット的存在。そんな彼女の憧れの存在、ギルド長は呪いによりフクロウの姿になってしまう。その呪いを解くのは『真実の愛』だけ。……のはずが『事故ちゅー』で呪いは解
けてしまう。
イケオジモフモフ猛禽類ヒーロー×ギルド受付嬢ヒロイン
ヒーローの溺愛はヒロインの恋よりとても多い。ハッピーエンドに至る予定のジレジレラブファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 06:43:57
6132文字
会話率:39%
仕事に疲れ恋人に裏切られ、しかも住むところまで失ってしまった結羽は、一軒の喫茶店に出会う。
その店は味は保証付きだけれど、少々口にするのに勇気が必要な見たことのない食べ物。まるで異世界に迷い込んだような店内は、入手先と使い道がわからない品
であふれている。
イケオジと不思議な店員とお客様。
不思議な縁でその店で働き始めることになった結羽を待ち受けていたのは、不思議で美味しく楽しい日々で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 13:18:28
9395文字
会話率:45%
脇役令嬢ミリアは、断罪されるその日を用意周到心待ちにしていた。
けれど断罪の場に現れたのは、彼女を溺愛する騎士団長で……。
それは運命なのか、それとも運命のいたずらか。
これはスローライフしたい転生令嬢と、彼女を手に入れたい騎士団長のハッピ
ーエンドに至るゆるいラブコメ。ひげもじゃ騎士が、実はイケオジ騎士団長だったという展開が好きなすべての人に贈ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 20:23:27
4686文字
会話率:38%
そうじ機のオジイサンに、ワルクチを吸い取ってもらう話。
最終更新:2024-03-08 10:46:48
1261文字
会話率:17%
「エステル・ヘイヴァース公爵令嬢!!貴様との婚約を破棄する!!」
突然の出来事だった。
アシュフィールド国の第三王子ジュリアンの婚約者、エステル・ヘイヴァース公爵令嬢はこの日十八歳になり、それを王家が主催となって祝うための夜会。
そ
れが彼女を断罪する場となった。
いわれのない罪を着せられて捕縛され、即刻厳格な修道院へと送られることになったエステル。
彼女の深く濃い紺色の髪はこの国では珍しく、母方の祖母が遠い砂漠の滅びた国の王女だったためだ。
蛮族の姫。
闇夜色の冷徹な女。
貴族たちには陰口を叩かれ、婚約者であるジュリアンにも嫌われ続け、側近たちにも陥れられたエステルはジュリアンの一言を聞いた瞬間から覚悟を決めた。
戦う公爵令嬢のサスペンス仕立ての異世界恋愛物語。
※ 登場人物が出そろったら内容紹介を書き足します。
※ 題名は暫定です。思いつかなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 18:47:38
113618文字
会話率:30%
※番外編執筆&編集改稿のため、完結タグを外しました。物語としては完結済みです。
士族特権による士官学校学費免除が実家没落の危機によってオジャンになった。
そんなわけで、粛々と退学の準備を進めていた僕ことオルミヤジンに舞い込んできたのは、辺
境惑星への赴任を飲めば学費免除の特待生にしてくれるっていう美味しい話。
特待生になれば、実家にある士族の肩書きはなんとか守れるし、何よりも僕が退学せずに済む。
そんなわけで、僕は士官学校卒業をもって辺境の惑星、オッカイに赴任したわけだ。
オッカイにおける正規の帝国軍人は、僕と少佐の二人だけ。
惑星の住民は僅か五十人で、文明レベルは退行し絶望的な識字率……かくして僕の苦闘が始まるわけである。
赴任直後にトラブル発生、決闘で決着を付ける羽目になり、オッカイ最強の戦士って称されたり、
復興予算獲得のため辺境軍を設立したら、副司令に任命されて(肩書きだけは)成り上がったりと、そんなお話です。
でも僕は、格闘なら腕に憶えはあるけど、そんなに強くもないし、肩書きはともかく偉い人じゃないんだよね。だから最強だの成り上がりだのって言われるのは腑に落ちないんだよなぁ……
少佐は僕の事を『非凡なる凡人』とか称してくれるけど、僕は『平凡なる凡人』だよ?
第一部
辺境軍設立・聖地奪還編
辺境軍を設立し、放棄した開拓船である聖地を再び取り戻すまでの話。
第二部
辺境軍解体・対侵略者編
辺境軍解体命令が出た直後、正体不明の旧型輸送船がオッカイにやってきて……
第三部
新生辺境軍・無人空母捕獲編
オッカイのあるブライトサイド星系まで逃げてきた、かつての敵国の無人空母。
その捕獲命令を、なぜだか押しつけられ……
第四部
影の大公爵・完結編
辺境のグスクベボラに招待され、気乗りしないものの出向く事に。
グスクベボラで大公国に所属する艦艇に襲われ、その原因が僕の爺さんにあるとかで?
