【これは国境も次元も越える、ただ「人」の物語】
剣を手にしてモンスターと立ち向かい、魔法の法則が実在する世界がある。レベルも、スキルも、ステータスも、チートさえもなく、私たちの世界のように皆が一生懸命暮らしている異次元の世界。 そこに、足
原法次《あしはらほうじ》と双美沙也《ふたみさや》、そして瀬戸日奈《せとひな》は突然日本から転移されてしまった。
法次にあるのは野球で鍛えられた体と元プロ選手だった父親から受け継いだ運動神経、そして沙也と日奈を元の世界に絶対帰らせるという固い意志。頼りにできるのはお互いを信じる心と、ごく一部の善良な異世界の注民たちだけだった。
だが、この世界はどうしても優しくなかった。結局命の危機に迫ってこんな訳も分からない所で終わってしまうのかと思ったその瞬間、法次たちの前に現れたのは…
同じ髪と瞳の色の持ち主。
だが、違う言葉の使い手。
その者たちは日本ではない他所の国から転移されてきた兄と妹であった。果たして、彼らとは背中を預ける戦友になれるのか。
ファンタジー世界で出会った仲間が外国の人?だった、物語が…
今、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 05:42:25
44159文字
会話率:43%
不思議な声に導かれて異世界アルデミランに転生した少年スヴェン。
剣と魔法の世界でスヴェンは勇者を志す。
しかしスヴェンの幼馴染アレクは誰もが認める勇者の器で・・・。
捻くれながら、ささくれながら勇者を目指すスヴェン。
彼はこのアルデミラン
に何をもたらすだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 05:34:38
177871文字
会話率:51%
突如異世界に召喚された主人公。
召喚された王宮には、もう一人の召喚者がいたが、声もかける前にドラゴンの出現により
別の場所に飛ばされてしまった。
そこで見た景色はRPGゲームの世界と同じだった。
元の世界に戻る為、異世界で生き抜く方
法を学ぶ主人公。
職業が薬師なのに、信じられない魔法や剣技・錬金や召喚等何でも一人でこなせるのに、人との関わりを持ちたくて地味な薬師でごまかし且つ、超膨大な魔力をひた隠して、異世界で知り合った人達を助けながら現世界に戻る為のアイテム探しをする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 05:00:00
190003文字
会話率:47%
現実世界に不満を持つ男は「異世界に行きたい」と神に祈った。現れた神は寿命が尽きていない男を異世界に行かせるために「現世に疲れた彼」と「異世界から逃げたい少女」の精神を入れ替えてしまった。
少女と肉体を交換する形で訪れた異世界だったが、
そこは浪漫溢れる剣と魔法のファンタジー世界ではなく怨嗟渦巻く修羅の世界だった。
少女は村を襲った盗賊を殺したことでその頭に認められ、彼に師事する形で強さを磨いた。
その師すら失った後も一人で生き抜く強かさを身に着ける。やがて彼女が廃城に居を構える頃には〝惡姫〟と呼ばれるまで強くなった。
そんな彼女の噂を聞きつけた煌びやかな少女が惡姫の力を欲して勧誘に訪ねてくる。
紅華帝国第七十三皇女名乗る少女は、内乱に荒れる国を再統一すべく若くして旗揚げしたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 05:00:00
1750649文字
会話率:49%
不定期更新。千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)風の異世界ファンタジー。三人称・女主人公。ミステリ、サスペンス、剣と魔法、冒険。魔法のランプ。退魔、調伏。恋愛展開も少し。
【注意】基本的に剣と魔法の異世界ファンタジーであり、実際の千夜一夜物語
ファンタジー世界とは、世界観や文物、テクノロジー設定など大きくズレている部分があります。ご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 04:00:00
920199文字
会話率:31%
竜王都のヒラ女官アイヴィの実家・下町の錠前屋に、魔法で外見を変えられ窮地に陥った親友が転がり込んで来た。宮廷陰謀のとばっちりを受けた親友を救うため、アイヴィは秘密裏に行動を開始する。
一方、エリート文官セフィルは、王都雑多トラブル対応のため
下町娘アイヴィとバディを組まされたのが気に入らないようで、常に不機嫌そうな顔。上流社交界の方で忙しそうだし、身分の高い綺麗な恋人も居るし。分かってはいるけどモヤモヤする。親友のピンチの件も胸に収めておいた方が…
ところが、余計な事に気付いたセフィルが、単身『毒ムカデの尖塔』へ乗り込もうとするアイヴィを追って来て…!?
