シルビアがゆったりと前を歩く。
私は足早にシルビアを追い抜きそこで躓いたふりをしてパタッと倒れる。
そのまま振り向きシルビアを見上げ
「あああ殿下! ごめんなさい。私、殿下だとは知らなくて...本当にごめんなさい!」
「そんなことより、
君、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です」
「涙が流れているじゃないか。このハンカチを使うといい」
シルビアがポケットからハンカチを出して私に渡す。
「ねえシルビア、ここで立ち上がった方がいい?」
親友の婚約破棄のために一肌脱ぐヒロインです。
王子攻略の練習がなかなか大変ですが、たぶん、結果オーライです。
***
断罪もドアマットもざまあもありません。R15は保険です。パロディと言うかコメディです。気分転換にお楽しみください。
前の二作品でのご意見ご感想、ありがとうございました。
誤字などのご報告も助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:43:01
7382文字
会話率:55%
高校二年生の冴木伊織には小学生時代からの親友が三人いる。高校デビューに成功した由貴、ひねくれオタクの影光、外見と中身共に完璧なイケメン、蒼介。
恋愛に全く縁のない四人だったが、ある日を境に伊織を除く三人に突如モテ期が訪れ始め、由貴、影光、
蒼介を取り合うヒロイン達で修羅場状態!
この拗れた男女関係を修復すべく、伊織は親友らの為に動き出す!
親友×ハーレム×学園ラブコメです。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 00:00:00
153289文字
会話率:33%
かつて大魔術師と呼ばれた天才魔術師マギア。死に際の思いつきで転生してみたはいいものの、現代はすっかり魔術が衰退した世界。転生した身体もしょぼい魔術しか使えないことを悟りプチ絶望したものの、一つの閃きが。タネも仕掛けもない手品師になってしまえ
ば、丸儲けなのでは?と。これは流れの手品師として旅をするマギアのとある町でのとある出来事の話。R15は保険です。ふわっと読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 21:44:10
15065文字
会話率:42%
20年ほど前に亡くなった王女殿下と同じ、王家の血を引く証の”月明り”と称される金の瞳を受け継いだ”わたし”は、侯爵家の令嬢として生まれ、幼いころから今の自分とは別の人生の記憶を度々思い出していた。
そして、国王陛下からの命で二度目の人生では
16歳で敵国に和平のための使節団として訪れることになる。ただし、婚活できるならしてこいとの裏のお願い付き。
一度目の人生を無駄にしないために、前世でのしがらみや陰謀に立ち向かうことになるが、、
(そう簡単にうまくいくなら前世では死んでないわよね…。)
二度目の人生ですが、特殊能力やざまぁ的な要素はあまりないです。
R15は保険です。
悲恋要素はありますが、ハッピーエンドを目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 07:01:19
22720文字
会話率:26%
妹に婚約者を寝取られた結果、婚約破棄されたミリアは隣国の皇太子に求婚された。
しがない冒険者のナキは一年ほどつきあったパーティからクビを言い渡される。
そんな2人+猫が国境の砦で遭遇し、なんやかんやとあって国境の隠者と呼ばれるまでの話。ある
意味ざまぁ済。
R15は保険です。アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 16:44:27
587203文字
会話率:42%
どう見ても水まんじゅう(サイズは餡まん)にしか見えない世界最弱のモンスター、スライムに転生してしまったアラサー女子 横山ハル(34)。
ハルはある日、転生先の森で魔物に襲われ増水した川に落ちてしまう。そして流された先でひとりの少年に出会うの
だが、その少年は盗賊に囚われている奴隷だった。
――――これは世界最弱のスライムに転生した元アラサー女子の一生を描いた物語。……の予定。ギャグもあるよ。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
『閑話』『番外編』は主に主人公以外の人物目線の話です。本編とも繋がっておりますので、順番どおりに読んで頂ければと思います。
※ブクマ・評価・感想ありがとうございます。
※R15は保険です。
※誤字脱字報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 11:19:28