その結果、僕は帝国史を左右する事態に巻き込まれる。
第一回HJネット小説大賞の一次選考通過……でも二次落ち作品。
HJネット小説大賞2018の一次選考通過……やっぱり二次落ち作品。
軟派で硬派なSF小説です。
楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 15:00:00
38773文字
会話率:0%
辺境の街・プロテッラのキャバクラで働いているミレイは二十七歳だ。キャバ嬢としては決して若いとは言えない年齢でもあり、そろそろ家庭に入りたいなぁとか赤ちゃんが欲しいなぁなどと考えているのだけれど、いい男を見つけられたためしはなく、今後も出会い
に恵まれそうな予感はまるでない。言い寄られることは数あれど、それはあくまで仕事場でのことだ。金を払って女性とおしゃべりをしようとする男性にろくなのはいないに違いない。カイン・ローグだってそうだ。伯爵なる地位にあろうが、イケオジだろうが、誠実そうであろうが、男という生き物であることに変わりはない――。
※「エブリスタ」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 12:49:13
3480文字
会話率:32%
Chat OPTが紡ぐゲーム世界のオジサン革命家に異世界転移した小学生。そして、妖精教皇(9歳)に転生した合理主義者のサラリーマン。Chat OPTが紡ぐゲームのファンタジー異世界(エイトリア国)を舞台に、革命軍と教皇軍、2つの勢力がからみ
合う。盗賊の襲撃、無限タブレット、そしてランドセル…。 果たしていかなる物語が繰り広げられるのか?! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 17:47:49
17725文字
会話率:45%
20代の時の実話です
最終更新:2024-02-07 17:24:48
1098文字
会話率:0%
信心深い隠れオタクくん、イケオジに『なんでも叶えてあげるよ』と言われ、転生を決意。
転生先は、そう!男女比がおかしくなっちゃった貞操逆転世界!
オタクくん、女装に手を出す!?Vtuberになる!?
「オタクは基本承認欲求満たしたい奴ばっか
っすよ」
・・・言い方ァ!
※プロット無し!オチ考えてない!タグ追加予定有り!
その場のノリで書いてます!ガチで流れ決めてないので、たくさん案(コメント)ください!
でも、語気の強すぎるコメントには『パーンチ(o`・д・)≡〇』だけで返信します。
頭空っぽにして書くから、頭空っぽにしながら読んでください。
駄文失礼します!!完結まで、対よろ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 03:58:37
22207文字
会話率:51%
ある日突然、自分が乙女ゲームのキャラクターに転生していると気づいた。
…のはいいものの、転生したキャラクターは悪役辺境伯。しかも御年は既に40近いオジサマで!?
このままいけば死ぬしかないエンディング、それだけはなんとか回避したい!
女性
→男性のTS転生悪役辺境伯は辺境でのんびりスローライフができるのか。
(先々匂わせ程度のBL要素を含む予定です、苦手な方はご注意ください。)
拙い文章かと思いますが、楽しんで頂けたら幸いです!よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 23:40:43
1820文字
会話率:25%
バネ足の少年ミリクは、空飛び猫のモシュ、火トカゲの獣人マザラとともに精霊指定都市ナアゴヤ・ダギヤアの辺境にある〈太陽に見捨てられた町〉に暮らしていた。
〈妖術師(ソーサラー)〉が張り巡らせた黒い紗幕に覆われた町に、太陽の光は届かない。
昼夜を問わず、空は真っ暗。月の満ち欠けだけが唯一の光である常闇がミリクの生きる世界だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-19 02:50:57
158087文字
会話率:43%
五才の時に聖属性魔法が発現。
厳しい修行にも耐え、聖女として寝る間も惜しむ日々。
ある日王城に呼ばれて行ってみると、欲に目が眩んだ父と腹違いの姉による策略により、偽聖女と言われ王子の命令で捕縛されてしまう。
釈明する場も与えられず、そのまま
馬車に押し込まれ、たどり着いた先は無人島。
そこは凶暴な魔獣が住み、各国で不可侵とされている「原初の島」だった。
お役目から解放された聖女は、今日も無表情に自由を楽しむ!