青春ラブコメ風。ハラハラ&ドキドキ、高速アクション。
【ゴキブリ・ムカデ苦手な方はブラウザバック推奨!壮絶な大群に襲われる描写あり】
秋月忍様主催『男女バディ祭』参加作品/文字数:3万字まで/内容:男女がバディで活躍、焦れ必須、両片思い、ハッピーエンド、恋愛エンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 12:00:00
29180文字
会話率:37%
見知らぬ場所だ。広々とした庭園の中の噴水広場らしい。目の前でウルフ耳にウルフ尾を付けた人が激怒していて、長剣を突きつけて来て「暗殺者か」と問う。何故だ。やって来た人たちも、皆ウルフ耳にウルフ尾!ここは獣人ウルフ族の国みたい。訳が分からないま
まに、拷問のための地下牢に放り込まれてしまい…ミステリとサスペンスに揉まれながらも、記憶喪失かつ傷だらけになった一人のウルフ族少女が、持ち前のガッツで謎と記憶を解き明かしつつ、新たな人生の道を見つけていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 04:00:00
689911文字
会話率:19%
剣と魔法のファンタジー世界アモルトエリス。
その世界の唯一神エリスの友人に認められた者は地球から転移させられ、皆から聖女さまと呼ばれる。
容姿が女の子に見えることを理由に男女問わずにいじめられていた|天《そら》はある日、聖女として異
世界に転移してしまう。
聖女さまは通例で聖女学園に通うものらしく……
「僕、男なんですけど……」
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 02:13:37
1638155文字
会話率:53%
聖魔法の名門クロスディア辺境伯家の長男として生まれたルークシードはその魔力量の多さから父からの期待を一身に受けて3歳の魔法を授かる魔与の儀式まで愛されて育った。
例え、同じ年の異母弟アレクシードが居ようとあまり気にしてなかった。
しかし魔与
の儀式で異母弟が聖魔法を授かり、自分はそれ以外の魔法しか授かることが出来なかったルークシードは、父にアレクシードと名前ごと立場を入れ替えられてしまう。
あまりの事に自殺しようとアンデットの中に突っ込んで行ったら、スカルナイトに助けられて武芸と魔法を教わることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 02:09:29
462496文字
会話率:47%
かつて世界を救った五人の英雄がいた。
一人は金色の髪を光らせ、閃光の如き速さでレイピアを操る剣士。
一人は類まれなる肉体で、魔神を討ちし巨剣を振るう戦士。
一人はあらゆる魔術を使いこなし、すべての理を理解せし賢者。
一人はすべての傷を癒す
魔法と、死者をも生き返らせる奇跡の力を持ちし聖女。
そして最後の一人はあらゆる魔を打ち払い悪をくじく聖なる剣を携えし勇者。
彼らは力を合わせ、魔王を打ち倒すことに成功した。
しかし、世界は暴君がはびこる世の中へと変わっただけだった。
弱者を救うべく、再び英雄たちが立ち上がる。
※こちらはオムニバス形式となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 02:00:00
25728文字
会話率:43%
神技と呼ばれる、特殊能力を持つ者と、持たざる者がいる剣と魔法の世界で、これらを使ってモンスターの討伐や、普通の生活を皆がする中で、少年たちが冒険に出て魔王を倒すまでの話
最終更新:2025-03-12 01:53:25
362249文字
会話率:55%
バルタラ山――かつて人類に甚大な被害を齎した邪龍が住み着いたとされるこの山には、ある噂があった。
山頂には龍の魔女が住んでいて、対価次第でどんな願いでも叶えてくれるらしい。飼い慣らした邪龍の、強大な力を使って。