247075文字
会話率:29%
娼婦の娘として育ったソフィアは母が伯爵の後妻になることになり、同じ年の義姉が出来る。義姉は優しくソフィアはすぐに懐いた。ある時、義姉に婚約者が出来るがどうも義姉を大切にしていないようで。それどころか学園に入学するとソフィアにちょっかいを出し
てくる。こんな人と結婚したら、お義姉様は幸せなれない!!義姉を幸せにする為、婚約者と婚約破棄させるべくソフィアが動きだすが…。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 07:00:00
5767文字
会話率:37%
「まだなの!? こんな所を人に見られたら大変なのよ!」「わかってる。少しぐらい我慢してくれ」貴族令嬢であるリリアナは、王宮で開催された夜会で、中庭で髪が絡まってほどけなくなるというハプニングにみまわれる。しかも相手は犬猿の仲の、女好きで有名
な騎士レオだった。堅物令嬢×軽薄な女好きの騎士(?)。2万字程度で終わる予定。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:16:46
15161文字
会話率:45%
「君との婚約破棄を破棄させてもらおう」世界一可愛い妹の婚約破棄の現場に居合わせたレベッカは、いきなり始まった断罪劇を止めようと決意する。一方的に責められ悪女に仕立て上げられそうになっている妹を救うべく奮闘するが、事態は思わぬ方向に進んでいっ
て……。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 21:20:24
27340文字
会話率:40%
筆頭侯爵家の令嬢レティシアは、真実の愛に目覚めたと言い出した婚約者の第三王子に婚約破棄される。元々交流もなく、学園に入学してからは男爵令嬢に骨抜きになった王子に呆れていたレティシアは、嬉々として婚約解消を受け入れた。
そっちがその気なら、私
だって真実の愛を手に入れたっていい筈!そう心に決めたレティシアは、これまでの他人に作られた自分を脱ぎ捨てて、以前から心に秘めていた初恋の相手に求婚する。
実は可憐で庇護欲をそそる外見だった王子の元婚約者が、初恋の人に求婚して好きになってもらおうと奮闘する話。
R15は保険です。ご都合主義なので設定は緩いです。
番外編~レアンドルはBL要素を含みます。ご注意ください。
アルファポリス様で過去に連載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:00:00
337959文字
会話率:58%
「私、近いうちに婚約破棄されますわ」
親友の口から告げられた言葉に、アリーセは固まった。
言葉の主はアリーセの親友で、異母弟でもある第一王子の婚約者。この婚約は後ろ盾が弱い異母弟のために、王家が公爵家に頭を下げて取り付けたものだった。彼女
と結婚しなければ異母弟の立太子は流れる可能性が高いのに、その異母弟は別の令嬢に夢中だという。
そしてその令嬢は、いつの間にか親友の義弟やアリーセの婚約者候補すらも篭絡していた。
婚約破棄は構わない。むしろ歓迎するが、彼らの望むような展開など許せない。
アリーセは親友と親友の義弟の婚約者と共に、婚約破棄を迎え撃つ準備を始めた。
R15は保険です。
タグは追加される可能性があります。
他サイトに過去に投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 08:00:00
66261文字
会話率:64%
孤児のルネは聖女の力があると神殿に引き取られて15歳で聖女の任に付く。それから3年間、国を護る結界のために力を使ってきた。
しかし、彼女の婚約者である第二王子はプライドが無駄に高く、平民で地味なルネを蔑み、よりよい相手を得ようと国王に無断で
聖女召喚の儀を行ってしまう。
高貴で美しく強い力を持つ聖女を期待していた王子たちの前に現れたのは、確かに高貴な雰囲気と強い力を持つ美しい方だったが、その方が選んだのは王子ではなくルネで…
平民故に周囲から虐げられながらも身を削って国のために働いていた少女が、溺愛されて幸せになるお話です。
世界観は独自&色々緩くなっております。
R15は保険です。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 12:00:00
174329文字
会話率:66%
高橋始、23歳、工場勤務、バツ無し、妻なし、甲斐性なし。
見た目も平凡で、趣味はゲーム。どちらかと言えば陰キャに属する。ゲーム内チャットではよく喋るけど、リアルでは無口。職場では挨拶を交わす程度のコミュ力しかもちあわせてはいなかった。
