獣人。
有史以来、生存圏を掛けて終わることのない殺し合いをしてきた、人間の敵。
長く続いた戦争は、突如として終戦を迎えた。
敵も味方もだれもおらず、壊滅した基地で啜る最後のコーヒーの味は。
monogatary.comからの転載です。
最終更新:2020-05-07 18:56:28
4501文字
会話率:20%
極秘開発されていたウイルスが蔓延した事により物語は始まる。
そのウイルスに感染した者は、自我を失い、凶暴化し人々を襲う様になった。政府関係者は感染した者が人間を襲い、血肉を啜る姿から『ゾンビ』と呼び、感染者の治療を諦め、駆除する事を決意
する。しかし、感染スピードに押され、それは失敗に終わる。
当時10歳だった小雪は、高校生最強と名高い坂井大和と、義理の兄である枩原光一に守られながら、狂気に満ちた世界を生きていたが、2人は小雪を海外へと逃がすための活路を開くため、大群のゾンビに挑んでから消息を絶った。
小雪は光一との別れ際に預かった一振りの小刀を手に、世界で生存している僅かな生存者と協力しながら、ゾンビを駆逐するために闘い続けるが、真の敵はゾンビではなく、ゾンビで世界を手中に収めようとしている組織だという事を知る。
日本を離れてから8年後……。
兄と慕っていた大和と光一と同じ歳まで成長した小雪は、かつて自分を助けるために命を懸けて闘ってくれた2人を救うべく、治療薬を手に日本へと帰国しようとするが、当時難病を患いながらも化物染みた強さがあった2人の兄に勝てるのか……治療薬を投与する隙などあるのか不安を抱きながらも、治療薬を手に日本へと最後の闘いに向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 23:13:12
12091文字
会話率:52%
ある世界のある時代。
悪の存在を辞めた魔王バラサークは、仲良くなった四人の勇者達との賑やかな日常を楽しんでいた。
今日ものんびり、ちゃぶ台で茶を啜る。
「ああ、幸せじゃ……ちと昼寝でもしようかのう」
しかし突然、そうも言ってられない事態が発
生し……。
怖い女帝様の御来訪。どうするどうなる魔王と勇者。
温泉一泊で大騒ぎ。しまいにゃ異世界転移の高校生までやってきて……!?
真面目に楽しく頑張る魔王と、相も変わらずな勇者達の、そこそこ愉快な物語。
前に投稿した「魔王様と無敵のちゃぶ台」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 21:58:56
83436文字
会話率:54%
「---- 私わたくし、とても---- とても寂しいのです」
盛大に音を立てて鼻を擤み、涙を流しているのは、本日の主役サリーナ伯爵夫人である。
「まあ、そんなに涙を流して。一体どうなさいましたの? 私達がいますわ、是非ともお話し下さいま
せ」
優しい言葉をかけるのは、本日のホストであるミリヤ陛下だ。
ここは円卓の茶会。
爵位に関係なく女性であれば参加出来、この場では皆同等の立場で色事のみを話し、相談し合う場所。
もちろん、ここでのお話しは秘密が原則であり、秘密を漏らせば社交界ではいない存在と見做される。
本日の主役であるサリーナ伯爵夫人を囲むのは、ミリヤ陛下の他に、常連であるセリーヌ侯爵夫人と、子爵家のお若いエリー嬢、そして私の四人。
本日も男性への戦いを表明する為、サリーナ伯爵夫人の話しを聞くべく、各々なりに姿勢を整える。
グスッと鼻を啜る音が止むと、サリーナ伯爵夫人の鈴の鳴るような声が、ようやく耳に届き始めた。
「私が結婚した時から、それは始まったのです----」
将軍である旦那様に愛されたいサリーナ伯爵は、円卓のメンバーにこう呟く。
「私を愛して----私を見て欲しいのです!」
叔女の仮面を捨ててまで泣くサリーナ伯爵夫人を助ける為、円卓メンバーは動き出す。
今回は円卓のメンバーに人気の仕返しで、将軍へと戦いを挑む。
ハッピーエンドです。
円卓のお茶会シリーズ第二弾
円卓のお茶会についての説明は第一弾を見て頂けると嬉しいです。
この話だけでも読めようになってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 17:29:22
7706文字
会話率:44%
遥か昔、前触れもなく人は魔法という手段を手にいれた。
異なる属性、異なる魔力量を持つ人々の生活は魔法という手段により最適化され、世に魔具と呼ばれる道具が広く普及することになった。
だが、一方で魔物という魔力を持つ生物も同時に出現したこ
とで、それを討伐し利益とする『ギルド』が作られた。
魔法が広く普及し、誰もが魔法を持つ時代。
だがその裏で魔物とはまた別の怪物たちが存在していた。
人に化け、隠れ、血を啜る恐ろしく狡猾な怪物たち。
生者を恨む死した人間の魂。
姿を現さず人の生き血を啜る怪物。
人を欺き、意のままに操ろうとする悪魔。
そんな怪物たちと戦う“狩人”と呼ばれる集団が存在する。
この物語は狩人の一人であり、世界で唯一魔力の一切を持っていない男、ライル・シングスの記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 18:00:00