*もしかしたら、逆ハーレム的な要素が出るかもしれません。そういったのはちょっと‥‥と思われる方は、ご注意ください。
*アルファポリス様にものせていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 05:00:00
73054文字
会話率:47%
30年前の日本。
バブル崩壊という時期を迎え困窮とした時代でしたが、ある地方都市に仲のいいミヨという幼い少女とトシというやはり幼い少年がいました。
二人は仲良く幼稚園に通い暮らしていましたが、小学校に上がる頃ミヨが突然トシの目の前から消えて
しまいました。
実はミヨには重大な秘密があり・・
約30年後。すっかりオジサンになったトシは都会に疲れてしまい地元のバスの運転手になっていました。
そしてそこで再会した少女はなんと・・
ちょっと切ない恋?の物語w
セルフリメイク作品ですがどうぞ楽しいひと時をお過ごしください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 17:31:27
3714文字
会話率:8%
夜はクリスマス一色。
そんな中で清掃の仕事をするオジサンの僕と後輩。
何気ない日常。
その裏では・・・。
最終更新:2023-12-31 21:05:16
1950文字
会話率:26%
少子高齢化、そのほかで衰退の一途をたどるニホン国。生活能力ゼロでメンタルも弱いわりに空威張りの男性が増加したことが一因とされ、彼らに対する再教育制度が導入された…
最終更新:2023-12-20 19:00:00
3865文字
会話率:91%
国会開催前に次々の政策発表にホットケーキおじさん、カイゲンオジサンで親しみやすさを演出したはずのガース総理だが、学術ニホン会議の任命拒否という、実は民主主義理解できてないです宣言に等しいことをやらかし大批判。世界中から反発をまねいたうえ、地
獄の書記官からの口撃が…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 22:41:19
4326文字
会話率:49%
没落寸前で娼館に売られるアメリアが出会ったのは「毒の紳士」と呼ばれる暗殺者だった。
アメリアは自身が娼館に売られることとなった原因の貴族を殺してほしいと頼むが、毒の紳士はこう言ったのだ。
「私が教えよう。とびきり美しい殺し方を」
彼はその
名の通り毒そのもの。魅入られてはいけないのに魅入られていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 21:00:00
15543文字
会話率:54%
没落寸前で娼館に売られるアメリアが出会ったのは「毒の紳士」と呼ばれる暗殺者だった。
アメリアは自身が娼館に売られることとなった原因の貴族を殺してほしいと頼むが、毒の紳士はこう言ったのだ。
「私が教えよう。とびきり美しい殺し方を」
彼はその
名の通り毒そのもの。魅入られてはいけないのに魅入られていく。
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長編化予定のものをまずは短編にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 21:00:00
8028文字
会話率:61%
これは伝説のスーツアクター伊吹丈(通称:ジョー)と都市伝説ハンター馬喰太郎の話。
オジサン主人公のファンタジーを書こうと思い、書き始めました。
しかし、オジサンを中心にして話を書いたところ、残念な物語が出来上がったような気がします。何と表
現すればいいのか分かりません。
例えば……オジサンが居酒屋で酔っぱらって話している……そんな物語です。
残酷なシーンも性的なシーンもありませんが、この物語は全体的に品がありません。下ネタも多いと思います。
そういうのが大丈夫な人だけ読んでください。
全4話を予定しています。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 17:12:05
11811文字
会話率:29%
時は西暦21XX年、今より少し先のお話。
各国の小競り合い、大戦や天災などもありつつおおよそ発展を遂げた100年ほどは先の未来。
宇宙が開拓先として明確な視野を持って人類全体の生活が進んでいる、そんな未来の話。
主人公はそんな未来において
ほそぼそと社会の一席を担う一人の男性。
凱 十字路(カチド トオジロウ)あだ名はトオジ
突如として未確認物体から襲撃されるトオジたち地球人類。
ひょんなことから出会うロボットに乗り込むことにより物語は動き出す。
途轍もない能力を秘めたロボットと共に地球圏の明日をその手に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 07:00:00
108490文字
会話率:37%
ソルリディア王国の王太子アルトバルトは、学園生活も締めとなる卒業式の壇上で愛を語り始めた。婚約者の公爵令嬢コーネリアの前で、婚約者じゃない男爵令嬢ポアラに…。私たち女子生徒は一斉に扇子を開き、左斜め45度に傾けて右中指だけ伸ばす。"
;てめえ、何言ってんだ!?"の恐ろしいほど揃った扇子ポーズだ。そんな扇子ポーズも気にせず、とうとうアルトバルトはコーネリアに婚約破棄を突きつけた。「殿下…」哀しげに眉を顰めアルトバルトを見つめるコーネリアは、扇子をきれっきれに閉じて右斜め30度に傾け右小指を立た後、ゆっくり扇子をトンと首に当てた。"クソが…(社会的に)殺す"……という婚約破棄現場を私、伯爵令嬢ミリアムはうわ〜と他人事で見てたのに、後日なぜか自分も婚約破棄を言われたお話。ちなみに、扇子ポーズで本音を伝える扇子言語は女性の優しさです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 08:42:06
118876文字
会話率:27%