そん
な高橋が工場内で起きた事故に巻き込まれ異世界へと飛ばされた。だが、異世界あるあるの神様からの『ごめん。間違いだったの』もなければ『便利なスキルをたくさんつけてあげよう』もない。それどころか、ここはどこ?俺は何をすればいいの?状態にされてしまった。
困り果てた高橋の前に現れたのはモニターで、そこには高橋への指示が書かれていたのであった。
こうして高橋は、自作した石人形と共にダンジョン制作に励むのであった。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 22:00:00
170802文字
会話率:56%
西の大陸(アウローラ)の中部域から西部域にかけて広大な領土を持ち、
海の神と花の女神の加護を持つラゲストゥーエ帝国。
第一皇子ヴィリバルト・フリードリヒは幼いながらも大国に生まれた責務と重圧を感じつつも、いつものように第一皇子付宮務
官兼教育係のビスマルク男爵を撒き、庭園を散策していた。
お披露目の準備で庭園の手入れを行う園丁と幼い女の子の二人と出会う。
フリードリヒは兄と間違われたままある花を見たくてローミィの手を取り、神殿に向かう。フリードリヒは意図せず、自分の将来を左右しかねない“皇子妃選定の儀式“にローミィを関わらせてしまい、神殿に留めることになった。その年に開催されていたお披露目の舞踏会を空いていた観覧の間から二人で覗く――。
舞踏会も酣のころ、二人の迎えが来る。ローミィの父親が睡魔の友となりかけていた娘を抱えて、立ち去った。フリードリヒも探していた数人の護衛官に見つかり、こってりと絞られた。
第一皇子フリードリヒと園丁の娘であるローミィ、二人の身分差は天と地ほど遠いもので、今後は交わることはないはずだった。
数年後、ラゲストゥーエ帝国の五大公爵家として名を連ねるローゼンシュタイン公爵家にローゼマリー・アーデルハイト、が生まれる。アーディという愛称を持つ可愛らしい娘。
第一皇子のフリードリヒはローゼンシュタイン公爵の生まれたばかりの孫娘にとある儀式で使われた白い花を誕生祝いとして公爵に贈る。
数百年前に交わされ、反故となった誓約がもたらす災い。歪められた運命は歯車を止めた。
異なる身分を持つ三人が結婚を司る女神に導かれ、出会う。
運命の歯車がゆっくりと動き出し、回り始めた――――。
*R15は保険です。
**この作品は別名義で読書メーターのコミュニティにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 00:23:26
284603文字
会話率:54%
政略結婚前提の婚約で、15才の俺、13才の彼女。 それから俺は、ちょーがんばった。 月一お手紙、お茶会、年に2回のお出かけに誕生日プレゼント。 ちょっとでも好かれるようにって、がんばった。 だけど反応は「無」。 暴言も無礼もないけど、ただた
だ義務でがんばって礼儀正しくしてます的な、ツンもデレもない「無」。 多感な少女時代、他に好きな人がいる? 政略結婚に反発? あるあるーとか思って、まぁ、その内、大人になるでしょ、って付き合ってた2年前の俺、残念! あれから少しも、進展なし。 もう知るか、俺は仲良くなろうと努力したぞ。 これもう、あきらめていいよな? 姉ちゃん、へるぷみー。 (口上)ざぁ、さぁ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい! 異世界(恋愛)に男主人公の殴り込みだよ! お色気ねーちゃん、清楚お姉さま、可愛い年下の婚約者、大トリは究極綺麗系美人ときた! あ、ハーレムじゃないよ? 婚約解消あり、元サヤなしの、異世界恋愛譚、どうぞ特等席でご覧くださいな! ざまあ少々ありの為、R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 20:00:00
66857文字
会話率:15%
私の名前はシビル・モンターレ。没落寸前の伯爵令嬢だ。
かつて、私には同じ歳の婚約者が居たが父が他人の借金の保証人となり、あっさり逃げられた。その借金を丸々被る事になった我が家は、没落寸前まで落ちぶれた。
私の結婚の持参金も用意出来なくなり、
これまたあっさりと婚約は解消された。
どうせ結婚出来ない私は働いて実家を助けようと思い、王宮の侍女として働きはじたのだが……
そんな私が隣国へ嫁ぐ、ミシェル王女の専属侍女となってついていく事になりました。
あちらの国では、全く歓迎されていないこの結婚。しかもこの王女、めちゃくちゃワガママ。
私一人でこのワガママに付き合わなくちゃいけないの?