主人公グラウスは噂に
縋り、単身でバルタラ山を訪れ、そこで一人の少女に出会う。少女は自らを龍の魔女と認め、グラウスに邪龍の力の一端を見せた。
魔女というには余りに純朴で、素直で、扱いやすそうな少女だった。グラウスは自らの願いを叶えるために、彼女を利用することにした。
魔女だろうが邪龍だろうが、使えるのならなんだっていい。
これはグラウスが私欲を叶えるための物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 01:37:05
13658文字
会話率:39%
採集専門のC級冒険者リリエリは、戦いができない冒険者だ。他人とパーティを組むこともできず、細々と採集依頼で食いつなぐ日々を送っていた。
ある時リリエリは森の中で行倒れている男ヨシュアを助け、その成り行きでパーティを組むことになる。これで憧
れの冒険者ライフが始まる、はずだった。
……ヨシュアが大いに訳アリの最強等級冒険者でさえなければ。
戦い以外はだいたいこなせるソロ活特化冒険者リリエリと、戦うこと以外だいたいできない男ヨシュア。
凸凹なコンビによる波乱万丈な冒険譚がここに始まる。
※血や暴力の表現があります。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:10:42
305370文字
会話率:36%
大魔導士キヨフレッド・フォン・ヒーゴとして生きてきた25年間の記憶を持ちながら、7歳のトシード・フォン・エチゼルトとして転生する。
トシードはエチゼルト伯爵家の三男であり、幼少期から戦闘系の「剣」のスキルを期待されて育てられてきたが、スキル
判定の儀式で「盾」のスキルを持つことが明らかになった。
そのため、トシードはグレてしまう。
しかし、伝説の大魔導士の力と知識をこっそりと使い、世界を救うのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:28:58
57647文字
会話率:25%
壮大な世界が広がっていく【異世界群像ダークファンタジー長編】
人生に絶望した氷河期世代のおっさんが、勇者召喚で異世界へ。他にも、ホスト・ギャル・大学生が同時に召喚されていた。その目的は、勇者級の強さを目指して力を付けること。当然のよう
に、勇者候補として選ばれたのはホストの男性だった。残った二人の若者を従者にして、おっさんは城から放り出されてしまう。そのときに絶望を感じ、人間から七つの大罪を持つ魔人へと変化が始まってしまった。
そして、突如現れた可愛い小悪魔のリリスがシモベとなる。どうやらおっさんは、元主人の能力を受け継いだらしい。その能力を使い、おっさんの姿と若い頃の姿を使い分ける。しかも、その小悪魔と森の中で同棲を始めてしまった。それからというもの、人間を見限ったおっさんは堕ちていく。
その後は何もなく過ごしていると、突然冒険者が訪ねてくる。それがきっかけとなり、何かにつけて邪魔されてしまう。どうにか穏便に済まそうとするが、様々なことに巻き込まれていく。可愛い小悪魔と自堕落生活をしたいだけなのに、それを許してもらえない。
それからは、まるで吸い寄せられるように、魅力的なヒロインも多数登場。他にも、王族・貴族・冒険者。大国・小国・裏組織。人間以外にも、魔族や獣人族・有翼人など。はたまた、エルフやヴァンパイアも絡んでくる。勇者候補のホストたちと同時進行で進む物語の行方は如何に。個性的でクセのある数多の登場人物たちに刮目せよ。もちろん、世界も同時に動いている。各国の思惑が交錯して、謀略・策略が渦を巻く。そのすべてに巻き込まれるのか。それとも……。
身内となったヒロインたちと、永遠のイチャイチャ自堕落生活を満喫するにはどうすれば良いのか。そんな、堕ちた魔人の物語が始まるのだった。
――――お知らせ――――
第1話から改稿中!