130643文字
会話率:47%
何かがいて、何かがいなかった。
恐れる人々は、諦めだけを啜っている。
命が次々と失せるなかで、ひとつのいのちは声を上げた。
「あなたは一体何だ」
最終更新:2020-01-31 22:13:46
343文字
会話率:23%
普段着として真っ黒いジャージを着ていた、黒刀鎧<こくとうがい>。ある日、彼が昼食にカップラーメンを啜っていると、なんだか急に眩暈がしてきて……、次の瞬間、目を開けると空中にいた。
「ここはどこだ?」
そんなことを思う間もなく、自分が
落下していることに気が付く黒刀鎧<こくとうがい>。真下には銀髪の美少女がいて、必死で叫んでいる。
「アンタ、暗黒騎士なんだから避けなさいよッ!」
「は?」
銀髪の美少女はサーシャ=メロウ。彼女は魔国ステリオン四天王の一角だが、中でも最弱と云われる召喚師<エヴォーカー>。
現在は迅雷の勇者ザーリッシュが率いる軍勢と交戦中で、敗北も時間の問題という状況だ。そんな中、彼女は起死回生の一手として暗黒騎士の黒刀鎧<こくとうがい>を、従属者<サーヴァント>として召喚する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 14:17:33
160491文字
会話率:47%
5Gとなり格段に進歩したスマホゲーム。
そんな時代に圧倒的な人気を博したゲーム内で、俺はアイドルになる。
しかし、次期、大型アップデートで、”フェイス・キャプチャー”が実装されると、ネカマがバレるため、俺の華やかなゲーム人生は終わりを告
げようとしていた。
悩んだ挙句、引退宣言する。そしてゲーム内で得た貢物を売り飛ばし、約8億円を稼ぎ出す。
最後の日、ギルドが主催した俺の引退セレモニーで、ネカマだと告白する。
ゲームを引退して悠々自適な生活を送る俺が、ランニング中にリアルで復讐されるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 01:23:00
22664文字
会話率:20%
豪商、大地主がお大尽なんて呼ばれて、そこの石畳を闊歩してた残り香が未だまだ漂って、午ひる下りになれば、お天道さんが傾くのとは逆に通りばかりか路地まで花街の色香が、ジトッと湧いて時分の話さ。初めて耳にしたときは、どこぞアタマの温あったかくな
った女の拵えばなしだとみんな思ったね。
家路へと歩き出すと、気配だけが二間と離れずに付いてくる。虫食いの明かりばかりの闇夜の道で、振り返らなくてもおとこの履き古して抜けた白いズボンから形の良いお尻が小気味よく左右に揺れているのは、わかっている。
翌朝、すぐに、そいつが鼻腔を擽ったくすぐったんだ。「お粥たいたから、食べようか」
鍋の蓋を開けると、開けるまでじっと中に潜んでいた蜂蜜の匂いが白い湯気と一緒になって四角い部屋の天井までを一気に包み込む。既におとこが用意してくれた茶碗と汁椀それぞれが湯気で綿帽子かぶったみたいになってちゃぶ台に並んでいた。熱いだろうからと、持ちやすいほうの汁椀を渡され、箸を入れる間髪もいらぬまま汁をすするように粥は腹に落ちていく。一息でなく、ゆっくり長い時間がかかっているのに、息をつかぬ長いときが挟まっても苦しくなることはない。水の生き物が故郷の海に戻った安堵感に抱かれた静かさのまま、経っていく。こんなにも鼻腔は蜂蜜の匂いで蓋をされているのに、お椀の中には白い米粒より見当たるものはない。
「米と小鍋、勝手に使ったよ」
三口で先に啜りすすり終えたおとこを見て、よくもこんなに熱いお粥を三口で啜れるものね、と思った。なにか言わなきゃと思ったが、一番に気になることに話が及ぶのが怖くて、二番目に気になることを聞いた。
「何が入ってるの、なんでこんな特別な味がするの」
おとこはそれには答えず、女が食べ終わるまで待って鍋と二つの椀を洗い始める。
「いずれ分かるさ」水の音に紛れていたが、振り返らずにそう言った。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 09:25:24
5777文字
会話率:36%
いつのまにか泥の底を這いずり生きるゲル状生物になっていた。
コミカルな印象はなく、濁った泥の中を腐肉を食らいながら生きる粘液状の生物に。
救われない姿。
けれど、底辺を這いずることに関してはあまり抵抗がなかった。むしろこうなってしま
えばモラルも体面もないし自分以外との煩わしい関係もない。
ただ食らい、ただ生きる。他のことに腐心する必要がないことに自由を感じていた。
決して救えない生き物として生きるゲイルの物語。濁った生涯の先に、彼がいつか救われることを願って綴ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 09:05:56
115415文字
会話率:14%
ひたすら、進め。戦え。
常在戦場、粉骨砕身。血生臭い前線で、生き残れ。
弱き者も、猛き者も、泥を啜れ。血を啜れ。
覚悟を決めろ。さもなくば、屠られるのみ。
逃げ場はない。もう引き返すことはできない。
引き金を引け。呑気な
暮らしは昨日まで。
勝利を掴め。真実を知れ。生きて帰れ。