え?給料二倍?なら引き受けます!
お金が必要な傷物貧乏伯爵令嬢が獣人の国にお金に目が繰らんで付いて行ったら、何故か溺愛されちゃいました。お金…払ってもらえます?
※ 私の頭の中にある異世界のお話です。史実等に則った物ではありません。
※ 相変わらずのふんわり設定です。温かい目でご覧ください。
※ R15は保険です。性的な描写はありませんが、そういう表現がある場合がございます。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 18:27:28
153874文字
会話率:32%
リリスティア・グレイシャス。金鉱山を抱えるグレイシャス伯爵家の長女である彼女は、順風満帆で、退屈な人生を送っていた。
悪役令嬢という「完璧な女性」の在り方にあこがれた彼女は、初等学院で我が物顔でふるまっていた。
そんな彼女の日常は、あ
っけなく崩れ去った。
経済大国としてのし上がった隣国が国名を刻んだ「ヒルベルム硬貨」、それを父であるグレイシャス伯爵が偽造しようと計画したために。
寝耳に水な状況の中、リリスティアは家を失い、地位を失い、金を失う。
すべてを失って初めて、リリスティア・グレイシャスという人間の本性があらわになる。
彼女は悪か、善か。
そして孤立無援な状況にある彼女に、それでも救いの手は伸ばされるのか。
残酷な描写、R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 22:17:50
808266文字
会話率:30%
とある組織に属するスパイ・レインは、自分こそが組織で一番の実力者だと思っていた。
だが、それはレインの勘違い。
お前にしかできないことだ――告げられる言葉に舞い上がるレインだが、その実、言葉が意味するところは、レインの能力ではなく、生まれ
もった才能を当てにしてのこと。
レインの、背格好や容姿の幼さを。
これは都合よくつかわれる外見少年、頭脳も少年クラスの見栄っ張りスパイが、とある中学校受験に挑む話。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 22:00:57
3235文字
会話率:53%
ルームシェアをしているとある2人の女の子の日常物語。
基本ギャグです。たまにシリアスパートが入ります。
連作短編集です。100話完結予定です。
R15は保険です。
最終更新:2024-01-28 21:00:00
2946文字
会話率:24%
ある日、仕事帰りの主人公が駅で爆弾入りのバックを拾ってしまう。爆弾の被害を最小にするために行動を起こすが、最後に上手くいかず、爆弾に吹っ飛ばされて瀕死の状態に。
その後、主人公を助けたのが高校時代に失恋した相手と知り、過去を思い出していき
ます。
死を感じたことで感謝する家族、友達、思い出した片思いの相手。
過去に感じた事、今までの自分、これからの事を主人公が見つめ直す話しとなります。
ほのぼのと話は進みますが、若干いじめに関する内容や、爆弾での出血のシーンがあります。(R15は保険です。がっつりはありません。)苦手な方はご容赦下さい。
完結まで11話。番外編が3話の全14話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 11:56:37
118107文字
会話率:29%
イレイザはとある国の公爵令嬢で王太子の婚約者だが最近の関係の変化で悩んでいた。このままでは関係が破綻されてしまう。そんな中彼女に留学の話がやって来る。現状の打破の為にイレイザはその話を受け入れる。これが彼女の人生を大きく変える事になる。
※