【ノベルアッププラスで総合とジャンル1位を獲得】
【第10回ネット小説大賞:一次選考通過作品】
【ファンギルド原作シナリオ大賞:一次選考通過作品(辞退)】
カクヨムとノベルアッププラスにて最新話まで公開中(最新話は31章446話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:06:09
663757文字
会話率:55%
だらだらとした剣と魔法の学園ファンタジー。
最終更新:2025-03-12 00:00:00
430959文字
会話率:55%
『四本の白きバラ』は、B級冒険者で剣聖の愛弟子のアメリア、同じくB級冒険者で古代エルフ魔法の使い手であるミント、C級冒険者で巧みに補助魔法と回復魔法を使用するマリーナ、そして、彼女たちと実力差があるためポーターの真似事ばかりをしている前衛希
望のE級冒険者のアッシュで構成されているギルド本部も注目のパーティーだ。
アッシュが自分たちと肩を並べて戦うという未来を信じて、アッシュを愛する彼女たちは誰に何を言われようとも彼を見放すことは決してなかった。アッシュも彼女たちを愛し、彼女たちのために強くなろうと努力していると信じて待っている。
ある日、ギルドマスターからB級冒険者のキースをパーティーの前衛として加入してみてはと勧められて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:00:00
27017文字
会話率:31%
世界に発表された超大型オンラインゲーム。
MrMMO RPG(Mixed reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)
『ハイファンタジー・オンライン(High Fan
tasy Online)』。
VR、AR、携帯端末、PCと接続機器を選ばず、クロスプラットフォームで相互にデータを取り扱うことが出来る究極の大人数参加型ロールプレイングゲーム。
数千年前、世界規模で起きた未曾有の大災害を経て、陸地の大部分が海中に没した。
物語(ゲーム)は、中央アジアにある、スカイトバーク王国“はじまりの街”からスタートする。
その日、ある一人の少女が森の中で目を覚ました――どうも、元の場所とは似て非なるもの?――と、独り言ちながらナビゲータの誘導で街へ。
どこか懐かしく、そしてちょっと違う世界。
戸惑いながら、逞しく生き抜いていく彼女(マル・コメ)の物語。
◆
彼女を転移させた力は?
ふたつの異なる世界が交差する魔力装置の存在。
世界を巻き込んでドタバタの冒険戦記。
◆
“近況報告”
ありがとうございます。祝! 総PV数40万突破でございます。
感謝してもしきれない、気持ちで心がもう一杯です。花粉症で泪に溺れているのか、喜びのせいか、いや、喜びの方で噎せ返り、咳き込み、鼻水を流して嗚咽、吐き気をおぼえながら感動しているところでございます。フォロワーさん、ありがとう!!!!
そして、ついに、ブックマークも200を越えました。
まさか、ここまでいや、これを糧に。
私は、もっと大きくなりたい。
「大きくしたのは俺たちだ」と言ってもらえるようなモノになりたいです!
◆
“作者名”変更。
Twitter アカウント名の“さんぜん円ねこ”と同期したいと思います。
もっと皆さんと繋がりたいという思いですので、今後ともごひいきお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:00:00
4036502文字
会話率:26%
3つの大陸からなる世界。
そこには魔力があり、人があり、国があった。
3体の龍と人との争いから約300年。
大国、龍の国の女王は特殊部隊『白の部隊』を組織する。
その襲撃者(ストライカー)に選ばれたのは任務の失敗により幽閉されていたある
兵士だった。
そんな剣と魔法と火薬の世界のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:00:00
908040文字
会話率:27%
実家の和菓子店を任されていた水沢和生は、ある日、不幸にも、自宅から店に出勤する途中で、高齢者ドライバーが引き起こした事故に巻き込まれてしまい、二十五歳の若さで死んでしまった!
魂となった彼は、戸惑いながらも不思議な場所へと導かれ、そこで
、謎の女性レムリアと出会う。そして、彼女から魂の転生について驚くべき話を聞かされた!
「魂はね、何度も生まれ変わるって聞いた事あるでしょ……」
そして、彼が、久しき昔、太古の時代に、地球と対の世界ガイアにおいて、エリアという名前の女性として生きていた事実が明かされた。
「僕の過去生っていう事? 僕自身の女性性?」
しかし、ガイア世界の社会は男性性の側面が優位になり過ぎてバランスを崩し、大きな戦争が起きた結果、多くの人間が死んでしまった。そして、今、そのガイアでは、過去のトラウマを引きずるように、人類は、再び同じ歴史を繰り返そうとしている!
