見知らぬ場所だ。広々とした庭園の中の噴水広場らしい。目の前でウルフ耳にウルフ尾を付けた人が激怒していて、長剣を突きつけて来て「暗殺者か」と問う。何故だ。やって来た人たちも、皆ウルフ耳にウルフ尾!ここは獣人ウルフ族の国みたい。訳が分からないま
まに、拷問のための地下牢に放り込まれてしまい…ミステリとサスペンスに揉まれながらも、記憶喪失かつ傷だらけになった一人のウルフ族少女が、持ち前のガッツで謎と記憶を解き明かしつつ、新たな人生の道を見つけていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 04:00:00
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会話率:19%