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 20:22:12
15679文字
会話率:48%
婚約破棄なんてするもんじゃない、エマ・ルーキンはつくづくそう思う。王太子が起こした婚約破棄のとばっちりをくらい実家は没落してしまった。夢も希望もない、あるのは日々働くだけの過酷な現実、それでも彼女は幸せを求め今日も働く。
※残酷な表現、R1
5は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 14:39:40
7313文字
会話率:39%
リディア・コルディスは元公爵令嬢で王太子の婚約者だったが婚約破棄をされ家も追い出され現在は平民として辺境の小さな村で暮らしている。他人から見れば転落人生だがリディアは違っていた。元々貴族社会に違和感を感じていた彼女は自ら婚約破棄を受け入れ『
悪役令嬢』の汚名を受け入れた。全てを捨てて庶民リディアとしてのんびり暮らしていたが1年後……、これは元公爵令嬢のリディアが自らの幸せの為に頑張る物語である。
※R15は保険です。
※『元勇者は静かに暮らしたい』とは別物です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 00:28:31
2796文字
会話率:17%
子供の頃からの闘病生活を終えて息を引き取った主人公は、神との約定によって異世界に転生する事になった。転生特典としてもぎ取った数々のスキルと現代知識、ついでに若返った身体だけを頼りに、誰もいない廃村で引き籠もりの農業生活――註.本人の希望――
を始める主人公。ところが、彼が思い描いていたスローライフというのは、いざ始めるとなると中々難しいようで……。
空想と現実の食い違いに右往左往……するだけならまだしも、その食い違いを斜め上の方向から解決する主人公。そして、自分が何をやらかしているのか全く自覚の無い主人公に振り回される知人たち。そんな彼らのありふれていない日常生活を描いたお話。
基本的に、引き籠もり生産パートとお騒がせ交流パートが交互にくるような構成になっています。
・第一部 何でもDIY 篇
・第二部 はじめてのお出かけ 篇
・第三部 ユーリ村文明開化 篇 ← 今ココ
少し短めの話が多いです。残酷描写とR15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 20:00:00
566073文字
会話率:44%
本作は、作者の別作品「スキルリッチ・ワールド・オンライン」のゲーム世界を舞台にしたサイドストーリーで、蒐(しゅう)一(いち)――「スキルリッチ・ワールド・オンライン」の主人公――がSROに参加する少し前から話が始まります。この頃までは、SR
Oにおける容貌の設定はかなり自由度が高くなっていました。そのため、本作のように奔放なキャラメイクをする者もいたのです。彼らがあれこれと混乱を引き起こした結果、キャラメイクが大幅に――と言うか常識的な範囲に――制限されてしまう事になったのでした。
これは、SRO黎明期に色々とやらかしたプレイヤーたちのエピソード集です。
R15は保険です。PKやPKKのシーンが予想されるので。
何かネタを思い付いた時に、暇をみて筆を執る事になります。なので、更新は掛け値無しに不定期です。更新した場合は、作者の活動報告でお知らせします。
作者の別作品「従魔のためのダンジョン、コアのためのダンジョン」も、よろしければご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 20:45:44
18760文字
会話率:44%
男シンデレラ×王女様!