「……もし、ガイアで大きな戦争が起きれば、地球でも同じようなことが起きるでしょう」
レムリアは、彼に、女神ガイアの最強加護”女神の祝福”の付与を条件に、異世界ガイアへの転生を促した。女神ガイアの加護 ”女神の祝福” はどんな魔法も努力次第で使用可能なチート能力だ。
「……あなたがエリアとして生きた記憶を自ら思い出すこと。それが、この転生の目的なのよ。……」
彼が、ガイア世界に転生し、エリアの記憶を思い出すことがガイア社会のバランスを取り戻すことになる。しかし、彼は、エリアとしての記憶を完全に忘れてしまっていた。それに、女神の祝福加護には一つの問題があった。女神ガイアは、古代に人類が受けたトラウマを自らの枷として背負い続けており、女神ガイアの顕現とされる女神の祝福加護を付与された者は、様々に形を変えた枷を背負うことになる。
「あなたの場合は、言わば、自由の制限ね。……」
かくして、水沢和生は、隷属の首輪を嵌めた奴隷少女、エリアに転生し、ガイアの女性達の救済と、エリアとして生きていた記憶を取りもどすため、眷属達を仲間に加えながら、女神ガイアの生まれ変わりとして、剣と魔法の異世界を無双? していく。――心のままに!
※毎週月・金更新予定
※今後、間接的な用語を用いたセルフプレジャー表現が含まれてまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:00:00
762940文字
会話率:36%
とある理由が原因で2年前に東京を離れて地方へと逃げ出した常盤 大河は、たった一人の親友の自死の報せを聞き久しぶりに東京へと戻って来ていた。
そこでかつての中学の同級生である、成美悠理と偶然の再会を果たす。
親友の死の報告の後、なぜ
か大河と別れたがらない悠理を疑問に思いながら、新宿中央公園をデートする事になる二人を、経験した事のない規模の地震が襲う。
同時になんの脈絡も無く、東京都庁の側に騎士甲冑姿の大剣を担いだ歪な巨人が現れ、都庁や高層ビル群をまるで積み木を崩すかの様に薙ぎ倒していく。
次いで地面から湧く様に出現した様々な姿の奇々怪々な異形の生物が、周囲の人間を無惨にも食い散らかしていく。
混乱しながらもなんとか新宿駅構内へと駆け込む二人のスマホに、突如鳴り響く奇妙なアラーム音。
『チュートリアルクエスト モンスターを10体討伐せよ』
『クエストレベル☆ 三日間生き残れ』
全てのアプリが消え去り、代わりに表示された見覚えのないアプリに表示される謎の文章。
右手の甲に現れた、剣の形をした刺青。
太陽を覆い隠す様に天に鎮座する、謎の黒い球体。
全てが全て理解の追いつかないまま、やがて異形の生物たちはタイミングを図っていたかのように駅構内へと侵入する。
東京はこの日を境に、絶望的な変容を遂げた。
それは魔が闊歩し、生者が追い詰められる世界。
出来の悪いロールプレイングゲームの様なシステム。
明らかに理不尽を押し付けてくる高難易度のイベント。
拡大し、縮小し、樹海化や砂漠化、果ては凍土や焦熱地獄へと成り代わる23区。
生き残った人々は最初に与えられた『剣』を戦う事で進化させ、マジックアイテムを駆使し、レベルを上げて肉体を強化し、生き残る事を強いられる。
誰一人として理解の及ばない土地と化した東京で、ただ一人。
大河だけが奇妙な既視感を抱いていた。
モンスターのその姿や習性。
特徴的で纏まりのない、出来の悪いゲームシステム。
イベントギミックや設定に垣間見える、懐かしさ。
それは、自殺した親友が長年妄想していた理想のゲーム。
『東京ナイトメア』の世界と全く一緒だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 00:00:00
495546文字
会話率:34%
旧題【ほぼ全員引き抜かれて消滅寸前のクランですが、ここから再建する道は有りますか?】
長期のソロクエストから久しぶりに帰って来たら、所属していたクランが消滅しかけていた!?