……戦場の数だけ、ストーリーがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 03:26:05
212文字
会話率:0%
人の血を啜るだけだった吸血鬼が人の肉を喰う事に興味を抱いた。そして、人を喰らえば喰らうほど進化する吸血鬼。
やがて人間は吸血鬼の討伐に乗り出すが、果たして狩る側になるのはどちらなのか。
最終更新:2019-09-21 21:48:06
84730文字
会話率:32%
現在日本には探偵と呼ばれる人間はほぼいない。その理由は、鑑定技術とAI技術の発達のためである。
主人公最上 大 (もがみ ひろと)は祖先に有名な探偵を持つ高校2年生である。現在の日本の警察の手法に疑問を持ち探偵になることを目指す。
学校で
は、探偵部を作るが依頼は依然としてこない。
今日もメンバーと仲良くコーヒーを啜っていると、突然目の前が白くなり気づくと…
基本的に主人公とナレーターの2人目線です。
ぼちぼちやっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 00:26:42
21153文字
会話率:47%
吸血鬼、ヴァンパイア。人の生き血を啜り、長い時を生きる恐ろしい呪われた種族。
人の生き血をすす……。
「うぇっ!そんなの私、絶対無理!断固拒否します!」
人間とヴァンパイアの間に生まれたハーフ少女ラルベルは、致命的な偏食家であった。
「……私、血が嫌いなんです~っ!あんなまずいもの、飲めるか~っ!」
まさかの嫌血家ヴァンパイア少女ラルベルは、仲間と暮らす集落をでて人間世界で生きていく。血が飲めなくったって人間世界にはおいしいものがい~っぱい!たくさん食べて、働くぞ!
たくさんの出会いとゴブリンとの恋?を通して、偏食ヴァンパイア少女が自分の居場所を見つけていく、おいしくてほんのちょっぴり苦い青春譚。
※R15は保険です。血の描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※アルファポリス様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 21:18:43
165943文字
会話率:23%
第二次世界大戦後、国際化の影響により外国から吸血鬼なる怪物がやって来た日本。銃火器では簡単に殺せず敗戦を繰り返し、ヨーロッパにて技術を学んだ事により対吸血鬼の軍が形成される。それから80年後、2030年。未だに吸血鬼は日本で人知れずその血
を啜っている。
そんな世界で才能だけはある、主人公の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 13:00:00
56314文字
会話率:43%
よくわからないことで、腹が立つことがある。大人になっても、変わらない。
最終更新:2019-08-07 21:34:04
428文字
会話率:0%
吸血鬼。人の生き血を啜り貪る彼らは、今もどこかで日常と闇夜に紛れている。
とあるニューヨークのオフィス。そこで今日も気だるげに欠伸をする実渕星也は、ある要請を受け日本へと向かうことになった。
強力な力と能力を持つ吸血鬼を祓うために、彼ら
は更なる吸血鬼との戦いの世界へと入っていく。
人を殺し生きる吸血鬼は、本当に存在してはいけないのだろうか?
様々な葛藤を抱きながら、彼らは今日も、吸血鬼を討つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 19:39:49
85951文字
会話率:31%
「ボクと、殺し合いしてくんない?」
その一言が、すべての引き金となった。
こちらの武器は、拳と蹴りのみ。
対する敵は、強靭な鋼筋に、無限の再生能力、刃の如き爪に、血を啜る牙。
勝ち目は、ないに等しい。しかし奇跡や都合のいいパ
ワーアップなど起こらない。
さらにそこに第参の戦力、魔法使いまで現れる。
果たして古より派生し現代まで進化を続けてきた武道は、人外のものども相手に通用するのか――?
※この作品は「エブリスタ」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 12:00:00
125988文字
会話率:48%
とある疲れた男性が1人。
彼はその日も遅くまで仕事に勤しみ、疲れ果てて帰宅した家でインスタントラーメンを啜っていた。
そんな時、突然テレビから聞こえて来た奇怪な音声に彼は耳を疑う。
『貴方は死にます』
それから音声に導かれる様に彼の
人生は大きく変化していく事になる。
音声に導かれた彼に待ち受けているものは、果たしてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 00:19:08
3283文字
会話率:44%
俺は、レベルを上げたい。
例えモンスターがこの世にいなくても、法律があらゆる殺傷を規制しても。
手にした刃は命を啜る。
レベルは経験値を…………
そして……俺は。俺は!!
最終更新:2019-06-05 17:06:16
120568文字
会話率:28%