農業と交易で栄える王国・レヴオルロージュ。サンドール子爵の子リオンは、母亡き後に現れた継母とその娘達に使用人同然の扱いを受け、扱き使われて暮らしている。そして、家事や雑事に追われて灰や埃にまみれたリオンのことを
継母と義姉達は「灰かぶり」と呼んでからかっていた。
ある日、王宮で舞踏会が開かれるという知らせが届いた。魔法使いが用意してくれた衣装とガラスの靴を身に纏い王宮へ向かったリオンは、王女と共に踊って楽しい時間を過ごす。12時になれば魔法が解けてしまうと言われていたため鐘の音に慌てて帰宅しようとするが、その際にガラスの靴を落としてしまうのだった。
やがて、舞踏会からしばらく経った頃。リオンはガラスの靴を探しているうちに数多のガラスを収集するようになり、「硝子庭園」の主になっていた――。
落としてしまったガラスの靴を探す灰かぶりの令息と、拾ったガラスの靴の持ち主を探す王女の物語。
※R15は保険です。過激な描写はほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 00:00:00
142725文字
会話率:57%
夜の光が揺れる中、大勢の中から選ばれた彼女はある男の元へ引き取られる。彼を喜ばせ、彼に養われ、彼女にとっての幸せな暮らしが続いていた。しかし、彼女を引き取った者達はみな同じようなことになってしまうという。だから好きになってはだめ。そう言い
聞かせていたのに、募る思いは止められない。
彼女を待つのは悲しみか喜びか。
※騙されながら読んでください。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 09:00:00
2366文字
会話率:0%
フローリアは貧乏男爵家の令嬢だ。質素だが穏やかな彼女の生活は、一つの神託によって大きく変わってしまった。その神託により、フローリアの妹レナータが聖女に選ばれたからだ。引っ込み思案で気弱なレナータは、聖女に選ばれたことにより態度が豹変し、な
ぜかフローリアを目の敵にし始めたのだ。聖女として権力を得たレナータによる数々の嫌がらせが、フローリアの平穏を脅かす。
それを見かねた兄の手により、フローリアはとある貴族の屋敷に送られ、そこで召使として働くことになった。その屋敷までは、レナータの魔の手が届かないからだ。しかしそこでフローリアが出会ったのは、この上なく美しい公爵だった。女性たちを魅了する恐るべき美貌を持つ彼を前にして平静を保ち続けるフローリアに、彼は興味を示す。この出会いを機に、フローリアの日常はさらに劇的に、鮮やかに変わっていく。
※()のついている話は別視点です。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 12:07:20
123353文字
会話率:40%
「世界を救うために、イケメン二人のどちらかと恋仲になれ!?」
ここはどこかの異世界。ごく普通の女子高生だった私、アイラは銃を片手に機械のような敵と戦い、イケメンで頼れる二人の相棒と共に毎日ハードにかっこよく生き延びている……筈だった。
ところがある日、ひょんなことから「世界を救う兵器(未完成)」とやらを託されてしまったのだ。しかもこの兵器、私が特定の相手に恋をすることで完成するという謎仕様になっているらしい。
そんなことを言われても、恋愛初心者の私にはハードルが高すぎる。そう頭を抱えていると、他にも兵器(未完成)を手に入れた人がいるらしいとの知らせが入ってきた。よし、ならばその人に全部押しつけてしまおう。世界を救うとか、私には無理だ。
喜び勇んでその人に会いに行ったところ、なんとそいつは元の世界の知り合いだった。そして再会を喜んでいる暇もなく、気がつくと周囲には見事な三角関係ができていて……あ、ちょっと私を巻き込むんじゃない。
恋愛のごたごたに巻き込まれるのも、世界を救って注目されるのもまっぴらごめんな私は、無事平穏(?)な日常を取り戻せるのだろうか。*R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 07:18:08
152100文字
会話率:37%
「魔王様、勇者が魔界に向かってきています!」
毎日変わりなく平和な魔界に、急を知らせる報が届いた。そして勇者の侵攻を阻止すべく、美しき魔王リュリは決断する。
「わたくしが魔界と人間界を繋ぐ門を封鎖します。そうすれば、勇者は魔界には入
ってこられませんから」
魔王は配下の魔族と共に、住み慣れた魔王城を離れ旅に出る。全ては順調のように思えたが、突然のアクシデントにより勇者が魔界にたどり着いてしまった。
そうして魔王リュリは勇者と顔を合わせることになってしまう。しかしこの勇者、何故か初対面から彼女にひどく親しげで……。そして彼女も、それをどこか憎からず思ってしまっていた。
自分が勇者に抱く想いの正体に気づかないまま、リュリは彼と行動を共にするのだが、刻一刻と変わりゆく情勢は二人を容赦なく追いかけてくる。果たして、二人の道の行きつく先は。※R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 12:20:40
164418文字
会話率:48%