脳筋戦士ヴルフに残されていたのは、今までクランがツケていた莫大な
額の借金のみ。
二年以内の借金返済を果たさねば、奴隷として売られてしまうヴルフはクラン再建の為にひた走る。
そんなヴルフの呼びかけに応えたのは、対人恐怖症の引きこもり女賢者とアル中尻軽エルフの弓師、電波なサイコ犬娘の武闘家に、腹黒すぎる男色野心家の僧侶などなど──────。
クセもの・厄介者ばかり寄せ集めた新たなクランで、ヴルフの借金返済への戦いが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 18:22:19
41572文字
会話率:41%
「私は貴方達に警告をしに来ました──────この世界は狙われている!」
突然現れそんな物騒な事を言ったのは、自称『異世界の勇者』を名乗る金髪ロリ巨乳だった。
政府直轄の特務工作員である俺は、三年間のブランクを経て勇者の護衛と身の回りの世
話と言う任務を任された。
だがこの勇者、可愛い顔とワガママな体しといて───とんでもない爆弾娘じゃねぇか!
規格外の破壊力を持つ美少女勇者&呪術で強化された凄腕戦闘エージェント!
世界と世界を繋ぐ、無敵な二人の【近未来・オカルト・学園・ラブコメ・SF・アクション】!
魔王だろうが破壊神だろうが、かかってこい!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 19:01:07
96363文字
会話率:37%
※夜中に見ると、お腹が絶大に空く危険性がございます。お気を付けくださいませ。
俺は引き籠りの男子高校生、天城 翔(あまぎ しょう)。コンビニへと昼飯を買いに行った帰りに異世界転移してしまった。
異世界の森で不思議な化け物に追い掛けられ
る最中、空腹で倒れていた女剣士に遭遇する。
持っていた弁当を食べさせると、彼女は突然人が変わったように化物へと立ち向かう。多彩で不思議で、強力な技の数々を駆使していった。
どうやら、彼女は食物の特徴、調理法、風習、言い伝え、イメージに関係して様々な攻撃ができるようになるらしい。
気が付くと、俺は何故か元の世界に戻っていて。元の暮らしをしているうちに二回目の異世界転移。また女剣士に逢うこととなる。
彼女の世界で紹介されたのが、森で逢った天然女剣士レディアを次女とする食育勇者の三姉妹。
勝気な格闘家の長女、ソリア。
引き籠りのツンデレ魔法使い、アリメル。
三人は、この世界を支配する魔王を倒せる唯一の存在だったのだ。
魔王討伐を目指すため、俺は援護。三姉妹は化物を、食物が成せる奇跡の技で倒していく。
今話題、テイクアウトが炸裂! 時に涙あり笑いありの日帰りファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 23:20:48
54449文字
会話率:45%
魔導士――それは実力主義で高慢で、常に人を見下している人でなしが名を連ねると言われる、魔物討伐の精鋭たちのことだ。
その中で宮廷魔導士候補と名高かった男が追放された。
男の名前はロズウェル・アークトゥルス。
迷宮探索中に未知なる
魔物に襲われ、魔力量が十分の一となってしまった不運な男。と周囲にささやかれているが、本人はなにも気にせず、老後の夢だったお茶に囲まれた生活を求めて意気揚々と旅に出る。
だが真っ先にその辺にいる魔物に襲われ、弱体化した彼に成すすべはなく死を覚悟したとき、救助隊員の少女ユーリに助けられ、恋に落ちる。
彼女と出会ったことで初めて人間らしくなれたかもしれない……!
魔法とお茶にしか興味がなく、人とのかかわりから逃げ続けてきたロズウェルが、ユーリの隣に立つためだけに救助隊員に転向する。
魔力を失っても、過去の研鑽は消えない――
優男でダメ男なところもあるけれど、好きな人にふさわしい自分になるために、今日もロズウェルは頑張るのだ。
(こちらはカクヨム様でも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 23:10:00
48107文字
会話率:38%